エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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成長が加速するIT業界は、新卒就活生のみならず、転職者からも高い人気を誇っています。しかし、IT業界はプログラミングをはじめ、一般の学生には馴染みのない知識が求められることも多くあります。
今回は、そんなIT業界に興味のある学生向けのおすすめインターンシップをまとめました。
IT業界を目指す学生向けのおすすめインターンを「長期インターン」と「短期インターン」に分け、それぞれまとめました。
インターネット産業やメディア事業、インターネット広告事業など、Webを中心とした幅広い事業を展開している株式会社サイバーエージェントでは、さまざまなテーマに沿ったインターンシップを実施しています。
例えば、サイバーエージェントの新しい子会社の事業を考える等の内容であり、将来的に経営者になりたい学生は必見です。インターンへのエントリーは年中可能なので、お時間のある人はぜひエントリーしてみましょう。
「Entertainment in Real Life ~世界中の日常をより楽しく、より素晴らしく~」を事業ミッションとしている株式会社コロプラ。エンターテインメントを通じ、人々の何気ない日常をより豊かにすることを目指している会社です。スマートフォン向けアプリ事業では、アプリの累計ダウンロード数1億を突破し、世界パブリッシャーランキングで11位にランクインするなど、成長を続ける企業の一つです。
インターンはいつでもエントリー可能で、現在はWeb運営メンバーのインターンが募集されています。web事業やアプリ事業のグロースを体験できるので、これらの事業に興味のある学生は参加してみてはいかがでしょうか。
近年多くの注目を集めているフリマアプリ『メルカリ』を運営している株式会社メルカリ。6月19日に東証マザーズに上場したことでさらに話題になりました。「捨てる」を無くすために個人間で簡単かつ安全にモノを売買できるよう、日本とアメリカ、そしてイギリスで事業を展開しています。
インターンにはいつでもエントリー可能で、プロデューサーチームを中心としたプロダクトに関わる業務、及びそのサポートを行う学生を募集しています。急成長ベンチャーで仕事のスピードを感じたい人はエントリーしてみてはいかがでしょうか。
日本一インターン生が活躍しているといわれる株式会社キュービックは、170名を超える学生インターン生が在籍しています。
実際に正社員の方と「仕事のリアル」を経験することのできる、超実践型のインターンシップとなっています。Webメディアのコンテンツ企画や分析、広告運用など10種類以上のあらゆる領域で学生インターンを受け入れています。デジタルマーケティングを実践的に学びたい学生にとって刺激的な環境であること間違いなしです。
株式会社リクルートライフスタイルは、リクルートグループのひとつです。食と美容と健康をテーマに、日々の暮らしを豊かにするサービスを提供しており、「HOT PEPPER」「じゃらん」などが展開されています。
新規事業の立案を行う企画DESHIP、電話営業を始めとした営業業務に携わる営業DESHIP、企画DESHIPもしくは営業DESHIPで優秀な成績を残した学生に案内される戦略DESHIPの3つのインターンが用意されています。
なお「DESHIP」とは「社員への弟子入り」を意味しています。就活のためのインターンシップでなく、人生のインターンシップであるとリクルートライフスタイルは述べています。今後のキャリアを考えるいい機会となるでしょう。
デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社は、世界最大手のコンサルティングファームであるデロイトトウシュトーマツグループの中の、ベンチャー企業の戦略立案支援、販路拡大支援、資金調達支援等を行っている会社です。
インターン生は、ベンチャー企業へのコンサルティング業務の補助、国内外の公開情報のリサーチ及びミーティング資料の作成、スタートアップ関連イベントの企画・運営、運営補助などを担当できます。IT業界だけでなく、コンサルティング業界をはじめとした幅広い業界を知れるため、まだ業界研究ができていない学生にもおすすめです。
WEBマーケティング事業とインターネットメディア事業を主とするIT企業である、株式会社Speeeでは、2日間と比較的短い期間でインターンを実施しています。
インターンでは、現在のトレンドを意識した事業立案が体験できます。例年、1日目に会社名/事業内容/売上/設立年の記載された資料から今流行りのビジネスモデルを考え、新規事業の立案を行います。東大・京大・早慶など優秀な学生が多く参加しているのも魅力の一つです。同世代の優秀な人と知り合いたい学生にもおすすめです。
株式会社フリークアウトは、クライアントに合わせたITソリューションを提供し、あらゆるマーケティング課題の解決を支援している企業です。
インターンでは、指定された業界での産業構造やサービスの分析を行い、広告業界への転化方法を考えるという方法で新規事業の立案を行います。参加者の多くが丸3日間休むことなく、オフィスに缶詰状態になるハードなインターンですが、自分自身を追い込むことで思考体力・精神力を身につけられます。
また、フリークアウトのインターンを経験することで、他社のインターンには物怖じせず参加できるようになるでしょう。今後の就職活動に役立つこと間違いなしです。
株式会社ディー・エヌ・エーはゲーム事業が主力の会社です。またゲームだけでなく、球団運営など多角的に事業を展開しています。世界一の企業になることを目指しているディー・エヌ・エー(DeNA)では、大きな目標に対してひたむきに働いている人が多いです。
そんなディー・エヌ・エー(DeNA)のインターンでは、2泊3日で合宿形式の新規事業立案型インターンを行います。最終日のプレゼンテーションでは、会長や社長などから容赦のないフィードバックをされるので、しっかりとしたアウトプットを出すことが必要です。
LINE株式会社は、「個ではなく、チームとして成果をあげることを目指している」企業で、LINEをはじめとしたインターネット関連事業を扱っています。
インターンでは、3日間にわたり、LINE@を使った新規事業の立案をします。ユニークな視点を持った学生が多く集まるインターンとなっており、就活・キャリアに対する向き合い方の視野を広げたい学生にはとてもおすすめです。
株式会社SMSは、高齢者向けの情報インフラを提供している企業です。
インターンは5日間で行われます。最初の2日間で事業創造に必要なノウハウを学ぶ研修を受け、その後3日間で新規事業の立案を行います。インターンに参加する学生のレベルが高いので、ハイレベルな学生と知り合いたい方は受けてみてはいかがでしょうか。
楽天株式会社は「トップダウンカルチャー」を持つことで知られている、インターネットサービスを展開する日本のIT企業です。
4日間にわたり、市場調査、マーケティング企画立案、実行というプロセスを経て、新規事業立案を行います。参加者の中からは、「楽天の事業範囲の広さを感じ、やりたいことならなんでもできると感じた」といった声も挙がっているようです。
チームワークが非常に重要視されるため、グループで仕事を進めるイメージをつかみたい学生や、グループディスカッションの練習をしたい学生にオススメのインターンです。
株式会社フロムスクラッチはマーケティングプラットフォーム『B→Dash』の開発・提供・ 導入・運用を行っている企業です。
2日間で、課題解決型グループワークを行うインターンを実施しています。参加する学生は、東大・京大・阪大の学生だけで7割以上、また理系院生が半分程度であり、レベルの高い学生と知り合えます。
フィードバックでは厳しい指摘も多く、社会人としての考え方が徹底的に鍛えられます。経営についてどっぷり学びたい方、外資コンサルレベルの議論を体験したい人はぜひ受けてみましょう。
株式会社ビズリーチは、インターネットを活用したサービス事業を行い社会の課題解を目指している企業です。
インターンでは、3日間わたり「本来あるべきインターンシッププログラムのゼロからの企画立案」というテーマに取り組みます。最優秀のプログラムは、次回のインターンで実際に実施されることもあるそうです。
サービスの立案は、6年間で急激な成長を遂げているビズリーチ独自のフレームワークを用いて行います。ビズリーチが大事にしている事業開発のエッセンスを学べるでしょう。
Fringe81株式会社は、広告技術を中心にテクノロジーで課題を解決する事業会社です。
課題解決型のグループワークを3日間行うインターンが実施されています。世の中のトレンド、今あるスタートアップ企業とサービスの内容などを徹底的に調べ尽くすため、情報の調べ方・使い方をかなり鍛えることができる内容です。
また、社員の方がインターン生にコミットし、的確なフィードバックをしてくれます。課題解決の方法は、就職活動でのグループワークにも活かせるでしょう。
そもそも、インターンシップとはどのようなものでしょうか。
元々は、学生が企業で実際の業務を体験する「職業体験」を指します。学生は企業で現場の仕事を学ぶことで、社会人としてのスキルやマナーを学ぶことができ、また自分がその業界での適性があるかを判断できます。
ただし、近年は学生の職業体験という意味合いだけでなく、企業が優秀な学生を囲い込むためにインターンを行うことも多くなりました。多くの学生もまた、就活の一環としてインターンを申し込むケースが多く見られます。
1dayインターン等の気軽なものも近年は増加傾向にあり、徐々に就職活動の一環としてインターンを行うことは当たり前になってきました。
インターンには大きく分けて2つの種類があります。その違いについて見てみましょう。
長期インターンは1ヶ月以上と長い期間で行われるインターンです。一般的には有給となるため、アルバイトとよく比較されます。アルバイトとの違いは、学生に裁量をもたせ、社員同様の仕事を任せる点です。
継続的に働くことで、実務経験を積んだり、スキルを身につけられます。
短期インターンは1日から1週間程度の比較的短めなインターンです。長期休暇中に大企業が実施することが多く、夏休み中に実施されるサマーインターンや冬休み中に実施されるウィンターインターンなどがメジャーです。
会社説明会や、実際の事業をもとにしたグループワークなどの会社を知るためのプログラム、選考にも影響する難易度の高いものまでさまざまなものがあります。多くの場合、就活生向けであり、学部3年生および大学院1年生が対象になります。なお、給与は発生しないことが多いです。
インターンには2種類あることが理解できたと思いますが、IT業界への就職を目指すにあたりどちらに参加すべきでしょうか。各インターンのメリット、デメリットについて見ていきましょう。
1.スキルが身につく
IT業界では、プログラミングなどの専門知識が必要になる場合が多いです。IT業界の企業でプログラマーやエンジニアとして長期インターンに参加すれば実践的なスキルを学べます。
2.ビジネスマナーが身につく
社会人とのやり取りが多くなるので、自然とビジネスマナーが身に付きます。ビジネスメールの書き方なども学べるでしょう。
長期インターンのデメリット
1.多くの時間をインターンに費やすことになる
インターンシップの受け入れをする企業は、参加学生にある程度の裁量を与えるため、一定以上の時間的コミットを求めます。そのため、学生はインターンに多くの時間を費やすことになり、プライベートの時間が少なくなるでしょう。時間のない学生にとっては致命的です。
2.選考が厳しい
学生にある程度の裁量をもたせる長期インターンでは、一定以上のやる気やスキルが求められます。そのため企業側は選考基準を厳しく設定する場合があります。応募するのであれば、学生は企業にある程度の覚悟とやる気を見せることが大切でしょう。
1.インターン先の企業のことを学べる
短期インターンでは、その企業や業界に関する詳しい説明会を開催してくれる会社がよくあります。その会社や業界について詳しく学べるため、企業研究をしっかり行いたい学生にはおすすめです。
2.新卒採用の選考が有利になる可能性がある
企業によっては、インターンに参加した学生を新卒採用の選考を進める際に優遇したり、短期インターンがそのまま新卒採用の選考の場として利用されている場合があります。どうしても入社したい企業があるなら参加することをおすすめします。
1.実践的なスキルが身につかない
1日から1週間程度の短期インターンでは、課題に取り組む時間が短いので、実践的なスキルを身につけることが難しいです。しかし、企業によっては難易度の高いプログラムを実施することで、スキルの習得を促しているものもあります。
2.時期が限られている
多くの企業は夏や冬の長期休み中に短期インターンを多く行います。たくさんの企業に応募する際は、同じ日に予定を入れてしまわないよう注意が必要です。
ここまで、IT業界でのおすすめインターンや、インターンそのものの意味やメリット・デメリットについてご紹介しました。
本記事を参考に、ぜひ自分にあったインターンを探してみてください!
(執筆:Kishi Kaoru)