エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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Wordstream社が行ったランディングページの調査では、コンバージョンにつながる割合は、平均2.35%であることが判明しました。リターゲティングを行うことで、残りの97.65%のユーザーにもう一度コンバージョンの機会を提供できます。
今回はリターゲディングの効果を高めるために見直したい6つの項目をご紹介します。
リターゲディングとは、一度でもサイトを訪問してくれたユーザーや、サービスの利用者に対して広告を表示することです。
たとえば、ECサイトで商品を購入しようとカートに追加したユーザーに対して、ブラウザのクッキーを利用して追跡し広告を表示します。
代表的な広告運用サービスはYahoo!プロモーション広告やGoogleアドワーズ、Facebook広告が有名です。
ユーザーの統計として、月の初めは若い層のコンバージョン率が高く、夜遅い時間のサイト訪問はコンバージョンに繋がりにくいような特徴があります。
効果的なリターゲティング広告を行うには、ターゲットユーザーの特徴を理解する必要があります。
効果的なリターゲティング広告は、コンバージョン率を向上させ、コスト軽減を可能にします。
反対に、リターゲティング広告で失敗しがちな特徴にはこのようなものがあります。
広告をクリックして、訪れたランディングページが一貫しているかどうかを意識して確認してみてください。デザインのイメージや、記載内容の一貫性を保つようにしてください。
引用:Zendesk
引用:Zendesk
調和が取れているか確認する方法として、ランディングページに広告バナーを張ってみるとわかりやすいです。
調和していないと感じた場合は、作業を戻す価値があります。作業を戻すことで、内容やデザインについての正しい理解を助けます。
ランディングページに限ったことではありませんが、広告のリンク先に行きつくことができないと広告の役割を果たしません。
広告運用では、競合他社が広告の運営や予算について事前に調査し、どのように運用するかを決めます。
ユーザーが広告をクリックした場合、ユーザーはあなたのビジネス全体に対しての興味ではなく、広告のオファーについての興味だけで導かれています。そのため、自社のWebサイトではなくキャンペーン用のランディングページへユーザーを誘導し、ページの中で商品が見つかるように誘導します。
ランディングページは見た目のいいデザインである必要はなく、適切なオファーが最も効果的です。
リターゲティングの効果は、ユーザーに対してダイレクトに話しかけるようなものです。
ユーザーが以前に観覧した内容と関連性の高い広告を表示するためには、リターゲティングで設計を行います。
パーソナライズされたメッセージを表示を表示するには、ユーザーをセグメントに分ける必要があります。
製品をカートに追加して、購入意思は見せたものの離脱したユーザーだけを対象にしたメッセージを表示すると、対象のユーザーによく伝えわります。
製品を購入済のユーザーに対して、さらに購入を促すためにはフレンドりーなアプローチが有効です。サイトを利用しているユーザーに、どのような相関があるのかを分析しデータを得ることができます。
このデータを元にすると、効果的なリターゲティング広告の運用が可能になります。
サイトにまでアクセスしたにも関わらずコンバートに至らなかった場合、おすすめはFacebook広告マネージャからカスタムオーディエンスを設定することです。効果的なリターゲティングは、ユーザーを再誘導するきっかけになります。
Facebookピクセルを使用して、30~180日間に特定のURLや製品を閲覧したユーザーをすべて追加します。この場合は、購入後のページのURLを表示したユーザーは除く必要があります。
購入後も同じ広告が表示され続けることは、ユーザーにとってスパムのように感じさせことがあります。
過度に訴求する広告や、価値のない広告はユーザーからの好感を得てはいないでしょう。
ユーザーはFacebookのフィードで、面白い写真や友人のアップデートを楽しみに画面をスクロールしています。そのなかに、露骨な広告が紛れ込むことはユーザーの不快感を引き起こしています。
自分自身でテストしてみることをおすすめします。いい広告は、違和感なくフィードに溶け込んでいます。
慣習的に使われる商品と白背景のバナーを使用した投稿よりも、友人の投稿に似たストーリーを含む投稿が効果的です。
引用: MoveGM
MoveGMので投稿は、まるでフィットネスに通っている友人による投稿のように見えます。ユーザーの興味があることを、親しみやすい言葉で届けることで関心を引きつけます。
調査では、49.3%のユーザーが購入を躊躇う理由が「価格が高い」ためです。この問題に対しての解決策は、ディスカウントコードを発行し、有効期限を設けることです。
ナチュラルなテイストを崩さず、ユーザーにとってお得な情報を発信しましょう。
引用:Target
サイトに訪れるユーザーのデータを活用することで、購入しない理由を解決してゴールまで導き、付加価値を与えることもできるでしょう。
Facebook広告マネージャでは、ユーザーが広告を見た頻度を元にしたコンバージョン率を確認することができます。そのデータの相関を参考に対象のユーザーを定めます。
一日の予算にもよりますが、広告の表示対象が小規模なら短期間のうちに対象ユーザー全員へ広告を表示します。
長期間同じ広告を表示されるとユーザーが広告に対して疲労する可能性が上がります。また、ユーザーが何度も同じ広告を見ていると、広告を無意識のうちに無視する現象が起きます。
このような問題を避けるためには、複数の広告を作成し「広告セット」としてローテーションで変更することです。これにより、同じ広告が表示され続けることを避けることができます。
Googleアドワーズでは、設定画面から「フリークエンシーキャップ」機能を選択し、フリークエンシーキャップを利用することで簡単に広告のローテーション表示を実現できます。
この方法は効果的なリターゲティング広告となるだけではなく、ユーザーへ複数のオファーを届けることができる方法です。
たとえば、「生活に影響を与える商品」と「送料無料」の広告を表示する設定ができます。
マーケターの役割は、マーケットが望むものを見極めて届けることです。リターゲティング広告も例外ではありません。
効果的なリターゲティングを行うには、私たち自身がユーザーの目線になり、価値があるか迷惑かを考えなければなりません。
製品やサービスの価値が高くない場合、リターゲティング広告だけでは効果が出ないことがあります。
コンバージョン率が向上しない場合、いい解決策はユーザーの不満や欲望について再思考することをおすすめします。
(翻訳:Yuri Tanaka)