エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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モバイルとローカル検索は、SEOを考える上では抜群の組み合わせです。ウェブサイトのモバイル対応はSEO対策として一般的に行われていますが、加えてローカル検索にも対応しておくべきでしょう。
comScoreの調査によると、モバイルユーザーの61%がローカル検索を行っており、そのうち58%がローカル検索の結果は信頼できると回答しています。これは、ウェブサイトの多くはローカルSEOとモバイル検索に最適化される必要があることを意味しています。
多くの場合、SEO対策で望み通りの結果が出ない理由は、基本的な設定の欠陥に由来しています。以下で紹介する修正を試してみてください。そうすれば、あなたのモバイルサイトはローカル検索にうまく最適化されることでしょう。
ビジネスコミュニティに密接に関わる人であれば、誰もがローカルSEOを気にするべきです。特に、物質的なロケーションが重要なビジネス(歯医者や床屋、不動産オフィスなど)や特定のエリアにあるサービス(電気屋やリペアサービスなど)が当てはまります。
現在、ローカライゼーションという言葉は微妙に異なる意味合いを持ちます。それは単に、都道府県や市町村、地域やビジネスのヘッドラインだけでなく、更に詳細な地域に注目すべきなのです。またそれは、コンテンツが検索結果にインデックスされるだけでなく、Googleのローカル検索にあなたのビジネスロケーションが表示されるまでを意味します。レビューやオンライン上の評価、ローカルを中心としたソーシャルメディアへのコミットメントもその範囲内です。
全てのローカル化されたウェブサイトは、ヘッダータグとユニークURLを特定のロケーションのために作成する必要があります。URLにあなたがビジネスを展開している地域を含ませることは強力なシグナルとなります(それが常に有効な策であるとは限りませんが)。
以下はNikeの事例です。
こうした事例では、URLに地域名を挿入するなど、あなたのビジネス地域に合わせたランディングページが必要となります。
もし複数のロケーションがあるのであれば、全てのロケーションがリスト化されているページを、地図やH1タグと共に作成するのが良いでしょう。
以下のMagnoliaの事例が良い参考になります。
住所、郵便番号、電話番号や営業時間など、全てのコンタクト情報が掲載されたページを作成することは重要です。あなたのSchema.orgのマークアップにNAPを挿入することでこれが可能となります。Schema.orgにてローカルにサイトを最適化させる方法に関しては、こちらのリンクを参考にしてください。
ウェブサイト上の検討事項に対応した後は、Googleマイビジネスをうまく活用することでユーザーの注目を多く集められます。
Googleマイビジネスのページでは、住所、営業時間、電話番号、写真、混雑状況、レビュー、Webページへのリンクなどを盛り込みましょう。以下はVictoria’s Secretの事例です。
ここでのコンテンツは、あなたのブランドに特化し、カテゴリーや詳細情報はより正確に、イメージ画像は質の高いものを選びましょう。
ソーシャルメディア上でのリンクの拡散は、近年ますます重要なものとなっています。ソーシャル上のプロフィールの更新はこまめに行うようにしましょう。特定のロケーションに関する情報をシェアすることも、Google検索のローカル対策に効果的です。
ユーザーがあなたのビジネスページを発見した際、様々なオンラインプラットフォーム、ソーシャルメディア、フォーラムなどで他の顧客からのレビューをチェックする可能性があります。BrightLocalの調査によれば、93%の顧客がローカルレビューを確認すると言われています。だからこそ、これらのレビューを気にかけ、素早く適切に返答をする必要があります。レビューがよければ良いほど、あなたのローカルSEOは向上します。
外部ロケーションのシグナルは、NAPの向上と、Yellow Pages、Yelp、TripAdvisor、CitySearch、BBB.orgなどのオンラインディレクトリ上の他のビジネス情報を含みます。オンラインディレクトリはNAPからあなたのビジネス情報を引き出すため、適切なNAPを持つことが大切です。人によっては、これらのウェブサイトからあなたのビジネスのレビューを確認することもあるため、外部ロケーションのシグナルには気を配っておきましょう。
ローカルSEOにとって、他のリソースやローカルビジネスなどに飛ぶためのリンクを設置することは非常に重要です。大切なのは、関連性。またそれは、あなたのウェブサイトやユーザーにとって役に立つものである必要があります。良質な参照リンクを持つためには、コミュニティ上でイベントを開催するなどが良いでしょう。
昨今、ますます増えているモバイルユーザーは、毎日のようにローカル情報を検索しています。2016年のcomScoreのアプリ調査によれば、2016年には人々がデジタルメディアにかける時間は53%上昇し、 そのうちの80%はモバイルアプリによるものだったとされています。そのため、現在はモバイルにフォーカスした施策が必要になります。
あなたのウェブサイトがGoogleの必要条件を満たしているかチェックするためには、Googleのモバイルフレンドリーテストを受けるのが良いでしょう。
オンラインビジネスは、ユーザーが最も多くの時間を費やしているプラットホームでコンテンツを充実させるべきです。そのため、SEOを向上させモバイルユーザーと繋がるため、モバイル対応を万全に行なったウェブサイトにする必要があります。
Googleがモバイルに最適化したウェブページを優先的にインデックスすると発表してから、モバイルでのランキングはひときわ重要となりました。モバイルでのランキングはデスクトップでのランキングとは異なるため、その重要性は当然のことです。あなたのモバイルランキングを詳細に調べる際は、SEOソフトフェアのためのSEランキングを使用するか、類似のソフトウェアを試すと良いでしょう。
同一ページに飛ぶ異なるURLをサーチエンジンが発見した場合、検索ランキングの低下やペナルティなど様々な問題が考えられます。特定の検索に対応するため、以下のテクニックを試してみてください。
複数の重複ページを防ぐために、関連ページにrel=”canonicalの要素を付け加える必要があります。サーチエンジンはそのウェブページを優先し、検索結果に反映します。
しかしCanonical属性タグは重複ページを防ぐための最終手段として使用するのが良いでしょう。Canonical属性タグを使用する前に、以下の解決策を試してみてください。
Canonical属性タグを正しく使用するのは大切なことです。間違ったURLを使うと、検索ランキングの低下を引き起こしかねません。
ブレッドクラム(パンくず)は、ユーザーがいまウェブサイト内のどの階層にいるのかを視覚的に分かりやすくするのに役立ちます。プロダクトページ上にブレッドクラムがないと、ユーザーが商品を探す際に欲しいアイテムを見つけにくくなります。
同一ウェブサイト上の異なるページや、外部ウェブサイトからアクセスであっても、特定の商品をユーザーが探しだせることは重要です。
ウェブページを階層順にリストアップしてリンクを設置したブレッドクラムは、ユーザーの注目を商品リストに向けられるための検索やプロモーションに有益です。Glasses Galleryでは、使用したフィルターやセッティングを使って簡単に関連商品を探し当てることが出来ます。
プロダクトのタイトルは、その商品に対する最初の印象を決定づけるものです。もしタイトルが長く分かりにくいものであれば、それは販売力の低下に繋がります。以下のAmazonのページは、商品を説明するための良いタイトルづけの事例です。
タイトルは以下のように構成されています。
ブランド名 + シリーズ名 + モデルネーム + フォームファクター + 特徴(色、容量、サイズなど)
Amazon商品のタイトルの長さは、だいたい80文字程度が適切とされています。簡潔さはもちろん大切ですが、その商品が何であるのかのわかりやすい説明は重要です。キーワードやオファーなどが無理やり詰め込まれたタイトルは、悪い印象を与えます。以下は、長すぎて混乱するタイトルの一例です。
他の類似商品と対象商品を区別するための情報は必ず盛り込みましょう。以下の事例が参考になります。
商品のタイトルに注目することは、オンライン販売では非常に重要な要素のひとつです。リーチや発見されやすさ、エンゲージメントを高めるためにも、オンライン上に出す商品には本記事で紹介したようなシンプルなルールを適用させましょう。
ローカル検索とモバイルでの検索の間で、これらの修正事項をいくつか試せば、あなたのビジネスの検索ランキングと販売実績は必ず向上することでしょう。
これらのアドバイスをモバイルサイト作成の際に胸に止めて置くことで、モバイルでのローカル検索を制覇してください。
(原文:Irina Weber 翻訳:Mariko Sugita)