エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
- ITエンジニア
- 副業
AIやIoT、ビッグデータなど最新のテクノロジーが産業変革するなか、従来のマーケティング戦略から方向転換してこれからの時代を生き抜くための「マーケティングインテリジェンス」を考える必要性が出てきました。
この記事では、マーケティングインテリジェンスとはどのような考え方なのか、意味から実行のステップまで解説していきます。
マーケティングインテリジェンス(Marketing Intelligence)とは、セールスの対象である消費者だけでなく、市場全体の環境の変化や競合の動向を分析し、ビジネスに役立つ情報に繋げていくことをさします。
これは決して新しい概念ではありませんが、ネットが広く浸透し、テクノロジーが発達した今の時代にマーケティングインテリジェンスを見つめ直す必要があるのです。
エンジニアではない人でも膨大なデータを分析し、できるだけ人の手を使わず効率化していくことが可能になりました。Webをあまり使ってこなかった企業にとって、これからのマーケティング戦略を考え直すまたとない機会です。
ここからは、実際にマーケティングインテリジェンスを活用する3つのステップを見ていきましょう。
まずは市場、顧客(消費者)、競合、そして自社の強みを知ることが大切です。参入しようとしているビジネスの環境はこれから伸びていきそうか? 似たようなことをやっている会社は他にもないか? そういったことを常に意識しておかなくてはなりません。
マーケティングに必要な情報を得るヒントは、データ収集にあります。
上記の3点を軸に、データマネジメントプラットフォーム(DMP)を活用して一から把握していきましょう。
データを集めたうえで、どのように顧客にアプローチしていけばいいのでしょうか?
企業のブランドを伝えるために、近年登場した便利なデジタルツールを使い、顧客にベストなタイミングで、さらに見やすい方法でリーチすることが必要です。従来の企業ウェブサイトやマス広告だけを使った集客では多くの人に見てもらうことは難しいでしょう。
たとばFacebookやInstagramなどのソーシャルメディア、SnapchatやPeriscopeなどのサービスによるマーケティング手法は、10年前にはまだありませんでした。
現在、さまざまなアプローチ方法があるなかで、ひとつひとつの作業をマニュアルで行う必要はありません。SNS一括管理ツールなどを使って効率化していきましょう。
最近では、大衆を対象としたマス広告よりも消費者ひとりひとりのニーズを重要視した広告の表示が行われています。便利なテクノロジーによって自社サービスが多くの人の目にとまり、その後ブランドを認識してもらう方法としては、顧客に「自分にぴったりのサービスだ」や「〇〇さんにおすすめしたい」と思ってもらうことがベストではないでしょうか。
賢いビジネス戦略家は、過去の活動やデータからどのような需要があるのかを調べ、できるだけその人にあったアプローチ方法を考えます。
DMPの「ソーシャルデータ」の項目を見れば、フォロワーの属性がわかります。「顧客関係管理(CRM)」では、過去6か月のフォロワーの購入履歴を確認することも可能です。
DMPを活用し、分析することで、ソーシャルメディア上でリーチしたいターゲット層に効果的に情報を届けることができるでしょう。そして、顧客にあった情報を持っているサービスは、継続的に利用されるという大きなメリットもあるのです。
今日、マーケティングは便利なデータ収集ツールやテクノロジーによって支えられています。莫大な宣伝費をかけて多くの人に情報を届けるというマスな手法は主流ではなくなりました。
これからのマーケティングインテリジェンスとは、しっかりと自分の顧客を理解し、ニーズやターゲット層にあった多角的なアプローチをすることです。
(翻訳:Klara)