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約35%が「インボイス登録予定なし」。フリーランス対象の調査公開 他

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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の齊藤です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】【調査集計速報】インボイス制度によるフリーランスへの影響

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)は、例年実施しているフリーランス向け実態調査『フリーランス白書2024』の速報として、「インボイス制度によるフリーランスへの影響に関する実態調査」を公開しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • インボイス制度の認知は9割超も、理解度にバラつき
  • インボイス登録申請をした/する人が48.4%で、免税事業者を継続する人が34.9%
  • インボイスに関連して価格転嫁できた人はわずか17.2%
  • 免税事業者のままでいることを選択した人のうち17.3%が一方的な契約解除や値下げを迫られた
  • 制度の複雑さや発注者の理解不足により、不安を感じる人が多数
  • 発注者のインボイス対応に伴う経理書類の差し戻しや修正の負担が増加

インボイス制度がフリーランスに大きな打撃や不安を与えている一方、発注者側も制度への対応に苦慮しているという「両成敗」さながらの現状が見えてきました。

▲出典:PR TIMES

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【2】名刺を無料で自作したい!テンプレートとQRコードを活用する方法を解説

ビジネスマンには欠かせない「名刺」。制作はプロに依頼するイメージが強いですが、デザインを外注するとお金や時間がかかってしまい、負担に感じるケースも……。

「コストを抑えつつ、自分らしくオシャレな名刺をつくりたい!」という方におすすめなのが、テンプレートやツールを活用して名刺を自作する方法です。

この記事では名刺を自作したい方に向けて、自作するおもな方法や自作のポイントをご紹介。記事後半では、デザイン素人のライター・北村有さんが、実際に名刺を自作した様子もまとめています。

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【3】Indeed、フリーランスに関する仕事の検索動向を調査

Indeed Japan株式会社は同社運営の求人サイト『Indeed』上での、フリーランスに関する仕事の検索動向について調査を行いました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 求職者がフリーランスに関連するキーワードで仕事を検索する割合は「3.1倍」に増加(2018年10月比)
  • 2018年10月から2023年10月の同月比でみると、全ての月で前年を上回る増加が確認された
  • 「フリーランス」「業務委託」と一緒に検索されるキーワードは「在宅」がトップ

同社エコノミストの青木雄介氏は「コロナ禍以降、人々の仕事に対する価値観や働き方が多様化したことに加え、主体的なキャリア形成への関心が高まっていることなどを背景に、自身のスキルや経験を活かし、フリーランスとして働く人が増加している」と総括。

加えて「フリーランス新法の施行により、フリーランスとして働く人がより安定的に、安心して働ける環境が整う」とも言及しており、今後もフリーランス人口が増えていく可能性に言及しました。

▲出典:PR TIMES

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【4】“副業”だからこそ書ける記事がある。岡田悠さんに聞く、副業ライターの働き方

Webライターにはふたつの働きかたがあります。それは「専業ライター」と「副業ライター」。とくに、本業がありながら執筆活動をしている副業ライターはどのような生活をしているんでしょうか。

本記事では、会社員のかたわら、Webライター・作家として活躍する岡田悠さんにお話をうかがいました。岡田さんはいわゆる“バズ記事”を連発することでも知られていますが、なかには「副業じゃなかったら書けない記事」もあったといいます。

岡田さんが副業ライターとしてどのように記事制作と向き合っているのか、副業ならではのメリットについてもお聞きしました!

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【5】本業をもつ20~50代の現役ビジネスパーソンの2人に1人が「転職するなら副業可の会社」を希望

株式会社クラウドワークスは、本業を持つ全国の20代~50代の男女を対象に、「転職時の副業意向調査」を実施しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 48.6%が「今後就職・転職するなら、副業可の会社を選びたい」と回答
  • 世代別では、20代・30代は副業可の会社を選びたい意向が半数以上。30代女性がもっとも高く62.2%に

同社がコーポレイトディレクション社とともに公表した「ホワイトカラー正社員の副業事情に関する共同調査」では、今後10年で正社員副業市場は約2兆3540億円の市場規模になると推計されています。

人材が流動化する社会において、正社員の副業意欲は今後も高まっていきそうです。

▲出典:PR TIMES

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【6】フリーランスに関する調査結果 フリーランス新法の周知度は4%

株式会社マーケティングフルサポートは、フリーランスを対象に実施した「フリーランスの実態調査」の結果を発表しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 現在の年商は300万円以下が6割、99%は年商1,000万円以下の消費税免税事業者
  • 「インボイス制度」対応状況は「何もしていない」が7割。「登録した、今後登録する」が3割
  • 「これまでに取引先とトラブルになったことがある」と回答したフリーランスは3割超
  • 働けなくなったときのために「貯金」している人が半数以上。しかし2割超は「何も対策していない」
  • フリーランス新法について「知っている、内容も理解している」と回答したのはわずか3.9%
  • フリーランス支援策の希望は「補助金、助成金などの整備」「仕事を紹介してくれる制度」「スキルアップのための支援」

個人的に「フリーランス新法」の認知度がかなり低いことは、フリーランスにとって大きな問題と感じています。

もちろん完璧な法律ではないのですが「フリーランス新法で守られること/守られないこと」については、自衛のためにしっかりと理解しておきたいところです。

▲出典:@Press

記事を読む(@Press)

今週のお題:2023年で一番印象に残った仕事

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『Workship LAB』のメンバーに「2023年で一番印象に残った仕事」を聞きました。

いろいろな仕事が出た一方、「年末で忙しすぎて振り返る余裕がない」という声も。

『Workship LAB』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは370名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、名前・職種・SNSアカウント・フリーランス歴(副業歴)を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合、運営からご連絡いたします。

(執筆:齊藤颯人 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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