【目黒駅】電源&Wi-Fiの使えるカフェ12選!勉強・仕事・ノマドワークにおすすめ
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Workship Magazineを運営する株式会社GIGは、株式会社イキモノとのコラボイベント『周りに差をつけろ!エンジニアのポートフォリオ作り』を2019年1月28日に開催しました。
本イベントでは、
といった内容に触れました。
本記事では、そのイベントの様子をご紹介します。転職やフリーランス転身を考えているエンジニアの方、実績公開の方法に悩んでいる方はぜひご覧ください!
目次

株式会社FOLIO フロントエンドエンジニア。Polymer Japan運営メンバー。好きなフォントはFuturaと新ゴと源柔ゴシック。Twitterアカウント:@takanoripe

スマート履歴書サービス『Proff(プロフ)』のプロダクトマネージャー/フロントエンドエンジニア。2012年に株式会社イキモノを設立し、コンセプトデザイン、BIデザイン、ウェブなど手段を問わないクリエイティブ制作を行う。
はじめに登壇したのは、株式会社FOLIOでフロントエンジニアを務める大木尊紀さん。採用担当者の経験から、ポートフォリオのメリットや注意点をお話してくれました。
▲大木尊紀さん
当日のスライドはこちら▼
GitHubを見れば、「JavascriptやVue.jsのリポジトリが多いな」「C言語を書いた経験があるんだな」などといったことは確かにわかります。
しかし、それが本当に得意なのか、ただ練習で書いてみただけなのか、というのはリポジトリだけではわかりません。
ポートフォリオサイトを作ることで、アウトプットの成果をわかりやすく示せるため、何がどのくらい得意なのか明確にアピールできます。
強みと同じく、リポジトリだけでは「コードを書いた」という事実はわかっても「最終的にどういうものを作ったのか」はわかりません。
ポートフォリオサイトを作ることで、採用担当者に分かりやすく成果をアピールできます。
GitHub以外にも、ブログを書いたり、プレゼン用スライドを作ったりしたことのあるエンジニアも多いでしょう。ポートフォリオサイトがないと、毎回それぞれのページのリンクを採用担当者に送らなければなりません。
ポートフォリオサイトでアウトプットを一元管理しておくことで、サイトURLを渡すだけで採用担当者と簡単に共有できます。

実際にポートフォリオサイトを作成するにあたって、以下の5つに気をつけて欲しいと思います。
ポートフォリオサイトに書きたい内容はたくさんあると思います。例えば以下のようなものが挙げられますね。
ポートフォリオを作る際にもっとも意識すべきなのが、「ポートフォリオサイトを誰に見せたいのか」を考えて情報を整理することです。ここでは採用担当者が相手だと思うので、特に「自分の強み」や「興味・関心があること」のアピールに重点を置きましょう。
ポートフォリオサイトの情報は常に更新しましょう。採用担当者は「今のあなたが何に興味を持っているか」を知りたがっています。
情報の古いポートフォリオサイトは、価値が半減してしまうのです。
「デザインは専門外だから……」と敬遠するエンジニアも多いかもしれません。しかしデザインが整っていないサイトは、整理されていないカバンと一緒です。自分ではわかっていても、見た人が混乱してしまうようなサイトでは、せっかくの中身が伝わりません。
ちなみに必ずしも装飾をこだわる必要はなく、情報を見やすく整理整頓するだけでも効果があります。
自力でポートフォリオサイト制作に挑戦する場合は、以下の3点に気をつけましょう。
より詳しく知りたい方には『ノンデザイナーズ・デザインブック』を読むことをおすすめします。
自分を知ってもらうことがポートフォリオサイトの目的ですから、サイトに自分の色を反映することも自己アピールのひとつになります。
例えば、以下のような例が面白いかもしれません。
自分の得意なことや好きなこと、やりたいことを、ひとつでいいので盛り込んでみましょう。

続いて登壇したのは、株式会社イキモノの代表で、スマート履歴書サービス『Proff』のプロダクトマネージャーを務める古屋悠さん。Proffの紹介を交えつつ、エンジニアがポートフォリオサイトを持つことの意義を説いてくれました。
▲古屋悠さん
▼当日のスライドはこちら
『Proff』はWebから必要な情報を入力し、テンプレートを選択するだけで簡単に履歴書やポートフォリオサイトを作成できるサービスです。PCはもちろん、スマートフォンからでも操作可能です。
▲テンプレート例。一般的な履歴書から洗練されたポートフォリオサイトまで
GitHubはその人の「なんとなくの趣向性」しかわかりません。しかし「ポートフォリオサイトを作るべきだ」と思っても、イチからサイト制作するのは面倒ですよね。
また履歴書も立派なポートフォリオのひとつではあるのですが、従来のフォーマットではエンジニアとしての実績を書く欄がなく、アピールしづらいのが難点でした。ですがProffを使えば、開発実績欄を設定して明記できるのです。

▲履歴書テンプレート上で開発実績をまとめた見本
開発実績を記入する際は、以下のような項目を入れると良いでしょう。
複数プロジェクトを記載するときは、フォーマットをそろえたほうが見やすく、親切です。
「これまでにやってきたこと・できること」はもちろんですが、大木さんも仰っていたとおり「これからやってみたいこと・興味のあること」も併せて書いておくのをおすすめします。最初は実績ベースで入社したとしても、後々「やりたいこと」を実現できるような案件を紹介してもらえるかもしれません。
エンジニアにポートフォリオサイト制作をおすすめする理由は、「転職や副業・フリーランスの職探しが効率的になるから」という理由だけではありません。「やりたいこと・興味のあること」を書き出すことで、自分のビジョンを明確にできるのです。
エンジニアの仕事探しは「今までやってきたこと・できること」というスキルに依存しがちです。しかし、わたしは働く上で大事なことは「そのスキルを活かして何がしたいか」だと考えています。この「何がしたいか」、つまりビジョンを主導にして仕事をしていくことを『ビジョン駆動開発』と呼んでいます。

わたしの掲げるビジョンは「”生きる”を再発見する機会を創る」です。これを説明する際、よく『3人のレンガ職人』という有名な寓話を紹介しています。
レンガを積んでいる3人の男がいて、それぞれに「何をしているのか」と聞きました。1人目の男は「レンガ積みに決まっているだろう」と、2人目は「家族を養う大事な仕事だ」と、3人目は「歴史の残る偉大な大聖堂を作っているんだ」と答えた、という話です。
3人目の男のように、大きなビジョンを持つことはモチベーションの維持向上につながります。逆に、スキル依存で仕事を探していると、スキルの切り売りで買い叩かれてしまったり、いつまでたっても本当にやりたいことができなかったりと、楽しく働けないケースも多いのではないでしょうか。
エンジニアとして自身の価値を高めるためにも、ビジョンを明確にし、発信していくことが大事だと考えています。

GitHubだけでは伝えきれない「エンジニアとしての強み」を採用担当者に伝えるために、ポートフォリオサイトは非常に有効です。これまでの実績を見やすい形にまとめることで、効果的なアピールができるでしょう。
しかしポートフォリオサイトを作る意義は、転職活動のためだけにとどまりません。自身の歩みを振り返るとともに、いま一度「自分が何をしたいのか」「どんなエンジニアになりたいか」といったビジョンを見つめ直す機会にもなります。
「ポートフォリオをまずは手軽に作ってみたい」「今まさに転職活動中なので急いで作りたい」といった場合は、ポートフォリオ&履歴書を簡単に作れる『Proff』のようなサービスを使ってみても良いかもしれませんね。
なお、Workship MAGAZINE運営元の株式会社GIGでは、月1,2回のペースでデジタル・Web制作系イベントを開催しております。
ご興味のある方は、下記のconnpassページをご確認ください。
多くのエンジニアは「GitHubがあればポートフォリオサイトはいらないのでは?」と考えているのではないでしょうか。実際、GitHubで実績を見せてくれるエンジニアは多くいます。
しかし、GitHubでは以下の3点が分かりにくいのです。
逆に、ポートフォリオサイトはこの3点を解決できるのです。