エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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独立したての起業家は、どうやって事業を大きくしているのでしょうか?
その答えが「ジョイントベンチャー」にありました。
今回は、お金をかけずにビジネスを加速させる「ジョイントベンチャー」をご紹介し、さらに成功させるコツをお伝えします。
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ジョイントベンチャーの意味とは、独立起業した事業者同士が自らの経営資源を利用しあってお互いにビジネスを大きくする方法です。
顧客や業種を活用することによって、お互いのビジネスをうまく行かせることをいいます。ジョイントベンチャーとは主に次の3種類の内容を指します。
ジョイントベンチャーがフリーランスにとって資金的に大きな助けとなり、事業のネットワークを広げていくのに役に立つからです。
例えば、広告を打ちたいとき、かけだしのフリーランスが大手企業のようにCMで告知することはまず不可能でしょう。地道にコツコツと広告していくには、ジョイントベンチャーはとても有効な手段です。
また、これからの事業拡大を考えていくとき、ジョイントベンチャーによって得られる人脈が役立ってくることもあります。フリーランスにとってジョイントベンチャーは、事業成長の無限の可能性を秘めています。
自社の強みに加えて、提携起業の強みを活かすことで、異なる市場へアプローチすることができ、自社のサービスに専念することができます。
ジョイントベンチャーを行うことで、結果が掛け算になるとも言われています。
ジョイントベンチャーを行うことで、自社では補いにくい点をすでに実績のある他社に任せることができるので、短期間で結果を出すことができます。
本来、自社でコストがかかる作業等を他社に依頼できるため、コストを抑えることができます。
削減できたコストを自社のリソースに割くことで、集中して事業を伸ばすことが可能です。
他社と利益を配分するため、当然ですが利益率は低くなります。
将来的な展望を見据えて、ジョイントベンチャーを行うのか自社のみで行うのかを検討する必要があります。
他社との提携内容によりますが、負担がどちらかに偏ることが多いです。
そのため、提携の条件や内容は細かく定めておくと成功しやすいでしょう。
ジョイントベンチャーでは、負担の偏りや事業を進めていく上で新たに生まれた障壁など、さまざまな問題で信頼関係が崩れてしまうことがあります。
信頼関係が崩れると、ジョイントベンチャーで成功させることは難しいでしょう。
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成功すれば、ほとんどお金をかけずにビジネスを急成長させることもできるジョイントベンチャー。
しかし、上手くいかなかった場合は事業が失敗に終ったり、相手からの信用を失うリスクもあります。では、ジョイントベンチャーを成功させるためにおさえておきたいポイントとは、一体何なのでしょうか。
まず、提携する準備をしましょう。いつ提携相手が現れてもいいように、自分の提携条件を決めておきます。
例えば、「見込み客を紹介してもらい、成約したら売上の25%を支払う」など。明確に出しておくと相手の記憶に残りやすく、提携相手に選んでもらいやすくなるのです。また、名刺交換をした際などに、「この人とならジョイントベンチャーができそうだな」と考える癖をつけるとなお、提携できる可能性が高くなりそうです。
ジョイントベンチャーの相手が、自分に見込み客を紹介してくれることになった場合に備え、説明資料を作っておくと良いでしょう。
説明資料は、あなたの事業内容を他人が知るきっかけになり、お客さんを後押しします。というのも、例えば、コピーライターがネイリストに自分のお客様を紹介することになったとします。この時点で、コピーライターは自分のお客様にネイリストのサービスを紹介する必要がありますね。
しかし、コピーライターの専門はネイルではないので、ネイルサービスを満足に説明できないことが予想されます。この時、ネイリストが自分のサービスの詳しい内容や、場所、価格等をパンフレットにしてコピーライターに渡しておけば、コピーライターは満足にネイルサービスを説明できます。
説明資料を用意することで見込み客の流入をスムーズに行うことができます。
ジョイントベンチャーの基本は、自分も得して、相手も得すること。つまりwin-winの関係です。
自分ばかり得をしようとすると、自然と相手にもそれが伝わり敬遠されてしまうこともあります。自分のことばかりでなく、相手の利益を考え、提携相手と良好な関係を築いていきましょう。
ホームページ制作業の提携候補が2人いるとしたら、提携に手間取るほうと手間取らないほう、どちらを選ぶでしょうか。提携相手と特別な関係がない限り、手間取らないほうを選ぶのではないでしょうか。
ジョイントベンチャーで提携相手に選ばれるには、提携するのに必要な業務委託契約書を事前に用意するなど準備を万端にし、電話一本で提携できるなど相手を手間取らせない工夫をすることが大切です。
自分の提供するサービスが魅力的であることは、ジョイントベンチャーにも必要不可欠です。
努力を惜しまず、自分のサービスの質を向上させましょう。また、提携相手とライバル関係になる必要はありませんが、相手の良いところは見習って自分のサービスに取り入れるなど向上心を忘れないことも重要です。
いかがでしたか?フリーランスでジョイントベンチャーを正しく行えば、ビジネスが成功する確率が格段に上がります。かけるべきところにお金をかけて、ビジネスをさらに成長させましょう。