エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
- ITエンジニア
- 副業
ロゴはユーザーに覚えてもらうための重要な要素です。有名サービスやブランドのロゴがどんなフォントをベースにしているのか、研究してみませんか?
「そういえば、GoogleとかYouTubeって、ロゴにどんなフォントを使っているの?」
「ロゴは見たことがあるけど、フォントの名前がわからない」
「オリジナルロゴを作成したいので、その参考に有名企業のロゴフォントを知りたい!」
そんな方に、企業やブランドのロゴで使われているフォントを17個集めてみました。ぜひ参考にしてください。
目次
Facebookは『Klavika』という有料フォントを使っています。よく似ているフォントに、『Tahoma』や『Verdona』というものがあり、無料で使用できます。
これらのフォントは、PCディスプレイ上で視認性向上のためにマイクロソフトが作りあげており、デザインはイギリスのデザイナーであるマシュー・カーター氏によってデザインされました。WindowsとMacにどちらにも同梱されています。
twitterのロゴは、もともとは既成フォントをアレンジしてつくられたもので、『Pico-Alphabet Black & White』という丸みを帯びたかわいいフォントがベースにあります。
eのみがアレンジされていて、t、w、i、t、rは既成のフォント。『Pico-Alphabet Black & White』はフリーフォントとして使えるので、ダウンロードして使ってみてはいかがですか?
Pico-Alphabet Black & Whiteをダウンロード
インスタグラムのフォントに使われているのは『Billabong』というフォントです。
筆記体で文字と文字をつなげて書かれているのがおしゃれ。若者向けブランドのポップや広告に使うと、クールで旬な雰囲気を感じさせることができますね。
スターバックスのフォントは、『Freight Sans Black』というフォントをもとにアレンジしてつくられています。sの太さが少し違いますが、その他はほぼ『Freight Sans Black』と同じです。
線が太くて親しみやすい雰囲気があり、なおかつスタイリッシュさも併せもつフォントなので、幅広い場面で活躍しそうですね。
『YouTube』のやや縦長のフォントは、『Alternatet Gothic No.2』というフォントです。文字を変えれば『YouTube』のフォントだとはわからないくらい、スタンダードでどんな企業やブランドにでも幅広く使えるフォントですね。
Alternatet Gothic No.2wをダウンロード
Googleのフォントは『Catull BQ』をアレンジして作られています。「Googl」までは既成フォントを使っていますが、最後の「e」が少し斜めになってかわいらしいです。
企業のロゴは、スタンダートなフォントに少しアレンジを加えているロゴが多いですが、なかでもGoogleは遊び心が見えて面白いですね。
Skypeフォントに使われているのは、『Helvetica Rounded Bold』というフォント。丸みを帯びた曲線がかわいらしく、水色でふちどられた色のイメージが印象的です。
見た人がすぐに「これはスカイプのサービスだ!」と認識するための戦略として、色を効果的に入れる大切さを教えてくれるロゴですね。
Helvetica Rounded Boldwをダウンロード
Vimeoロゴに使われているのは、『Black Rose』というフォント。線の太さがバラバラで丸みを帯びているので、手書きのような雰囲気が特徴的です。親しみやすく、若者向けのデザインを考えている方におすすめのフォントです。
Flickrに使われているのは『Frutiger Black』というフォント。使われているフォント標準的でシンプルですが、青とピンクという色を効果的に使用しています。最後の1文字をピンク色にすることで、アクセントになって見る者を印象づけます。
Yahoo!で使われている、横長でやや幅広のフォントはYahoo!オリジナルのYahoo Fontというものです。ゼロからオリジナルのフォントを作成している企業は珍しいと思うのですが、Yahoo!はまったくゼロから作り上げていますね。オリジナリティーが溢れています。
DEAN & DELUCAで使われているのは、『Copperplate Gothic』というフォント。控えめなふちどりが、おしゃれで上品な雰囲気を醸しだします。
DEAN & DELUCA以外でも、『Copperplate Gothic』を使っている広告やパッケージはたくさんあるので、手持ちフォントのひとつとして、ダウンロードしてみてはいかがですか?
世界的ファッション雑誌VOGUEのフォントに使われている『Didot』。線のメリハリがあるので、堂々とした風格と威厳が漂ってきます。
VOGUEのほかにも、Giorgio Armaniなど世界的有名プランドが『Didot』をロゴフォントに使用しています。
CASIOのロゴフォントは、『Helvetica Neue Pro Extd Heavy』というスタンダードなフォントと、『Banque Gothique RR extraBold』という少し角ばったフォントをアレンジしたようなフォントです。
文字は横に長く、どっしりとした印象を受けますね。アルファベット5文字なので、簡潔で印象に残りやすいのも魅力です。
Banque Gothique RR extraBoldををダウンロード
Helvetica Neue Pro Extd Heavywをダウンロード
ドイツの高級自動車メーカーであるBMWのロゴは、『Helvetica』のサンセリフをもとにデザインされました。
Bのみがやや横長で、MとWはスタンダードな書体。シンプルで力強く、まるいロゴに合わせて斜めにデザインしてもしっかりと文字が読めるようになっています。
アメリカ発の、有名なストリートウェアブランドsupremeがロゴフォントに使用しているのは、『FUTURA』というフリーフォント。誰でも無料でダウンロードできます。
注目すべきは「ボックスロゴ」と呼ばれる、赤い枠のなかに文字が描かれるというデザイン。アメリカで人気となり、他ブランドでも多く使われています。しかし、日本語で同じようにデザインしようとすると、ひらがなやカタカナの独特なやわらかい雰囲気がスタイリッシュさを決して、ロゴ自体がダサくなる可能性もあるので注意が必要です。
アメリカ発の有名ファッションブランド・RALPH LAURENがロゴフォントとして使用しているのは、『ITC Fenice』という英語フォント。ほぼ変更なしで、『ITC Fenice』をそのまま使っています。
控えめなふちどりと、等間隔で並べられたアルファベットが、全体的にシンプルで上品な雰囲気を醸しだしていますね。
東芝が完全にオリジナルでデザインしたフォント。シンプルですが、線が一貫して太く、どっしりとした印象を受けます。
赤色のインパクトの強さとあいまって、堂々とした安心感のある仕上がりです。アルファベットの並びや、文字を大文字で統一するなど、「こう思わせたい」という意図にあわせて作成するのに参考にしてください。
いかがでしたか?
有名な企業ロゴは、既成フォントをもとに少しデザインを変えて作成したものもあれば、既成フォントをそのまま使用したもの、ゼロから作ったオリジナルフォントなど、さまざまですね。
この記事が、あなた自身のオリジナルロゴを作成するときのインスピレーションを刺激できたら幸いです。