【社労士解説】ジョブ型雇用時代におけるフリーランスの生存戦略とは?
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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の野風です。
最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。
公正取引委員会は、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス法)」の施行に向けて、フリーランス法の認知度を高めるとともに、違反行為の未然防止を図るため、広報活動の第1弾を実施すると発表しました。
広報活動の一つとして、BUSON(ブソン)氏のオリジナルキャラクター「しきぶちゃん」とタイアップした特設サイトを開設。サイトには、以下のようなコンテンツが掲載されています。
これに加えて公正取引委員会は、インターネット広告の掲載や、フリーランスと取引を行う事業者やフリーランスを対象にした「フリーランス法の説明会」を実施するとのこと。
説明会は東京や大阪、愛知など全国8か所で行われる予定です。詳細はこちらのページをチェックしてみてください。
フリーランス歴20年の高田ゲンキさんの漫画連載『高田ゲンキのフリーランス・ファイル』。
今回は、フリーランスに求められる“直感力”について。
高田さんは、フリーランスとして自分が窓口に立つ場合、ブラック案件を回避するためには「直感を研ぎ澄まして心の声に耳を傾けること」が重要だと言います。その心とは……?
副業サイトで嘘の宣伝をし、女性から現金約40万円をだまし取ったなどとして、警視庁犯罪収益対策課は特殊詐欺グループのメンバー26人を逮捕しました。
詐欺グループは、副業を紹介するとうたったサイトで「人生相談に乗ってくれれば報酬を得られる」と宣伝。
メッセージでやりとりをした後、「相談のお礼をしたい」と持ち掛け、個人情報をやりとりするための専用回線などの開設を依頼。そのための費用として、1回当たり数十万円を振り込ませていたとのこと。
ネット上での副業詐欺は相次いでおり、被害者の数や被害総額が大きい事件も増えてきています。
「報酬の受け取りには、別途費用が必要」といった副業詐欺には、決して騙されないように注意しましょう。
フリーランスにとって、欠かすことのできない「営業」。
しかし、「自分は営業が得意です!」というフリーランスは、あまり多くないかもしれません。
とくに直営業(企業に直接営業すること)は気を付けるべきポイントも多く、難しいと感じている方も多いでしょう。
今回は、個人事業主のライター兼ディレクターとして活動するフリーランス8年目の猫宮しろさんが、”本気で営業を成功させるために実施したこと”を紹介してくれました。
事業主と雇用契約を結ばない「フリーランス」でありながら、働き方の実態から労働基準法上の「労働者」に該当すると判断した人が、昨年度153人に上ることが厚生労働省の集計で判明しました。
これは、企業側から安価な労働力として不利に扱われる“偽装フリーランス”と呼ばれる人たちです。
今回明らかになった人数は、賃金未払いなどの相談を受けた労基署が「労働者に該当する」と判断し、年金機構に情報提供した人。その内、社会保険が適用されたのはわずか2人に留まっています。
フリーランスという働き方が広まる中、報酬の未払いや労災が指摘される偽装フリーランスの存在が、社会問題化しています。
今回、労基署が認めた偽装フリーランスは氷山の一角に過ぎないとみられており、フリーランス法をはじめとしたさらなる国の法制度整備が求められています。なお、偽装フリーランスの詳細についてはWorkship MAGAZINEでも詳しく解説しています。
株式会社デイトラは、フリーランスへの発注における発注元側の課題を解消することを目的に、発注元363名を対象に「外注時における課題に関する調査」を実施しました。
調査結果のサマリは、以下のとおりです。
調査では、フリーランスへの発注時の課題として、47.7%が「求められる業務を遂行するスキルや経験を十分に備えているのかわからない」と回答。また、44.1%が「発注先が信頼できる人柄なのか判断ができない」という課題を感じていることも明らかになりました。
フリーランスにとっては、発注元に「自らの能力や人柄」を担保することがより重要になると言えるでしょう。
フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』は、個人事業主の悩みや日々のニュース、ノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティ『Workship LAB』を運営しています。
個人で働きがちな人の悩みを減らすために立ち上がりました。 一人ひとりが、心身ともに健康で、より良くはたらくためのヒントを得られる場を目指します。
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最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!
(執筆:野風真雪 編集:Workship MAGAZINE編集部)