無料公開の「契約ガイドブック」がSNSで話題 他

フリーランスニュース

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の泉です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】無料公開された“契約ガイドブック”が話題に。芸術分野のフリーランス必読の内容に「素晴らしい」「勉強になる」

文化庁制作の『アーティスト・スタッフのための契約ガイドブック』がWebで無料公開されました。「文化庁がまたいいものを出してくれた」「契約の注意点が分かった」などとSNSで話題になっています。

ガイドブックは、音楽や美術など芸術分野で活動するフリーランスに向けて、契約の流れや注意点をわかりやすく解説したものです。「そもそもなぜ契約が必要なのか?」といった前提から、「契約前に明確にすべき業務範囲の内容」「納品物が勝手に二次利用された場合の対応」といったケーススタディまで、職種ごとに説明されています。

SNS上では「表現でお金を稼いでる人には必須の知識」「アーティストやクリエイター側はもちろん、事業者や主催者など契約に携わる人全てに読んでほしい」というフリーランスの声が聞かれました。

※お詫び 2023年2月24日

『フリーランス アーティスト・スタッフのための契約ガイドブック』は文化庁制作ではなく、令和4年度文化庁委託事業「芸術家等実務研修会」として文化庁が策定した「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」をもとに、株式会社precogが作成したものとなります。お詫びして訂正いたします。

フリーランスニュース

▲出典:アーティスト・スタッフのための契約ガイドブック

記事を読む(ねとらぼ)

【2】漫画 高田ゲンキのフリーランス・ファイル ①フリーランスにあこがれて

Workship MAGAZINEでは今月より、高田ゲンキさんの漫画連載『高田ゲンキのフリーランス・ファイル』の掲載が始まりました!

2004年にフリーランスのイラストレーターとして独立後、漫画や書籍執筆、YouTubeにセミナー登壇など幅広い分野で活動してきた高田ゲンキさん。その働き方・生き方について漫画で紹介いただきます。

フリーランスのリアルな生活を、隔週連載でお送りしていきます。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【3】フリーランスのトラブル相談が急増。「110番」開始2年で1万件超

フリーランスのトラブル相談に弁護士が無料で応じる『フリーランス・トラブル110番』への相談件数が、開設から2年で1万件を超えました。

2020年11月に始まったフリーランス・トラブル110番への相談は、2021年は月350件程度。しかし2022年に入り、月500〜600件に増えたそう。相談内容として多いのが「報酬の支払い」「契約内容」に関すること。

フリーランスという働き方が普及する一方、報酬の不払いや、社員のように扱われる「偽装フリーランス」などの問題が顕在化してきていることがうかがえます。

みなさまもトラブルに巻き込まれたときは、フリーランス・トラブル110番を利用してみてください。

記事を読む(朝日新聞DIGTAL)

【4】結局、AI創作とどう向き合うべき? 知られざる著作権の落とし穴と対策

2022年はMidjourney(ミッドジャーニー)やChatGPT(チャットGPT)など、優れた性能を持つコンテンツ生成AIが相次いでリリースされ、「AI元年」と呼べるような1年になりました。

AI生成ツールに対するクリエイターの反応はさまざま。「自分たちの権利・職域を侵害するのではないか」という懸念があがる一方で「作業の手間が省ける、表現の幅が広がる」というメリットも指摘されています。

では、AIを活用して制作を行っていきたいというクリエイターは、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか?

AIに詳しい弁護士の出井先生に「AIとクリエイターの共存」をテーマにお話を伺いました。

結局、AI創作とどう向き合うべき?

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【5】副業のネット取引、所得申告漏れ年116億円…フリマ転売も対象「バレると思ってなかった」

副業のインターネット取引で得た所得の申告漏れが相次いでおり、国税庁は適切な申告を呼びかけています。

ネット通販やネット広告を行う個人を対象にした国税庁の調査によると、昨年6月までの1年間で全国で申告漏れを指摘されたのは、前年比の1.3倍である756人。

ある男性の申告漏れ額は1億400万円に上り、2100万円が追徴課税されました。

国税庁は、通販サイト・フリマサイトを運営する業者に対し、申告漏れの疑いがある人の情報を照会するなどして、申告漏れの把握に力を入れています。

記事を読む(読売新聞オンライン)

【6】会社員の約半数が「フリーランスになりたい」と回答。「稼ぎたい」のは40代「自由」を求めるのは50代以上

GMOクリエイターズネットワーク株式会社は、現役会社員が持つフリーランスという働き方のイメージを調査しました。

おもな調査結果は以下のとおりです。

  • 「フリーランスになりたい」会社員が48.6%
  • 「フリーランスという働き方には夢があると思いますか?」という質問に対し、53.3%が「とてもそう思う」「ややそう思う」
  • フリーランスになったときの理想年収は、会社員の24%が「1.5倍以上」で最多
  • 年代で仕事観に変化。40代は51%が「今より稼ぎたい」。50代以上は84%が「働く場所と時間を自由に選びたい」
  • 会社員が考える、独立の適正年齢は「30代」
フリーランスニュース

▲出典:PR TIMES

なおこの調査は、フリーランスを対象としても行われ、「フリーランスという働き方は夢があると思いますか?」という質問には、会社員を超える75.2%の人が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答しました。

記事を読む(PR TIMES)

今週のお題:確定申告で使っているツール

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『フリラボ』のメンバーに、確定申告で使っているツールを聞きました。

確定申告の受付は3月15日まで。期限前に慌てないように、早め早めの準備を心がけましょう。

『フリラボ』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは290名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、名前・職種・SNSアカウント・フリーランス歴(副業歴)を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合、運営からご連絡いたします。

(執筆:泉 編集:じきるう)

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