サイドハッスルとは?好きなことを副業に。新時代の働き方をご提案

サイドhustle
BUSINESS

みなさんは、「サイドハッスル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「サイドハッスル」とは、本業と別におこなう、趣味や特技を活かした副業のことです。日本ではまだ聞き慣れない言葉ですが、副業が当たり前になる未来が予想される中で、今後注目される働き方でしょう。

今回は、サイドハッスルについて詳しく解説をしたあと、サイドハッスルに適した仕事やメリットについてご紹介します。

サイドハッスルとは?

ハッスル

サイドハッスルとは、自分の好きなことや趣味・特技を活かした副業です。

お金を稼ぐことよりも、情熱を注げることを重視するため、イキイキと働ける特徴があります。人生をより豊かにするための新しい働き方の方針なのです。

アメリカではミレニアル世代を中心に広まっている働き方で、37%の人がサイドハッスルを経験したことがあるとのこと(参考)。こうした人々は、sidehustler(サイドハッスラー)と呼ばれ、「ポジティブに自分の人生を楽しむ」ための副業をしているように見えます。

よくある副業と、サイド・ハッスルの違い

一般的な副業と最も異なるのは、収入を得ることを第一の目的とせず、「自分が好きなことに、情熱を持ち、やりがいを感じながら取り組んでいる」というところです。

副業ワーカーの中には、「興味はないけどお金のために……」「空いた時間に片手間でやっている」といった人もいるでしょう。しかし、これでは長続きしなかったり、気持ちが疲弊してしまいますよね。

一方、サイド・ハッスルは副業の一種ではありますが、お金を稼ぐことよりも、自己実現ややりがい、楽しみといったことに比重が置かれている特徴があります。自分が好きなものや趣味の延長として取り組むため、比較的気軽に始められます。

興味や情熱を持って取り組めることならば、わくわくしながら副業できそうですよね。

サイドハッスルに適した仕事7選

仕事

サイドハッスルに適している仕事を、7つ紹介していきます。

1. ブログ執筆・サイト運営

ブログ執筆やサイト運営により、広告・アフィリエイト収入を得ている人もいます。文章を書くのが好きな人にとって、自分の書いた記事が多くの人に読まれたり、誰かの役に立てば喜びを感じられるでしょう。あなたの周りで日々起きる出来事は、あなただけの経験であり、ブログで共有してみたら、多くの人から反応が返ってくるかもしれません。
趣味を通して得た知識をまとめてサイト運営をしている人もいます。

広告収入を得るのに最も利用されているのは『Google Adsense(グーグルアドセンス)』です。クリックされるごとに報酬が発生する仕組みになっています。

アフィリエイトとは、記事の中でおすすめの商品を紹介し、そこから購入に繋がった場合に報酬が発生する仕組みです。数あるアフィリエイトサービスの中から、あなたのサイトに適したものを選ぶと良いでしょう。

また『note』をはじめに、自分の書いた記事を有料で販売できるサービスもあります。『note』は無料でも記事を公開できますので、まずは無料で記事を公開して、徐々に有料に切り替えていくのも良いですね。

ブログ執筆、サイト運営は、「好きなことならばいくらでも語れる!」という人におすすめのサイドハッスルです。

2. オリジナルグッズの販売

アクセサリー作りから家具まで、どんなものを作るかは自由。自分の特技を活かして作ったものをネットショップ等に出店し販売することで、収益を上げられる可能性があります。最近は食べ物を販売する例も増えてきました。

ハンドメイドアクセサリーなどを『minne』や『ラクマ』等のフリマアプリで売ったり、『BASE』などのサービスを利用してネットショップ開設するのが代表的な例です。

また、最近ではオリジナルデザインのグッズを販売できるwebサービスもあります。デザインや販売に興味がある人は、このようなサービスを利用し、手軽にグッズ販売を始めましょう。

3. 音楽・スポーツ

趣味でやっていた音楽やスポーツでもサイドハッスルすることができます。

音楽関係ならば、休日にライブを行って集客・マネタイズをしたり、『BandCamp』などで自身の楽曲をダウンロード販売することも可能です。

またスポーツ関係であれば、インストラクターやクラブチームの審判などでお金を稼ぐこともできるでしょう。趣味として続けてきたものが収入につながることは大いにあります。

4. 動画撮影・編集

動画メディアの重要性は高まってきていますが、それによって収益化することも可能です。

たとえばYouTubeは、視聴数や広告表示回数に応じて広告収入が入ってくる仕組みになっています。「YouTuber」という職業も生まれており、近年ますます注目を集めている職業です。

また、動画の編集技術は多くの人や企業が欲しているため、動画の受注制作でお金を稼ぐことも可能でしょう。

5. ブランドアンバサダー

SNSのフォロワーが多い人は、ブランドアンバサダーもおすすめです。ブランドアンバサダーとは、商品やサービスの広報大使のことです。豊富な交友関係や、誰にも負けない専門的な知識を活かして、ブランドアンバサダーとして活躍するのはとてもやりがいがありそうですね。

あなたの拡散力で、好きなブランドの新商品の売れ行きが変わってくるなんてことも。SNSだけでなく、ブログでの発信と組み合わせて行っている人もいます。

6. セルフパブリッシング(電子書籍の自費出版)

セルフパブリッシングとは、自費出版のことです。近年では紙媒体だけでなく、Amazonの『Kindle』を利用して、電子書籍を出版する方法がよくとられています。紙での自費出版と比べ、印刷代や紙代がかからないため、手軽に始められます。また、出版社等を通さないので、コンテンツの自由度が高いことも魅力です。

文章のみの書籍のほか、写真集や漫画を発行することもできます。個人の趣味や特技が幅広く活かせるでしょう。

7. コンサルタント

コンサルタントというと、一般的には経営に関するアドバイスをする職業のイメージがありますが、サイドハッスルでは、「悩みを持つ人の相談に乗る」といったように広い意味で使われています。

今までは、何か困ったことがあれば専門家のところへ足を運んだり、正式に相談の申し込みをする必要がありました。しかし最近では、インターネット上でその分野に関して知識を持っている人や経験のある人に、簡単に相談することができます。

本業で培った知識や専門家としての見解が求められる場面はたくさんありそうです。

誰かの役に立っているというダイレクトな反応を得られるのも、副業でコンサルタントをする魅力の一つかもしれません。

コンサルタントの仕事を受注するには、『ココナラ』や『TIMEBANK』『TIME TICKET』などのサービスを利用する方法があります。その他、『note』での有料記事の販売なども考えられるでしょう。

サイドハッスルを行うメリット

夢

サイドハッスルは案外簡単に始められそうですよね。それでは次に、サイドハッスルをするメリットを3つあげていきます。

1. 自己実現につながる

自分がやりたいこと、心から好きだと思えることで人に喜ばれたり、収入につながったりすれば、自信がつくでしょう。

会社では自分の役割が固定化され思うような仕事ができないこともありますが、サイドハッスルならば自由に計画を立て、自分主体で仕事ができます。好きなことで生計を立てたいと考えている人は、サイドハッスルによりその第一歩を踏み出せるのです。

2. 視野が広がり本業にも還元できる

サイドハッスルを通じて得られる新しいスキルや経験、人脈は、思いのほか本業で活きることがあるでしょう。
サイドハッスルでは、基本的には上司や同僚がいないため、顧客とのやりとりや取引条件の設定などを自分で行います。責任や結果を個人で引き受ける、いわばビジネスを一人で回している状態に近いのです。
このような経験を繰り返すうちに、本業での交渉力がアップしていたり、未経験の業務にも臆せず取り組めるようになったりするかもしれません。現在の会社で、業務の幅を広げたいと考えている人にも、大いにメリットがあります。

3. 心の支えになる

サイドハッスルは、精神面の支えにもなるでしょう。本業でうまくいかないことや嫌なことがあっても、サイドハッスルを通して情熱を注げることや得意な分野で仕事をすれば、気持ちをリフレッシュでき、自信回復につながります。
また、サイドハッスルにより副収入を得ることで、経済面も潤うでしょう。サイドハッスルは、収入を得るだけが目的ではないものの、「本業のほかでお金を稼げている」という実感は、あなたに自信をもたらしてくれます。
会社への依存度を弱め、収入源を分散させられれば、いざとなった時の不安を最小限に抑えられるでしょう。

これからの働き方

終身雇用の時代は終わりを迎え、人生100年時代がやってくるといわれる昨今、人々の働き方も大きく変わってきています。
例えば、今までは原則禁止とされていた副業を解禁する企業が増えてきています。

これからは会社に頼れないから個人で生きていく力をつけていくべきだ、といった風潮が取り沙汰されていますが、それは「誰にも縛られず、自由に、自分の人生を作っていける土壌が整備されつつある」と捉えることもできます。

中には、本業の仕事に夢中で、全情熱を注ぎ続けている人もいるでしょう。しかし、他にも興味があったり、本業とは別にやりたいことがある人もまた多くいるのではないでしょうか。

自分の人生を彩るための副業、サイドハッスルを持つのが主流になる時代は、もうそこまで来ているのです。

 

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