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大表的なWebデザイン用語である、UX(ユーザーエクスペリエンス)とユーザビリティ。その違いがよくわからないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、混同されがちなUXとユーザビリティの違いについて説明していきます。

まずはそれぞれの定義から見ていきましょう。

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは?

UXとは、名前の通り製品やサービスを使うことによってユーザーが感じたり、得られたりする体験全般のことを指します。ユーザーがどんな経験をするか、ということですね。

UX白書によると、UXは「一般的な意味における経験」とは異なり、システムと出会うことに由来する経験だといいます。UXデザイナーはその経験を、より楽しいものへとデザインします。

ユーザビリティとは?

ユーザビリティを向上させることで、製品やサービスの使いやすさや利用効率を上げられます。目的達成のために、不便なく使えるということはユーザーの満足度向上に直接関わってきます。

国際標準化機構によるとユーザビリティは「特定の利用状況において、特定のユーザによって、ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合い」と定められています。

ユーザービリティとは

さらにアクセシビリティという言葉もありますが、これはユーザーの属性を選ばず誰でも簡単にウェブサイト等にアクセスし、サービスを使用できるという意味なので、ユーザビリティとの混同には注意です。

ユーザビリティ改善が良いUXデザインを作る

ユーザビリティを向上させた製品やサービスは、結果的にユーザーにとってより良い体験をもたらします。つまり、ユーザビリティの改善が製品のUXデザインの質を向上させているのです。

使われないことにははじまらない。

良いユーザビリティとは、使いやすいということだけではありません。目的や状況に合わせた使い勝手のよさが求められます。

例えばプレゼント用の大小ボックスがふたつあるとします。

ひとつはワンタッチで開ける、大きくて重い箱。もうひとつは、みかん箱のような形をした小さくて軽い箱です。大きい箱の方は色々なものが入るし、一見して開閉が簡単そうですが運びづらく保存するのにも一苦労。これは機能そのものが優秀でも、「ユーザビリティが悪い」製品です。

逆に小さい箱の方は、シンプルな装飾で中身の容量は少ないかもしれませんが、持ち運びに便利で開けるという楽しみもあります。達成までの苦労が少ないため、多く使われるのはおそらくこちらでしょう。

どんなにサービス内容が良くても、製作者が意図するところにたどり着くまでに、使いづらくて離脱されてしまっては意味がありません。コンバージョン率を上げるには、まずユーザビリティを上げましょう。

UXとユーザビリティ改善のためのチェックリスト

ここからは、製品やサービスの制作において、必要な要素と対応する質問をそれぞれ見ていきましょう。

UXデザインとユーザビリティを高めるために、以下のことをチェックします。

  1. 使いやすいか
  2. ユーザーに適応しやすさ
  3. 楽しさがあるか
  4. 価値を明示できているか
  5. 機能性が高いか
  6. 学習の必要性は少ないか
  7. 柔軟性があるか
  8. 生産性の高いデザインか

最後に

UXとユーザビリティは似て非なるものですが、どちらも密接に繋がっています。

良きサービスを作るために、ユーザーを第一に考えるところから始めましょう。

(翻訳:Kelala)

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