インフラエンジニアの職種・種類まとめ|仕事内容・年収・将来性をわかりやすく解説
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「インフラエンジニアを目指したいけれど、職種がいろいろあって違いがよく分からない……」そんな不安を感じていませんか?未経験や初学者にとっては、専門用語ばかりでイメージが湧きにくいこともあるでしょう。
この記事では、インフラエンジニアに分類される代表的な職種をわかりやすく紹介し、それぞれの仕事内容や年収、必要なスキル、自分に合った職種の見つけ方まで詳しく解説します。
現役エンジニアとして複数の職種を経験し、現在はライターとしても活動する筆者の視点から、各職種の役割や働き方の違いをリアルにお届けします。この記事をきっかけに、あなたにぴったりのインフラ職を見つけてくださいね!
現役エンジニア兼フリーランスライター。PHPで社内開発を行う傍ら、オウンドメディアコンテンツを執筆。得意ジャンルはIT・転職・教育。個人ゲーム開発に興味があり、Unity(C#)×生成AIで「おでんのコンニャクが主役のゲーム」を計画中だが、忙しくて遅々として進まないのが悩みのタネ。(note: @azasaz_a)
目次
インフラエンジニアの職種を理解するには、まず「インフラとは何か?」という根本的な部分から押さえておく必要があります。ここでは、開発系エンジニアとの違い、近年注目されるクラウド環境との関係性など、職種理解の前提となる基礎知識を見ていきましょう。
インフラエンジニアと開発系エンジニアの大きな違いは、「何を作るか」と「どこを支えるか」にあります。
開発エンジニアはアプリケーションやサービスそのものの機能を設計・実装する役割を担うのに対し、インフラエンジニアはそれらが安定して稼働するための基盤(サーバー、ネットワーク、OSなど)を構築・運用する役割を持ちます。
具体的な違いを表にまとめてみましょう。
項目 | 開発系エンジニア | インフラエンジニア |
---|---|---|
主な役割 | アプリやWebサービスの機能を開発 | サービスを支える基盤を構築・運用 |
対象 | フロントエンド、バックエンド、APIなど | サーバー、ネットワーク、OS、クラウドなど |
使用技術・ツール | PHP、Java、JavaScript、フレームワークなど | Linux、AWS、Docker、監視ツールなど |
成果物が見えるか | ユーザーが直接触れる | ユーザーには見えにくいが、安定性を支える |
障害対応 | バグ修正や機能改善が中心 | サーバーダウンや通信トラブルへの対応 |
開発との関係 | サービスそのものを作る | 開発を支える土台を作る・守る |
私自身、PHPやJavaでアプリケーション開発をしてきた中で、ユーザーからは見えないインフラの重要性を何度も実感してきました。異なる役割を担う開発系エンジニアとインフラエンジニアが密接に連携するからこそ、ユーザーにとって本当に使いやすく、信頼できるサービスが実現するのです。
インフラ構成を理解するうえで、「オンプレミス(通称「オンプレ」)」と「クラウド」は避けて通れない重要なキーワードです。
オンプレミスは自社で物理的にサーバーなどを管理・運用する方式で、高い自由度とセキュリティのカスタマイズ性がありますが、導入・維持のコストや手間がかかります。一方、クラウドはAWSやGCPなどの外部サービスを利用する方式で、スケーラビリティや初期コストの低さが魅力です。
オンプレミスとクラウドの違いも表にまとめてみましょう。
項目 | オンプレミス | クラウド |
---|---|---|
サーバーの設置場所 | 自社内に物理的に設置 | 外部クラウド事業者が提供するインフラを利用 |
初期コスト | 高い(機器購入、設置、構築費用) | 低い(必要な分だけ利用、初期費用を抑えられる) |
運用コスト | 維持・保守に人件費や電気代がかかる | 使用量に応じた課金、保守はクラウド事業者が対応 |
拡張性 | 限られる(機器追加に時間とコストがかかる) | 高い(必要に応じてスケール可能) |
導入スピード | 遅め(機材準備・設置・設定が必要) | 早い(数クリックで環境構築が可能) |
セキュリティ管理 | 自社が全責任を持ち、柔軟に設定可能 | クラウド事業者のポリシーに準拠しつつ設定可能 |
障害対応 | 自社が対応(即時対応が必要) | 基本はクラウド事業者が対応 |
向いているケース | 高度なカスタマイズが必要な業務や 法令対応が求められる場合 |
柔軟性・拡張性が求められる 開発環境やスタートアップ |
特に近年はクラウドインフラの需要が急増しており、フリーランスや副業としても携わりやすい分野です。両者の違いを押さえることで、インフラ職種の理解が一気に深まります。
インフラエンジニアとひとくちに言っても、その中にはいくつかの専門分野が存在します。ここでは、インフラエンジニアの代表的な職種ごとの特徴を詳しく見ていきましょう。
なお、主要なインフラ職種の仕事内容や年収の目安、向いている人の特徴を表にまとめました。それぞれの職種の違いを把握し、自分にフィットしそうな道を見つける参考としてご活用ください!
職種名 | 主な仕事内容 | 年収の目安(日本) | 向いている人の特徴 |
---|---|---|---|
1.サーバーエンジニア |
|
約460万円
(経験次第で1,000万円以上も可) |
|
2.ネットワークエンジニア |
|
約437万円
(30代で500万円後半も) |
|
3.クラウドエンジニア |
|
約590~600万円
(スキル次第で800万円以上) |
|
4.SRE |
|
約685万円
(熟練層で800~1200万円) |
|
5.セキュリティエンジニア |
|
約477万円
(資格次第で700~800万円超) |
|
6.社内SE・情シス |
|
約450万円
(大手で600~800万円) |
|
サーバーエンジニアは、企業のIT基盤を支えるサーバーの設計・構築・運用・保守を担うインフラ職種です。近年はクラウド時代といわれますが、サーバー技術の需要はいまだ根強く、未経験からの転職もしやすいため、インフラエンジニアの入門職として高い人気を誇ります。
担当するのはWebサーバーやデータベースサーバーなど多岐にわたり、それぞれに応じた専門知識とスキルが必要です。WindowsやLinuxなどのOS、ネットワーク、セキュリティに関する理解が求められ、構築後は監視、チューニング、障害対応など運用保守の業務も行います。
日本の平均年収は約460万円前後で、経験を積んでマネジメント層になれば年収1,000万円超も可能。米国では平均年収が約800万~900万円と、日本の2倍近い水準です。
サーバー構築やトラブル対応を通じて実践的なスキルが身につきやすく、キャリアの土台を固めるのに最適です。オンプレ・クラウド両方の基礎を学べるため、将来的なステップアップにもつながります。
ネットワークエンジニアは、社内外の通信ネットワークを設計・構築し、運用・保守までを担うインフラ職種です。ルーターやスイッチなどのネットワーク機器、光回線などを使ってLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)を構築し、安定した通信環境を支えます。
プロジェクトによっては要件定義から設計、構築、運用まで一貫して関わることも多く、障害発生時の原因特定や復旧対応も重要な役割です。
日本の平均年収は約437万円前後で、経験を積めば500万円以上も十分に狙えます。米国では約800万円となっており、国際的にも高水準な職種です。
構築したネットワークによって業務がスムーズに進むなど、成果が目に見えやすくやりがいも大きいのが魅力。社会インフラの一端を担う責任感とともに、誇りを持って働ける職種と言えるでしょう。
参考:ネットワークエンジニアの平均年収・給料の統計|レバテックキャリア
クラウドエンジニアは、AWS、Azure、GCPといったクラウドサービス上にインフラ環境を構築・運用する職種です。従来オンプレミスで行っていたサーバーやネットワークの設計・構築をクラウド上で再現し、より柔軟かつ効率的に管理することが求められます。
主な業務には、クラウドサービスの選定やアーキテクチャ設計、システムの移行、セキュリティ設定、コスト最適化などが含まれます。
近年、企業のクラウド導入は急速に進んでおり、専門人材の不足が深刻化しています。2024年の調査でも、「知識・スキルを有する人材の不足」が企業の大きな課題として挙げられていました(参考:アステリア株式会社の調査)。
そのためクラウドエンジニアの市場価値は非常に高く、日本では平均年収が580万円程度、スキルや経験によっては800万円以上も可能です。米国では1,000万~1,300万円に達する例もあり、グローバルに活躍できるフィールドが広がっています。
また、クラウド環境はリモートワークとの親和性も高く、自宅からの運用や構築も可能です。技術の最前線で成長を続けたい人にとって、クラウドエンジニアは今最も注目すべきインフラ職種のひとつと言えるでしょう。
参考:求人ボックス給料ナビ(クラウドエンジニア) ※2025年6月時点
SRE(Site Reliability Engineer)は、Webサービスやシステムの信頼性を高めることを目的としたインフラ職種で、Googleが提唱した概念として知られています。
開発と運用の中間に位置づけられ、ソフトウェアエンジニアリングの知識を活かして、運用の自動化や最適化を行うのが特徴。具体的には、サービスの可用性やパフォーマンス指標(SLA/SLO)を目指し、手動運用のコード化、障害予防の仕組みづくり、スケーラビリティの確保などを行います。
SREは比較的新しい職種ながら需要が急拡大しており、日本では平均年収約685万円、経験次第で800~1200万円も狙える高年収職種です。アメリカでは年収1,500万円を超える水準で、GAFAなどではさらに高額な報酬が提示されることもあります。
クラウド時代においてサービスの可用性が重視される今、SREは経営層からの期待も高く、将来性のある専門職として注目されているインフラ職種です。ソフトウェア開発とインフラ運用の両方に興味があり、コードで課題解決をしたい人に向いています。
参考:doda求人情報
セキュリティエンジニアは、企業や組織の情報セキュリティを専門を担うインフラ職種です。
サイバー攻撃やシステム障害による情報漏えいを未然に防ぐため、セキュリティ対策の提案・設計・構築から運用・監視・対応まで幅広く関わります。具体的には、脆弱性診断、SOC(Security Operation Center)業務によるネットワーク監視、インシデント対応(CSIRT活動)などが代表的な業務です。
日本での平均年収は約477万円で、専門資格の保有や業界経験によって700~800万円以上も期待できます。アメリカでは平均年収が約1,600万円と非常に高く、グローバルに見ても需要の高い専門職です。
悪意ある攻撃者と対峙する緊張感がありますが、組織や社会の安全を守るやりがいと使命感のある仕事です。今後も高いニーズが続く、将来性のあるインフラ職種と言えるでしょう。
参考:インフラエンジニアとは?仕事内容や年収、未経験からの転職のポイントなどを解説|doda
社内SE(情報システム部門、いわゆる「情シス」)は、自社内のITシステムやインフラ全般を管理・運用する職種です。業務効率化や経営課題の解決を目的に、システムの企画立案から導入、運用・保守まで幅広い業務に携わります。
企業によってはITに関わるあらゆる課題を一手に担う“なんでも屋”として扱われることもあり、アプリケーションの選定・開発(ベンダー管理を含む)、ネットワークやサーバーの構築、PCのキッティング、セキュリティ対策、さらにはヘルプデスク対応まで任されるケースも珍しくありません。
ちなみに私も社内SEとして働いており、主に社内システムの改修や追加開発を担当していますが、サーバーの異常調査を依頼されたり、セキュリティシステムのメンテナンスを任されたりすることもあります。「エンジニアだからって全部わかるわけじゃないんだけどな……」と思うとか、思わないとか…。
日本での平均年収は約450万円前後ですが、企業規模や役職によっては600~800万円に達することもあります。アメリカでは同様の職種で1,000万円前後と、日本よりも高水準です。
インフラエンジニア全体としての年収は、こちらの記事でも詳しく解説しています。併せて参考にしてくださいね!
インフラエンジニアの年収はいくら?今すぐできるキャリア戦略ガイド
Workship MAGAZINE
インフラエンジニアは職種によって求められるスキルセットが大きく異なり、それぞれの分野に特化した知識と技術が必要です。ここでは、職種ごとに「どんなスキルが求められるのか」をご紹介します。
サーバーエンジニアには、主にLinuxを中心としたOSの操作スキルが必要です。企業のIT基盤を支える役割であるため、安定稼働や障害対応に必要なスキルを幅広く身につけておく必要があります。
具体的には次のようなスキルが求められます。
このようなスキルは、Linuxの検証環境をVirtualBoxなどで構築して実践学習として学ぶのが効果的です。シェルスクリプトは日々の業務効率化にも直結するため、簡単な自動化タスクから始めると理解が深まります。また、LPICやLinuCなどの資格学習を通じて体系的に基礎を固めるのもおすすめです。
ネットワークエンジニアには、安定した通信環境を構築・運用するための知識と技術が求められます。障害時の迅速な対応や、セキュアなネットワーク設計も業務の一環です。
必要なスキルは次のとおりです。
ネットワークエンジニアに必要なスキルは、まずはネットワークの基礎を「Cisco Packet Tracer」などのシミュレーターを使って学ぶのがおすすめ。CCNA対策の書籍や動画講座も充実しており、手を動かしながら覚えることで理解が深まります。
クラウドエンジニアには、AWSやAzureなどのクラウドサービスを活用し、インフラを構築・運用するための幅広い知識が求められます。クラウド技術は進化のスピードが速いため、継続的なキャッチアップ力と柔軟な設計力が不可欠です。
必要なスキルには、次のようなものがあります。
学習の第一歩としては、AWSの無料枠を活用して実際に環境構築を試してみるのがおすすめです。公式ドキュメントやハンズオン教材が豊富に用意されており、手を動かしながら学ぶことで理解が深まります。TerraformなどのIaCツールは、GitHub上のサンプルコードを参考にしながら真似してみると効果的です。
SREには、信頼性の高いサービス運用を実現するための効率化スキルが求められます。開発とインフラの両方の視点が必要になるため、私のように開発系エンジニアとしての経験も活かしやすい職種です。
主なスキルは次のとおりです。
学習の手順としては、まず既存の監視ツールやCI/CDツールに触れ、構成を理解することから始めましょう。DevOpsやSREに関する書籍を読むと、概念理解が深まります。実務ではPythonやBashを使った自動化が多いため、日常業務のスクリプト化にも挑戦してみましょう。
セキュリティエンジニアには、サイバー攻撃を未然に防ぐ仕組みの構築や、万が一攻撃を受けた際の迅速な対応力が求められます。システム全体の安全性を守る責任があるため、幅広い知識とともに、高い倫理観や探究心が欠かせません。
必要なスキルは次のとおりです。
このような知識を深めるには、セキュリティコンテスト(CTF)や演習環境(TryHackMe、Hack The Boxなど)で実践的に学ぶのが効果的です。併せて、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のホワイトペーパーや各種資格試験の教材を活用することで、体系的かつ最新の情報に触れながら学習を進められます。
社内SE・情シスは自社のIT環境全般を管理・改善する役割を担うため、技術だけでなく調整力や業務理解も求められます。扱う業務が広範囲にわたるため、オールラウンダー的なスキルと柔軟な対応力が必要です。
必要なスキルは次のようなものになります。
知識の習得には、まず基本的なITパスポートやCompTIA ITF+などの資格で、IT全体の知識を整理するのが有効です。加えて、日々の業務で使用しているツールを深く理解したり、社内との調整や交渉に慣れたりすることで、技術力とビジネススキルの両立を図れるでしょう。
インフラエンジニアにはさまざまな職種がありますが、「結局私はどれを選ぶべき?」と迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、自分に合ったインフラエンジニアの種類を選ぶための視点や判断基準をご紹介します。
インフラエンジニアとしての第一歩を踏み出すには、自分が興味を持てる技術や触っていて楽しいと感じる分野を基準に選ぶのも一つの方法です。
苦手な分野を無理に選ぶよりも、自然と学びたくなるテーマに取り組む方が成長も早く、モチベーションも持続します。たとえ未経験でも、興味さえあれば学習のハードルは乗り越えやすいですよね。
例えばこんな感じに…
このような形で、自分が「もっと知りたい」と思える分野から、インフラエンジニアの職種を選んでみましょう。
インフラエンジニアの職種を選ぶ際には、自分の性格や思考のクセに注目してみるのも効果的です。
細かい作業が得意な人、ロジカルに仕組みを考えるのが好きな人、誰かをサポートすることにやりがいを感じる人など、タイプによって向いているインフラ職種は異なります。得意なスタイルで働ける職種を選ぶことで、ストレスを感じにくく、長く続けやすいのがメリットです。
例えば、こんな選び方があります。
このように、自分の性格や行動パターンを踏まえてインフラ職種を検討すると、いざ仕事を始めてから「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチを防ぎやすくなります。
職種を選ぶうえで、「今後も需要が続くかどうか」「将来性があるかどうか」もとても大事ですよね。技術の進化やビジネス環境の変化に強いインフラ職種を選ぶことで、長期的に安定したキャリアを築きやすくなります。
現在、クラウドの活用やセキュリティの強化、システム運用の自動化といったトレンドが加速しており、このようなことに関連する職種は、今後さらに需要が高まると見られています。
将来性が高い職種の一例を挙げてみましょう。
このような職種は技術動向に敏感で、学び続ける意欲のある人にとってかなり魅力的です。「時代の流れに乗る」という視点から職種を選ぶのも、キャリア戦略として「アリ」だと思います。
未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、最初の一歩として「入りやすく、スキルアップにつながりやすい職種」を選ぶのがおすすめです。基礎的な業務からスタートし、少しずつ知識と経験を積み重ねていけば、将来的にはクラウドやセキュリティといった高度な分野に進むこともできるでしょう。
具体的には、次のような職種が未経験者に適しています。
いずれも実務の中で学べる機会が多く、経験値を積みやすい環境が整っている点が魅力です。自分が成長できると感じた職種からキャリアをスタートさせてみると良いでしょう。
将来的に副業やフリーランスとしての独立を考えている場合は、個人で案件を受けやすい職種を選ぶこともひとつの戦略です。企業の常駐を前提とする職種よりも、クラウドやセキュリティなどリモート対応しやすい分野は、フリーランス市場でも需要が高く、報酬単価も高い傾向があります。
例えば、副業や独立を目指す人におすすめの職種がこちらです。
特にクラウド系は在宅ワークと相性が良く、初期投資も少ないため副業にも最適です。将来の働き方を見据えてインフラ職種を選ぶことが、自由なキャリアへの第一歩になります。
インフラエンジニアのフリーランスの第一歩として、副業を始めてみるのもおすすめです。こちらの記事では、フリーランスエンジニアにおすすめの副業の種類について詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね!
インフラエンジニアができる副業7選|週1・土日OKの案件と始め方を徹底解説
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インフラエンジニアとしてどの職種を選ぶべきか迷ったときは、実際に手を動かして試してみるのが一番!ここでは、職種選びに悩んだときに試せる2つのアプローチをご紹介します。
クラウドサービスや仮想環境を使えば、自宅でも手軽にインフラ技術を試すことが可能です。AWSやGCPの無料枠、VirtualBoxやDockerといったツールを活用して、自分が楽しめる技術分野を体験してみましょう。
例えばLinuxサーバーを構築してみたり、仮想環境でルーターやファイアウォールの設定を再現してみたりすることで、自分の適性や興味を具体的に知ることができます。書籍や動画だけでなく、実際に操作してみることで「合う・合わない」が見えてくるはずです。
もし少しでも気になるインフラ職種があるなら、副業で小さく始めてみるのもおすすめです。本業を続けながら新しい分野を試せるため、リスクを抑えつつリアルな実務経験を得られます。
特に週2~3日からの副業案件が豊富な「Workship」やインフラエンジニアに特化した「クロスネットワーク」などのサービスを活用すれば、自分のスキルに合った仕事を探しやすく、フリーランスや独立の準備にもつながります。
自分に合う職種を「実践の中で見極める」というアプローチで、キャリアの可能性を広げてみましょう。
エンジニア副業におすすめのサービスを知りたい方は、こちらもチェックしてくださいね!
エンジニアの副業におすすめのサービス11選!メリットや戦略も解説
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インフラエンジニアには、サーバー、ネットワーク、クラウド、セキュリティ、SREなど複数の職種があり、それぞれに仕事内容や求められるスキル、将来性が大きく異なります。自分に合ったインフラ職種を見つけるには、技術への興味だけでなく、ライフスタイルや働き方、キャリアの目標といった「自分なりの優先軸」を明確にすることが大切です。
迷ったときは、検証環境で手を動かしてみたり、副業で実際の仕事を体験したりすることで、自分にフィットする分野が見えてきます。
「何が向いているか分からないから、まずは副業でスモールスタートをしたい!」という方には、インフラ系案件も多数掲載されている「Workship」や「クロスネットワーク」などのサービスがおすすめです。
まずは一歩踏み出して、実践の中で「自分らしいキャリア」を見つけていきましょう。
(執筆:水無瀬あずさ 編集:猫宮しろ)