【浜松町駅】電源&Wi-Fiの使えるカフェ12選!勉強・仕事・ノマドワークにおすすめ
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フリーランスエンジニアと聞くと、「自由な働き方」や「会社員以上の高収入」といった魅力的なイメージが浮かびますよね。ですが同時に、「実際の働き方や収入はどうなの?」「後悔している人もいるのでは?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フリーランスエンジニアの“リアルな現実”を包み隠さず紹介し、後悔しないために必要な準備や考え方を具体的にお伝えします。
私自身、会社員からフリーランスに転向した現役エンジニアとして、体験談も交えながら解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
現役エンジニア兼フリーランスライター。大好きなゲームの新シリーズがソシャゲになったので、夜ふかしプレイ中。期間限定のコラボカフェにも行くぞ!(note: @azasaz_a)
目次
SNSやメディアで取り上げられるフリーランスエンジニアの「華やかな部分」だけを信じてしまうと、実際に活動を始めたときに大きなギャップに直面することも少なくありません。ここでは、フリーランスエンジニアの理想と現実の両面を整理して見ていきましょう。
SNSやブログなどに見られるフリーランスエンジニアの姿は、
など、多くがキラキラした華やかなイメージですよね。自分磨きをしつつ、仕事もバリバリこなし、希望するだけの報酬を手にできる…何て理想的な働き方!!
ノマドワーカーとして海外で仕事をする様子や平日昼間にカフェでパソコンを開く写真は、多くの人の憧れを掻き立てるでしょう。実際、そのイメージに魅力を感じてフリーランスエンジニアに転向する人も少なくありません。
ただし、このような発信は「成功している一部の事例」であることが多く、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。スキル次第で高単価案件を獲得できる可能性があるのは事実ですが、理想だけを追いすぎると、後々大きなギャップに苦しむことになりかねないのです。
フリーランスエンジニアとして活動を始めて、真っ先に直面するのが「案件探しの難しさ」です。安定した収入を得るためには、常に新しい案件を探し続け、クライアントとの信頼関係を築かなければなりません。
急速に進化する技術に対応するためには、自己投資を続けて学びを重ねる姿勢も必要です。また、在宅中心の働き方は一見快適に思えますが、実際には孤独感を抱きやすく、相談できる仲間がいないことに不安を感じる人も少なくありません。
フリーランスエンジニアの華やかなイメージの裏側には、こうした現実的な課題が確実に存在します。だからこそ、長く安定して働き続けるためには、理想だけにとらわれず、課題を理解したうえで着実に準備を進めることが重要です。
フリーランスエンジニアになった人が陥りやすい末路については、こちらでも詳しく解説しています。
フリーランスエンジニアのよくある末路【エンジニアが解説】
Workship MAGAZINE
フリーランスエンジニアとして独立すると、最も大きな悩みとなるのが「収入」と「案件」に関する問題です。ここでは、多くのフリーランスエンジニアが直面しやすい収入や案件の現実について解説します。
フリーランスエンジニアにとって最大の不安要素のひとつが「案件が途切れるリスク」です。会社員のように毎月固定の給与が支払われるわけではなく、契約が終了すれば翌月から収入がゼロになる可能性もあります。
特に駆け出しの時期は、営業力や人脈が不足しているため、案件を継続的に確保するのが難しいものです。私も駆け出しフリーランスのころは、まず案件を獲得するのにめちゃくちゃ苦労しましたし、「この仕事はいつまで続けられるのか」とビクビクしながら働いていました。
どんなに仲が良くなったクライアントでも、ビジネスである以上、契約が切られるときは本当に一瞬です。その「Xデー」がいつ訪れるのか――フリーランスエンジニアは常にこのプレッシャーと向き合いながら、備えておく必要があるのです。
フリーランスエンジニアとして安定して働くためには、単発の仕事ではなく継続的な案件を確保するのが理想です。しかし実際のところ、クライアントから継続依頼を得るのは決して簡単ではありません。
自分では満足のいく成果を出せたと思っていても、なぜか次の依頼につながらない――そんな経験をすることも普通にあって、現実はなかなかにシビア。継続案件は、信頼関係や実績を少しずつ積み重ねてようやく獲得できるものなのです。
また、高単価案件は経験豊富なエンジニアに集中しがちで、スキルや実績が不足していると競争に負けてしまうことも少なくありません。特に駆け出しの段階では、まず実績を作るために単価の低い案件を選ばざるを得ないケースも多いのが実情です。
「初回のやり取り」で決まる?継続案件をつかむ人・逃す人
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SNSなどでは「フリーランスになって月収100万円以上!」といった成功例が語られていますが、現実はそう甘くはありません。特に生成AIの普及により一部の業務が自動化されつつある現在、本当に市場価値の高いスキルを持ち、競争を勝ち抜ける人でなければ、想定を超える高収入を得るのは難しいのが実情です。
また、仮に案件単価が高くても、常に稼働できるわけではありません。案件の空白期間があれば収入は一気に落ち込み、継続案件がなければ翌月からゼロになるリスクすらあります。
さらに営業や事務処理、学習のための時間も必要になるため、実際の「稼働時間あたりの収入」は想像以上に低くなることも少なくありません。「そもそもフリーランスの収入は不安定である」という前提をしっかりと理解しておくことが大切です。
フリーランスエンジニアは、自由な働き方ができる反面、会社員のときには意識しなかった「責任の重さ」や「働き方の難しさ」に直面します。ここでは、その具体的な現実を見ていきましょう。
会社員であれば上司や法務部が間に入りサポートしてくれますが、フリーランスはすべてが自己責任。納期の遅延や仕様変更、報酬の未払いなど、さまざまなトラブルに直面した際には、自らクライアントと交渉し、場合によっては契約書や法律の知識をもとに毅然と対応しなければなりません。
私も単価交渉や納期の調整では、何度もやり取りを重ねて対応した経験があります。特に印象に残っているのは、納期を過ぎてもクライアントから検収の連絡が一切来ず、契約書を慌てて確認しながら「もし支払いがされなかったらどうしよう…」と背筋が凍った出来事です。
幸い後日連絡があり、無事に検収から支払いまで進みましたが、レスポンスが遅いクライアントだったため、継続はこちらからお断りしました。この経験から、リスク回避のためにはクライアントを「選ぶ」こともかなり重要なんだということを学びました。
フリーランスエンジニアは働く時間や場所を自由に選べる反面、仕事とプライベートの境界があいまいになりやすい課題も抱えています。自宅で作業することが多いと、つい夜遅くまで仕事を続けてしまったり、休日でも気づけばパソコンを開いてしまったりしてしまうんですよね。
結果として「いつでも働いている」状態になり、オンとオフの切り替えが難しくなります。私も独立当初は土日や昼夜の区別がなく、気づけば常に仕事をしていました。
最近では以前より切り替えができるようになりましたが、それでもどこかで常に仕事のことを考えてしまいがち。子どもから「お母さんは家でずっと働いてるから、社畜ならぬ“家畜”だね!」と言われたときは、なんとも言えない気持ちになりました…。最近は開き直って「私は家畜!」と自称するようになりましたけど!
フリーランスエンジニアというと「技術力さえあればやっていける」と思われがちですが、実際にはそう単純ではありません。ここでは、スキル面や業務範囲に関する現実を見ていきましょう。
フリーランスエンジニアになると、コードを書くことだけが仕事ではなくなります。案件を得るための営業活動、信頼関係を築くための人脈づくり、契約内容の確認や報酬管理など、会社員時代には意識しなかった業務が一気に増えるのです。私も独立当初は「営業や契約書チェックだけで、こんなに時間を取られるの!?」と驚きました。
さらに確定申告やインボイス制度など、税制の知識も必要になります。会社員であれば経理担当に任せられたことも、フリーランスは一から勉強しなければいけないんですよね。
こうした業務をおろそかにすると、案件が途切れたりトラブルに巻き込まれたりするリスクが高まり、結局は自分を苦しめることになりかねません。楽しくない作業ばかりですが、フリーランスエンジニアとして長く活動するためには欠かせない取り組みなのです。
IT業界は技術の進化が非常に速く、数年前に習得したスキルがすぐに陳腐化してしまうことも珍しくありません。フリーランスエンジニアとして生き残るためには、常に最新の技術をキャッチアップし、スキルをアップデートし続ける姿勢が重要です。
私自身、もともとはJavaやPHPを中心に仕事をしていましたが、「最近はPythonが強いらしい」と感じて学習を始めました。昔は単一のスキルでも案件が回ってきたものですが、今ではそうはいかないんですよね…。プログラミングの基礎を押さえつつ、複数言語や関連分野に横断的なスキルを持つことの重要性を痛感しています。
継続的なインプットを怠れば市場価値はすぐに下がり、案件の獲得も難しくなります。自由な働き方の裏側には、「学び続ける努力が必須」という厳しい現実があるのです。
フリーランスエンジニアの中には、安定して案件を獲得し、収入や働き方の自由を両立できている人もいます。ここでは、成功しているフリーランスエンジニアに共通する特徴を整理していきましょう。
フリーランスエンジニアとして安定して働くには、幅広いスキルよりもまず「専門性」を確立することが大切です。特定の分野で高いスキルを持ち、成果物の品質を安定して提供することで、クライアントから信頼を得やすくなります。
専門性は実績を積み重ねるごとに強化され、結果として「この分野ならこの人」と認識されやすくなります。技術力だけでなく、納期を守る・丁寧にコミュニケーションを取るといった基本的な姿勢も必要です。
フリーランスはエンジニアであると同時に、ひとりの事業主でもあるため、営業力・交渉力・プレゼン力、さらには経理や契約管理といったビジネススキルも欠かせません。
特にAIが日常に浸透する今、技術スキルそのものの価値は相対的に下がりつつあります。難しいコードでさえ一瞬で生成してしまえる時代だからこそ、改めて「人間にしかできないことは何か」を理解し、自ら行動できる人が評価されるのです。フリーランスエンジニアの市場価値は、技術を駆使していかにビジネスを加速できるかにシフトしています。
技術力に加えてビジネススキルを兼ね備えることで、「安心して任せられる人」としてクライアントから信頼されやすくなるでしょう。
成功しているフリーランスエンジニアの多くは、勢いで独立したのではなく、リスクを理解し対策を講じたうえで独立しています。生活費の半年〜1年分を貯蓄しておく、複数の案件獲得ルートを確保しておくなど、いざというときに備える行動をしているのです。
十分な準備をせずに独立すると、案件が途切れた瞬間に行き詰まってしまうリスクが高まります。堅実な準備こそが、フリーランスエンジニアとして長期的に安定して活動するための土台となるでしょう。
フリーランスエンジニアとして長く活動している人ほど、学びの手を止めることなく、また積極的に情報発信をしています。ブログやSNSで技術情報を発信すれば認知度が高まり、そこから案件の相談が舞い込むこともあるため、そういった機会を貪欲に追及している人が多い印象です。
情報発信は、自分の学びを整理するアウトプットの場にもなります。また常に最新技術を学ぶ姿勢は、市場価値を維持するうえでも重要です。
「学び続け、発信し続ける」ことは、フリーランスエンジニアとして信頼と実績を積み上げる堅実な手段と言えるでしょう。
エンジニアの情報収集に役立つメディアについては、こちらで詳しく解説しています。
エンジニアの情報収集に役立つメディア10選【現役エンジニア厳選】
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フリーランスエンジニアとして成功している人の多くは、いきなり独立するのではなく、副業や小規模な案件からスタートしています。いきなり会社を辞めて独立すると、案件が途切れたときのリスクが大きすぎるからです。副業の段階で実績を積み、クライアントとの関係性を作っておけば、独立後もスムーズに案件を獲得しやすくなります。
私自身も、まずは副業を数件こなしたことで、自分のスキルがどの程度通用するかを把握できましたし、独立後の営業にも役立ちました。リスクを理解したうえで「小さく始める」ことが、安心してフリーランスエンジニアを続けるための土台になるのです。
フリーランスエンジニアとして活動を始めるなら、信頼できる案件紹介サービス「Workship」がおすすめです。エンジニアをはじめ幅広い職種に対応しており、公開案件の8割以上がリモートOK。トラブル相談窓口や会員向け優待サービスが無料で付帯するなど、安心して働ける仕組みが整っています。
また「クロスネットワーク」は、インフラエンジニアに特化した案件マッチングサービス。クラウド設計・構築やネットワーク運用、セキュリティ設計など専門性を活かせる案件が多く、週2~3日から参画できる案件やリモート案件も豊富です。契約や単価交渉のサポートもあり、安定して働きたいフリーランスエンジニアにとって心強い味方になるでしょう。
エンジニアの副業におすすめのサービスについては、こちらも参考にしてください!
エンジニアの副業におすすめのサービス11選!メリットや戦略も解説
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フリーランスエンジニアという働き方は自由度が高く魅力的ですが、安易に独立すると現実の厳しさに直面しやすくなるものです。ここでは、独立を考える前に整理しておきたい重要な視点を解説します。
フリーランスエンジニアとして活動するには、「自分は何が得意で、どんな価値を提供できるのか」を明確に言語化できることが重要です。
漠然と「プログラミングができます」だけでは差別化が難しく、案件を獲得する際に不利になってしまいます。そのため「Webバックエンドの設計が得意」「AWS環境の構築経験が豊富」といった具体的な強みを示せるほど、クライアントから選ばれやすくなります。
独立を目指すなら、まずは自分の強みを棚卸しし、言葉として伝えられる形に整理しておきましょう。
フリーランスエンジニアは案件が常にあるとは限らず、収入がゼロになる期間が発生するリスクがあります。そのため、「案件が途切れた時にどう動くか」を事前にシミュレーションしておくことが大切です。
具体的には、以下のような次の選択肢を用意しておくと安心です。
収入の波は避けられませんが、あらかじめ備えを持つことで、焦らずに乗り越えられるようになるでしょう。
フリーランスエンジニアは時間や場所を自由に選べる反面、自己管理ができなければ生活が不規則になりがち。夜型の人が深夜に働くのは自由ですが、クライアントの連絡時間に対応できないとトラブルになる可能性もあり注意が必要です。
また、育児や介護など家庭の事情がある場合、在宅で柔軟に働ける一方で、逆に「常に家にいるからこそ集中できない」という悩みも生まれます。私も在宅中心になってから、生活リズムを整えるのにはかなり苦労しました。
理想のライフスタイルと実際の働き方が合っているかどうかは、独立前に必ず確認しておきたいポイントです。
独立直後は安定した収入が得られるとは限らず、最初の数カ月は赤字になるケースも珍しくありません。そのため、最低でも半年~1年分の生活資金を確保してから独立するのが安心です。
資金がなければ案件が取れない時期に精神的に追い詰められ、妥協して低単価案件を受けざるを得なくなるリスクもあります。フリーランスエンジニアとして長く続けるために、まず生活を守れるだけの資金を備えておきましょう。
フリーランスエンジニアの働き方は、自分だけでなく家族やパートナーの生活にも少なからず影響を与えます。収入が不安定になったときに精神的な支えとなるのは、やはり身近な人の理解や協力です。
特に在宅ワークが中心になると、生活空間と仕事空間が重なりやすく、家族の協力がなければ集中できなかったり、ちょっとしたことで衝突が増えたりすることもあります。この点、意外と見逃されがちなようで、SNSでも「家族の理解を得られない」「パートナーとケンカになった」といった声をよく見かけますね。
長く安心して働くために、日頃から仕事と生活のバランスについて話し合い、周囲の理解を得て協力体制を整えておきましょう。
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フリーランスエンジニアの仕事の探し方【現役フリーランスが解説】
Workship MAGAZINE
フリーランスエンジニアには「自由な働き方」「高収入の可能性」といった大きな魅力がある一方で、案件の不安定さや自己責任の重さなど、想像以上に厳しい現実も伴います。だからこそ、理想だけにとらわれず、必要なスキルや準備、そして長期的なキャリア戦略を整えることが重要です。
もし独立に不安があるなら、いきなり会社を辞めるのではなく、副業やエージェントへの相談など「小さな一歩」から始めてみましょう。現実を理解したうえで着実に準備を重ねれば、フリーランスエンジニアとして後悔のないキャリアを築けるでしょう。
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フリーランスエンジニアとしての第一歩を踏み出すなら、信頼できるマッチングサービス「Workship」がおすすめです。エンジニアをはじめ幅広い職種の案件を掲載しており、公開案件の8割以上がリモート対応。トラブル相談窓口や優待サービスもあります。
フリーランスインフラエンジニアであれば、「クロスネットワーク」も利用してみましょう。クロスネットワークはクラウド設計・構築やネットワーク運用など専門性を活かせる案件が豊富で、週2~3日から参画できる柔軟な案件も豊富です。
▲出典:クロスネットワーク
契約や単価交渉のサポートもあり、安定して働きたい方に心強い味方になってくれますよ!
Workshipやクロスネットワークのようなマッチングサービスを上手に活用しながら、フリーランスエンジニアとして後悔のないキャリアを築いていきましょう。
(執筆:水無瀬あずさ 編集:猫宮しろ)