【社労士解説】ジョブ型雇用時代におけるフリーランスの生存戦略とは?
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こんにちは! Workship MAGAZINE編集部のふみです!
キーボードやモニター、マウス、ディスプレイ、PCスタンド……IT企業に勤めるエンジニアたちは、毎日の業務で使うガジェットにこだわっている方が多いです。本人のスキルはもちろんですが、ガジェットひとつで業務効率が大きく変わることも。
今回は現場で働くエンジニアの方々のこだわりキーボードを、連載形式でご紹介していきます。
取材にご協力いただいたのは、Workship MAGAZINEの運営元である株式会社GIG。エンジニアが多く在籍する、東京のWeb制作会社です。
エンジニアにとって業務の大半を共にする相棒「キーボード」。まずは既製キーボードに限定してお届けします。
溢れ出るエンジニアのこだわりを感じてみてくださいね。
フロントエンドエンジニア。地元SIer・Web制作会社にてWeb制作全般とシステム開発、ネットワーク構築を行う。2019年6月GIGにジョイン。 GIGの行動指針である「JUST HACK IT.」の模範的な社員を目指して日々活動している。
そんな片岡さんは、仕事中はMacBook Pro標準のキーボードをそのまま使っているそうです。
多くの方が使用しているこの標準キーボード。その良い点と悪い点についても語っていただきました!
片岡さんがMacbook Pro標準のキーボードをそのまま使う理由のひとつ。それは「バタフライキーボード」の打ち心地。
バタフライキーボードとは、2015年以降の MacBookから搭載され始めた新しいタイプのキーボード。浅いキーストロークと打った時の跳ね返りが少ない打鍵感が特徴で、ユーザーの間では賛否両論巻き起こっています。この特徴が、片岡さんの好みにはハマったそうです。
片岡さんによると、「キーストロークが浅く、キーの押しはじめから指にフィードバックが返ってくる時間が短いため、長文の文章を入力している際にテンポが狂わなくていい」とのこと。
筆者も同じくMacbook Pro標準のキーボードを使用していますが、この気持ちはめちゃくちゃわかります。確かに打鍵時スムーズに手を動かしやすくて、長文を入力する時にとても気持ち良い……!
Macbook Pro標準のキーボードなので、デスクを圧迫せず、外出先・会議中でも場所を選ばず使えるところも良い点として語ってくれました。
何より見た目もスタイリッシュでかっこいいので、デスクをスッキリ見せたい人にはピッタリです。
Macbook Pro標準のキーボードの欠点は、消耗が激しいこと。長く使っていると塗装がはげてきたり、テカってしまうのだとか。特にエンジニアの方だとタイピングすることが多いので、あっという間に消耗してしまいます。
片岡さんもMacBookの標準キーボードが消耗していくのが嫌で、他のキーボードにしようか迷っているそう。
またバタフライキーボードはその構造上、チリやホコリに弱く、壊れやすいという欠点もあるそうです。キーボードカバーを使えば解決しますが、せっかくの打鍵感が悪くなるので、そこのトレードオフが難しいところ……。
サーバーサイドエンジニア。静岡の技術専門学校を卒業後、SIer(エスアイアー)としてIT企業でプロジェクトに携わる。その後Webサービスのマネージャー経験を積み、2018年2月にサーバーサイドエンジニアとしてGIGにジョイン。
デスクの中で異彩を放つ、カラフルにイルミネーションするこちらのキーボード『Taptek』。
視認性を高めるためにバックライトが付いているキーボードはよくありますが、このキーボードはどちらかというと遊び心の方が強そうですね。
和田さんのこだわりを聞いてきました!
こちらのキーボードは、クラウドファンディングで販売されていたそうです。
販売ページでは14,300円で、和田さんによると「他の同クオリティのキーボードよりもかなり安かった」とのこと。
PCだけでなくタブレットやスマホにも接続でき、またBluetoothの切り替えをショートカットキーで行うことができるのも便利で使いやすいそうです。
何といってもこの派手さ。19種類もあるライトエフェクトを使えば、まるで天才ハッカーになったような気分になり、普段の業務が映画のワンシーンへと変わります。
また見慣れない光るキーボードは周りの注目を集められるため、あっという間にオフィスの人気者になること間違いなしです。
このキーボードは「青軸」と呼ばれる、しっかりとした打鍵感でカチカチと音がなるタイプのもの。
和田さんによると、キーを押すときの確かな感触と、押した時のカチッとした音で、タイプミスを防げるそうです。「command+Cでコピーしたはずなのに押せてなかった!」とか「あれ、今Enter押したはずなのに……」というありがちなミスを減らせる効果があるんだとか。
あとカチカチ音がなることで、オフィスの中で「あいつめっちゃ仕事してるな……」感が出せて目立てます。(※周りに音に神経質な人がいたら注意)
使っている上での欠点としては「傾斜の甘さがある」と指摘する和田さん。
キーボード自体が平面で、キートップの傾斜もゆるい角度なので、下にMacBookと丸めたタオルを敷いて無理やり角度をあげていました。
近未来的なライトアップとアナログな対処の仕方が、なんとも可愛らしくてギャップ萌えです。
エンジニア。
大学時代、画像認識を対象にした機械学習の研究や、ISP企業でネットワークエンジニアの仕事に関わる。卒業後はシステムエンジニアとして、常駐先のシステム開発を行う。Webサービスへの興味が高まり、2019年3月GIGにジョイン。
3人目は仁井田さんのこちらのキーボード!
まるで真っ二つに割れてしまったキーボードのようにも見えますが……これも『MD650L BAROCCO』という、れっきとした既製のキーボードです。
早速こだわりを聞いてみましょう!!
このキーボードの最大にして最強の特徴は、二分割であること。
少し前まで、仁井田さんはMacBook Proの標準キーボードをそのまま使っていましたが、最近こちらの分離型キーボードに変えたそう。作業する姿が二刀流みたいでカッコいい……。
一般的な形状の普通のキーボードは、ずっと打ち続けていると肩や手首が痛くなってしまいますよね。しかしこちらの分離型キーボードは自分の好きな位置へキーボードを移動できるため、手首や肩への負担を最小限にしてくれるのです!
このキーボードは人間工学に基づいた設計がされており、身体への負担を軽減する工夫が随所に施されているんだとか。
自分が一番作業しやすいポジションにキーボードを置けるのが、このキーボードの最大の特徴。
ひかるさんは写真のように、両端にキーボード、その間にトラックパッドを置くスタイルが一番やりやすいそうです。キーボードからトラックパッドまでの移動が短く、効率的ですね……! 二分割のキーボードでしかできない、特別な配置です。
「効率的で負担も少ない……エンジニアにとって最高のキーボードなのでは?」と思えるこのキーボードですが……当の使用者本人のひかるさんは「あまりオススメはしない」とのこと。
その理由は単純で、慣れるまでは打ちにくいから。分離型キーボードは普通のキーボードと使用感が全く違うため、慣れるには時間がかかるそうです。効率的で負担も少ない作業環境は、簡単には手に入らないのですね……。
もちろん慣れたら打ちやすくもあり、疲れにくい最高のキーボードであることは間違いありません。ひかるさんが近いうちに、爆速でプログラミングをしている未来が想像できます。
エンジニアにとって「相棒」とも言えるキーボード。仕事中の多くの時間を共にするだけあって、みなさん自分の好みに合わせた相棒を選んでいましたね。
今回ご紹介したのはエンジニアのこだわりガジェットの、ほんの入り口。次回はエンジニア御用達のキーボードの中でも、自分でカスタマイズした「改造キーボード」をご紹介します。
こだわりの強いキーボードの世界をお楽しみに!
(執筆:fumi 編集:Workship MAGAZINE編集部)