業務委託契約とは?フリーランス・発注側が知っておくべき注意点と契約書の基本
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「インフラエンジニアとして、もっと自分に合った働き方を見つけたい!」
「転職を考えているけど、どのサイトを使えばいいのかわからない……」
そんな悩みを抱えるエンジニアも少なくありません。働き方の選択肢が多様化している今、何を優先して働くかは人それぞれ。迷う気持ちはよく分かります。
そこで本記事では、現役エンジニアである筆者が、インフラエンジニア向けの転職サイトを徹底比較!それぞれの特徴や向いているタイプをわかりやすく紹介します。
筆者自身もエンジニアとして転職を経験し、現在はフリーランスとして活動中。実体験に基づくリアルな情報で、インフラエンジニアとして理想のキャリアを築くためのヒントをお届けします。
目次
インフラエンジニアはIT業界の基盤を支える存在でありながら、転職市場では情報が少なく、選択肢に迷うケースも少なくありません。ここでは、インフラエンジニアならではの転職事情や、よくある課題について整理していきます。
インフラエンジニアの転職が「難しい」と感じられる背景には、いくつかの要因があります。まず、求人がクラウドやセキュリティ分野に集中しており、オンプレミス中心の経験を持つエンジニアにはマッチする案件が限られているのが現状です。
またスキルセットがプロジェクトごとに大きく異なるため、「即戦力」と見なされにくいケースもあります。30代以降になると設計力やマネジメント経験が求められる場面が増え、「経験はあるのに要件に合わない」と悩む人も少なくありません。
ただ私の意見としては、インフラ知識があるエンジニア、特にオンプレ時代からガッツリ関わってきた人の市場価値は、今でも非常に高いと感じています。インフラの基礎がしっかりあるからこそクラウドへのキャッチアップもスムーズで、現場での信頼も厚いですしね。私は開発エンジニアとしてインフラの知識があまりないので、「もし自分にインフラの理解があれば、もっと違うキャリアが描けたかも」と思ったことが何度もあります。
インフラの知見はそれ自体で強みになるのはもちろん、他分野との掛け合わせで“稀少性の高いスキル”にもなります。アプローチの仕方やアピールの切り口を少し工夫するだけで、転職市場でも重宝される人材になれるはずです。
クラウド技術の普及により、インフラエンジニアに求められるスキルは大きく変化しています。その中で転職に成功している人の多くは、クラウド環境での設計・構築・運用に関する実務経験を持ち、AWSやAzure、GCPなどを自在に扱えることが共通点です。
また、TerraformやAnsibleといった自動化ツールを活用し、IaC(Infrastructure as Code)を実践しているエンジニアも高く評価される傾向にあります。
加えて、自ら課題を見つけ、提案や改善を主体的に行える“自走力”を持つ中堅層は、企業からのニーズが非常に高いです。指示待ちではなく、プロジェクト全体を俯瞰し、技術面だけでなく業務改善の視点を持てることが重要視されています。
クラウドの波にうまく乗り、時代の変化に応じて自分のキャリアやスキルを柔軟に進化させてきたエンジニアは、どこへ行っても重宝される存在になるでしょう。
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Workship MAGAZINE
インフラエンジニアとして理想の働き方を実現するためには、自分に合った転職サイトを選ぶことが重要です。ここでは、経験者・未経験者や30代以上、女性など、それぞれのタイプに合ったおすすめの転職サイトをご紹介します。
転職サイトを選ぶ際にまず悩むのが、「総合型」と「特化型」のどちらを使うべきかという点です。
例えば「doda」や「リクルートエージェント」といった総合型は、求人数が豊富で業界横断的な案件を幅広く取り扱っています。多くの選択肢から比較検討したい人には向いていますが、IT業界やインフラ職種に精通した担当者が少ない場合もあるため、専門的なアドバイスを求める場合は注意が必要です。
一方、「レバテックキャリア」や「Geekly」などのIT特化型サイトは、インフラやクラウドの技術トレンドに詳しいキャリアアドバイザーが多く在籍し、マッチ度の高い求人を紹介してくれる傾向があります。職務経歴の書き方や面接対策なども技術視点でサポートしてもらえるため、スキルに自信がある方や、より専門的な職場を狙いたい方には特化型が特におすすめです。
どちらを使うべきかは目的やキャリアプランによって異なりますが、総合型・特化型をどちらも複数登録しておくと、バランスよく情報収集ができて便利です。
分類 | 特徴 | 代表的な転職サイト | おすすめの人 |
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総合型 |
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特化型 |
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インフラエンジニアとしての実務経験がある方には、スキルやキャリア志向に合わせた転職サイト選びが重要です。即戦力としての採用が前提となることが多いため、技術への理解が深い求人に出会えるかどうかがポイントになります。
経験者におすすめしたいのは、IT・Web系に特化した転職サイトです。インフラ・クラウドの求人に強く、技術トレンドに詳しいアドバイザーが在籍していれば、転職活動を有利に進められるでしょう。転職サイトそれぞれで特徴が異なるため、自分のタイプに合わせて複数併用するのもおすすめです。
おすすめサイト名 | タイプ | 特徴・強み | おすすめの人 |
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レバテックキャリア | IT特化型 |
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Green | IT特化型 |
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Geekly | IT・Web特化型 |
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type | 総合+IT特化傾向 |
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doda | 総合型 |
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未経験からインフラエンジニアを目指す場合、求人数の多さだけでなく、「未経験OKの求人をどれだけ扱っているか」「サポート体制が整っているか」も重要なポイントです。特に学習段階の人にとっては、書類の通過率や面接対策のノウハウが充実しているかも転職成功に大きく影響します。
そこで未経験者におすすめなのが、手厚いサポートを受けられるエージェント機能付きの転職サイトです。キャリアカウンセリングを受けることで進むべき方向性が明確になり、未経験からのスタートを後押ししてもらえるでしょう。1つの転職サイトに絞らず複数に登録して、自分に合うサポートを見極めることが大切です。
おすすめサイト名 | タイプ | 特徴・強み | おすすめの人 |
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マイナビIT AGENT | IT特化型 |
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ワークポート | IT・総合型 |
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UZUZ | 就職支援+研修型 |
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ユニゾンキャリア | IT特化型+若手特化 |
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Re就活エージェント | 若手向け総合型 |
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30代以上のインフラエンジニアが転職を考える際には、「即戦力としてどう活かせるか」「マネジメントや設計経験をどうアピールするか」が重要なポイントです。年齢を重ねることで求められる役割も変わり、単なる運用保守ではなく、プロジェクト全体を見渡せる視点やチームマネジメントのスキルが評価される傾向にあります。
この世代におすすめなのが、キャリアの棚卸しから丁寧に支援してくれるハイクラス向けの転職サイトです。年収アップやマネージャー職の案件に強みがあったり、外資系や大手企業への転職実績が豊富だったりと、それぞれに特徴が異なるので、自分の強みや経験をうまくアピールできる転職サイトを選ぶと良いでしょう。
また、この世代はキャリアの“軸”が問われるタイミングでもあるので、エージェントの活用が特に有効です。
おすすめサイト名 | タイプ | 特徴・強み | おすすめの人 |
---|---|---|---|
ビズリーチ | ハイクラス特化 |
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JACリクルートメント | ミドル・外資系特化 |
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Findy | スキルスコア型IT特化 |
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ランスタッド | 総合+ハイクラス特化 |
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Forkwell Jobs | IT特化+カルチャーマッチ重視 |
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IT業界全体では女性エンジニアの数が徐々に増えてきているものの、インフラ分野ではまだまだ少数派というのが現状です。そのため、働きやすい環境やキャリア支援体制が整っている企業に出会えるかどうかは、女性エンジニアの転職成功において非常に重要なポイントになります。
特に育児や出産といったライフイベントを見据えてキャリアを考える場合は、「リモート可」「時短勤務」「ダイバーシティ推進」など、柔軟な働き方に対応しているかを必ず確認しておきたいところです。
私自身も現在、子育てと仕事を両立しながら働いていますが……正直、めちゃくちゃ大変です!だからこそ、急なお休みが取りやすいかどうか、在宅勤務に切り替えられるかどうかといった点は、現実的な判断材料としてしっかりチェックしておきましょう。
おすすめサイト名 | タイプ | 特徴・強み | おすすめの人 |
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女の転職type | 女性特化型 |
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マイナビ転職女性のおしごと | 総合+女性特化 |
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総合+女性特化 |
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LIBZ(旧リブズキャリア) | ハイクラス×女性特化型 |
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リクナビNEXT | 総合型(男女共通) |
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転職サイトを使う際、なんとなく登録して求人を眺めるだけでは、自分に本当に合った仕事には出会いづらいものです。ここでは、インフラエンジニアとしての強みや志向に合った求人を見極めるために注目すべきポイントを紹介します。
転職サイトを選ぶ際は、そのサイトがどれだけインフラエンジニア向けの求人を扱っているかを事前に確認しておきましょう。というのも、多くのIT系転職サイトは開発職(アプリ・Web系エンジニア)に求人が偏っていることが多く、インフラ系の求人は比較的少ない傾向があるためです。
具体的には、ネットワーク・サーバー・クラウドの設計・構築・運用・監視といった、自分のスキルや志向に合った職種がどれくらい掲載されているかをチェックしましょう。キーワード検索機能で「AWS」「オンプレミス」「運用保守」など、自分の経験や目指す方向性に沿ったワードを入れてみると、該当求人の数や質が把握しやすくなります。
インフラエンジニアが転職サイトを活用する際、意外と見落としがちなのが「非公開求人」や「独占求人」の有無です。
非公開求人とは、企業がサイト上に公開せず、特定のエージェントを通じて紹介する求人のことです。採用計画の戦略性や競合対策の観点から、敢えて公開を控えているケースが多くあります。高待遇・裁量の大きいポジション・最新技術を扱う案件など、条件の良い“掘り出し物”が含まれていることも少なくありません。
また、転職エージェントが企業と独自の関係性を築いている場合、そのサイトだけで扱っている「独占求人」が存在することもあります。他サイトでは出会えない魅力的な案件にアクセスできるのは、利用者にとって大きなメリットです。
エージェントも取り扱っている転職サイトを利用する際、担当となるキャリアアドバイザーの質は、転職活動の満足度に大きく影響します。特にインフラエンジニアのように専門性の高い職種では、エンジニアリングの基本的な理解があるかどうかで、求人のマッチ度や提案の的確さが大きく変わってきます。
例えばクラウド移行の経験やオンプレからの運用改善に携わってきた場合、その背景や技術スタックを理解できる担当者であれば、「どの企業ならその経験が活かせるか」「どんなキャリアパスがあるか」といった提案が具体的になります。一方で、IT業界に詳しくないアドバイザーがつくと、見当違いの求人を紹介されることもあり注意が必要です。
インフラエンジニアとして転職活動を成功させるには、職務経歴書や模擬面接といったサポート体制の充実度も重要です。
例えば職務経歴書では、インフラ系ならではの経験(構成設計・運用改善・障害対応・クラウド移行など)をどう整理してアピールするかがカギになります。経験豊富なキャリアアドバイザーが添削してくれれば、見せ方の工夫やアピールポイントを強化できるでしょう。
また、模擬面接や面接対策セミナーを提供している転職サイトでは、実際の質問傾向や企業ごとの対策も教えてもらえるため、本番に強くなれるのもメリットです。
転職サイトを選ぶ際には、公式サイトの情報だけでなく、実際に利用した人の口コミや評判を参考にするのも非常に有効です。同じようなサービスに見えても、「検索のしやすさ」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能の精度」など、使い勝手に関する評価が分かれるポイントになります。
例えば「検索条件が細かく設定できて便利だった」「応募後の企業対応が早かった」といった具体的なポジティブな声は、判断材料として参考になります。一方で、「情報が古い」「スカウトが形式的で期待外れだった」といったネガティブな評価が多いサイトには注意が必要です。
また、好意的な口コミばかりが並んでいる場合は、評価の信ぴょう性を疑ってみる視点も大切です。口コミサイトやSNS、X(旧Twitter)などを横断して、良い点と悪い点をバランスよく把握したうえで、自分に合ったサービスを見極めましょう。
転職サイトを利用する際は、自分が希望する地域や雇用形態(正社員・契約・フリーランスなど)に対応しているかという点もしっかり確認しておきましょう。特に地方勤務を希望する人やフルリモートなど柔軟な働き方を望む人にとっては、対応範囲が限られているサイトを選んでしまうと、理想の求人に出会えない可能性があります。
「リモート可」「地方在住歓迎」「フリーランスOK」などの検索フィルターがあるかも確認しておくと、自分に合った案件を探しやすくなります。理想の働き方を実現するためにも、対応範囲の広さは必ずチェックしたいポイントです。
転職サイトを日常的に使ううえで、サイト自体の使いやすさ(UI/UX)も意外と重要なポイントです。特に希望条件に合った求人を効率よく探したいインフラエンジニアにとっては、検索性やフィルターの充実度が、情報収集のスピードに直結します。
例えば「フルリモート可」「AWS経験歓迎」「運用から構築へステップアップ可能」など、自分の志向に近い条件で細かく絞り込める検索機能があれば、必要な情報にすぐたどり着けます。一方、検索条件が大まかすぎたり、タグやキーワードが整備されていないサイトでは、希望する求人を見逃してしまうリスクもあり注意が必要です。
迷ったときは、サイトのデザインや検索のしやすさなど、「なんとなく好きかも」と感じた直感も大事にしていいと思います。私はよく、インスピレーションで「ここ良さそう」と思ったところにまず登録してみて、比較しながら判断していました。転職サイトは1つに絞らず、複数を使って比較するのが基本。だからこそ、フィーリングも意外と頼りになります。
転職サイトに複数登録する際、意外とネックになるのが職務経歴書の入力です。サイトによってフォーマットが異なり、毎回一から入力するのはかなりの手間。とくにインフラエンジニアのようにプロジェクトごとの業務内容や技術スタックが多岐にわたる職種では、整理するだけでも時間がかかります。
最近は、他サイトで作成した職務経歴書をPDFでアップロードできたり、レジュメをインポートできる機能を提供している転職サイトも増えています。こうした入力サポート機能があるかどうかで、登録のハードルや転職活動のストレスも大きく変わります。
正直なところ、私自身も「入力が面倒じゃなかったから」という理由で登録を決めたことがあるんです。スペックだけで選ぶよりも、「続けやすいかどうか」も選定基準のひとつにしていいと思います。
インフラエンジニアとしてのキャリアは、必ずしも正社員だけに限られるものではなく、近年は副業やフリーランスといった柔軟な働き方を選ぶ人も増えています。ここでは、インフラエンジニアの副業やフリーランスという新しい選択肢についてご紹介します。
インフラエンジニアにとって、副業やフリーランスといった働き方は、キャリアを柔軟に広げる有効な選択肢です。会社に縛られずに働けることで、時間や場所にとらわれない自由な働き方が可能になります。リモート案件や週数日の稼働で完結する仕事も増えており、自分のペースで働ける点は大きな魅力です。
また、単価の高い案件を選べば収入アップも現実的に狙えます。特にクラウド設計や構築、セキュリティ対策といった専門性の高いスキルを持っている人ほど、フリーランス市場では重宝されるでしょう。
副業や業務委託を通じて普段の業務では触れられない技術や業界に関われるため、スキルの幅や視野を広げるチャンスにもなります。新しい働き方にチャレンジすることで、エンジニアとしての成長スピードも加速していくでしょう。
インフラエンジニアがフリーランスになるには? 必要スキルや案件例などを解説!
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副業やフリーランスとして働きたいと考えたとき、どこで案件を探せばいいかは大きな悩みのひとつではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、エージェントやマッチングサービスを活用する方法です。
中でもWorkshipは副業や週1~2日の柔軟な案件を多く扱っており、実績作りや小さく始めたい人にぴったり。登録もWebから簡単にでき、スキルや働き方の希望を入力するだけで、条件に合う案件を提案してもらえます。
クロスネットワークはインフラエンジニアに特化したフリーランスマッチングサイトです。高単価かつ中長期で安定した案件が豊富で、クラウド設計や運用構築など、専門性の高い経験を活かしたい中堅~ベテラン層に向いています。
こうしたサービスをうまく活用すれば、自分のライフスタイルやキャリアビジョンに合った案件と出会える可能性がぐっと広がります。
エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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週2日から始めるエンジニア副業!案件事例、探し方、成功のポイントを解説
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インフラエンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、「どの転職サイトを使うか」だけでなく、「どんな働き方を選ぶか」まで視野に入れることが重要です。正社員、フリーランス、副業など、働き方に応じて使い分けることで、より自分に合った道が見えてきます。
安定志向であれば総合型やIT特化型の転職サイトを活用し、自由な働き方を求めるなら副業やフリーランスという選択肢も検討しましょう。Workshipやクロスネットワークのような専門のマッチングサービスを活用すれば、スキルやライフスタイルに合った理想の案件に出会いやすくなります。
正社員転職だけにとらわれず、“+α”の可能性を広げることが、自分らしいキャリアを築く近道です。インフラエンジニアとして、新しいキャリアの第一歩を踏み出しましょう。
(執筆:水無瀬あずさ 編集:猫宮しろ)