フリーランスに突然のがん宣告。仕事はどうする? 他

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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の猫宮です。

最近のニュースから、フリーランス・副業者のみなさんに役立つものを抜粋してご紹介します。よろしくお願いします。

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【1】がんが突然やってきた日。フリーランスの私が仕事を止めずに乗り越えた方法

39歳のフリーランス編集者・金指歩さんが、妊娠発覚後の検診で子宮頸がんと診断され、泣く泣く中絶・手術を選択した実体験を赤裸々に綴っています。6時間に及ぶ開腹手術を受けながらも、一度も休業することなく仕事を継続できた背景には、綿密な事前準備と信頼できる仲間の存在がありました。

記事では、がん発覚から手術までの具体的なスケジュール調整術、取引先への伝え方の工夫、入院中でもスマホやパソコンで対応できる仕事の切り分け方法など、実践的なノウハウが満載です。

特に注目すべきは、取引先に「がん」という言葉を使わず「婦人科系の疾患」と伝えたイメージ戦略や、締切調整を遠慮なく申し出る重要性など、フリーランスならではの信用リスク管理術。

「2人に1人ががんになる時代」に備えて、万が一の事態でも仕事を継続するためのセーフティーネットの作り方を学べます。

がんが突然やってきた日。フリーランスの私が仕事を止めずに乗り越えた方法

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【2】2025年7月度 フリーランスエンジニア月額平均単価74.7万円

エン・ジャパンが運営する「フリーランススタート」の定点調査により、2025年7月のフリーランスエンジニア月額平均単価が74.7万円となったことが判明しました。掲載案件数は487,412件で、最高単価はコンサル案件の235万円を記録しています。

開発言語別では「Rust」の平均単価が3ヵ月連続で上昇(+3.7万円/4.4%増)し、比較的新しい言語への需要の高さが浮き彫りに。5年以上の実務経験者が市場に少ないことから、その希少性が高単価につながっています。

職種別では「PdM(プロダクトマネージャー)」が大幅に上昇(+8.8万円/10.7%増)し、11位から5位へとランクアップしました。

背景には、企業が単なる機能開発から「なぜ作るのか」といった事業戦略重視へとシフトしていることがあります。また、リモート案件の掲載比率は32.1%で、常駐案件より4.0万円高い77.4万円の平均単価となっており、働き方の多様化も単価に影響を与えています。

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【3】【年収800万円超】ミドルシニアのフリーランスエンジニアが稼ぐために実践した戦略とは

Branding Engineerが40〜50代で年収800万円以上のフリーランスエンジニア100人に実施した調査で、高収入を実現するための具体的な戦略が明らかになりました。

最も重要視されたのは「専門性の高い技術領域を持つこと」と「クライアントとの関係構築」で、それぞれ48.0%が実践していました。

フリーランス転身のきっかけは「収入を増やしたかった」「自分のペースで働きたかった」がともに48.0%で、実際に80.0%が「フリーランスになって良かった」と回答。特に「自分の裁量で仕事ができる」(67.5%)、「収入が増えた」(66.2%)という満足度の高さが目立ちます。

若手エンジニアと比較したミドルシニア層の強みは「専門知識・業務理解の深さ」(64.0%)が1位となり、経験年数やトラブル対応力が評価されています。

30代のうちにやっておくべきこととして「特定技術分野での専門性向上」(46.0%)、今後のキャリアアップには「生成AI・クラウドネイティブなど最新技術の習得」(37.0%)が挙げられ、継続的なスキルアップの重要性が浮き彫りになりました。

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【4】【住まい探しの現実】フリーランスの約2人に1人が賃貸契約で困窮、女性は男性より苦労する傾向

LIFULL HOME’Sが実施した「フリーランスの住まい探し」実態調査で、フリーランスの46.5%が賃貸物件探しで困ったことがあると回答し、約2人に1人が住まい探しに苦労している現状が明らかになりました。

特に女性フリーランスは52.8%が困った経験があり、男性(39.4%)を大きく上回っています。

正社員との比較では、フリーランスは「入居審査への不安」「自分の状況をどこまで開示すべきか分からない」「条件に合う物件が少ない」といった項目で明確な差が見られました。

さらに深刻なのは、フリーランスの17.1%(約6人に1人)が物件を探したものの契約に至らなかった経験があることで、これは正社員の2倍以上の割合です。

調査では「フリーランスだと審査が通らない」「個人事業主と話すと根掘り葉掘り聞かれた」「不動産屋の対応が悪くなった」など、属性による偏見を感じる声が多数寄せられました。

年収300万円以上という同条件での調査結果は、収入ではなく働き方の違いが住まい探しの壁となっている実態を浮き彫りにしています。

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【5】フリーランスが治験で稼ぐ!個人事業主向け副業ガイド【おすすめ募集サイトも】

7年間治験に参加し続けているライターが、フリーランス向けの治験活用術を詳しく解説した記事です。「人体実験」などのダークなイメージとは裏腹に、実際の治験は国や第三者倫理委員会による厳格な監視体制のもと、安全に配慮して実施されており、むしろ規則正しい生活と栄養バランスの取れた食事で健康的な環境が整っています。

謝礼は1泊あたり約2万円が相場で、例えば「4泊×4回で37万円」といった高額案件も存在します。

治験施設ではパソコンなどの電子機器持ち込みが可能なため、ライターやプログラマーなどのノマドワーカーが仕事をしながら参加するケースが多く、「原稿料を稼ぎながら治験の謝礼も同時に獲得する2馬力状態」を実現できます。

ただし、一度参加すると次回まで3〜4ヶ月の休薬期間が必要で、年3回程度の参加が限界です。また、治験の協力費は雑所得扱いとなるため、年間20万円を超える場合は確定申告が必要。ジェネリック医薬品の試験を選べばリスクを抑えられ、女性向けには投薬なしの健康食品・化粧品モニター試験も豊富に用意されています。

フリーランスが治験で稼ぐ!個人事業主向け副業ガイド【おすすめ募集サイトも】

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【6】大手企業からも引っ張りだこ!売れっ子フリーランスの共通項とは?

クラウドソーシングで実績を積んだ後、大手企業との取引に進めないフリーランスに向けて、編集者・まむし氏が実践的なアドバイスを提供した記事です。大手企業との取引には「出会えない・選ばれない・継続しない」という3つのハードルがあり、それぞれに対応した戦略が必要と解説しています。

「出会い」の段階では、クラウドソーシング以外のルートも重要で、お問い合わせフォームからの直営業、異業種交流会やセミナーでの接点作り、取材時の名刺交換、他のフリーランスからの紹介などが効果的。

「選択」の段階では、大手企業特有の複雑な社内フローを意識し、担当者の上司にも納得してもらえる客観的実績や同規模企業での取引実績をアピールすることが重要です。

「継続」については、引っ張りだこのフリーランスに共通する「質問力」と「引き出しの多さ」を強調。クライアントのニーズを深く把握し、背景をくみ取った上でプラスアルファの価値提供をすることで、「次もこの人にお願いしよう」という自然な流れを作り出し、企業内での評判蓄積から別部門への案件拡大につなげています。

大手企業からも引っ張りだこ!売れっ子フリーランスの共通項とは?

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最後までフリーランス・副業ニュースをご覧いただきありがとうございました!

(執筆:猫宮しろ 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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