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LINE MOOKをモバイル向けコンテンツデザインの手本にすべき4つの理由

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LINE MOOKは、モバイル時代の新たな出版の形としてLINEが提案するスマホ向けメディアです。

LINEのアプリ上で、ファッション誌やカルチャー誌を読んでいる気分になれるLINE MOOK。その画期的な点は、雑誌らしさとモバイルでの読みやすさを両立したデザインです。

本記事ではLINE MOOKのデザイン面に着目し、モバイルコンテンツのデザインで参考にしたいポイントを4つ紹介します。ぜひ参考にしてください。

>>LINE MOOK風の記事LP制作依頼はコチラから<<

LINE MOOKとは

LINE MOOKとは、LINE上で配信される、モバイルのディスプレイに最適化された新しいメディア形態です。

購読すると一週間に一度、3つのトピックの記事が配信されます。移動中や休憩時間などのちょっとした時間で読める分量ですが、ひとつひとつのトピックは雑誌の見開き特集のように充実しており、読みごたえがあります。

LINE MOOKの購読方法

LINE MOOKを購読するには、好きなメディアをLINEアプリ上で友だち登録するだけ。最新号の配信時にLINEアプリ上で通知が来るので、待っているだけで最新の情報に触れられます。

【手順1. 「ニュース」タブを開き、左上の3本線マークをタップ】

LINE MOOK 購読方法1

【手順2. 「ムック一覧」をタップ】

LINE MOOK 購読方法2

【手順3. 読みたいムックの「追加」をタップ】

LINE MOOK 購読方法3

これだけで、あなたのLINEにムックが届きます!

LINE MOOKで連載されている雑誌 6選

1. 週末この一杯

『週末この一杯』は、「飲みに行きたくなる1冊」がコンセプトのお酒専門グルメ誌です。東京都内を中心に、お店やお酒の情報を紹介しています。

週末この一杯

▲出典:LINE

タイトル 週末この一杯
配信日時 毎週木曜日 21時頃
LINE ID @oa-ippai

週末この一杯

2. Steal me!(スティール・ミー)

『Steal me!(スティール・ミー)』は、「かわいくなるための1冊」がコンセプトの美容専門誌です。メイクやコスメ、ビューティ系の話題が充実しています。

Steal me!

▲出典:LINE

タイトル Steal me!(スティール・ミー)
配信日時 毎週水曜日 18時頃
LINE ID @oa-stealme

Steal me!

3. Toss!(トス)

『Toss!(トス)』は、「日常に遊び心をプラスする」がテーマのライフスタイル誌です。生活をちょっとオシャレに変えるためのファッションや小物、グルメ情報などを幅広く取り扱っています。

Toss!

▲出典:LINE

タイトル Toss!(トス)
配信日時 毎週月曜日 21時30分頃
LINE ID @oa-toss

Toss!

4. ELLEgirl(エル・ガール)

『ELLEgirl(エル・ガール)』は、LINE株式会社とハースト婦人画報社が共同で運営する女性向けファッション誌です。ハースト婦人画報社『ELLE(エル)』の姉妹誌で、デジタル・ネイティブの若年女性層に特化しています。

ELLEgirl

▲出典:ハースト婦人画報社

タイトル ELLEgirl(エル・ガール)
配信日時 毎週火曜日 22時頃
LINE ID @oa-ellegirl

ELLEgirl

5. CanCam MOOK

『CamCam MOOK』では、小学館の人気雑誌『CanCam』のダイジェスト記事やオリジナルコンテンツを配信しています。本誌専属モデルや人気タレントが飾る豪華なコンテンツが魅力です。

CanCam MOOK

▲出典:小学館

タイトル CamCam MOOK
配信日時 毎週木曜日 20時頃
LINE ID @oa-cancam-mook

CamCam MOOK

6. 4CREATORS

『4CREATORS』は、「人の発見、表現の発見」をテーマに、特徴あるクリエイターの思いやバックグラウンドを深掘りして紹介するカルチャー誌です。フラワーアーティスト・飴細工師・ミュージシャンなどの幅広いクリエイターを、動画も用いたリッチなコンテンツで紹介しています。

4CREATORS

タイトル 4CREATORS
配信日時 毎週木曜日 21時頃
LINE ID

4CREATORS

LINE MOOKをモバイル向けコンテンツデザインの手本にすべき4つの理由

モバイル時代のコンテンツは、「モバイル端末で読まれる時に見やすく、離脱されないデザイン」にこだわる必要があります。LINE MOOKは、まさにモバイルで読まれることだけを考えたメディアです。2019年6月のLINE カンファレンスでは、LINE  MOOKの読了率は驚異の70%超であることが報告されました。

そんなLINE MOOKのデザインの秘密を紐解くことで、どんなモバイルコンテンツにも応用できるヒントが得られます。

以下の4点が、LINE MOOKを参考にするべき理由です。

  1. スクロールをうながすデザインになっている
  2. 一画面内の情報がシンプル
  3. 視線誘導がスムーズ
  4. テキストと画像のバランスが良い

1. スクロールをうながすデザインになっている

LINE MOOKは、ユーザーがスクロールを進めたくなるようにコンテンツの構造を工夫しています。

スクロールをうながすデザイン上のポイントは、以下の3つです。

  • コンテンツを一画面内に収まらなくする
  • 区切り線をなくす
  • 適度な余白を入れる

実例を踏まえて、具体的に紹介します。

【コンテンツを一画面内に収まらなくする】

文章や画像が途中で切れている場合、スクロールしないと全体を見ることができません。あえてそうすることで、ユーザーにスクロールをうながし、またスクロールすることで次の情報が続々と現れるようになっています。

このスクロールをうながす構造により、ユーザーは最後まで流れるように読み進められます。

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▲『ELLEgirl』8月22日号『仕事もオシャレも全力!菅田将暉の掟破り』。コンテンツが画面内に収まっていない

【区切り線をなくす】

ユーザーは、画面を横切る線が引かれていると「そこでコンテンツの一区切りがついた」と認識する傾向があります。このときにブラウジングをやめてしまう可能性が高くなります。

一方LINE MOOKは、画面を横切る区切り線を引かないようにデザインされています。文字色や余白を有効に使って、コンテンツのまとまりや区切りを可視化しています。

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▲『Steal me!』10月31日号『ストリートな韓国ブランドの魅力』、『Steal me!』9月5日号『プロたちの”リアル”私的ベスト3』。区切り線は使わず、余白や見出しを効果的に取り入れている

【適度な余白を入れる】

コンテンツの余白が少ないと見辛いページになってしまい、ユーザーに離脱されやすくなります。また、コンテンツのまとまりも認識されづらくなります。

一方、余白が大きすぎても、

  • 次のコンテンツが画面内に表示されず、ユーザーに「続きがない」と誤解させてしまう
  • 無意味なスクロールが増え、ユーザーの負担になる

といったデメリットがあり、ユーザーの離脱に繋がります。

LINE MOOKは、テキストや画像が見やすく、かつユーザーに続きを意識させるように、うまく余白を使っています。

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▲『Toss!』11月5日号『洗練された人。』 余白を効果的に使い、コンテンツのまとまりがわかりやすくなっている

2. 一画面内の情報がシンプル

一画面内に情報量が多いと、ユーザーにとって読みづらく、離脱されやすくなってしまいます。

LINE MOOKは、一度に画面に表示される情報が多すぎず、かつ少なすぎない、シンプルなデザインになっています。

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▲『Toss!』2018年12月17日号『シャイガールのためのサプライズ、3つのヒント』。一目で内容が理解できるよう、情報量が制限されている

3. 視線誘導がスムーズ

ユーザーがスムーズにスクロールできるよう、画像やイラストの配置を工夫し視線を誘導しています。フキダシの使用も効果的です。

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▲『週末この一杯』12月13日号『染みるダシ、そのぬくもり』。文字と画像の配置バランスにより視線を誘導している

4. テキストと画像のバランスが良い

テキストばかりが長く続きすぎると、ユーザーは見辛く感じてしまい、離脱する可能性が高まります。

LINE MOOKは、テキストを短く分け、画像を適宜はさむようにして、バランスよくデザインされています。

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▲『Toss!』9月24日号『おしゃれの主役は足もと!』。文字と画像のバランスが考え抜かれた、読みやすいコンテンツとなっている

まとめ:LINE MOOK風の記事LPを作りませんか?

モバイル時代に合わせた、新たな雑誌の形をLINE MOOK。情報収集だけでなく、モバイル向けコンテンツデザインのヒントとして触れる価値があるでしょう。

また、本記事を読んで「LINE MOOKのようなコンテンツを作りたい!」と思った方もいるのではないでしょうか。

しかし2019年6月現在、編集部調査によると、LINE MOOKを企業アカウントから自由に創刊することはできません。

代替手段として、コンテンツ型LP(記事風LP)を制作するという方法があります。

媒体のコンセプトを設計し、定期的にコンテンツ型LPを配信していけば、実質LINE MOOKを配信しているようなもの。メディア編集経験のあるWebディレクターや、LP制作経験がある編集者に、いちど相談してみてはいかがでしょうか?

なお、『Workship MAGAZINE』運営元である株式会社GIGでも、コンテンツ型LPの制作実績があります。

たとえば、女性向け商品を取り扱うブランドのお友達をターゲットにした媒体『flora』の創刊。既存リードのロイヤリティ向上やキャンペーン効果の底上げを目的としており、ご好評いただいています。

LINE MOOKのようなコンテンツ型LPの制作にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

rururun

皆さんも、モバイルページにLINE MOOK風のデザインを取り入れてみませんか?

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