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Instagramでバズるのはハッシュタグじゃない?大切な指標を伝授!

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「Instagramで投稿をバズらせる方法は?」

「どんな投稿がInstagramでバズるの?」

Twitterでよく聞く「バズる」という単語。たくさんの人にツイートが見られ、認知度が高まるいい機会のように思えますよね。

そして、Instagramの運用担当者の方々が次に考えるのは、「Instagramでバズるにはどうしたらいいのか?」ということ

そこで今回は、Instagramでバズるためにはどんな方法があるのかを徹底解説いたします。

  • バズるの定義とは?
  • どうすればそんな投稿が作れるのか?

こちらを理解いただけますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

田中龍之介
田中龍之介

株式会社Radixマーケティング責任者。Instagramマーケティングメディア『SAKIYOMI』にて、Instagramの最新事例やおすすめ施策を発信。Twitterのフォロワーは現在6500人ほど(@Ryu_nosukeee)。最新のInstagram運用事例やもっと詳細なプロの運用ノウハウはこちら ▶︎ https://sns-sakiyomi.com/blog/

バズるってそもそも何?

まずはバズるという言葉の定義を確認しましょう。

バズるとは

バズは英語のbuzz(噂話などでガヤガヤ騒ぐ)のことであり、「バズる」というのはインターネット上で情報が爆発的に拡散され、話題になっている状態を指します。用法としては「このバズった画像見てよ」「この前のツイートがバズった」などですね。

主にはSNS(特にTwitter)で用いられることが多く、リツイートが1万を超えている状態などがそれに該当します

大まか理解としては「短い時間で、多くの人に見られ、それが話題になっている状態」で十分でしょう。

Instagram 指標

▲出典:SAKIYOMI

リツイートがなくてもInstagramでバズる?

ここで皆さんの疑問に上がるのが、「インスタグラムって、リツイートないよね? インスタでバズるの?」ということでしょう。

結論をお伝えしますと、バズります。しかも、Twitterよりもはるかにバズは起きやすいのがインスタです。

では、Instagramでのバズはどのような方法で発生するのか。

それは、発見タブ(発見欄)に掲載されることです。Instagramの発見タブはおよそ5割の人が利用する人気機能で、各ユーザーにパーソナライズされたフィード投稿やリールが掲載されます。そのためユーザーは「発見タブを訪れれば自分が好きな投稿を見つけることができる」という認識を持ち、日常的に発見タブで時間を費やしています。

つまり、発見タブに掲載されると、多くのユーザーに見られる。すなわちリーチ数を爆発的に増やすことが可能なのです。SAKIYOMIのこれまでの実績だと、発見タブからバズった投稿で最大500万リーチ。インスタの日本人ユーザーは3300万人ですので、6人に1人は投稿を見ている計算になります。間違いなくバズっていますよね?

Instagram 指標

▲出典:SAKIYOMI

Twitterでバズるためには、ユーザーからの「リツイート」というアクションが必要です。しかし、Instagramでバズる際にはInstagramのアルゴリズムによって、システム的にレコメンドが発生します。そのため、TwitterよりもInstagramの方がバズる状態を作りやすいと言えるのです。

Instagramでバズるにはハッシュタグは必要ない

前章での内容は、皆さんの期待を裏切ったことかと思います。おそらく皆さんが考えていたのは「インスタでのバズって、ハッシュタグの人気投稿じゃないの?」でしょう。

しかし、違います。Instagramでのバズに、ハッシュタグは必要ありません。

経験則から、ハッシュタグからはバズらないと言える

SAKIYOMIもこれまで50ほどのInstagramアカウントを運用してきました。その中でバズが起きているのは、ほぼ全て発見タブからの流入です。まずこれが、私たちがInstagramを運用してきた中での事実から言えることです。ハッシュタグからはバズりません。次に、その原因を考察していきます。

ハッシュタグからバズることがない原因を予想してみた

ハッシュタグからの流入は、ユーザーがハッシュタグを検索した際に、人気投稿に上がっている投稿を閲覧することで発生します。まず考えられるのは、Instagramを開くたびにユーザーは検索をしているわけではないということです。何かしらの目的があって検索をします。しかし、多くのユーザーは検索目的以外にもInstagramを開きます。その「なんとなく開いた」タイミングで閲覧されるのが発見タブなのです。

そのため、ハッシュタグでの検索ボリュームの母数がそもそも大きくないという問題が1つあります。

次に考えられるのは、人気投稿の入れ替わりの早さです。ハッシュタグの人気投稿は、絶えず入れ替わっています。これは、ハッシュタグの投稿数が多いほど、早く入れ替わりが起きます。つまり、人気投稿に掲載されたとしても、すぐに人気投稿のトップからは下されてしまうということです。人気投稿の入れ替わりが起きにくいボリュームの小さいハッシュタグの場合。こちらは、誰も検索をしないという現象が起きます。人気がないということです。これが2つ目の問題です。

つまり、Instagramのユーザーは検索機能は利用するが、常に検索をしているわけではない。好きなものを探したり、トレンドを追ったりするためには、発見タブを見る。だから、ハッシュタグからはバズらず、発見タブからバズるのです

それでもハッシュタグをやりたいのであれば、タグボリュームとタグトンマナを意識。

そんなことを言われても、ハッシュタグの分析をしたいんだ!という人も、一定数いるでしょう。そのため、ハッシュタグはどうやって選ぶのかも、お伝えしておきますね。

ハッシュタグには、投稿ボリュームが表示されています。「何件投稿されているのか」という数字ですね。この投稿ボリュームが多いほど、ハッシュタグの入れ替わりは早く、人気投稿へ掲載される難易度は上がります。そのために重要なのは、ちょうどいいボリュームを探すということです。これには時間がかかりますが、少しずつハッシュタグを付け替えて、流入の違いを見ていきましょう。

また、ハッシュタグを検索してみると、どんな投稿が掲載されているのか、おおよそのトンマナ(どんな写真、イラストが多い?など)が見えてきます。これをタグトンマナと呼んでいますが、投稿しようとしているコンテンツと、タグトンマナが合っていないと、人気投稿には掲載されません。なぜならば、そのハッシュタグではタグトンマナに合っている投稿がユーザーの求めているものであり、それ以外は不要だからです。GoogleのSEOと同じです。

あともう一つ、そのハッシュタグは、果たして検索する人がいるのか、という観点も大事です。よくあるのが「いいね返し」ですね。これはボリュームがものすごくあるんですが、誰もこれで検索しないですよね?そんなハッシュタグをつけてももったいないだけです。

これらの観点を大事にして、ハッシュタグを選ぶようにしてください。ただ忘れてはいけないのが、ハッシュタグを選んでも、バズらないということ。

Instagramの発見タブに載るにはどうしたらいいんだろう?

「Instagramでバズること=発見タブに掲載されること」を理解していただけましたでしょうか。

それでは最後に、どうやって発見タブに掲載されるのかを解説いたします。ただし、細かい解説まで始めるとInstagramのアルゴリズムの話になりますので、今回は大事な部分だけお伝えします。アルゴリズムについて知りたい方は、こちらをどうぞ。

保存数大事

Instagramの発見タブに載るためには、保存数がかなり重要です。Instagramからすると、「たくさん保存されている投稿は質がいい」という判定を受けます。もちろん、発見タブはレコメンドですので、質の高い投稿しか出せません。そのため、たくさん保存されている、つまり保存数が多い投稿ほど、発見タブに掲載されやすいです

これは事例もあり、保存数が高い投稿ほど発見タブへ掲載され、バズりやすくなっています。保存率(保存数/リーチ数)でいうと2〜3%を超えると、バズる確率が飛躍的に上昇しますので、ぜひ参考にしてください。

Instagramの保存数はかなり重要!フォロワーを増加させる鍵はこれ!

ホーム率大事

ホーム率(ホームからのインプレッション数/フォロワー数)もかなり重要です。この数値はアカウントの質の高さを表しています。Instagramでは、「アカウントをフォローしているけど、投稿を見ることがない」という現象が起きます。これは、アカウントとフォロワーの距離感が遠くなっていることで発生しています。つまり、そのアカウントがユーザーに求められていないということです

このホーム率が高いと、発見タブへの掲載の確率も上昇しますので、こちらも意識してください。

まとめ

Instagramでバズるにはどうしたらいいのかを解説してきました。

バズるにはハッシュタグやいいね数ではなく、保存数。そして発見タブに掲載されること。まずはこれをしっかりと覚えておき、どうすれば保存数が伸びていくのかを分析してみましょう。保存数が伸びている投稿、そうではない投稿がはっきりと見えてくると、運用の成功確率が飛躍的に上昇していきます。

(執筆:田中 龍之介 提供元:SAKIYOMI

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