ライター「記事より画像探すほうが時間かかる件」←AIで秒解決できた件
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記事はもう書き終わった。なのに、アイキャッチ画像が決まらない。
フリー素材サイトを何枚も巡って「これじゃない感」と戦うあの時間、めちゃくちゃムダじゃないですか?
でも、画像生成AI「ConoHa AI Canvas」を使えば、その悩み、秒で解決しました。
英語も専門知識もいらない。プロンプトをサクッと打つだけで、理想のビジュアルが爆速で出てくる!
本記事では、ライター業で日々画像探しに悩んでいた筆者が、どれだけ業務がラクになったかをリアルにレポートします。画像探しに疲れたあなた、ぜひ参考にどうぞ。
※この記事はGMOインターネット株式会社の提供でお送りします
2020年よりフリーライターとして活動を開始。記事制作を中心に、動画やデザインなど幅広い分野でコンテンツ制作を支援している。個人名義でコラム執筆やメンバーシップ運営、フリーランス向け相談サービスも展開中。X:@yakitori_oden
目次
文章は書き上げたのに、最後の画像が決まらない――。ライターのみなさんなら、画像選定で作業がストップしてしまった経験が一度はあるのではないでしょうか。ここでは、私の考える「ライターあるある」にちょっと触れてみたいと思います。
構成から執筆、画像選定までを一人でこなすフリーランスライターにとって、画像探しは地味ながらも確実に消耗する作業のひとつです。
素材サイトを巡っても、理想の1枚にはなかなか出会えません。筆者の場合、「商用利用OKか」「クレジット表記は必要か」など、細かい条件を確認しているうちに気づけば1時間以上が経過していたこともあります。
「時短になるなら必要経費」と、有料素材サイトに課金するのも一つの手ですが、結局理想の画像が見つからず、無料素材に戻ったり妥協したりするのも“あるある”です。気づけば、使っていない有料アカウントが増えていた……ということも。
画像探しは、ちょっとしたスキマ時間に片づく作業のように思われがちですが、実際には1枚の画像を探すだけで、想像以上に集中力と気力を奪われます。気づけば、底なし沼にハマったような感覚に陥ることも何度もありました。
さらに、時間をかけて探しても、理想的な画像に辿り着けないケースも少なくありません。
筆者の場合、在宅フリーランスの働き方をテーマに記事を書く際には、「自然光が入る自宅のデスク」「木の机とノートPC、コーヒーのある落ち着いた作業空間」など、具体的なシーンを想像しながら素材を探します。
しかし出てくるのは、どこか生活感のないホテルのように整った空間や、ベッドの上にパソコンを置いたおしゃれすぎる写真ばかり。「これはこれで素敵だけど、ちょっと違うんだよな」と、現実味に欠けることも多いのです。
特にオリジナリティを出したい記事では、画像ひとつで雰囲気が決まってしまうからこそ、妥協しづらいのが本音。「もうちょっと良い画像が欲しい」が止まらなくなり、気づけば自ら残業コースに突入していた……そんな日もありました。
ここ最近、画像生成AIに関する情報を目にする機会が増えました。SNSやWebメディアでも、本物と見まがうような画像や動画が「AIで作られた」と紹介されています。
AIツールの種類も増え続けており、用途に応じて細かく使い分ける人もいるほどです。筆者自身は、これまで生成AIといえば文章用のツールを少し触った程度。画像生成AIについては、「素人がやっても微妙な仕上がりになりそう……」と、最初の一歩が踏み出せずにいました。
とはいえ、すべてのツールが難しいわけではありません。中には、インストール不要で操作もシンプルな、初心者でも扱いやすいサービスも登場しています。
今回ご紹介する「ConoHa AI Canvas」は、まさに初めての画像生成にぴったりのツール。特別なスキルがなくても、ライターが欲しい画像を手軽に作成できるのだとか!いったいどのようなツールなのか、気になる機能を見てみましょう!
▲出典:ConoHa AI Canvas
「ConoHa AI Canvas」は、専門的な知識や面倒な環境設定がなくても、誰でも高品質な画像を生成できるクラウド型のサービスです。
オープンソースの画像生成AI「Stable Diffusion」をベースにしながらも、インストール不要・ブラウザ完結・日本語対応可能(※)という特長があり、ライターやクリエイターにとっても扱いやすい点が魅力です。
ここからは、「ConoHa AI Canvas」の使いやすさを支える3つのポイントをご紹介します。
※管理画面やファイルマネージャーなど、一部で日本語対応
「ConoHa AI Canvas」の大きな魅力は、始めやすさにあります。
専用ソフトのインストールは一切不要で、ConoHaのアカウントがあれば、ブラウザ上ですぐに使い始めることが可能です。複雑な初期設定もなく、ネット環境さえあればすぐに画像生成に取りかかれる点は、時間に追われがちなフリーランスにとって非常にありがたいポイントです。
▲たった3ステップで「ConoHa AI Canvas」を利用可能
操作画面も日本語対応のため、基本的な操作で困ることはほとんどありません。プロンプト入力は英語で行いますが、使用する単語はシンプルなものが中心です。
もともと「ConoHa AI Canvas」のベースである「Stable Diffusion」を個人で導入・使用しようとすると、ハイスペックなPCや専門的な環境構築が求められます。その点、「ConoHa AI Canvas」では、高性能な生成環境があらかじめクラウド上に用意されており、特別な準備なしで本格的なAI技術を利用できるのが大きなメリットです。
まるでWebサービスのように手軽にAI技術を活用できる点は、「画像生成って難しそう」と感じていた方にこそ試してほしいポイントです。
「ConoHa AI Canvas」では、多彩な機能を組み合わせることで、より理想に近いビジュアルを生成することが可能です。構図や色味の調整、処理の高速化、アニメーション生成、プロンプト入力の補助など、拡張機能の選択肢も豊富に用意されています。
また、Checkpoint(学習済みモデル)を切り替えることで、画風そのものを変更することも可能です。
たとえば、スマホのカメラアプリでフィルターを変更するように、Checkpointを切り替える(※)だけで、同じプロンプトでもまったく異なる画風の画像が出力されます。
※学習済みモデル「Checkpoint」はユーザー自身が入手・インストールする必要があります。
▲デフォルトではベーシックなCheckpointが設定されています
Checkpointを活用すれば、プロンプトを細かく調整しなくても雰囲気を整えたり、画像生成のたびに異なるバリエーションを短時間で量産したりと、ライターやコンテンツ制作者にとって制作スピードと表現の幅を両立できる頼もしい武器になります。
ちなみに、初期設定のままでも十分に高品質な画像を出力できます。まずは基本設定で気軽に試してみて、慣れてきたら画風の切り替えにもチャレンジしてみるのがおすすめです。
「ConoHa AI Canvas」は、コストパフォーマンスの面でも始めやすいサービスです。
月額1,100円(税込)から利用可能で、生成できる画像に枚数制限はありません。画像をまとめて作成したい日でも、気兼ねなく何枚でも生成できるのが大きな魅力です。
プラン | ストレージ | 料金(税込) | WebUI無料利用時間 | WebUI利用料 |
---|---|---|---|---|
エントリー | 30GB | 1,100円/月 | 最大10時間無料 | 6.6円/分 |
スタンダード | 100GB | 4,378円/月 | 最大50時間無料 | 6.6円/分 |
アドバンス | 500GB | 9,878円/月 | 最大100時間無料 | 6.6円/分 |
筆者が選んだのは、月額1,100円のエントリープランです。プロンプトを何度も試しながらじっくり使い込んだものの、1回の使用は30分〜1時間程度に収まりました。1か月の合計でも500分を超えることはなく、結果的にWebUIの無料利用時間内で十分まかなえました。
ここからは、筆者が実際に「ConoHa AI Canvas」を使って、ブログのアイキャッチ画像を作成した体験を紹介します。
コンテンツに合う画像を自分で用意したいと考えたとき、画像生成AIはどこまで役立つのか。初心者ライターの視点から、登録から生成までの流れとともに使用感をお伝えします。
筆者はConoHaアカウントを持っていなかったため、まずはアカウントの作成からスタートしました。
登録〜画像生成の流れ
まずはConoHa公式サイトからアカウントを作成し、3つの料金プランから用途に合ったものを選びます。
▲筆者はお試し感覚でエントリープランを選択しました。おすすめはスタンダードプランとのこと
その後、氏名や電話番号などの基本情報、支払い方法を入力してマイページにアクセス可能に。ダッシュボードから「WebUI起動」ボタンをクリックすれば、約3分で画像生成画面が立ち上がります。初期状態では画面が英語表記になっていますが、[Settings](設定)から日本語に切り替えることが可能です。
操作画面が日本語化できるだけでなく、全体的に直感的なUIなので、英語に不安がある方でも問題なく使いこなせます。
そしてこちらが、実際に「ConoHa AI Canvas」で生成した画像です。
今回は「自然光の入る自宅の作業デスク」をイメージし、人物なしで、木の机・ノートPC・ノートなどが並ぶシンプルな構成を目指しました。ChatGPTと相談しながらプロンプトを調整しています。
使用したプロンプト:
A cozy home workspace with a wooden desk, a laptop, a coffee mug, and a notebook arranged neatly. Soft natural light is coming through the window, casting gentle shadows on the desk. Minimalist and tidy setup. No people, horizontal layout.
生成された画像には、柔らかな光が差し込む窓際の木製デスクに、必要最低限のアイテムが整えられた静かなワークスペースが表現されました。ふと見入ってしまうような深みのある仕上がりで、1枚の画像としても非常に魅力的です。
また、「ConoHa AI Canvas」では画像サイズ(幅×高さ)を自由に指定できます。ブログやYouTubeサムネイル用に16:9(例:1920×1080)の比率で出力することも可能です。
▲画像のサイズやサンプリング設定も直感的に操作できる
今回はデフォルトサイズで画像を生成し、Canvaの「マジック拡張」機能を使って左右に余白を追加。横長のアイキャッチ画像に仕上げました。
さらにテキストや色味を微調整し、10分もかからずにアイキャッチが完成。
構図や配色のバランスが整っているため、最小限の編集で実用的な仕上がりとなりました。
使ってみてまず感じたのは、画像探しから解放されたことによるストレスの軽減でした。フリー素材サイトを何度も巡る必要がなくなり、欲しいイメージに合った画像を自分で作れるのは、文章に集中したいライターにとって大きな助けです。
生成された画像はファイルマネージャーに自動保存され、履歴から再ダウンロードも可能。「さっきの画像をもう一度使いたい」と思ったときにすぐ呼び出せるので、作業の流れが止まらず快適でした。
さらに、「ConoHa AI Canvas」では生成ボタンを押すたびに少しずつ違うバリエーションの画像が出力されます。構図や光の入り方、アイテムの配置が微妙に異なるため、記事のトーンにぴったり合うベストな1枚に出会えるまで、何度でも試せる自由さがあります。枚数制限がないからこそ、納得のいく1枚を選べる安心感も大きな魅力です。
▲すべて同じプロンプトから生成された画像
一方で、使ってみて「気になる点」もいくつかありました。
まず、生成結果はプロンプトによって大きく左右されるため、最初は試行錯誤が必要です。たとえば、物の形がやや歪んだり、意図しない要素が混ざったりする場合があります。そうした場合は、「ネガティブプロンプト」を使って生成結果を調整する必要があります。
また、時間課金制ゆえの“うっかり消費”には注意が必要です。筆者は当初、自動終了時間を120分に設定していましたが、まだ上限に達していないからと油断して生成画面を開きっぱなしにしていたところ、別作業に集中している間に利用時間が5分ほどカウントされていたことがありました。(その後、自動終了設定を15分に変更し、ロスを防ぎました)
▲ロスを防ぐために「自動終了時間」の設定を忘れずに
最初は手探りな部分もありましたが、思い通りの1枚に出会えるスピード感と、自由に試せる気軽さは大きな魅力でした。
ここでは、ライターが画像生成AIを使う際によくある不安や疑問にお答えします。
画像生成時の指示文(プロンプト)は、英語で入力する必要があります。
とはいえ、使うのは「desk」「coffee」など、ごく基本的な単語でOK。「wooden desk」「soft lighting」「coffee mug」のように、2〜3語を組み合わせるだけでも十分伝わります。
今回のように「落ち着いた作業空間」をイメージしたいときも、「minimalist setup」や「natural light」といった簡単な言葉でしっかり表現できました。
ちなみに筆者は、画像のイメージはあっても英語での表現が思いつかず、ChatGPTにプロンプトの相談をしました。
▲ChatGPTに「作業机のイメージ画像を生成したい」と伝え、出力された英単語をコピーしました
ネット上にも無料のプロンプト例サイトがあり、最初はコピー&ペーストからでもスムーズに始められます。英語入力と聞くと身構えてしまいますが、実際には「これなら自分にもできそう」と感じられるくらいの手軽さです。
「ConoHa AI Canvas」で生成した画像は、基本的に商用利用が可能(※)です。
ブログ記事やSNS投稿、YouTubeのサムネイルなど、ライター業務をはじめとした幅広いコンテンツ制作に活用できます。
ただし、学習済みモデル「Checkpoint」の中には、著作権に配慮が必要なスタイル(アニメ・マンガ風など)も含まれています。商用での使用を検討している場合は、事前に公式のガイドラインを一読しておくのがおすすめです。
※学習済みモデル「Checkpoint」はユーザー自身が入手・インストールする必要があります。
「ConoHa AI Canvas」では、イラスト調・リアル調・ミニマルデザイン・アイコン風など、多彩な画風の画像を生成できます。
「アイキャッチ画像はシンプルで読みやすいものにしたい」「SNS用にポップなテイストにしたい」など、目的に応じて画風を選べるのが魅力です。
▲出典:作例|ConoHa AI Canvas
慣れてきたら、ネット上で配布されているCheckpointを適用(※)してみましょう。Checkpointを活用することで、よりイメージに近い画像が生成でき、自由度の高いクリエイティブが可能になります。
※学習済みモデル「Checkpoint」はユーザー自身が入手・インストールする必要があります。
「ConoHa AI Canvas」は、ライターの作業負担を軽減し、表現の幅を広げてくれる頼もしいツールです。思うような画像が見つからないとき、自分で“つくる”選択肢が身近になりつつあります。
画像が決まらず作業が停滞する時間を減らせるだけでも、ライターにとって「ConoHa AI Canvas」は心強い存在です。
さらにフリー素材では表現しきれなかった雰囲気や世界観を形にできるのは、思った以上に快適で、創作意欲を刺激される体験でした。
画像探しに手間取ることがなくなれば、そのぶん記事の構成や表現に集中できます。限られた時間を効率よく使いたいライターやクリエイターは、画像生成AIを活用することで確かなメリットを感じられるはずです。
▲出典:ConoHa AI Canvas
「ConoHa AI Canvas」なら、専門知識が無くても手軽に画像生成を始められます。
操作はシンプルで、さらに月額1,100円から利用可能。枚数に制限がないので、納得のいく一枚が見つかるまで、何度でも試せるのが魅力です。
「画像探しにいつも時間がかかる」
「ありきたりな素材では物足りない」
そんなライターにとって、「ConoHa AI Canvas」は心強い相棒です。
地味だけど面倒な作業に時間を奪われている方こそ、まずは1枚試してみてください。制作の自由度とスピードが、一段階上がる感覚が味わえるはずです。
ConoHa AI Canvasはこちら>>
https://www.conoha.jp/ai/canvas/