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コワーキングスペースって何? 運営者にわかりやすく教えてもらった【新宿アントレサロン体験レポ】

新宿アントレサロン コワーキングスペース
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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の少年Bです!

先日、編集部でおすすめの仕事場所について話していたところ、みんな意外とカフェやコワーキングスペースを利用しているということが判明したのです。

はて、コワーキングスペースとは……? 怪訝な表情をしていると、編集長が話を振ってきました。

編集長:
Bさんはコワーキングスペースを使わないんですか?

少年B:
えーっ、オンラインでも働ける時代なのに、なんでわざわざコワーキングスペースで働かなきゃいけないんですか? 寝起き5分で仕事できる環境なので、家から出たくないんですよ。

編集長:
そういえば前の会議でも、ひとりだけ寝癖全開で参加してましたね……! でも、使わず嫌いじゃもったいないですよ。実際にコワーキングスペースを体験してみませんか?

少年B:
うーん。でもお金がかかりますよね。家でやればタダなのに、お金を使ってまで外に出たくないですよ。

編集長:
なお、今回はPR記事なので、利用料は一切かかりません。

少年B:
やらせていただきます!!!

ということで、今回のPR先『新宿アントレサロン』にやってきました。

来てみたはいいものの、コワーキングスペースがいったいどんなところで、何をしたらいいのか、逆に何をしたらダメなのかがさっぱりわかりません。ほら、お店のルールとか、暗黙の了解ってあるじゃないですか。たとえばおしゃべりをしていたら店主に睨まれるかもしれませんし、一見さんはマシマシ厳禁かもしれません。

そこでまずは、新宿アントレサロンの運営元である銀座セカンドライフ株式会社の元田さんにお話をうかがいました。

元田久美子
元田久美子

銀座セカンドライフ株式会社では『アントレサロン』の受付をメインに、異業種交流会やセミナー開催、設立サポートなど様々な業務に携わっています。毎日違うアントレサロンの受付にいますので、何かあればお気軽に声をかけていただけたら嬉しいです。

聞き手:少年B
聞き手:少年B

仕事は家派、引きこもり気味のフリーライター。Workship MAGAZINE編集部の仕事をする際は始業5分前に起きるのだが、本人は「5分前行動」だと言い張っている。

※本記事は銀座セカンドライフ株式会社の提供でお送りします

コワーキングスペースとは? 何をする場所なの?

少年B:
はじめまして。コワーキングスペースっていったいどんなところなんですか? 「小ワーキングスペース」ってぐらいだから、小さい作業場ってことなのかなと思ったんですが。

元田:
うーん、ちょっと違います。小さいスペースではなく「共有の事務所スペース(co-working space)」ですね。

起業家やフリーランス、作業場所のほしい方が、専用の事務所ではなく共有型のオープンスペースにて働くスタイルを「コワーキング」と呼びます。

少年B:
共有の事務所というと、「シェアオフィス」や「レンタルオフィス」と同じってことですか?

元田:
そうですね、厳密な区分はされていないと思うんですが、コワーキングスペースはフリーデスク、シェアオフィスやレンタルオフィスは専用の個室をイメージされる方が多いのかなと思います。

うちは両方あるので、「コワーキングスペース」「レンタルオフィス」の両方を名乗っていますね。

少年B:
室内のつくりでイメージが変わるんだ。知らなかった……!

元田:
はい。一般的なコワーキングスペースは席移動も自由ですし、契約者様は営業時間中なら無制限で使えるので、気軽に遊びに来ていただければと思います。

少年B:
でも、いきなり契約しちゃうのって怖いじゃないですか。契約前にお試しでちょっと使ってみたいんですが……。

元田:
コワーキングスペースによっては設定がない場合もありますが、アントレサロン各店舗では一時利用のドロップインというサービスがあります。まずは使ってみて、雰囲気を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

少年B:
今回わたしが利用するのもドロップインってことですね。お試し大事……!

アントレサロンのドロップイン

▲アントレサロンでは、ドロップインが1時間440円(税込)、1日1,100円(税込)で利用できるらしい。お試ししてみるのがいいかも

コワーキングスペースでできることは? どんな使い道がある?

少年B:
「気軽に来てもいいよ」ってことはわかったんですが、コワーキングスペースはどのような使い道があるんですか? Nintendo Switchをしてもいいですか?

元田:
本当に遊びに来ないでください(笑)。コワーキングスペースは仕事場や作業スペース、あとは打ち合わせのスペースとして使っていただける場所になっています。

アントレサロンの場合だと、会議室の貸し出しも行なっているので、会議やセミナーの場としても需要がありますね。

新宿アントレサロンの会議室

▲新宿アントレサロンには会議室もあるので、小規模なセミナーの会場としても利用できる

少年B:
予備校の自習室と、喫茶店が合わさったような感じなんですかね。以前、喫茶店でクライアントと打ち合わせをしたことがあったんですが、1軒目が満席で慌てました。幸い2軒目で入れたんですが、もし大事な商談で2軒、3軒と満席だったら……。想像するだけで胃が痛くなりそうです。

元田:
それは大変でしたね……。そういったトラブルをなくすという意味でも、コワーキングスペースはいいと思いますよ。

少年B:
でも、コワーキングスペースが満席で入れない、なんてことはないんですか?

元田:
拠点や日程によっても混み具合は変わってきます。アントレサロンの場合は比較的ゆっくり過ごせるように席数を多めに設定しているので、埋まり具合は平均3〜4割といったところですね。座れないことはまずないと思います。

最近だと勉強目的で使うケースもあって、お仕事帰りに資格取得の勉強のために使われる方もいらっしゃいます。

少年B:
なるほど〜! 前職が工務店勤務だったんですが、建築士の資格の勉強をするために、モスバーガーに通い詰めていたことがあったんです。もし当時、近くにコワーキングスペースがあったら常連になっていたかもしれないですね。

元田:
またそんな機会があったらぜひ(笑)。コワーキングスペースの契約をすれば、喫茶店やファストフード店で勉強するより、快適かつ経済的かもしれませんよ。

元田:
ユニークなケースだと、コワーキングスペースで勉強をして、家庭教師の方が見えたら勉強を見てもらって……といった使い方をしている方もいらっしゃいました。

少年B:
そんなのありなの!? まぁ、たしかにある種の「打ち合わせ」と言えなくもないのか……。

元田:
他のコワーキングスペースでもOKかはわかりませんが、アントレサロンはさまざまな用途で使えるので、ぜひうまく活用していただきたいですね。

コワーキングスペースを利用するメリットは?

少年B:
ずばり、コワーキングスペースを利用するメリットってなんですか?

元田:
コワーキングスペースは、一般的に都市部の一等地にあることが多いんです。法人化する際には、契約しているコワーキングスペースの住所で登記できるケースも多いので、信頼性のある住所を使えることがまずメリットですね。

なお、そういった住所だけの利用をお求めなら、アントレサロンにはバーチャルオフィスプランもあります。

少年B:
法人化か〜! 友人のフリーランスが相次いで法人化しているので、確かにそういう需要はありそうです。とくに女性だと、住所を知られることに抵抗のある人も多いでしょうし。

元田:
それに、自前でオフィスを構えるのに比べると、コワーキングスペースなら家賃などの経費がかなり抑えられます。

少年B:
お金、大事……! でも、毎日その建物に「出社」しなきゃいけないのは、ぶっちゃけダルくないですか? わたしだってもし会社を作るなら、そりゃあ新宿とか渋谷の住所にしたいですが、いま住んでる松戸からそこまで行くのは片道1時間半はかかります。面倒なんですよ。

元田:
アントレサロンなら、「フリーデスクプラン」以上の契約で、首都圏の10拠点13店舗のフリーデスクがいつでも自由に使えますよ。たとえば新宿で登記したけど、実際によく使うのは東京駅の拠点、とかでも大丈夫です。

少年B:
えっ、それめっちゃいいですね!? 東京駅ならぜんぜん通える……! あとは、松戸アントレサロンができてくれれば最高なんですが。

元田:
検討しておきます(笑)。

また人によっては、「家に仕事を持ち込みたくない」とか、「子どもが小さいから家だと集中できない」という方もいます。コワーキングスペースに移動することによって、仕事モードに気持ちを切り替えられ、仕事がはかどるという方もいらっしゃいますね。

少年B:
あー、たしかに家だと人の目線がないから、ついついだらけてしまいますよねぇ。原稿じゃなくてTwitterばっかりはかどっちゃったり。

元田:
あと、コワーキングスペースはいろんなフリーランスや起業家の方が利用しているので、新しい出会いもあります。アントレサロンでは交流会もさかんに行っているので、フリーランスや一人社長が悩みがちな孤独感の解消にも役立つと思います。

少年B:
あ〜、たしかにフリーランスって孤独なんですよね〜!!! それは確かに大きなメリットかもしれない……!

コワーキングスペースを利用する上での注意点

少年B:
コワーキングスペースを利用するときの注意点はありますか? 怒られたらいやなので、教えてください。

元田:
よっぽどのことがなければ怒られないとは思いますが、周りの人のことを考えて、常識の範囲で使っていただければと思います。

たとえばアントレサロンでは私語OK/禁止のエリアがあるんですが、私語禁止エリアでリモート会議に参加するとかはお控えください。

新宿アントレサロンの私語禁止エリア。

▲新宿アントレサロンの私語禁止エリア。黙って仕事に集中できる

少年B:
それは怒られてもしゃーない。逆に言えば、周りがうるさいなと思ったら私語禁止エリアに移ればいいのか……。

元田:
そうですね。自分の好みによって2つのエリアを使い分けていただければ。

少年B:
ちなみに、コワーキングスペース内での飲食は大丈夫なんですか? お腹が空いちゃったらと思うと心配で……。

元田:
コワーキングスペースによってさまざまなので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

アントレサロンの場合、私語OKエリアやオープンラウンジでしたら飲食も大丈夫ですよ。ただ、大きな音を立てたり、周りが気になるような匂いがあるものはお控えください。一方、私語禁止エリアでは、飲み物のみ可となっています。

少年B:
なるほど、アントレサロンではシュールストレミングを食べてはいけないということですね。

元田:
それはウチだけじゃなくて、どこのコワーキングスペースでも絶対ダメです。

実際にコワーキングスペース『新宿アントレサロン』を利用してみた

さて、お話もうかがったところで、実際に新宿アントレサロンを1日利用してみました。人生初のコワーキングスペース、いったいどんなところなんだろう……!

6階「会話OKのフリーデスクエリア」

新宿アントレサロンのフリーデスクエリア

最初に向かったのは、6階にある会話OKエリアのフリーデスク。

入室した午前中はだいぶ静かで、ちょっと声を出しづらい雰囲気なのかな……? と思いましたが、お昼ごろには人も多くなり、ちらほらオンライン会議をする声も聞こえてきました。在室中にたまたま電話がかかってきたのですが、普通に話していても怒られることはなかったです。ちょっと安心。

新宿アントレサロンのフリーデスクエリア

▲思ったよりも広々としたスペース

1人当たりのスペースは一蘭のテーブルぐらいかな? と想像していたんですが、思っていたよりずっとゆったり使えたので、ちょっと嬉しかったです。

ほかの方々の様子を見てみると、オンライン打ち合わせをしている人、本を重ねて勉強をしている人、気分転換に動画サイトを見ている人など、みなさん思い思いに過ごしているようでした。なるほど、雰囲気としては「ビジネス客が多めの自習室」みたいな感じなんですね。

3階「カフェのようなオープンラウンジエリア」

新宿アントレサロンのオープンラウンジエリア

夕方には3階のオープンラウンジに移動。ほかには対面での打ち合わせをしている方々が1組。フリーデスクエリアはあくまで仕事や勉強のための空間なので、どうしても業務に必要な会話以外はしづらいのですが、こちらはよりカフェに近いイメージでした。会話が聞こえると、なんとなく自分も話しやすい雰囲気になりますよね。

今日は四角いテーブルに座って、取材に同行した編集長と向かい合わせ。席の配置もよかったのか、時おり雑談を交えながら、仕事をこなしていきました。「仕事中に関係のない話をしながら手を動かすの、なかなか新鮮でいいですね」と声をかけると、「Bさん、普段の仕事中もけっこう雑談してません?」と返されてしまいました。あれ、自分で無自覚だっただけ???

おしゃべりもしやすい雰囲気だったので、他の方とコミュニケーションを取るのにはここがよさそうです。

5階「私語禁止のフリーデスクエリア」

新宿アントレサロンのフリーデスクエリア

そして最後は5階の私語禁止フリーデスクエリア。ここだけ「シーン」としていて、張り詰めたような空気感があり、思わず背筋が伸びました。

静かなのは家でも一緒なのですが、静かな中にも人の気配があり、否が応でも「やらなきゃ」という雰囲気になるのがすごいですね。個人的には、ここが一番仕事がはかどった気がします「仕事に向かわせる圧力」ってあるんですね……。

家だと時間ギリギリまで寝ていられるし、パジャマ姿のままダラダラと仕事を始めることができるのですが、その反面「仕事をしなきゃ」という気持ちが薄れるのもまた事実。文字数はたくさん打ってるはずなのに、なぜかそれが原稿じゃなくてTwitterだったり、ほんの休憩のつもりが3時間経ってたり、作業用BGMを流すためのYouTubeでいつの間にかおもしろ動画を見ていたり……。

わたしほどではないにしても、みんな多かれ少なかれ、近い経験はあるんじゃないでしょうか。いや、「お前だけだ」って言われたら悲しいので、あると言ってください。お願いだから。ね?

「仕事をガツガツ進める」という意味では、ここが一番おすすめかもしれません。

アントレサロンってどんなコワーキングスペース?

少年B:
本日はコワーキングスペースを利用させていただきありがとうございました! 最後にPRタイムに移りたいと思うんですが、アントレサロンならではの特徴はありますか?

元田:
急に番宣コーナーみたいになりましたね……。先ほども申し上げましたが、フリーデスクプラン以上のご契約で、首都圏の10拠点13店舗すべての店舗が利用できるのは大きな特徴です。

すべての店舗が駅から徒歩5分圏内というのもアピールポイントですね。

アントレサロンの拠点

▲東京、銀座、赤坂、新宿、渋谷、池袋、横浜、桜木町、川﨑、大宮に拠点がある(出典:アントレサロン)

少年B:
新宿アントレサロンも、新宿三丁目駅のC8出口から徒歩1分ちょいでした。思った以上に近かったです。

元田:
あとは、アントレサロンを事務所として法人登記しても追加料金が一切かからないのもウリですね。他社さんだと、法人登記をすると月額利用料が上がるところもあるんですが、アントレサロンはまったく料金が変わりません。

少年B:
起業家にはうれしいところですね。創業支援も充実していらっしゃるとか?

元田:
めちゃくちゃわざとらしい振りですが、そうなんです。新宿、銀座、渋谷は行政認定施設として登録されているので、創業支援が充実しています。創業5年以内の方なら、最大300万円の創業助成金がもらえる場合があるので、気になる方はぜひお問い合わせください。

ほかにも、起業に役立つセミナーを毎月開催していて、無料で参加可能です。会員でなくても参加できる交流会も、積極的に開催中です。

▲アントレサロンを利用することで創業助成金がもらえる場合も。その他の起業支援サービスはこちらもチェック(出典:アントレサロン)

少年B:
無料なのはうれしいですね~! わたしももっと売上が伸びたら聞きに行こっと。

ちなみに、プランはどんなのがあるんですか? 何を選べばいいのかも教えてください。

元田:
住所を利用するのみで、セミナールームや会議室はその都度有料で借りられる「バーチャルオフィスプラン」、全拠点が利用できる「フリーデスクプラン」、フリーデスクプランに加えて個室が使える「個室プラン」の3つがあります。

アントレサロン 料金表

▲プランの詳細とできること(出典:アントレサロン)

元田:
コワーキングスペースとして使うのであれば、「フリーデスクプラン」が一番おすすめです。個室はないですが、オプションの専用ロッカーを借りて、手ぶらで来て帰る方もいらっしゃいます。

少年B:
うちの編集長がよくコワーキングスペースを使っているんですが、10拠点・13店舗が自由に使えて、1万円を切る価格はかなり安いと言っていました。

元田:
ありがとうございます。気になったらぜひ「ドロップイン」から使ってみてくださいね。

まとめ

以上、人生初めてのコワーキングスペース体験レポでした。

ズボラなフリーランスのわたしは、着替えて、身だしなみを整えて出かけて……というステップに正直抵抗があるのは事実です。これから急にコワーキングスペース派になることは、たぶんないでしょう。だってギリギリまで寝てたいから……。

でも、たとえば大事な原稿の締め切り直前とか、「何が何でも今日はがっつり働かなきゃマズい!」という時。そんな日にコワーキングスペースを使うことで、自分をお仕事集中モードに持っていくのはアリかもしれないな、と思いました。

そして、今後もし起業することがあったら、ぜひアントレサロンさんで色々と教えてもらいたいな~と思いました。その時にはぜひ、松戸アントレサロンができていることを願いつつ……!

▲これはこっそりNintendo Switchをやっているのがバレてしまった瞬間

それでは次回もまた、ステキなコワーキングスペース・シェアオフィス・レンタルオフィスを求めて。

>>コワーキングスペース探訪シリーズはこちら

(執筆:少年B 撮影&編集:じきるう)

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