【社労士解説】ジョブ型雇用時代におけるフリーランスの生存戦略とは?
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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の野風です。
最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。
内閣府が賃上げ実現の政策アイデアコンテストで、「残業時間はすべての会社員を個人事業主にする」という案を優勝アイデアとして表彰したことがわかりました。
内容としては、まず定時以降の残業を禁止。残業でこなしていた業務を委託契約に切り替え、”残業していた時間は個人事業主として働く”というものです。
資料によると、企業にとっては残業代やそれにひも付く社会保険料の支払いが減り、経費削減につながるとのこと。また、社員も社会保険料や所得税の支払いが減って収入アップになるとしています。
しかし、今回のアイデアは労働法規制や社会保険料の支払い義務を免れるための「脱法スキーム」を推奨しているともうけとられかねない内容であり、物議を醸しています。
引き上げられる年金受給年齢、高まる老後生活への不安……。定年後も働き続けなければいけない背景から、60代以上の「定年後フリーランス」が爆増する可能性があると言われています。
年齢を重ねても、健やかに、若手と協働していくためには? 仕事を途切れさせないためにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、45歳の澤山モッツァレラさんと、医療系メディアで定年後フリーランスとよくお仕事をしているまむしさんが、「定年後フリーランスの生存戦略」をテーマに語ってくれました。
freee業務委託管理が、全国のビジネスパーソン1,000名を対象に、「フリーランスとの取引に関する意識・実態調査」を実施しました。
調査結果のサマリは、以下のとおりです。
企業側としては、フリーランスとの取引に対して全体的に評価が高いことがわかりました。
一方、フリーランスとの取引に対して、発注や請求業務、契約方法といった課題が挙げられており、今後フリーランスとのさらなる取引増加に向けて、事務的な側面でのサポートが必要とされています。
副業ライターの中山順司さんは、なんと20年の間、会社員の傍ら数百本を越える記事をメディアに寄稿してきました。
副業がポピュラーな働き方になって久しいとはいえ、これほど長く続けられている人は珍しいのではないでしょうか?
今回は、副業を検討中の方に向けて、 “ずっと仕事が途切れなかった”中山さんが「仕事を途切れさせないために心掛けているマイルール」についてお話ししてくれました。
パーソルイノベーション株式会社が運営する副業人材マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』が、副業経験がある全国の会社員を対象にした、副業に関する定点調査結果を発表しました。
結果のサマリは、以下のとおりです。
定点調査9回目となる今回は、直近半年以内の“物価に対する意識”についても調査を行いました。
すると副業経験者の84.9%が「物価が上がった」と感じていると回答しており、物価高騰の社会的な背景が、副業経験に影響している可能性が伺えます。
フリーライターの目次ほたるさんのコンプレックスの一つが、「飽き性」なこと。
新しいことを始めても、次々と他のことに興味が向いてしまい、どんどん趣味が増えていくのに困っていたと言います。
しかし、「それなら多趣味を仕事に活かそう!」と思考を切り替えることに。すると本業であるライターの仕事だけでなく、マンガ原作や写真撮影、モデルなど、仕事の幅が広がっていきました。
今回は、そんな目次さんが考える多趣味のメリットや、趣味を仕事に活かすためにやってきたことを紹介してくれます。
フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』は、個人事業主の悩みや日々のニュース、ノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティ『Workship LAB』を運営しています。
個人で働きがちな人の悩みを減らすために立ち上がりました。 一人ひとりが、心身ともに健康で、より良くはたらくためのヒントを得られる場を目指します。
参加にご興味のある方は、職種とフリーランス(副業も含む)に関する活動実績がわかるXアカウントを通じて、こちらから参加リクエストを申請してください。審査通過の場合、コミュニティへの参加が許可されます。
最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!
(執筆:野風真雪 編集:Workship MAGAZINE編集部)