エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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Google検索は世界で最も使われている検索エンジンであり、検索エンジンの代表格です。
日本ではYahoo!検索が多く使われていますが、2010年以降はGoogleの検索エンジンの技術を借りているため、Yahoo!検索も実質的にはGoogle検索とほぼ同じです。
そのような世界標準の検索エンジンであるGoogle検索ですが、実はちょっと変わった裏技コマンドがあるのはご存知でしょうか? 今回は役立つ裏技コマンドから、ちょっと変わった面白い裏技コマンドまでご紹介します!
(※使用ブラウザはGoogle Chromeを推奨します)
まずは面白い/笑える裏技コマンドを厳選して16個ご紹介します。
「斜め」または「askew」と検索すると、画面が若干斜めになって表示されます。
自分も斜めになりながら画面を見ること間違いなしです。
「一回転」または「do a barrel roll」と検索すると、画面が一回転します。
自分の首も一回転しないようお気をつけください。
「blink html」と検索すると、「blink」と「html」の文字が点滅します。
もともとhtmlタグには<blink>点滅文字</blink>のコードがありましたが、近年ではこれをサポートするブラウザは減ってきています。
おそらく、Googleエンジニアが<blink>コードの文化をアーカイブしようと、このような粋な実装をしたのでしょう。
(なお、ここで表示されている点滅文字は、htmlタグの<blink>コードとは別の方法で実装されています)
「人生、宇宙、すべての答え」と検索すると、電卓にて「42」と出力されます。
これはダグラス・アダムス(1952-2001)のSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』が元ネタになっています。小説に登場するスーパーコンピューター「ディープ・ソート」が750万年の計算の末に叩き出した数値が「42」です。
なお、類似システムの裏技コマンドとして、「the number of horns on a unicorn」「bakers dozen」「the loneliest number」などがあります。よろしければ検索してみてください。
「再帰」と検索すると、検索窓の下に「もしかして:再帰」と表示されます。
「再帰」のリンクをクリックすると、再び同じ画面が出現します。無限ループって怖くね?
「Festivus」と検索すると、画面左側に謎の金属ポールが出現します。
「Festivus」とはアメリカの国民的コメディドラマ『となりのサインフェルド』で使われた造語で、12月23日に商業的なクリスマスを皮肉って飾りの一切ないただの金属ポールを立てるというものです。
本来Google検索では、クリスマスシーズン限定でFestivusの金属ポールが現れていたのですが、現在はなぜか通年で見られます。
「google binary」と検索し、検索結果の一番上にあるサイトをクリックしてみましょう。
検索結果がすべて2進法で表示される、不思議な世界が広がります。
「パックマン」または「PAC MAN」のように検索することで、検索画面上でパックマンのゲームが遊べます。
こちらはDoodleという、祝日や記念日などを祝う目的でGoogleが行なっている活動の一環であり、上のブラウザゲームはパックマン誕生30周年記念に制作されました。
ちなみに同じ形式のブラウザゲームには、他にも「solitaire(ソリティア)」「tic tac toe(○×ゲーム)」などがあります。ぜひ検索してみてください。
「google space」で検索し、検索結果の一番上にあるサイトをクリックします。
検索結果がすべて浮いてしまう、無重力状態に。カーソルを当てて動かしてみるのも面白いので、ぜひ試してみてください。
やや番外編ですが、Google画像検索で「atari breakout」と検索すると、ブロック崩しゲームがプレイできます。
ブロック崩しゲームの元祖は、1976年にアタリから発売された『ブレイクアウト』です。Google画像検索のこれはアタリ『ブレイクアウト』のオマージュでしょう。
なお、端末やブラウザによっては相性が悪く、プレイできない場合も多いです。いろいろな条件でプレイを試みてみましょう。
「猫」または「犬」と検索すると、検索結果に猫または犬の手が出現します。
クリックすると、猫や犬の鳴き声とともに、かわいらしい猫や犬の手が! クリックした箇所に手があらわれて、肉球スタンプを押してくれます。仕事で疲れた合間に、最上級の癒しをくれるでしょう。
「google gravity」と検索し、検索結果の一番上にあるサイトをクリックすると、すべての要素が画面下に落ちてしまう不思議な現象が起きます。
同じ要領で「google underwater」と検索すると、以下のような画面になります。カーソルの動きやクリックに合わせて、波と魚が反応するので、試してみてください。
「elgooG」と検索し、検索結果の最初のサイトをクリックすると、検索結果がすべて鏡文字で表示されるようになります。
「Google zipper」と検索し、検索結果にある「Google Zipper – elgooG」をクリックすると、上記画面が出てきます。
カーソルを合わせて下に動かすと、ジッパーが開く……というシンプルな仕掛けです。
「google sphere」と検索し、検索結果にある「Google Sphere – Mr.doob」をクリックすると、上記画面のようになります。
立体世界で、カーソルの動きによって文字列がぐるぐると動きます。
「google in 1998」と検索し、検索結果にある「Google in 1998 – elgooG」をクリックすると、1998年頃のWeb画面があらわれます。
この当時から約25年が経ちました。Webの世界も、私たちが暮らす環境も、変化していますね。
「Minecraft」と検索すると、画面下にブロックが表示されます。それをクリックすると……なんと検索画面上でMinecraftがプレイできるように!
2024年5月に、Minecraft 15周年記念イベントの一環で実装された機能です。プレイのたびにマップも変わるので、何度も試してみてください!
つづいて普段使える、便利な裏技コマンドを厳選して20個ご紹介します。
ご紹介するまでもないとは思いますが、「AAA BBB」のように検索することで、「AAA」と「BBB」という両方のワードを含む検索結果を表示できます。
ワードとワードの間にスペースを入れるだけの簡単なテクニックです。
「AAA OR BBB」のように検索することで、「AAA」というワードと「BBB」というワード、どちらかを含む検索結果を表示できます。
なお、小文字の「or」では正しく動作しません。OR検索を使用したい時は、大文字(半角)の「OR」を入れましょう。
「AAA -BBB」のように検索することで、「AAA」というワードを含み、「BBB」というワードを含まない検索結果を表示できます。
「-(半角ダッシュ)」以外では機能しないため、タイプミスに気をつけましょう。「-」の前にスペースを入れるのもお忘れなく。
通常の検索では、検索ワードとある程度関連する記事が表示されます。そのため、微妙に求めているワードとは違う検索結果が表示されることも。
一方、「”AAA”」のように検索することで、「AAA」というワード(フレーズ)を必ず含む検索結果を表示できます。
より限定化した検索結果を求める人におすすめです。
ワードの一部を忘れてしまった場合、忘れた箇所に「*(半角アスタリスク)」を入れることで、「*」の箇所を補完した検索結果を表示できます。
ワードが喉まで出かかっている時に便利ですね。
「intitle:AAA」のように検索することで、「AAA」というワードをタイトルに含む検索結果を表示できます。
「intitle:」の後にスペースを入れると正しく機能しないため、気をつけましょう。
なお、「allintitle:AAA BBB」のように検索することで、「AAA」および「BBB」というワードをタイトルに含む検索結果を表示できます。
複数ワードをタイトルに含む検索結果を表示させたい場合に使えます。
「intext:AAA」のように検索することで、「AAA」というワードを本文中に含む検索結果を表示できます。
タイトル検索とは逆の考えです。
なお「allintext:AAA BBB」と検索することで、複数ワードを本文中に含む検索結果を表示することもできます。
「inurl:AAA」のように検索することで、「AAA」というワードをURL中に含む検索結果を表示できます。
こちらも「allinurl:AAA BBB」のように検索することで、複数ワードをURL中に含む記事を表示できます。
「site:サイトTOPページURL AAA」のように検索することで、当該サイト中の「AAA」というワードに関連した検索結果を表示できます。
特定のサイト中の記事のみを検索したい時に便利です。
なお、「site:」を付けずに「サイトTOPページURL AAA」のように検索しても、同様の検索結果が得られます。
「link:当該URL」のように検索することで、当該URLページのリンクが貼られている検索結果を表示できます。
どんなサイトから被リンクされているか調べる時に便利です。
「related:当該URL」のように検索することで、当該URLページに関連・類似した検索結果を表示できます。
自分のサイトと競合しているサイトを調べる時に役立ちます。
ただし、比較的トラフィックの多いサイトでないと正しく機能しない場合があります。
「filetype:指定のファイルタイプ AAA」のように検索することで、ファイルタイプを指定した検索結果を表示できます。
Google検索では通常のWebページの他、pdfやxlsファイルなどが検索結果に出ることがありますが、それらの拡張子に限定した検索を行えるのです。
「filetype:pdf」「filetype:doc」「filetype:xls」「filetype:ppt」などを頭につけて検索してみましょう。
「weather:当該地域」のように検索することで、当該地域の天気予報を表示できます。
市町村レベルまで地域を指定しても表示されるため、意外と優秀な機能です。
なお、「天気 当該地域」でも同様のものが表示されます。
「航空会社 フライトナンバー」のように検索することで、当該航空機の運行状況を調べることできます。
発着時刻のほか、遅延や欠航状況なども一目でわかるUIとなっています。
検索窓に数式を打ち込み検索することで、数式の答えを表示できます。
また、画面に電卓が表示され、それをそのまま電卓として利用できます。手元に電卓がない場合に便利です。
なお、「×」は「*」で、「÷」は「/」、乗数計算は「^」で代用できます。
「graph for 関数式」のように検索することで、当該関数式のグラフを表示できます。
かなり難解なグラフでも問題なく表示されます。
数学を扱う学生にはぜひ知っておいてほしい便利機能です。
「cache:(http://の部分を抜いた)当該URL」のように検索することで、当該Webページのキャッシュ(少しだけ過去のWebページ)を表示できます。
サーバー障害やその他何らかの理由で、見たいWebページが表示できなくなってしまったときに役に立ちます。
なお、検索結果に表示されたタイトル下URLの右にある「▼」ボタンを押すことでもキャッシュを表示できます。
ぜひ試してみてください。
「カラーピッカー」と検索すると、検索結果のページにカラーピッカーを表示できます。
カラーピッカーとは、パレットから直感的に色を選択(ピック)し、その色のカラーコードやRGB値を割り出すことができる機能です。
デザイナーの人には使える機能かもしれません。
「rng」と検索すると、ランダムな数値を生成するランダムナンバージェネレーターを表示できます。
最小値・最大値を設定することで、その範囲内の数値が生成されます。サイコロやルーレット代わりにすることが可能です。
なお、「rng」とは「random number generator」の略です。
「インターネット速度テスト」と検索すると、使用している端末のダウンロード速度とアップロード速度を計測できます。
自分の使っている端末のインターネット環境を知るのに便利です。
今回は普段から便利に使えるものから、ちょっと笑える面白系の裏技コマンドまで様々なものをご紹介しました。ブラウザや端末によっては動作しないものも一部あるためご注意ください。
ちなみに面白系の裏技コマンドは「イースターエッグ」と呼ばれ、Googleのプログラマーたちが冗談で仕込んだもののようです。Googleのような大きな会社が、このような遊び心あふれる仕掛けを用意してるのは素敵なことですね!
イースターエッグは基本的に公表されていないので、まだ発見されていないものもあるかもしれません。お時間があるときに探してみてはいかがでしょうか?
(執筆:じきるう 編集:Workship MAGAZINE編集部)
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