インボイス制度を理由にフリーランスを辞める予定の人が7% 他

フリーランスニュース

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の泉です。

1週間のニュースからフリーランス・副業ワーカーに役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】インボイス制度、ITフリーランスの7%が「他の働き方を探す」

株式会社PE-BANKは、「インボイス制度に関する意識調査」を実施。結果を公表しました。

おもな調査結果は以下のとおりです。

  • インボイス制度を「理解している」22%、「やや理解している」33%、「あまり理解していない」25%、「理解していない」20%。若い世代ほど理解している割合が高い傾向
  • 適格請求書発行事業者の登録申請について、「申請は済んでいる・現在申請中」10%、「検討中」35%、「申請する予定はない」55%
  • インボイス制度導入後の働き方について、「ITフリーランスという働き方を選択し続ける」55%、「検討中」36%、「他の働き方を探す予定」7%
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▲出典:Web担当者Forum

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【2】国内クリエイターエコノミー調査結果を発表

一般社団法人クリエイターエコノミー協会と三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は、国内のクリエイターエコノミー(個人の情報発信やアクションによって形成される経済圏)に関する調査を実施しました。

おもな調査結果は以下のとおりです。

  • 日本国内クリエイターエコノミーの市場規模は1兆3,574億円。世界の推計規模の約1割に相当する
  • 「コンテンツ」ではなく、クリエイター「個人」に対するファン化が進展
  • クリエイター活動のきっかけは「自分の創作した物・サービスを発信したかった」が65%と最多
  • 専業クリエイターの半数近くが、一般的な会社員等と同程度の月20万円以上の収入を得ている
  • クリエイターの4人に1人が誹謗中傷を受けた経験有り

興味深い内容として、「コンテンツ」からクリエイター「個人」に対するファン化が進展していることが挙げられます。

ファン化が進む背景には、クリエイターが動画・音声・イラスト・テキスト主体のSNSなど、複数のプラットフォームを活用するようになったことが要因と考えられるようです。

消費者(ファン)とのタッチポイントが増加し、クリエイター自身について知ってもらう場が増えたことで、ファンとのつながりが深まっていることが示されています。

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▲出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング

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【3】プロダクトデザイナー・秋田道夫の言葉は、なぜバズり続けるのか?

プロダクトデザイナー・秋田道夫さんのTwitterアカウントが、ここ数ヶ月で大きく伸びていると話題になっています。

秋田道夫さんは、信号機やセキュリティゲートなど、さまざまな工業製品のデザインを手掛けているフリーランスのプロダクトデザイナー。2022年10月現在、アカウントのフォロワーは9.9万人にのぼり、70歳を目前にして書籍の発売も決まるなど、いま最も波に乗っているフリーランスといっても過言ではありません。

秋田さんがいったいどのようにTwitterと言葉に向き合っているのか、お聞きしました。

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【4】70〜80代で「年収100万円」稼げるか…意外と知らない「老後の非正規・フリーランスの実態」

定年後のことは、現役世代にはあまり想像できないもの。

以下の記事では、書籍『ほんとうの定年後』から多数の統計データや事例を引用し、定年後の実態を解説しています。

データによれば、定年を迎えた人の多くは非正規雇用者やフリーランスになるとのこと。70代ではフリーランスが一番メジャーな働き方になるようで、年収は60代で200〜300万円、70代で100〜200万円を稼ぐ人が多いと言われています。

定年後にフリーランスを選ぶ人が多い理由について、書籍では以下のように述べられています。現役世代のときより、フリーランスとして働くデメリットが抑えられると言われています。

フリーランスという働き方は、若い人にとっては厳しい働き方になる。しかし、これもやはり高齢期の働き方となれば話は別である。

定年後はそもそも年金を受け取れる年齢に差し掛かっていることから、年金を受け取りながらフリーランスとして少額の金銭を稼ぐという働き方は十分ありうる。また、そもそも収入水準が低いことから国保保険料も大きな問題とはなりにくい。

組織に縛られずに自由に働けるというメリットを感じながらフリーランスとして働くことは、定年後の現実的な選択肢となるだろう。

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【5】活躍するプロ人材のうち、会社員時代に管理職を経験している割合は女性は65%、男性は88%に。管理職経験の差は独立後の年収にも影響をもたらす結果

株式会社サーキュレーションは、「プロ人材になるためのキャリア形成と自己研鑽/リスキリング習慣調査」を実施。「独立前の管理職経験と現在の年収」についての調査結果を公表しました。(※プロ人材=専門性の高い業務を、副業、フリーランス、起業をとおして行っている人)

おもな調査結果は以下のとおりです。

  • 管理職経験があることで、独立後の年収に好影響を及ぼしている
  • 日本の女性管理職比率が9.4%のなか、女性プロ人材の65.4%が管理職の経験あり
  • プロ人材の年収は日本の平均年収の2〜4倍。女性が700〜1,000万円、男性が1,000〜2,000万円台
  • それでも男女のプロ人材の比率と経験役職には大きな差。独立格差は就業中から始まっている

「独立または副業開始を決意する前までに就いたことのある役職」の調査では、企業で管理職を経験したプロ人材の方が、経験がなかった人材よりも、現在の年収が1,000万円以上である割合が高く、役職経験と年収の相関が示されました。

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▲出典:PR TIMES

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【6】フリーランスは生活できない!? リアルな収入事例と、生存率を高める方法

「フリーランスとして働きたいけれど、生活ができないかもしれない」と不安でなかなか一歩を踏み出せない人も多いと聞きます。

お金で苦労したリアルな話は、みんなあまり話したがらず、実態は分からないものです。

以下の記事では、フリーランスが経済的な理由で生活できなくなった事例を紹介。どうしたらフリーランスとして働きながら生活を維持できるのかを解説しています。

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今週のお題:会社員に戻るのってアリ?ナシ?

Workship運営のフリーランスコミュニティ『フリラボ』のメンバーに、「会社員に戻るのってアリ?ナシ?」と聞きました。

意外にも「アリ」が多い結果に。会社員に戻りたい理由としては、有給、福利厚生、社会保障の存在が多くあげられました。

『フリラボ』は、フリーランス・副業の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは270名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は「名前」「職種」「SNSアカウント」「フリーランス歴(副業歴)」を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合のみ、運営からご連絡いたします。

(執筆:泉 編集:じきるう)

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