一日のはじまりは『文喫』で過ごす。フリーランスにぴったりなモーニングプランがはじまります。

自分のペースで働けるのはフリーランスの利点のひとつ。一方で、自由であるがゆえに、スケジュールは自分で管理しなくてはなりません。

とくに「朝の時間を有意義に過ごしたい」と思いながら、何も予定がないと、ついつい仕事を始める時間が遅くなってしまう……という方もいるのではないでしょうか。

今回は、そんな朝の弱いフリーランスを応援するモーニングプランが『文喫 六本木』(以下『文喫』)で始まるとのことで、早速行ってみました。プランの詳細も本記事でご紹介します。

※この記事は株式会社ひらくによる寄稿です

ひらいめぐみ
ひらいめぐみ

フリーランスで主に食に関するライティング・取材を行っています。初エッセイ『おいしいが聞こえる』を2022年8月に刊行。好きな食べものはめかぶとおでんです。

『文喫』とは

『文喫』は2018年12月、六本木にオープンした「入場料のある本屋」です。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約3万冊の書籍を販売し、一人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室を併設しています。

エントランスの1Fでは約90種類の雑誌を販売しており、こちらは誰でも自由に入れる無料スペースになっています。

場所は東京メトロ・日比谷線、都営大江戸線の六本木駅からほど近く、3番出口を出て左方向へまっすぐ歩くと、徒歩1分で辿り着きます。

六本木駅

A1出口から出ても、同じく徒歩1分の距離。地上に出たら右方向にまっすぐ進むと、右手に『文喫』の看板が見えます。ちなみに東京メトロ・千代田線の乃木坂駅から向かうと徒歩10分ほど。複数の路線が使えるので、比較的次の移動もしやすい立地です。

六本木駅

1Fのエントランスには、常時約90種類の雑誌がずらりと並び、定期的に展示企画も開催されています。

文喫

取材時(2022年8月11日)は「六本木いちご畑」が開催されていました。

文喫

文喫の展示

▲展示が入れ替わると、お店の雰囲気もがらっと変わります

階段の上からは有料のスペースになっています。利用するためには、まずエントランスで入場料を支払います。

文喫

すると、入場の証として、スタッフの方がバッジを渡してくれます。このバッジの裏にWi-FiのIDとパスワードが記載されており、自由に使用することができます。

文喫のバッジ(モーニングプラン)

▲通常のバッジはピンク色ですが、モーニングプラン利用の場合は黄色のバッジを渡されます

有料エリアを利用すると、約3万冊の本がすべて読み放題。雑誌の最新号をゆったり読めるのはうれしいですね。

文喫

文喫は「本と出会うための本屋」をコンセプトにしているため、店内をよく見渡してみると、すべての本が一冊ずつ。そのせいか、気になる本と目が合う瞬間が多く、ぐるっと一周回ろうとするだけでもあっというまに時間が過ぎてしまいます……!

文喫

本をサイズで分けず、文庫・新書・単行本・大判のものがひとつの棚に並んでいるのも特徴的ですね。仕事で調べものをしたいときにも、思わぬ出会いがありそう!

文喫

その日の用途で使い分けられる、複数のエリア

文喫には、閲覧室、研究室、喫茶室の3つのエリアがあります。

文喫のエリア図

閲覧室エリア

集中してデスクワークをしたいときにぴったりなのが、閲覧室エリア。座り心地のよいデスクチェアに、一席ずつライトのついているデスクが並ぶスペースで、長時間作業していても快適に過ごせます。

文喫

もちろん電源も完備。さらに、万が一充電器を忘れてしまっても、一部の機種に対応したスマートフォンやPC用の充電器の貸し出しも行っています。ここまでワークスペースとして手厚いサービスがあるのは、とってもありがたいですね。

文喫

▲座席の後ろにはデザインや建築の本がずらりと並んでいます

研究室エリア

閲覧室の奥にある研究室は個室になっており、会議や打ち合わせに最適な空間。このスペースも、予約などが入っていなければ誰でも利用できます。

文喫

「わざわざレンタルオフィスを借りるほどではないけれど、ときどき複数人で仕事をしたい」というとき、カフェだと席が空いてなかったり、利用時間が気になったりしてしまいますよね……。ここでならお店の場所を変えずに、気兼ねなく作業も打ち合わせもできます。

文喫

▲最大8名まで利用可能です

喫茶室

一番広いスペースにある喫茶室は、カウンター席やソファ席、小上がりなど、その日の気分に合わせて席を選べます。

飲食は全席OKですが、閲覧室や研究室では静かに過ごされている方が比較的多いので、喫茶室の方が周りの目を気にせずごはんが食べやすそう。

文喫

一見するとここで作業できるかな……?と思うかもしれませんが、ご安心ください。このエリアの席にも基本的には電源がついています。

文喫

▲カウンターには一席ずつコンセントの差し口がありました

文喫

▲地面の金色の蓋を開けると、ここにも電源が。ただしMacの大きい充電器は差しづらいので注意

荷物が多い場合は、喫茶室にあるロッカーに預けることもできますよ。

文喫のロッカー

集中力が切れたり、気分転換をしたくなったら、気軽に席を移動できるのがうれしいところ。 オフィスやカフェだと同じ席で過ごすことがほとんどだと思うので、ちょっとひとやすみしたいときに本棚をうろうろしたり、滞在するスペースを変えたりすることができるのは、文喫ならではの魅力です。

文喫

▲ちょっと疲れたら、小上がりで足を伸ばしてリラックス

文喫は朝の作業をするのにうってつけの場所

どの時間に利用するのもおすすめですが、狙い目なのは平日の朝! 土日だとお昼ごろには席がいっぱいになり、入場規制がかかることもあるのですが、平日の朝であれば選べる席の選択肢が多く、ゆったり過ごせます。

さらに文喫ではコーヒーと煎茶がおかわり自由。 朝カフェインを摂れば頭もしゃきっとしやすく、仕事が捗ること間違いなし!

文喫のコーヒー

▲コーヒーと煎茶はホットとアイスから選べます

この日は午後から地方での取材があったのですが、「ちょっとこの分野のことを軽く調べておきたいな」と思ったときに、ぱっと書籍を探せるのがとても便利でした。ライブラリーとしての機能も備えていながら、カフェやワークスペースとしても活用できる場所は、ありそうでないんですよね。

また、コワーキングスペースのように月額料金制ではないので、利用したい日にその都度入場料を支払う気軽さもいいんです。

文喫

さらにさらに、追加料金を支払えば朝食も食べられます! 何も口にせずに家を出てしまっても大丈夫。本格的なフードメニューは11:30からの提供でしたが、厚切りトースト(580円)や焼きたてワッフルとバニラアイス(580円)などの軽食メニューなら朝から楽しめるそう。

実際にクロックムッシュを食べてみましたが、濃厚なクリームソースを香ばしくとろけるチーズが包み込んでいて、まったりクリーミーな味わい! ときどき塩気のきいたベーコンの旨みがじゅわっと主張してきます。しっかりボリュームがあるので、朝ごはんにぴったりでした。

クロックムッシュ

▲クロックムッシュ(748円)

モーニングプラン詳細

新しくはじまったモーニングプラン「morning Stroll」は、1,100円(税込)で最長3時間まで利用ができます。その後も利用したい場合は+500円で通常プランへ変更することも可能。

ただしモーニングプランの場合、長時間の外出ができないのでご注意ください。

店名 文喫
住所 〒106-0032 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
アクセス 地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅 3・1A出口より徒歩1分
利用料金 1,100円(税込)
利用時間 9:00〜12:00(最長3時間)
※12:00以降も利用を継続したい場合は、追加で500円支払うと一日利用が可能
再入場 不可(15分までの外出は可)
wifi
電源設備
その他 モーニングプランは平日のみ利用可

「コワーキングスペースを借りるほどじゃないけれど、家以外で働く場所を見つけたい」「本を参照しながら仕事がしたい」「朝行く場所を決めて、一日を有意義に過ごしたい」という方にはぴったりな空間。朝から仕事をしっかりやりたい日に、ぜひ文喫のモーニングプランを活用してみてください!

(執筆:ひらいめぐみ 編集:少年B 提供元:株式会社ひらく)

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