エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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(この記事は、ウォーゲーミングによるリデザインプロジェクト裏話・後編です。前編はこちら)
前編の記事では、ウォーゲーミングのゲームタブであるコモンメニュー(CM)のリデザインプロジェクトについて紹介しました。後編では、プロフィールゲームカードについて紹介します。
プロフィールゲームカードは、ウォーゲーミングをプレイしたユーザーが、ゲームのゴールドポイントや経験値、その他の情報が掲載されたウィンドウです。ユーザーがひとつのゲームのみプレイしている場合は、プロフィール上にひとつのカードのみ掲載されることになります。
以下がプロフィールゲームカードの主なチャレンジポイントでした。
ナビゲーションパネル上で自身のニックネームクリックすると、プロフィールゲームカードがドロップダウンで表示されます。
まず考えたのは、必要なリンクを追加しつつゲーム毎に異なるビジュアルデザインを適用するために、旧バージョンのデザインをできる限り使用することでした。
プロジェクトにあたって、以下のような課題がありました。
また、次のステップではゲーム毎に情報を区別する必要がありました。ここで、プロフィールゲームカードの原型ができはじめました。
次のステップでは、旧バージョンのデザインから離れ、グローバルメニューの新しいデザインを適用することを試みました。
このアプローチでいくつもの問題が解決しました。しかし一方で、デザインはつまらなく、プロフィールゲームカードのコンセプトにフィットしないとの結論に至りました。
そこで、次のステップではゲーム毎のキャラクターと統計を搭載することで、より分かりやすいビジュアルカードを作成することになったのです。
このバージョンのデザインが一番面白く最適なものであると、チームは判断を下しました。このデザインを、次のステップでよりアップデートさせていくことになります。
このバージョンのデザインは急いで作成されましたが、次のステップでは初期の予定通りのゲームアートではなく、キャラクター(戦車や軍艦、軍用機など)にデザインを適用することが必要でした。以下、「ゲームのヒーロー」毎の様々なカード事例です。
こうすることで、最適なキャラクターを選択できました。
世界中1.5億人のユーザーを持つウォーゲーミング ですが、ユーザーはパソコン、スマートフォンなどさまざまなデバイスでゲームをプレイしています。そのため、異なるブレイクポイントに合わせてデザインを適用することが次のステップとなります。
統計に基づき、ユーザーが最も使用しているデバイスで、ブレイクポイントのコントロールがテストされました。
近年では、ほとんどのユーザーがモバイルデバイスを使用しています。そのため、デザインを簡易化せず、キャラクターやその他の情報を省くことなく、モバイルデバイスやウェブポータルにてより良くカードが表示されるように工夫する必要がありました。
以下の異なるケースでも、同じ手法が用いられています。
前編にも記載したように、ウォーゲーミング には独自のアート部門が存在します。そのため、デザインが承認された後は、次のステージとしてアートチームにデザインを渡す必要がありました。理由は以下のとおりです。
なお、ここまで説明してきたデザインワークの一部始終は、フロントエンド開発のためではなく、あなたやアーティストのより深い理解のために記載しました。
この記事が、あなたのWebデザインの参考になれば幸いです。
(翻訳:Mariko Sugita)
前編はこちら↓
”WoT”を手掛ける世界的ゲーム企業「ウォーゲーミング」のリデザインプロジェクト前編:コモンメニュー
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