インボイス制度、個人事業主の登録数は伸び悩む 他

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の泉です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】インボイス登録300万件突破、 法人が牽引も個人事業主は停滞  ~ 登録ペースは鈍化、ためらう小規模事業者が依然多く~

施行開始まで残り4ヶ月を切ったインボイス制度。しかし、国税庁によると、2023年3月末時点では課税事業者のうち制度に登録している割合が、法人は約88%なのに対して、個人事業主は約53%と半数程度。個人事業主の制度登録数は3月をピークとしてその後伸び悩み、4月〜5月と2ヶ月連続で前月を下回る結果に。

政府によって緩和措置などが講じられる一方で、依然として多くの個人事業主が制度への対応を迷っている実態が浮かび上がる結果となりました。

フリーランスニュース

▲出典:東京商工リサーチ

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【2】フリーランス白書2023抜粋解説。コロナ禍でフリーランスの収入はどうなった?仕事獲得経路にも変化あり

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(以下フリーランス協会)が、2022年度のフリーランスの実態を調査した『フリーランス白書2023』。

フリーランス878名を調査した結果をもとに、コロナ禍による収入の変化、仕事獲得経路の変化などがまとめられています。

以下の記事では、とくに重要と思われる「フリーランスの収入」「フリーランスの仕事獲得経路」「働き方満足度」の3項目を抜粋し解説。コロナ禍によるフリーランスの働き方の変化や、職種による年収格差を感じる調査結果となっています。

フリーランス白書

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【3】「プロのドローンパイロット」の道が開かれた!レベル4飛行解禁で起業・副業も

ドローンパイロットという職業が注目を集めています。2022年末、国家資格制度やレベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)が解禁されたことにより、活用範囲が大きく広がったドローン。

ドローンビジネスの市場は、ある試算によると「2027年には市場規模が5000億円を突破する」と言われ、2016年から約10倍以上に拡大すると予測されています。

このようにドローンに熱い視線が集まるなか、国際ドローン協会代表理事の榎本幸太郎氏は、今後の市場を見据え以下のように述べています。

「国家資格となった一等無人航空機操縦士を取得し、プロフェッショナルな『ドローンパイロット』となることで、独立して収入を得たり、会社勤めをしながら副業として収入を得たりする道が今後、開けていくと考えられる」

「もしプロのドローンパイロットとして収入を得ることを考えるのであれば、国土交通省の登録講習機関に通い、一等無人航空機操縦士を取得することをおすすめします」

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【4】フリーランスエンジニア職種別の平均年収・時給|SOKUDAN調査レポート

CAMELORS株式会社は、フリーランスエンジニア職種別の平均年収・時給について調査し、結果を公表しました。平均年収がもっとも高かったのは「データサイエンティスト」で1294万円でした。

そのほかの主な調査結果は以下です。

【フリーランスエンジニアの職種別の平均年収・時給ランキング】

フリーランスニュース

▲出典:SOKUDAN Magazine

【フリーランスエンジニア案件数TOP5の業界と平均年収・時給】

フリーランス

▲出典:SOKUDAN Magazine

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【5】広がる“副業容認” 企業のねらいは?注意点は?

昨今、急激に進んでいる企業の「副業容認」。以下の記事では、企業担当者や副業者にインタビューし、その背景を調査しました。

社員の副業を3年前に解禁した大手生活用品メーカーライオン株式会社の執行役員である小池陽子氏は、副業を推進する理由について以下のように話します。

「これだけ社会が劇的に変化しているなかで、『外』で起きている変化を社員一人ひとりが察知しないと、このスピード感についていけない。副業による人材流出のリスクよりも、『外』を知らないデメリットのほうが大きいと思っているんです」

「外」との接点を増やすことで、変化に対応できる多様な人材を生み出していくという人材開発戦略として、副業容認を進めているようです。

しかし、副業には、「情報漏洩」や「競業」といったトラブルや本業がおろそかになるリスクも。このため、ライオンでは「副業での労働時間は週20時間未満、週1日は休日をとる」「22時~翌5時の間は副業しない」などのルールを決めたうえで副業を容認。このように、副業を認めつつも本業とのバランスをとるため、独自の対策をとる企業も多く見られます。

フリーランスニュース

▲出典:NHK

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【6】世帯年収1,001万円以上では、94.9%が「副業していることを周囲に伝えている」と回答!世帯年収毎に伝える範囲が変化する結果に

株式会社フォーイットは、全国500人を対象に「副業をしていることを周囲に伝えていますか?」というアンケート調査を実施。その結果、「家族にのみ伝えている」が23.4%と最多、9.4%の人が「誰にも伝えていない」ということが分かりました。

調査結果を世帯年収別に分類した結果は以下。「家族・友人・会社に伝えている」人は、世帯年収が上がるごとに増加する結果となりました。

フリーランスニュース

▲出典:まーくんのアフィリエイト学校

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今週のお題:法人化って考えている?

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『フリラボ』のメンバーに、「法人化を考えているかどうかとその理由」を聞きました。

メリットととして節税効果がよく取り上げられる法人化。実際に法人化した方からは「個人に発注できないクライアントと、直接契約ができた」などリアルな声が聞かれました。

『フリラボ』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは370名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、名前・職種・SNSアカウント・フリーランス歴(副業歴)を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合、運営からご連絡いたします。

(執筆:泉 編集:齊藤颯人)

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