白色申告とは【意味/読み/英語表記】(しろいろしんこく、white returns)

【白色申告の概要】

単式簿記の手法に基づいて帳簿を記載し、その記録から正しい所得や所得税・法人税を計算して確定申告すること、またはその制度。

【白色申告の詳細】

1年間の所得を算出し、それにかかる所得税を計算して、税務署に納めるべき税額を報告する手続きを「確定申告」といいますが、「白色申告」はその確定申告の申告方法の1つです。

白色申告では単式簿記と呼ばれる簡易な方法で帳簿をつけ、収支内訳書という書類を作成します。青色申告と比較して経理作業が容易である点が特徴ですが、一方で青色申告では適用される「青色申告特別控除」が受けられないため、青色申告による申告より税額が大きくなります。
そのため、開業して間もなく所得がない場合や、控除を受ける必要がないほど所得が少ない場合、赤字になっているような場合には白色申告を選択することがありますが、それ以外では青色申告を利用するのが一般的です。

白色申告を選択したい場合は特に届出などは必要なく、青色申告での申告を申請しない場合は自動的に白色申告での申告となります。

【白色申告の関連語】

確定申告
青色申告

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