エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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資金調達に多く利用されるクラウドファンディング。ときに目標額を大幅に上回る金額が集まり、SNSで大きな話題になることもありますよね。
しかし、「クラウドファンディングで資金調達をしたいけど、どうしたらいいのかわからない……」「たくさんサイトがあってどれを選べば良いのかわからない……」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回はクラウドファンディングのやり方からコツ、ジャンル別に利用したいおすすめサイトまでご紹介します。
目次
クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた言葉で、インターネット上で不特定多数の人々から少額ずつプロジェクトの資金を調達することです。
これまで資金調達といえば、金融機関からの借り入れやベンチャーキャピタル・投資家などによる出資が一般的でした。一方のクラウドファンディングは、インターネットを通して手軽に不特定多数の人々から資金提供や協力を得られます。
資金調達のほかにも、寄付をする新たな手段として用いられることもあります。
まずはクラウドファンディングの種類をご紹介します。
もっとも一般的な手法です。製品や体験など、実態のあるサービスや品物の購入を通して出資する仕組みで、購入した商品やサービスをリターンとします。
個人・法人問わず、誰でも利用可能で手軽に始められるものが多いです。
日本では「ソーシャルレンディング」として認知されていることが多い方式です。資金を必要とする事業者に対し、複数の投資家が出資する仕組みで、投資家は元本に加え利息から手数料を引いた金額をリターンとします。
クラウドファンディングを通して資産運用ができるというのが大きな特徴ですが、金融商品の一つとなるため、事業者は「貸金業法」や「金融商品取引法」などによる法律規制を受けます。
審査項目が多く、審査基準が厳しい分、高額な資金を調達できる傾向があります。クラウドファンディングサービスが間に入り資金を大口化して融資するため、個人でも少額から投資ができます。
企業に出資した見返りに、現金や株式の分配を受けられるタイプのクラウドファンディングです。計画された事業の売上目標が達成された時に出資相当金額を上回る分配が行われる仕組みで、売上に基づいてリターンが決定されます。
金銭的なリターンだけでなく、そのプロジェクトの生産物やサービスを受け取れる場合も多いのが特徴です。成果によって分配金が変動するため、金融商品として見た場合に利回りがいい反面、元本割れやデフォルト(債務不履行)のリスクがあります。
非上場株式の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集める仕組みで、主に配当をリターンとします。
株式会社のみが実施可能で、融資型と同様に審査項目が多い傾向があります。
支援者からの支援を「寄付金」として受け取れる仕組みです。原則としてリターンはありませんが、プロジェクトによっては、お礼の手紙や写真などを受け取ることができます。被災地への支援や福祉サービスの支援など、社会貢献性の強いプロジェクトが多いことが特徴です。
リターンの対価性の有無によっては寄付金と認められるため、税務・会計上、寄付金として処理することが可能です。支援者は課税されないメリットがあります。税制控除対象の団体やNPOなど、実施できる事業者や団体に一定の規定があるのが特徴です。災害支援や社会的弱者支援などの社会貢献型プロジェクトに支援者を募り寄付を集めます。
自治体がふるさと納税制度を活用し、たとえば地域復興や町おこしのための商品開発プロジェクトなど、使途を明確にして支援者から寄附を募るものです。「納税型」や「ガバメント型」などと呼ばれることもあります。
一般的にはふるさと納税として扱われるため、出資することで税金の控除が受けられるほか、それぞれのプロジェクトに応じたリターンが受け取れます。
クラウドファンディングをするメリットをご紹介します。
誰かの胸に響くプロジェクトを立ち上げたり、魅力的なリターンを用意することができれば、多くの人々に届くこともあるはずです。
クラウドファンディングを利用すれば、自分ひとりでは実現できない規模の大きなプロジェクトに挑戦できる可能性があります。
自社商品の開発や自社イベントを実施したいけども金融機関等からの出資が難しい場合や、テストマーケティングを実施したいときに利用できる点もメリットのひとつです。
プロジェクト成功時の手数料はかかりますが、クラウドファンディングサイトへの掲載自体はほとんど費用がかからないため、資金調達の中でもハードルはかなり低いでしょう。
クラウドファンディングサイトはある種メディアのような役割も果たすため、プロジェクトの事前PRになります。
継続的な経過報告をすることでプロジェクトの支援者を巻き込み、長期的なファンの獲得にもつながります。
クラウドファンディングをするデメリットをご紹介します。
多くの人に見てもらいやすいことは大きなメリットですが、その反面、競合相手などにアイデアを盗まれる可能性もあります。
誰も知らない斬新なプロジェクトを立ち上げたが、資金が集まったころにはもう類似サービスが出回っていた……なんてこともあるかもしれません。
All-or-Nothing方式の場合、目標支援額に届かなかった際にプロジェクトが実施できずに、かけた労力が無駄になってしまう可能性があります。
また、All-In形式の場合は目標支援額に届かなくとも支援金を獲得できますが、当初計画よりも少ない支援金でプロジェクトを実施する必要があります。
クラウドファンディングが成功しなかった場合も考慮して計画を立てておきましょう。
クラウドファンディングは、プロジェクトが実施されることを前提とした資金調達の手段です。そのため、一度公開されたプロジェクトは基本的に取り下げることができません。クラウドファンディングが終了した後も、プロジェクトのページはずっと残り続けます。
一度スタートしたプロジェクトを中止してしまうと、その事実はずっとクラウドファンディングサイト内に残り続け、ひいては社会的な信用を落としてしまうことにつながります。
採算性や技術的な問題など、実現可能性についてはあらかじめできる限りの調査を行った上でプロジェクトを立ち上げましょう。
一般的なクラウドファンディングのやり方をご紹介します。
はじめに以下のような項目をもとに、プロジェクトを定義しましょう。
銀行に融資を頼む場合は事業計画書が必要になりますが、クラウドファンディングも同じように実現可能性のある計画を立てる必要があります。費用についてはリターンの準備資金や、クラウドファンディングにかかる手数料を忘れてはいけません。
目指すべき目標金額を決めたら、ストレッチゴール(ネクストゴール)も設定しておきましょう。ストレッチゴールとは、当初の目標金額を達成した後に目指す金額のことです。
ストレッチゴールは設定しなくても問題はありませんが、さらに高い目標を目指すことで、既に支援してくれた支援者からのさらなるサポートや新しいファンを獲得できるチャンスが生まれます。また、目標達成後も支援募集を受け付けている印象を与えやすくなるため、支援のタイミングを逃してしまった方からのサポートも得られやすくなります。
続いてはリターンを設定します。リターンの種類は支援者が自身に合ったものを選べるよう、3〜8種類あるといいでしょう。
また、何人の支援者にサポートしてもらう必要があるかといった部分も考慮する必要があります。たとえば40万円のプロジェクトを設定し、リターンが3000円だけの場合、単純計算で134人の支援が必要になります。しかし、もしリターンを限定100個としてしまっては、どうがんばっても実現は難しくなるでしょう。当然のことのようにも思えますが、意外と見落としやすいポイントなので、注意しておきましょう。
クラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』の調査によると、もっとも支援数の多い価格帯は5000円〜1万円だそうです。この価格帯に魅力的なリターンを設けると、より支援されやすくなります。
また、人気な価格帯のリターンはすぐに在庫を追加できるものがいいでしょう。
目標金額やリターンなどの概要を決めたら、クラウドファンディングサイトでプロジェクトを立ち上げましょう。できる限り多くの人の目に留めるためには、たとえばターゲットを明確にすることや問いかけで惹きつけるなどの工夫をしたキャッチコピーやアイキャッチ画像を作成することが重要です。
プロジェクトについて記載する際には次の3つを意識しましょう。
プロジェクトの内容や成功イメージを可能な限り理解しやすくすると、支援者に共感してもらいやすくなったり、応援したいと思ってもらいやすくなります。サイトページを作るときは、ストーリーを立てて訴えるなどの共感してもらうための工夫をしましょう。
しかし熱意ばかりで突っ走ってしまうと、サイトの情報量ばかりが多くなってしまい、支援者が読んだときにわかりづらくなってしまうことも。サイトの文章はプロジェクト外の友達や家族に読んでもらい、熱量は保ちながらも読みやすくすることを心がけけましょう。
初心者で自信がない場合は、積極的にクラウドファンディングサイトのスタッフへ相談しアドバイスを受けるといいでしょう。
SNSなどを利用して情報を発信するほか、メールマガジンなどで「あと○円で達成できそうです!」「現在、○人の皆様に応援していただいています」などと途中経過をこまめにお知らせしましょう。
途中経過を伝えることで、プロジェクトに賛同した支援者同士の連帯感が生まれます。このプロジェクトを成功させたい!という気持ちを広く伝染させるさせてゆくためには、こまめな活動報告が重要です。
プロジェクト発信にSNSを活用するポイントは次の2つです。
ターゲット層のフォロワーが多ければ、さらに広く情報を拡散してもらえる可能性が高まります。しかし、単純にフォロワーを増やすだけではプロジェクトを拡散してもらえるとは限りません。ターゲット層のフォロワー獲得をするには、目的を明確にしたSNS運用が必要です。注目してもらえるように、斬新な企画やキャッチフレーズを考えるなどの工夫をしましょう。
また友達や家族など、自分の身の回りの人たちにもプロジェクトのことを伝えてみましょう。あなたがどういう人間かを知っている身近な人たちは、きっとあなたの夢を応援してくれるはずです。
逆に言うと、身近な人たちにすら応援してもらえないプロジェクトであれば、多くの人から共感を得ることは難しいかもしれません。
プロフェクト期間が終わると、目標金額の達成度にかかわらずプロジェクトは終了します。このとき、次のようにプロジェクトの実施パターンによって、支援金を受け取れるかどうかが決まります。
プロジェクト形式 | 特徴 | 有効なプロジェクト |
All-or-Nothing 形式 |
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必要な資金が明確で「最低いくら集まったらこれができる」というプロジェクトに有効 |
All-In 形式 |
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たとえ目標が達成できなかったとしてもプロジェクトが実施でき、リターンを届けることが可能な場合に有効 |
プロジェクト終了まで視野に入れながら、見合った形式を選択しましょう。
また、プロジェクト期間が終了したら、目標金額の達成・未達成に関わらず、支援者へのお礼をサイト上に掲載したり、メールマガジンで送りましょう。
クラウドファンディングは終わっても、プロジェクト自体はまだこれからです。プロジェクトの様子をブログなどで公開すると、支援者の納得や満足に繋がりますし、資金の透明性もアピールできます。
プロジェクトの行く末を見届けられるようにしておくと、支援者はずっと「プロジェクトへの連帯感」を抱くことができますし、また新たにクラウドファンディングをする際も応援してくれるかもしれません。
最後に、忘れてはいけないのがリターンの配布です。リターンの内容にもよりますが、支援者が多くなれば多くなるほど作業量も増えていきます。予想以上に大変な作業になることもあるため、チームで行う場合は担当者を決めておいたほうがいいでしょう。
クラウドファンディングでお金を集め、リターンを渡さない「クラウドファンディング詐欺」も近年問題となっています。リターンの配布忘れから大きなトラブルになることもあるため、注意しましょう。
クラウドファンディングの成功事例をご紹介します。
ジャンル | アニメ映画 |
目標金額 | 2,160万円 |
支援金額 | 3,900万円 |
こうの史代原作のマンガ『この世界の片隅に』をアニメ映画化・海外上映を実施するプロジェクトです。目標金額のおよそ1.5倍にわたる支援金額が集まり、ロングヒットを記録しました。
成功ポイントは原作マンガそのものの人気に加えて、幅の広い支援枠を用意したことや監督も参加するファンミーティングなどの魅力的なリターンを用意したことが成功のポイントでしょう。
中には「制作絵素材を非商用に限ってブログやSNSで公開、拡散できる」というリターンもあり、支援者が映画の制作過程を一緒に盛り上げていけるような仕組みになっています。また、クラウドファンディングサイト上にラフスケッチや制作工程の過程の写真を掲載することで、作品の世界観をイメージしやすくしています。
プロジェクトの主旨を明確に記載した上で、初めて見る人に対しても「一緒に体験しましょう」と呼びかけるなど、行動を促す文で後押しする書き方も効果的です。
ジャンル | マスク |
目標金額 | 30万円 |
支援金額 | 2611万円 |
佐賀県の『有限会社ジーンスレッド』が立ち上げた機能性マスクの制作プロジェクトです。目標金額に対し、なんと87倍の支援金額が集まりました。
成功ポイントは、何といってもストーリー性のある写真や文章です。現状の問題点や不満を分析し、商品を手に入れることで得られるメリットを支援者がイメージしやすい言葉で訴求しています。
クラウドファンディングというよりは通販のようですが、商品の魅力をわかりやすくストレートに伝えることで、支援者の購買意欲をかき立てることに成功しています。
失敗したクラウドファンディングの特徴をご紹介します。
クラウドファンディングを単なる資金調達のためのツールとして考えてしまうと、想いを伝える部分がおろそかになってしまい、人々の共感を得られないまま失敗に終わる場合があります。
広く支援してもらうためには、実現可能性のある計画を立てることはもちろんのこと、プロジェクトを成功させたい明確な理由や熱い想いを持っていなければなりません。
目標金額が高すぎると、目標の達成は難しくなります。目標金額は必要最低限の金額を設定しましょう。
たとえば、日本におけるクラウドファンディングで集まった最高金額は「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」の6億9500万円です(2021年8月現在)。それ以上の額を目指すとなると、クラウドファンディングでは難しいかもしれません。
プロジェクトの規模感に合った目標金額にしなければ、いざ成功してもリターンに向けての作業を捌ききれずに信用を落とす可能性もあります。
リターン設計はコストを考えましょう。多くの支援者を集めるため、リターンを魅力あるものにしようとがんばりすぎてしまった結果、支援金がほとんど手元に残らない……なんてことになると、本末転倒ですよね。
また、All-in形式の場合はたとえ支援者が少なくともリターンを実施する必要があるため、注意が必要です。たとえば、100人に支援してもらえば黒字になるという見込みでリターンを設定したとしても、実際は支援者が10人しか集まらず、大幅な赤字になる可能性もあります。
プロジェクトの拡散に失敗して人の目に触れることなく終了した場合、失敗する可能性が高いです。拡散されなかった理由として次が考えられます。
既存のコアなファンが存在しない限り、拡散されないと目標金額に到達するのは困難です。
告知をしなければあなたが何をいつからしているのかなど、知るよしもありません。プロジェクトの魅力を伝える工夫を練り、目的に合った拡散活動における戦略を立てましょう。
募集期間が長すぎると広報活動が中だるみしやすいだけでなく、支援者側も「締め切りはまだ先だから、また今度でいいや」と思ってしまい、行動につながらない場合があります。
メリハリをつけるため、実施期間は1ヶ月程度を目安にしましょう。実行者と支援者のプロジェクトにおける熱量を維持することが大切です。
文章ももちろん大切ですが、支援者にプロジェクトのイメージを伝えるためには動画や画像があったほうがいいでしょう。
などをイメージできるようにPR用の動画・画像を利用して工夫をしましょう。
プロジェクトのイメージを持ってもらえると、支援されやすくなるだけでなく、その後の活動にも興味を持ってもらいやすくなるため、ファン作りにもつながります。
おすすめのクラウドファンディングサイトをご紹介します。(以下、2021年8月時点の情報です)
「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」がコンセプトの個人向けクラウドファンディングサイトです。
新規事業や社会課題解決の活動PR、新商品の販売など、多くのジャンルのプロジェクトが掲載されています。プロジェクト形式はAll-In方式とAll-or-Nothing方式から選択できます。
また、CAMPFIREは法人向け融資型クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE Owners」など、さまざまな事業者やクラウドファンディングの種類を対象にしたサイトの運営もしています。それぞれ特徴や手数料が違うため、自身に合ったサイトの選択が必要です。
対象ジャンル | アート・写真/音楽/舞台・パフォーマンス/プロダクト/テクノロジー・ガジェット/ゲーム・サービス開発/フード・飲食店/ファッション/映像・映画/書籍・雑誌出版/アニメ・漫画/スポーツ/ソーシャルグッド/ビューティー・ヘルスケア/まちづくり・地域活性化/チャレンジ |
会員数 | 610万人 |
種類 | 購入型 |
手数料 | 手数料 12%(税別) 決済手数料 5%(税別) |
ツタヤグループが運営するクラウドファンディングサイトです。
BtoBを基本として、クラウドファンディングをビジネスとして展開希望な企業を誘致するサービスを提供しています。プロジェクト形式はAll-or-nothing方式のみのため、プロジェクトに失敗した場合は手数料が一切かかりません。
プランにはサイト側がフルサポートをしてくれるSTANDARDプランと、運用サポートのみのPARTNERプランの2種類があります。同じCCCグループの蔦屋書店や蔦屋家電、TSUTAYAなどと連携し、リアル店舗でのプロダクト展示やトークショーなども実施しています。
対象ジャンル | 出版(写真集/絵本)/CD・DVD/ガジェット/フード/スポーツ/社会貢献 |
会員数 | 約13万人 |
種類 | 購入型 |
手数料 | STANDARDプラン 20%(税込+決済手数料4%込み) PARTNERプラン 13%(税込+決済手数料4%込み)+初期費用100万円 |
PARCOとクラウドファンディング大手のCAMPFIREが共同運営する、購入型のクラウドファンディングサイトです。個人のプロジェクトを対象にサービスを提供しています。
BOOSTERではプロジェクトページからプロジェクト実行者へのメッセージを閲覧できるのが大きな特徴です。実行者・支援者の双方から想いを発信することで、一体となってチャレンジしていく感覚でプロジェクトに挑戦できます。
プランは、クラウドファンディングに慣れている人向けのベーシックプランと、初心者向けのフルサポートプランの2種類。その他、有料のオプションとしてプレスリリースの配信代行や、プロジェクトページ作成代行、リターン発送の代行などのサービスもあります。
対象ジャンル | クリエイティブ/テクノロジー/本/漫画 |
会員数 | 560万人 |
種類 | 購入型 |
手数料 | ベーシックプラン 17%(決済手数料5%込み、税別) フルサポートプラン 20%(決済手数料5%込み、税別) |
多くの社会貢献事業を掲載するクラウドファンディングサイトです。「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をスローガンに、購入型・寄付型のサービスを提供しています。
医療系や社会貢献事業などのプロジェクトが多いのが特徴で、高校生による地域活性化のための商品開発や、IoTを用いた社会貢献事業を成功させた実績もあります。比較的手数料が安いのもうれしいポイントです。
プランには、基本的な機能一式とメールサポートを提供するシンプルプランと、専任の担当者がプロジェクト準備から終了までをサポートするフルサポートプランがあります。
対象ジャンル | 社会貢献/地域/ものづくり/アート/チャレンジ/医療 |
会員数 | 15.2万人 |
種類 | 購入型/寄付型 |
手数料 | シンプルプラン 12%(決済手数料込み、税別) フルサポートプラン 17%(決済手数料込み、税別) |
日本初の株式型クラウドファンディングサイトです。起業者がプロジェクトを立ち上げる際、募集ページ作成するにあたって、専門の担当者が事業計画の策定から調達後の出資者管理、エンジェル税制(個人投資家について講じられた税制上の特例措置)適用申請まで、包括的にサポートしてくれるのが魅力です。
また、投資側としては上場していないベンチャー企業に直接投資できるのが魅力です。一般的には非上場企業への投資は一人当たり数百万円〜数千万円の出資が必要ですが、クラウドファンディングという仕組みを利用することで、10万円程度からの投資が可能になっています。
対象ジャンル | ビジネス全般 (医療・製薬・ファッション・アニメ漫画・教育・商品開発・IT・出版・Fintech・IoT・AI・ヘルステック・ASP・ビッグデータ・プラットフォーム・Sports Tech・テクノロジー・シェアリングエコノミー・HR Tech・クラウドソーシング・美容・広告・インバウンド・電子書籍・ロボット・マーケティング) |
会員数 | 7万人 |
種類 | 株式型 |
手数料 | 初回募集時 成約金額の20%(税別)+審査料10万円
2回目以降 成約金額の15%(税別) |
今回は資金調達にクラウドファンディングを活用するコツをご紹介しました。
プロジェクトを成功させるには、綿密な計画を立てたあとの慎重な遂行が必要です。
ぜひ、記事を参考にして資金不足に負けずプロジェクトに挑戦し新しい未来を切り開いて下さると嬉しいです。
(執筆:上塚千映子 編集:少年B)
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