マンガ広告の成功事例11選!これからのSNSマーケティング手法

TwitterやInstagramなどのSNSで、商品やサービスを紹介しているマンガを目にしたことはありませんか?

面白いなと思って読んでいたら、実は広告だった! なんてこともよくあります。これは『マンガ広告』というマーケティング手法で、近年多くの企業が活用しています。

そこで今回は、実際におこなわれたマンガ広告の事例を11個ご紹介します。マンガを使ったマーケティングを考えている方はぜひ参考にしてください。

マンガ広告とは

ケータイ使い

マンガ広告とは、その名のとおりマンガを使った広告手法です。

日本人が幼少期から馴染みのあるマンガを広告に利用することで、「マンガであれば読んでみよう」という心理が働きます。マンガ広告は、この心理を利用することで高い成果をあげています。

たとえば、みなさんは進研ゼミのマンガを読んだことがあるでしょうか? なにごともうまくいかない主人公が、進研ゼミに入会することで勉強や部活動がうまくいくようになるマンガです。このマンガは立派な広告ですが、「マンガ=娯楽」という先入観から親しまれやすく、多くの人に読まれています。

近年では、TwitterをはじめとしたSNS広告として、マンガが利用されるようになってきています。

マンガ広告事例 11選

1. saketaku

『saketaku』は、プロが厳選した日本酒を毎月自宅に届けてくれるサービスです。

SNSで活動しているマンガ家の方に、実際にサービスを利用してもらい、マンガで体験レポートを描いてもらっています。

実際に届いた日本酒や、サービスを利用した際の感想がわかりやすくマンガにまとめられており、利用シーンを想像しやすくなっています。

saketaku

2. パピコ

『パピコ』は、「#ズッ友パピコ童話」というハッシュタグを用いたマンガ広告を出しています。「誰もが知っている童話の世界に、もしもパピコがあったら」というテーマのもとマンガが描かれています。

全てのマンガ内で、物語の重要な場面でパピコが登場し、「パピコはシェアできる」という特性が活かされています。パピコを食べたくなること間違いなしです。

パピコ

3. 臓器提供に関する意思表示

マンガ広告は、商品やサービスを売るためだけでなく、多くの人に知ってほしいことを広めるためにも役立っています。

上記のマンガは、臓器提供の意思表示を促すような内容になっています。活字だけでは伝わりづらい、「なぜ臓器提供の意思表示が必要なのか」についてまとめられています。

マンガを通じて情報発信することで、真面目な話題でも興味を持ってもらいやすくしているのです。

公益社団法人日本臓器移植ネットワーク

4. 楽天マガジン

『楽天マガジン』では、SNS上にマンガを途中までアップし、残りを企業のサイトでのみ閲覧できるようにすることで、企業のサイトへの導線として利用しています。

マンガでは、200誌以上の雑誌が読めることや便利な付箋機能など、楽天マガジンならではの特徴がまとめられています。

マンガ家の方が実際に使ってみた感想も書いてあり、利用シーンがありありと想像できます。

楽天マガジン

5. カラオケキューブ

『カラオケキューブ』は株式会社ハピネットが販売している家庭用カラオケマシンです。

これらのマンガを執筆したマンガ家の方は、ふたりとも子どものいるお母さんマンガ家です。実際に子どもと自宅でカラオケを楽しむ様子がうかがえます。家庭で気軽にカラオケができる楽しさが伝わってきますね。

カラオケキューブ

6. ラクマ

『ラクマ』は、株式会社楽天が運営するフリマアプリです。こちらのマンガ広告では、音声付きのマンガが用意されています。

どちらのマンガ広告にも、男女間の恋愛事情が描かれています。アプリを使ってほしいターゲットに向けて、属性のマッチする漫画家さんに依頼するのが大切ですね。

ラクマ

7. ペットみるん

『ペットみるん』は、Webカメラの映像からペットが写っている映像を切り取り、記録してくれるアプリです。

マンガ家の中でも、実際にペットを飼っている方が使用感を漫画でレポートしています。具体的な使用方法も簡単に理解できるマンガ広告となっています。

ペットが病気の際にどうしても外出しなければいけない時や、普段見られないような可愛い瞬間が見たい時に活用すると良いですね。

ペットみるん

8. 猿の惑星

『猿の惑星』のような映画でも、SNSでのマンガ広告の事例があります。

SNSでは、映画を切り抜いた動画広告よりも、短時間で情報の得られるマンガ広告の方が好まれる場合もあります。

猿の惑星

9. アンファー

『アンファー』といえば「スカルプD」をはじめとした男性用の発毛剤で有名です。一方でこちらは、女性向けの「まつげ美容液」のマンガ広告です。

少女漫画のようなタッチでマンガ広告を打つことで、これまでの「アンファーは男性向けの発毛剤の会社」という先入観を崩しています。

また、女性に人気のマンガ家の方を起用し、似顔絵を描いてもらえるキャンペーンを同時におこなったようです。

スカルプD まつげ美容液

10. ブックオフオンライン

『ブックオフオンライン』のマンガ広告です。子育てや仕事などで忙しいときに、簡単に利用できることが伝わってきます。

また、本やマンガが好きな人の「あるある」がちりばめられており、ブックオフを利用してくれそうなユーザーに直接響くような漫画となっています。

ブックオフオンライン

11. ペアーズ

マッチングアプリ『ペアーズ』のマンガ広告。こちらは少年ジャンプでも連載経験のある凸ノ高秀さんがマンガを担当しています。

友達や仲間作りに使えるコミュニティ機能が充実していることが、キャッチーなマンガでわかりやすくPRされています。

ペアーズ

マンガ広告の5つのメリット

1. シェアされやすい

マンガは、文章や画像に比べ、SNSでシェアされやすいというメリットがあります。

Twitterの年間リツイートランキングを見ると、漫画によるツイートは2015年では4位2016年では1位2017年では2位のリツイートを獲得しています。

またマンガは、閲覧者の興味関心が投稿者ではなくその内容に集まります。そのため、漫画でのプロモーションには、訴求したい内容と親和性のあるコメントなどのレスポンスが期待できます。

2. 記憶に残りやすい

漫画マーケティング

株式会社wwwaap

漫画を読む際には、脳は「文章」だけでなく「画像」で情報を認識します。この時、左脳をつかった文字認識処理と右脳を使った画像解析処理の両方で情報を認識します。

そのため文字だけの「文章」に比べ、文字と画像を組み合わせたマンガは長期間情報を覚えておくことが可能であるといわれています。

3. 情報量が多くても理解してもらいやすい

同じ内容でも、活字だけの文章を読むよりも、マンガで読んだ方が時間がかかりません。そのため、マンガは活字だけの文章よりも時間対情報摂取量が多いのです。

そのため、情報接触時間が比較的短いとされているTwitterのようなSNSとの相性が良いです。

4. 使用感を擬似体験させられるわかりやすい

マンガは活字だけの文章に比べ、イラストによる説明があるため難しい内容でもわかりやすく伝えられます。

また、マンガは疑似体験を促せます。一般的な広告では、商品のメリットや機能の説明がほとんどですが、漫画ではその商品を使用した後どのような効果が現れるかまでを描けます。そのため、読者がより具体的に商品・サービスをイメージできます。

5. さまざまな表現ができる

マンガでは、映像化すると莫大なコストがかかるような派手な演出が可能です。たとえば、先ほど紹介した「パピコ」では、「童話の世界にパピコがあったら」という実際にはありえない演出が施されています。

印象に残りやすい大げさな演出も簡単にできる点は、映像などに負けないマンガ広告の大きなメリットといえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

SNSの普及により、マンガ広告はこれまでよりも大きな注目を集めています。

また、成功しているマンガ広告の多くは、商品・サービスの内容とマンガ家の親和性が高い傾向にあります。

今回ご紹介した事例を参考に、マンガ広告を活用してみましょう。

(執筆:Kishi Kaoru)

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