徹底比較！クラウドファンディング14サイト&個人の資金調達ツールまとめ

資金調達のためにクラウドファンディングをしたいけれど、どのサイトを選ぶか迷っている方へ。

この記事では、数多あるクラウドファンディングサイトのなかから、14個のサイトを比較します。

アートや音楽系のプロジェクトなら『CAMPFIRE 』や『Motion Gallery』、社会貢献なら『READY FOR?』、社会貢献のなかでも地域貢献ならとくに『FAAVO』が良いなど、実施するプロジェクトによって選ぶべきサイトが違うので、じっくり見比べて選んでください。

クラウドファンディングサイト早見表

種類・対象比較

手数料・決済方法比較

クラウドファンディングサイト14選

アート/音楽/クリエイティブ

1. CAMPFIRE

『CAMPFIRE』は、本や漫画、アート、音楽、映画など、クリエイティブなプロジェクトを実行するための資金を募るクラウドファンディングのプラットフォームです。1,000円から、支援したいプロジェクトのパトロンになることができます。また、資金のリターンとして金利ではなく、モノや体験などが贈られるのが特徴です。

『CAMPFIRE』のクラウドファンディングには、「All-In」と「All-or-Nothing」という2種類の資金調達方法があります。「All-In」では、目標金額の達成・未達成に関わらず、支援総額の12%が手数料として引かれますが、「All-or-Nothing」で募集期間内に目標金額を達成できなかった場合は、集まった支援金はパトロンに全額返金されます。この場合は手数料は一切かからないので、良心的ですね。

CAMPFIRE

2. Motion Gallery

Motion Gallery

3. マイクロメセナ

『マイクロメセナ』は、クラウドファンディグのプラットフォーム『GREEN FUNDING』が提供する、現代アートに特化したクラウドファンディングサイトです。

「メセナ」とは、「芸術を擁護する人」という意味で、新しく多様な現代アートを応援する、という意味がこめられています。現代アートとの新しい関わり方や応援方法を模索している方におすすめです。

マイクロメセナ

4. BOOSTER

『BOOSTER』は、PARCOが提供するインキュベート・クラウドファンディング。

「インキュベーション（＝新しい才能の発見と応援）」というテーマを掲げるPARCOが、個人のアイデアやパッションを世に出し、クリエイティブな挑戦を促進していくためのプラットフォームです。プロジェクトの宣伝やメディアでのPRなど、幅広くプロジェクトを応援してもらいたいときにおすすめです。

BOOSTER

5. Shooting Star

『Shooting Star』は、クラウドファンディングのプラットフォーム。

「可能性にかけて自分の夢にチャレンジする人(=プロジェクトオーナー)」と「夢の実現をサポートする人(=サポーター)」がつながり、アイデアが実現する場所として成立しています。

掲載されているプロジェクトは、映画やスポーツ、テクノロジー、政策関係など幅広く、多くの人に利用されているクラウドファンディングサイトとなっています。

Shooting Star

株式投資型クラウドファンディング

6. FUNDINNO

『FUNDINNO』は、株式投資型の新しいクラウドファンディングプラットフォームです。非上場株式を発行することで、インターネットで多くの人から少額の資金を集めます。

1社あたりの年間募集金額の上限は100,000,000円未満、1社に対する投資家の年間投資上限金額は 500,000円です。非上場の株式の発行することで資金調達が可能です。ビジネスをはじめたい方におすすめです。

FUNDINNO

地域・社会貢献

7. READY FOR?

『READY FOR?』は、主に社会問題に取りくむ人向けのクラウドファンディング・プラットフォーム。

今までに、高校生が地域活性のために商品開発をしたり、最新のIoTを使ってウェアラブル製作をしたり、というクラウドファンディング事例があります。

2011年から続くクラウドファンディングのプラットフォームで、現在では6,000件以上の案件を取り上げています。信頼性が高く、安心してクラウドファンディングができますね。

READY FOR?

8. FAAVO

FAAVO

9. Japan Giving

『JapanGiving』は、国内最大級のファンドレイジングサイトです。団体登録数が国内最多で、現在までに12,000件以上のプロジェクトを掲載し、総額で21億円の寄付を受けたという実績があります。

医療、保育園支援、震災被害、豪雨被害など、本当に支援の必要な方々に対してサポートするプロジェクトが多く掲載されています。

Japan Giving

プロジェクトを幅広く拡散したい

10. Makuake

『Makuake』は、サイバーエージェントグループが手がけるクラウドファンディングサイトです。

プロジェクト実行者は、プロジェクトに共感し応援してくれたサポーターにモノやサービスをお返しします。掲載されたプロジェクトに対して、4000万人の会員数を誇るAmebaや、その他のメディアから集客をおこなうので、多くのサポーターにアイデアを広めることができます。

多くの人々に拡散し、プロジェクトに賛同してもらいたい方におすすめです。

Makuake

11. GREEN FUNDING

『GREEN FUNDING by T-SITE』は、TSUTAYAグループが手がけるクラウドファンディング・プラットフォームです。 3年連続上昇中のクラウドファンディング成功率は89％。出版（写真集/絵本）、CDやDVDなどに加え、フード、スポーツ、社会貢献など多数のプロジェクトを掲載しています。

GREEN FUNDING

12. A-port

『A-port』は、朝日新聞社が提供するクラウドファンディングサイトです。

朝日新聞社が連携しているいくつかの関連媒体を通じて、プロジェクトが広く拡散されるのが魅力です。老若男女に発信できるので、幅広い世代からサポートしてもらいたいときにおすすめです。

また、支援者の心をつかむ見出しの立て方や、内容が正確に伝わるサマリーを書くなどのサポートを受けられるので、文章が苦手な方はぜひ一度登録してみてはいかがでしょうか。

A-port

スポーツ

13. Sportie FUND

『Sportie FUND』は、スポーツに特化したクラウドファンディングサイト。オリンピック出場や世界大会進出など、各自で目標や夢を持ち活動を続けるスポーツ団体やアスリートを応援するためのクラウドファンディングです。

新しいスポーツ応援の形である『Sportie FUND』は、アスリートの方の資金調達におすすめです。

Sportie FUND

個人的な資金調達ツール

14. polca

『polca』は、身近な友だち同士ではじめるフレンドファンディングアプリ。お誕生日会や飲み会、旅行など、やりたいことを思いついたときに、企画をたてて必要な金額を友だちから募ることができます。

イベント参加権やお礼の手紙など、お返しはカジュアルなものが多いです。目標金額は300円という少額から100,000円まで設定できるので、気軽に使える資金調達ツールです。

※利用手数料、振込手数料共に無料キャンペーン実施中（2018年2月26日時点）

polca

クラウドファンディングとは

クラウドファンデイングとは、不特定多数の人がインターネットを通じて組織の事業やプロジェクトに資金を提供するしくみです。実施したいプロジェクトの概要と目標金額を設定すれば、サポーターからの応援という形で資金を調達できます。

「クラウドファンディング」という言葉は、クラウド（群衆）と、ファンディング（資金調達）を掛け合わせて作られた造語です。