「インボイス廃止考えず」岸田首相が明言 他

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の齊藤です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】岸田首相、インボイス制度「廃止考えず」

岸田首相は、10月15日の参議院代表質問において、10月から始まったインボイス制度の「廃止は考えていない」と明言しました。その背景として「複数税率のもとで課税の適正性を確保するため」と語っています。

ここでいう複数税率とは、いわゆる「軽減税率」の存在が挙げられ、現行の制度では税率ごとの消費税額を記載する必要がないことから、正確な消費税額を把握することが目的だとしています。

ただ、上記の問題点は請求書の記載方式のみを変更すれば対応可能なため、あくまで表向きの説明と考えるのが自然。根本には、やはり免税事業者の「益税対策」という側面もあると考えるべきでしょう。

昨今、岸田政権は経済対策をめぐり地盤が揺らいでいる状態ですが、インボイス制度をめぐる状況にも影響を与えるか注目です。

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【2】副業容認率は上昇も、副業実施率は低下 定量調査で判明

株式会社パーソル総合研究所は、 「第三回 副業の実態・意識に関する定量調査」の結果を発表しました。おもな調査結果は以下の通り。

  • 企業の副業容認率は60.9%で、21年調査より5.9pt上昇
  • 企業の副業受入れ率は24.4%で、21年調査から変動なし
  • 正社員の副業実施率は7.0%で、21年調査より2.1pt減少
  • 正社員の副業意向率は40.8%で、21年調査と同水準
  • 地方出身(副業意向)者の約7割が”ふるさと副業“に関心を抱いている

副業容認率は明確に上昇しており、今後もこの傾向は続いていくものと思われます。一方、副業実施率は微減しているというデータも。

副業をしたい意向はあるだけに、副業をしない理由の上位である「自分の希望やスキルに合っておらず、副業求人への応募を控えてしまう」「本業が忙しく時間が無い」といった課題を解消できなければ、副業実施率は上がらないという現状が見えてきました。

▲出典:PR TIMES

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【3】AIで稼げる副業7選! AI副業の注意点も解説

「ChatGPT」をはじめとする生成系AIの登場で、文章や画像、動画などの作成・編集が、いままでよりも手軽におこなえるようになってきました。それらを上手に活用し、副業にも生かしていこうと考えている方は多いのではないでしょうか。

本業のかたわらで、忙しい時間を縫って副業ビジネスにひとりで取り組んでいる方にとっては、間違いなくAIは強い味方になってくれるはずです。

記事では、流行りの生成系AIを使って稼げる副業を7つほどピックアップして解説。「楽して稼げる」とは限らないAI副業の難しさにも触れています。

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【4】【フリーランスエンジニア向け調査】月の案件単価平均は半年で3万円増

ボスアーキテクト株式会社が運営するITフリーランス向け案件検索サイト「エンジニアスタイル東京」は、2023年9月における、プログラミング言語ごとのフリーランスエンジニアの月額案件単価の推移に関する調査結果を発表しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 平均案件単価は半年前と比較し30,000円増加、ゆるやかに上昇傾向
  • 言語ごとの平均案件単価は2位TypeScript、3位Solidityともに30,000円増加

JavaScriptやC言語のような定番の言語は上位にランクインせず、トレンド性の高い言語が多くランクインしました。

ただ全体的な単価がゆるやかな上昇傾向にあることは間違いなく、インフレの影響も手伝ってか好調な市況がうかがえました。

▲出典:PR TIMES

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【5】フリーランスのiOSエンジニアになるには?【現役エンジニアが解説】

フリーランスとして働くエンジニアのなかで、iOSエンジニアという職種がスマホ普及とともに注目され始めています。

iOS、つまりiPhoneを対象としたアプリの開発は、アプリ開発やシステムの最適化など、現代社会に必要不可欠な仕事を担っています。さらに、この分野で活躍するエンジニアはフリーランスとしての働き方を選択することが増えています。

この記事では、iOS向けのアプリ開発経験のあるライター・セイタモさんが、フリーランスとしてのiOSエンジニアの魅力や必要なスキル、案件の獲得方法、そして収入を上げる方法を解説します。

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【6】ITエンジニアのセカンドキャリアに関する意識調査を実施

株式会社PE-BANKは、全国の定年制度のある企業に在籍するITエンジニアを対象に、「ITエンジニアのセカンドキャリアに関する意識調査」実施しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 定年が近づくにつれ、定年退職後の就労意欲が高まる傾向
    →セカンドキャリアとしては「派遣やアルバイト」などのキャリアを想定するITエンジニアが多い
  • フリーランス化の意向は若手・ミドル層のエンジニアが高い傾向。不安要素は、不安定な働き方と収入がトップ
  • フリーランス化支援プログラムの利用意向は世代を問わず高い傾向
    →多くのエンジニアが在職中に独立に向けたサポートを受けたいと考えている

今回の調査では、定年後も長期的に就業をしたいと考えているITエンジニアが多いことが分かりました。またフリーランス化に興味がある一方、定年が近づくにつれて働き方の選択肢が狭まってしまっており、企業で働きながらも独立に向けた必要なサポートを受けたいと考えている人が多いことがわかりました。

▲出典:PR TIMES

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今週のお題:ストレス解消、気分転換方法は?

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『Workship LAB』のメンバーに、「ストレス解消、気分転換のためにやっていること」を聞きました。

インドア派からアウトドア派までさまざまで、同じフリーランスといっても息抜きの方法は全然違うのが印象的でした。

『Workship LAB』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは370名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、名前・職種・SNSアカウント・フリーランス歴(副業歴)を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合、運営からご連絡いたします。

(執筆:齊藤颯人 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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