エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
- ITエンジニア
- 副業
IT化が進む昨今、ほとんどの情報はデジタル上で管理されています。そのような社会で仕事をするうえで「ファイル転送サービス」の利用は欠かせませんよね。
この記事では、おすすめのファイル転送サービスを用途別に徹底比較しました。
ファイル転送サービスの選び方や、無料と有料の違いについても解説しています。
目次
ファイル転送サービスとは、一般的なメールではやり取りできない大容量のデータ(ファイル)を、比較的簡単かつ安全に送受信できるサービスです。
おおむね以下のような仕組みで成り立っています。
- ファイル転送サービス上に送りたいファイルをアップロードする
- ダウンロード用のURLが発行される
- ファイルを送りたい相手に、メールなどでURLを伝える
- URLをクリックしてダウンロード
(※2〜3がサービス内で完結するものもあります)
ファイル転送サービスを利用することにより、これまでUSBやDVDなどで管理し送付していたデータファイルを、Web上で送受信できるようになります。
ここでは、ファイル転送サービスを選ぶポイントについて詳しく解説します。
自社でどのようなファイル転送サービスを選択するかは、以下の4つのポイントを基準に判断すると良いでしょう。
ファイル転送サービスには無料と有料がありますが、先述のとおりセキュリティ体制や内部不正対策、運用サポート、トラブル時の補償などは有料のサービスのほうが充実しています。
個人間のちょっとしたファイル転送であれば無料のサービスでも問題ありませんが、仕事で使うファイルや機密情報が含まれるファイルを転送する場合は、サポートの整ったセキュリティのしっかりした有料のサービスのほうが安心できます。
なお有料のファイル転送サービスは、利用する人数や容量ごとに初期費用と毎月の定額料金が設定されているケースが多いです。都度払いの従量課金制も一部のツールで採用されています。
ファイル転送サービスでは、転送できる容量によって料金が決められているケースが多いです。
基本的には容量が大きくなるごとに割安となるプランが多いため、仕事で必要な転送容量に沿って選択すると良いでしょう。
1回に転送できる容量も500MB(メガバイト)から300GB(ギガバイト)までさまざま。自社に合ったツールやプランをお選びください。
ファイル転送サービスを利用する上で、最も気になるのがセキュリティ対策ではないでしょうか。
無料のファイル転送サービスでも、ある程度セキュリティ対策のされたものはあります。ただし、無料サービスの場合は損失や損害補償がないため、万一のトラブルには対応できません。
仕事で使うファイルを転送する際は、セキュリティ対策の万全なサービスの使用をおすすめします。
なお、経済産業省近畿経済産業局が調査した「関西におけるサイバーセキュリティ対策の実態把握(アンケート調査結果)※1」からも見て分かるように、日本の8割以上の企業がサイバーセキュリティに注意しています。
データファイルの転送や管理に十分なセキュリティ対策を行うことは、取引先との信頼関係を構築する上でも重要です。
有料のファイル転送サービスの中には「ブランディング機能」が装備されているものもあります。
ブランディング機能とは、ダウンロードURLに自社ビジネス名を使用できる機能や、ダウンロードページデザインを自社のビジネス向けにカスタマイズできる機能です。
ファイル送信時に第三者や見知らぬ会社のリンクを使用するよりも、自社ブランドのURLやページを使用することで、取引先に安心してもらえます。
まずは、ファイル転送サービスの最も大切な強みである「安全性の高いファイル転送サービス」を表で比較し、それぞれの特徴を紹介します。
サービス名 | 特徴 | 利用料金(税込) | セキュリティ対策 |
Transfer Center | 利用料金が安い セキュリティ対策充実 ダウンロードURLを任意のドメイン名に変更可能 フリーランス・個人事業主・副業の方におすすめ |
月額 550円〜 ※年契約の場合 |
不正アクセスの検知&遮断(Firewall /WAF/IDS/IPS) ウィルスチェック 暗号化通信(SSL/TLS/AES-256) ワンタイムパスワードによる本人認証 など |
AD FILE | コメントも一緒に送付できる 自社広告表示に対応 セキュリティ対策万全 メッセージや広告を発信したい企業におすすめ |
月額 1,078円(税込)/1ユーザー | 不正アクセスの検知&遮断(ClamAV/WAF) 暗号化通信(SSL) サーバー操作履歴の自動記録ファイル暗号化 など |
Bizストレージファイルシェア | エントリープランでも1000ユーザーまで対応できる 大企業におすすめ |
初期費用 22,000円 月額 16,500円〜(1,000ユーザー) |
不正アクセスの検知&遮断(Firewall、WAF) ウイルスチェック 暗号化通信(SSL/TLS) ファイル暗号化(AES) など |
オフィス宅ふぁいる便 | 大容量の送信が可能 セキュリティ対策も万全 比較的規模の大きな企業におすすめ |
初期費 22,000円 月額 3,300円〜(0~5ユーザー) |
不正アクセスの検知&遮断(Firewall /WAF/IDS/IPS) など |
クリプト便 | 金融や保険関連企業が多く利用 セキュリティ対策万全 |
初期費用 22,000円 月額 22,000円〜(20ユーザー) |
暗号化通信(TLS) ファイル暗号化(AES) 送信先制限 ログ管理 など |
GigaCC | ITに慣れていない人でも使いやすい 行政機関などでの利用が多い 安全性抜群のサービス |
初期費用 55,000円 月額 13,200円〜(10ユーザー) |
ウイルスチェック IPアドレス制限 暗号化通信(SSL/TLS) ログ管理 など |
Transfer Centerは、初期費用無料ながらもハイレベルなセキュリティ対策機能が備わったファイル転送サービスです。月額料金が550円(税込)〜と低コストで利用できるため、フリーランスにはもちろん、個人にもおすすめです。
安全に利用できるファイル転送サービスを低価格で使うなら、まず検討したいサービスと言えるでしょう。
サービス名 | Transfer Center |
運営会社 | ホワイトポイント株式会社 |
特徴 | 利用料金が安い セキュリティ対策充実 ダウンロードURLに自社ビジネス名(個人名)を使用可能 ダウンロードページデザインを自社(個人)向けにカスタマイズ可能 ダウンロード通知機能 フリーランス・個人事業主・副業の方におすすめ |
料金 | 月額550円〜(税込) ※年契約の場合 |
セキュリティ | 不正アクセスの検知&遮断(Firewall /IDS/IPS/WAF) ウィルスチェック 暗号化通信(SSL/TLS) ファイル暗号化(AES-256) ワンタイムパスワードによる送信先認証 誤送信対策 国際認証に準拠した国内サーバ |
Transfer Center運営が解説! 取引先に信頼してもらえるファイル共有方法について詳しくはこちら▼
約80%の取引先が「フリーランスとのファイル共有」に不安を感じている!? 信頼してもらう方法を専門家に聞いた
Workship MAGAZINE
※本セクションはホワイトポイント株式会社の提供でお送りします
AD FILEは、メールで行われるファイルのやり取りには欠かせなかった「コミュニケーション」の要素を盛り込んだ新感覚のファイル転送サービスです。一言コメントの追加や自社広告の表示を通じ、送り先にメッセージを届けることができます。
セキュリティ対策も万全で、ファイル転送をメッセージの発信機会としても利用したい方におすすめです。
サービス名 | AD FILE |
運営会社 | 株式会社ビットツーバイト |
特徴 | コミュニケーションを図れる セキュリティ対策充実 広告表示可能 アップロード履歴確認可能 メッセージや広告を発信したい企業におすすめ |
料金 | 月額1,078円(税込)/1ユーザー |
セキュリティ | 不正アクセスの検知&遮断 (ClamAV/WAF)暗号化通信(SSL)サーバー操作履歴の自動記録ファイル暗号化 など |
Bizストレージ ファイルシェアは、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供するファイル転送サービス。1,000人〜10,000人規模の大企業で多く採用されています。
NTT系列の通信関連会社のため、セキュリティ対策は万全です。事業規模が大きく、機密性の高いファイルの転送を行う企業に向いています。
サービス名 | Bizストレージ ファイルシェア |
運営会社 | NTTコミュニケーションズ株式会社 |
特徴 | エントリープランでも1000ユーザーまで対応できる 大企業におすすめ |
料金(税込) | 初期費用 22,000円 月額 16,500円〜(1,000ユーザー) |
セキュリティ | 不正アクセスの検知&遮断(Firewall、WAF) ウイルスチェック 暗号化通信(SSL/TLS) ファイル暗号化(AES) など |
オフィス宅ふぁいる便は、オージス総研が運営する法人向けのファイル転送サービスです。各種セキュリティ対策のほか、送信履歴機能やダウンロード通知機能、アドレス帳機能なども充実しています。
小規模な企業にも対応できるプランがありますが、やや割高な価格設定となっています。
サービス名 | オフィス宅ふぁいる便 |
運営会社 | 株式会社オージス総研 |
特徴 | 大容量の送信が可能 セキュリティ対策も万全 比較的規模の大きな企業におすすめ |
料金(税込) | 初期費 22,000円 月額 3,300円〜(0~5ユーザー) |
セキュリティ | 不正アクセスの検知&遮断(Firewall /WAF/IDS/IPS) など |
クリプト便はセキュリティ対策を特に重視したファイル転送・共有サービスです。
ユーザー企業の半数が金融業界となっており、信頼度の高いサービスを提供しています。金融情報など特別な機密事項を扱う企業におすすめのツールです。
サービス名 | クリプト便 |
運営会社 | NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 |
特徴 | 金融や保険関連企業が多く利用 セキュリティ対策万全 |
料金(税込) | 初期費用 22,000円 月額 22,000円〜(20ユーザー) |
セキュリティ | 暗号化通信(TLS) ファイル暗号化(AES) 送信先制限 ログ管理 など |
GigaCCは、行政機関や民間の大企業などで導入されているファイル転送サービスです。
ファイル共有やファイル転送以外にも、請求書発送、受領業務など幅広い業務に対応しています。ITサービスに慣れていない人でも使いやすい設計がウリで、これからDXをご検討中の企業にもおすすめです。
サービス名 | GigaCC |
運営会社 | 日本ワムネット株式会社 |
特徴 | ITに慣れていない人でも使いやすい 行政機関などでの利用が多い 安全性抜群のサービス |
料金(税込) | 初期費用 55,000円 月額 13,200円〜(10ユーザー) |
セキュリティ |
|
無料で使えるおすすめのサービスは以下の3つです。
サービス名 | 特徴 | 利用料金(税込) | セキュリティ対策 |
GigaFile(ギガファイル)便 | 個人・法人問わず利用可能 1ファイル200Gまでのデータが送信可能 |
無料 | ウイルスチェック など |
おくりん坊 | 500MBまでのデータ転送はログイン・登録ともに不要 | 無料 | 暗号化通信(SSL) など |
Google ドライブ | Google ドライブに保存しているファイルやフォルダを共有可能 | 無料 | 閲覧権限の設定 ログイン2段階認証 など |
GigaFile(ギガファイル)は、完全無料で使える大容量ファイル転送サービスです。個人でも法人でも無料で利用可能で、ユーザー登録も不要です。
1ファイルにつき200GBまでアップロードでき、保存容量も無制限のため何度でもファイルをアップロードできます。加えて、複数のファイルを一度にアップロードすることもできるため、手間も少ないです。
画像や動画、PDFなど、多くのファイル形式にも対応しています。
サービス名 | GigaFile(ギガファイル)便 |
運営会社 | 株式会社ギガファイル |
特徴 | 個人・法人問わず利用可能 1ファイル200Gまでのデータが送信可能 |
料金(税込) | 無料 |
セキュリティ | ウイルスチェック など |
おくりん坊は、会員登録・ログインともに不要で500MBまでアップロード可能なファイル転送サービスです。
無料のユーザー会員登録を行うと、2GBまで転送可能なほか、送受信履歴やアドレス帳、送信通知メール機能などの機能も利用できます。小容量のファイル転送を必要とする人におすすめのサービスです。
また法人向けのサービスとして、40GBまで利用可能な有料プラン『おくりん坊BIZ』も別途販売されています。
サービス名 | おくりん坊 |
運営会社 | ビットパーク株式会社 |
特徴 | 500MBまでのデータ転送はログイン・登録ともに不要 |
料金(税込) | 無料 |
セキュリティ | 暗号化通信(SSL) など |
無料で利用できるグループウェアであるGoogle ドライブも、ファイル転送サービスのような使い方が可能です。操作性や利便性が高いため、業務利用している企業も少なくありません。
ただし、ファイルをやり取りする双方にGoogleアカウントが必要となるほか、権限設定次第ではURLが流出すると誰でもファイルにアクセスできてしまう懸念があります。
Google ドライブで機密性の高いファイルを共有する際は、最大限の注意を払って行いましょう。
サービス名 | Googleドライブ |
運営会社 | Google LLC |
特徴 | Google ドライブに保存しているファイルやフォルダを共有可能 |
料金(税込) | 無料 |
セキュリティ | 閲覧権限の設定 ログイン2段階認証 など |
最後に、海外へのファイル転送に強いサービスをご紹介します。
サービス名 | 特徴 | 利用料金(税込) | セキュリティ対策 |
SECURE DELIVER | 大容量ファイルや重要データを国内外で安全に受け渡し可能 | 月額 37,950円~ (要問合せ) |
ウイルスチェック 暗号化通信(SSL) サーバ内データ暗号化 URL無効化機能 など |
グローバルセキュアデータ転送サービス | 重要データを国内外へ安全・確実にファイル転送可能 | 月額 33,000円~ (要問合せ) |
データの秘密分散技術 復元を困難にするピース化 盗聴されにくいHTTPS通信 データの分散保管 など |
DIRECT! EXTREME | GigaCCの大容量・ハイスピード版 大企業や情報産業向け |
初期費用 55,000円 月額 80,300円(10ユーザー) |
ログ履歴管理 暗号化通信(SSL/TLS) ファイル暗号化(AES) など |
SECURE DELIVERは、富士フィルム株式会社が運営する法人向けのクラウド型ファイル転送サービスです。1ファイル最大60GBまで対応でき、大容量のデータ転送や共有が可能です。
ウイルスチェック機能や暗号化によるセキュリティ対策はもちろん、誤送信や不正利用などによる情報漏洩のリスクを軽減する機能も充実しています。
SSLによる通信データの暗号化だけでなく、サーバ内のデータも暗号化して保管。外部からの傍受を防止します。
サーバーに保管されたデータは7日間で自動的に消去される仕組みとなっており、データの消し忘れ等による不正傍受の心配もありません。
サービス名 | SECURE DELIVER |
運営会社 | 富士フィルム株式会社 |
特徴 | 大容量ファイルや重要データを国内外で安全に受け渡し可能 |
料金(税込) | 月額 37,950円~(要問合せ) |
セキュリティ | ウイルスチェック 暗号化通信(SSL) サーバ内データ暗号化 URL無効化機能 など |
グローバルセキュアデータ転送サービスは、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスが提供するファイル転送サービスです。
4重のセキュリティ技術により、データを細分化した多重転送(小さいデータの分散送信)が可能。これにより国内外拠点との高速で安全なファイル共有を実現しています。
送信するデータは複数クラウドへの分散による無意味化が施されているため、万一第三者に盗聴されても解析できないようになっています。
暗号化や解凍処理、パスワードの送付など、ファイル転送の際に手間となる作業を必要とせず、誤送信や紛失のリスクもありません。
サービス名 | グローバルセキュアデータ転送サービス |
運営会社 | 株式会社日立システムズエンジニアリングサービス |
特徴 | 重要データを国内外へ安全・確実にファイル転送可能 |
料金(税込) | 月額 33,000円~(要問合せ) |
セキュリティ |
|
DIRECT! EXTREMEは、大容量ファイルを超高速で転送できるクラウド型ファイル転送サービスです。
コンテンツデータの海外配信や大容量の研究データの転送などをメインに行っており、通信経路・データの暗号化(SSL/AES)による強固なセキュリティ機能が特徴です。
また、転送データの同一性を担保するチェックサム機能やログ履歴の取得などにより、安全安心な運用が可能となっています。
サービス名 | DIRECT! EXTREME |
運営会社 | 日本ワムネット株式会社 |
特徴 | GigaCCの大容量・ハイスピード版 大企業や情報産業向け |
料金(税込) | 初期費用 55,000円 月額 80,300円(10ユーザー) |
セキュリティ |
|
ファイル転送サービスには、無料と有料のサービスがあります。両者は何が違うのでしょうか。
無料のファイル転送サービスにも一定のセキュリティ対策機能が備わっており、個人間での利用に関してはほとんど問題とならないでしょう。しかし、ビジネスでの利用に関しては有料のサービスの利用をおすすめします。
無料のサービスにもセキュリティ対策が施されているものの、万一の事故に対する保証や追跡機能がほとんどありません。もし情報漏洩などが起きた場合には全て自己責任となり、取引先にも大きなダメージを与える可能性があります。
特に法人利用の場合、企業としての信用度を考慮すると、業務上のデータファイル管理は有料のファイル転送サービスの使用をおすすめします。(※有料版でもセキュリティが甘いサービスはあります。セキュリティ機能が充実しているかどうかは、有料/無料問わず必ず確認しましょう)
仮に無料のファイル転送サービスを業務利用する場合でも、個人情報など機密情報を含まないデータの転送だけに留めておきましょう。
ここまでファイル転送サービスについてご紹介しましたが、そもそも転送サービスは必要なのでしょうか?
ファイル転送でよく使われる手法の一つに、メールに転送したいファイルを添付し、メールごと相手に共有する方法があります。あなたも、メールに添付されたPDFファイルなどを開いた経験があるのではないでしょうか。
メールへのファイル添付は、「メッセージと一緒にファイルを添付できる」「新しいソフトやサービスを使わなくていい」「無料で利用できる」など多くのメリットがあります。
しかし、近年は企業のセキュリティ意識が高まるなかで、メールによるファイル転送はセキュリティリスクが大きいと指摘されるようになりました。具体的には、以下のようなセキュリティリスクがあると言われています
こうしたリスクを回避するため、企業によってはメールに添付する際のファイルをZIPファイルなどで暗号化し、後に別のメールでZIPファイルのパスワードを送付する「PPAP」という対策が講じられています。
ところが、このPPAPはセキュリティ対策としての効果が低いだけでなく、ファイルが暗号化されていることでセキュリティソフトによるスキャンをすり抜ける弊害がありました。このシステムを悪用し、暗号化されたウイルスを送り付ける被害も出ています。
そのため、メールでのファイル転送はおすすめできません。
約80%の取引先が「フリーランスとのファイル共有」に不安を感じている!? 信頼してもらう方法を専門家に聞いた
Workship MAGAZINE
ファイル転送サービスを利用する際は、まず利用目的を確認し、どのような機能が必要か、どの程度のセキュリティが必要かを判断しましょう。
とくに取引先にデータを送る際は、取引先がファイルを受け取る際に、安心できるかどうかを送り手側がきちんと考えることが重要です。
大容量のファイルをクラウド管理できるシステムを導入すれば、業務の効率化に役立ちます。またセキュリティ対策を強化したい場合には、アクセスログやウィルス対策など、扱うデータに合わせた機能が充実したファイル転送サービスを導入すると安心です。
ただし、セキュリティ対策機能や送信容量などが大きくなれば、その分毎月のランニングコストも増大します。
ファイル転送サービスを選ぶ際は、ファイル転送サービスを利用する社員の人数や情報の重要性、ファイルの容量などをしっかりと精査し、無駄のない最適なツールを選択しましょう。
(執筆:みっちー 編集:Workship MAGAZINE編集部)