エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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パソコンやスマートフォンを使うのが当たり前になった現代。仕事をするにもプライベートを過ごすにも、インターネットなしでは成り立たなくなっています。
インターネットを利用する上で欠かせないのがウイルス対策。今回はなぜウイルス対策は必要なのかを説明するとともに、今すぐ使えるオンラインのウイルススキャンサービスをご紹介します。
「氏名や電話番号などの個人情報が流出してしまった……」「第三者によってシステムに不正アクセスされてしまった……」こうしたニュースは誰しも一度は見たことがあるでしょう。
情報を流出させられた、不正アクセスされた企業ももちろん被害者ではあるのですが、企業は顧客に対してどう責任を取るのかなどの対応もしなければいけません。企業の社会的な信用も落としてしまうでしょう。
こうしたサイバー犯罪は、決して珍しいものではありません。2019年5月29日、ヤマダ電機の通販サイトから顧客のクレジットカード情報が約3万7000件漏洩する事件が発生しており、また2019年5月24日、アンケートモニターサービス『アンとケイト』を運営する株式会社マーケティングアプリケーションズは約77万件の顧客情報を流出させてしまいました。
個人のパソコンであってもこれは同じです。
自身の情報が盗まれるなど、直接的な被害を受けることもあるでしょうが、それだけにとどまりません。例えばある人のパソコンが外部から不正に操作され、アドレス帳などに登録している友人へ攻撃を仕掛けたとします。ウイルスに感染してしまった人も被害者ではありますが、ウイルスへの対策を怠ったばかりにこの問題を引き起こしてしまった……となれば、周りから責められても仕方ありません。企業の場合と同じように、周りからの信用を失ってしまうことにも繋がります。
2012年には他人のパソコンをマルウェアによって乗っ取り、ネット上の掲示板に犯行予告を行ったという事件もあります。最終的に真犯人は逮捕されることとなりましたが、この事件によって複数の無関係な人物が誤認逮捕されることに繋がりました。この事件は、コンピュータウイルスの被害者が加害者として摘発される、代表的な事例といえるでしょう。
自分を守るためにも他人を守るためにも、ウイルス被害のリスクを管理することはインターネット利用者の義務といえます。そこで必要となるのが、セキュリティソフトの導入や、ウイルススキャンといった対策なのです。
ウイルススキャンはローカル環境でのソフトウェアが基本ですが、オンラインで使えるウイルススキャンソフトには以下のような活躍場面があります。
自分のパソコンであれば、素直にセキュリティソフトを導入するのが良いでしょう。しかし自分以外のパソコンを利用する時など、やむを得ずセキュリティソフトが使えない状況で、ファイルをダウンロードしなければいけないこともあるかもしれません。そんな時、ダウンロードしたファイルがウイルスに感染していれば、被害は免れません。たとえば漫画喫茶などでよくあるケースでしょう。
オンラインのウイルススキャンサービスであれば、たとえパソコンにウイルススキャンソフトが入っていなくても、ファイルの安全性をすぐにチェックできます。
Webサイトには至る所に外部へのリンクが張られています。
「リンク先のサイトがどうも怪しいけど、一応確かめておきたい……」そんな時にもオンラインのウイルススキャンサービスが有効です。
オンラインのウイルススキャンサービスは、対応しているファイルのサイズや、スキャンに利用するウイルス対策ソフトの種類や数に違いがあります。
中には日本語に対応していないものもありますが、その多くは感覚的に利用できるものです。それぞれのサービスの使い方も図解でご紹介しますので、この通りに進めていけば操作に戸惑うことはないでしょう。
- ファイルの最大サイズ:64MB
- スキャンに利用するウイルス対策ソフト数:60
- スキャン時間:3分程度
使い方は極めてシンプル。スキャンするファイルを選択し、「スキャンする」ボタンを押すだけ。スキャンは3分程度で終了します。
結果画面は上のとおり。
ファイル形式がウイルス対策ソフトに対応&問題がないと判断されれば緑のチェックマークがつき、ファイルが対応していない場合は灰色のマークがつきます。
- ファイルの最大サイズ:140MB
- スキャンに利用するウイルス対策ソフト数:38
- スキャン時間:数秒
ドラッグアンドドロップで簡単にファイルを読み込めるのが特徴です。ファイルを読み込んだらすぐにスキャンが始まり、数秒程度で結果が表示されます。
結果を詳しく知りたい場合は「View full report」をクリックしてください。以下のようにウイルス対策ソフトごとのチェック結果が表示されます。
- ファイルの最大サイズ:250MB
- スキャンに利用するウイルス対策ソフト数:15
- スキャン時間:数秒
ファイルを読み込むことで、自動的にスキャンが開始されます。一度に5つまで同時にスキャンできるのが特徴。
結果は以下のように表示されます。
URLを貼り付けて、虫眼鏡ボタンをクリックするだけでスキャンが始まります。
結果は以下のように表示されます。
ただし、このサービスではかなり力のあるサイトでなければ評価してくれない模様です。
Trend Micro Site Safety Center
URLを安全、危険、不審、未評価の4パターンで評価してくれるサービス。
こちらのサービスでは、Workship MAGAGINEも安全と評価してくれました。
ただし、私が個人的に運営しているブログ(月間1万アクセス程度)は未評価となってしまいました。
チェックには1分ほど時間がかかりましたが、こちらは私が個人的に運営しているブログも評価してくれました。
立ち上げたばかりのサイトでもない限り基本的には評価を返してくれるのではないかと思います。
コンピュータウイルスから身を守るのは、自分のためだけでなく、自分とつながっている他の人に危害を及ぼさないためでもあります。これは企業であろうと個人であろうと、同じことです。「ウイルスへの対策はインターネットを利用する者のマナーであり義務である」といっても過言ではありません。
ウイルス感染を防ぐにはセキュリティソフトを導入するのがベストではありますが、やむを得ずセキュリティソフトを使えない場合は、オンラインの無料ウイルススキャンサービスも覚えておくと良いでしょう。
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