エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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最近では働き方改革の一環として、副業やテレワークなど多様な働き方を認める企業が増えています。そうした状況を背景に増えているのが、「社会人インターン」です。
社会人インターンを受け入れる企業側と、インターンに参加するする社会人側に、ぞれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。本記事では、社会人インターンの種類や海外インターンシップについてご紹介します。
社会人向けのインターン募集サービスも6つご紹介しているので、これから社会人インターンへの参加を考えている方はぜひ参考にしてください。
社会人インターンを受け入れる企業側は、以下の3つのメリットがあります。
最近では社員の副業を認める以外にも、他社の経験や社風を取り入れて新たなビジネスや組織を模索するため、他社の社員をインターンとして一定期間雇う企業が増えてきています。
環境の変化は、社内への刺激となりイノベーションの創出を促すでしょう。
近年は人材不足が深刻化しています。特にベンチャーや中小企業は、大手企業に比べてブランド力や待遇で劣る面が多く、人材の獲得競争が激化する一方です。そこで新たな採用手法として、社会人インターンが注目されているのです。
インターンであれば入社前に会社の雰囲気や業務内容を知ってもらえるほか、優秀な人材を囲い込むのにも役立ちます。
採用した人材が勤務を開始してから「社風が合わない」「思っていた業務内容ではない」と離職してしまうのは、企業にとって大きな痛手です。
社員登用前に社会人インターンとして雇うことで、互いのミスマッチを削減する効果があります。
次に、インターンに参加する社会人側のメリットを3つ紹介します。
一つの企業のみに勤めていると、自分の市場価値は所属する会社への貢献度のみで評価されます。しかし他社のインターンに参加することによって「他の企業では自分がどのように貢献できるのか」「どう評価されるのか」を異なる尺度で体感できます。
また自社では使っていなかったスキルや特性を、他社なら評価してくれるかもしれません。社会人インターンは、自分の新たな市場価値を知るきっかけになるのです。
インターン先の企業で、自分と異なるスキルや優れたスキルを持つ人に刺激を受けたり、参加したプロジェクトチームのマネジメントを学んだりできます。
異なる環境で仕事をする経験は、自分に刺激と新たな知見を与え、それらがモチベーションにつながります。インターン先でで広がる人脈も、自分の視野を広げたり、新たなビジネスチャンスを生み出すのに役立つでしょう。
転職活動を目的としてインターンに参加する場合、自分の気になる業界や企業で実際に勤務しながらキャリアを考えられます。
インターンシップの目的が転職活動でない場合も、自分のキャリアや将来を見直す一つの手段として、社会人インターンは有効です。次に働くなら大企業なのかベンチャーなのか、会社の雰囲気はどのようなところがいいのか、もっと自分に向いている職種はないのか、など「自分に合った働き方」について考える機会になります。
社会人インターンには主に以下の3種があります。
会社説明会や企業見学、簡単なワークショップを行うインターンです。
その企業への転職や長期インターンを考えている場合は、会社の雰囲気や仕事内容を知れる1dayインターンへの参加をおすすめします。
数週間から2ヶ月程度の短期間で開催されます。フルタイムで参加するタイプのインターンが多く、成果を求められることもあります。
地方の町おこしプロジェクトから、一般企業の各部署をOJTで経験するプログラムまで種類が豊富です。
3ヶ月以上の就業体験を行うインターンを指します。就業時間は数時間からフルタイムまで企業によって異なりますが、長期間のコミットが必須条件です。
終業後や土日で参加できるプログラムもあるため、本業で時間の融通が効きづらい人でも参加できる場合も多いです。ただし、インターン先では他の社員と同様の成果を求められることがあるため、仕事や時間に余裕がある方の参加をおすすめします。時給に加えて、成果報酬が発生するプログラムもあるのも魅力です。
「海外での生活に憧れているけど、海外での暮らしや勤務の経験がない……」という人は、海外インターンへの参加もおすすめです。期間は短くて2週間、長いと1年以上のものが多く、海外インターンに参加するばあいは会社で長期休暇をとるか、退職する必要があるでしょう。金銭面やその後のキャリアを事前に決めておくのが良いです。
また海外インターンは海外での仕事に加えて、現地の語学学校で英語を学べるプログラムが多い傾向にあります。とはいえある程度の語学力は必要なため、日本で日常会話レベル以上の英語力を身につけてから海外インターンに参加しましょう。
なお海外インターンは職種が限られている場合も多く、日本で働くより給与が低い可能性があります。日本にいる間にお金をためておくことも必須です。
学生を対象にしたインターンシップ以上に、社会人のインターンは給与が発生することが多いです。給与以外にも、成果に応じて報酬が発生するプログラムもあります。場合によっては正社員として誘われることも……!
しかし、1dayのインターンは説明会や企業見学がメインのことが多く、給与の発生もほとんどありません。
企業は主に
を利用して社会人インターンを募集しています。
以下で、社会人向けのインターンを募集しているサービスを6つ紹介します。インターンを探している社会人の方は参考にしてください。
『サンカク』は、リクルートが提供する社会人向けインターンシップ紹介サイトです。
『サンカク』に掲載されているインターンシップは、企業の「ディスカッション」に参加する案件がほとんどです。終業後や休日の時間を利用して「気になる企業の事業課題」や「気になるテーマの未来」についてディスカッションを行います。
自分の経験を活かし、他社に「参画」することで自身の新たなキャリアを考えられるサービスです。
『仕事旅行』は働くことを文化として捉え、働くことで自己表現ができる社会づくりに貢献するサービスです。1日のみの職業体験や、「おためし転職」と称した短期のインターンを提供しています。
他のサービスではあまり見ない、ものづくりなどの専門的な仕事や、地方でのインターンが多く取り揃えられています。
『ゼロワンターン』は、給与がある長期インターンシップを多く取り扱っているサービスです。「こだわり条件」のプルダウンメニューから「既卒歓迎」を選択すると、社会人向けのインターンを閲覧できます。
ベンチャー企業から大手企業まで幅広い業種が掲載されているため、自分に合ったインターンを見つけるのに役立ちます。
『PROJECT INDEX』は、全国の新しいサービスや、地域の課題解決に取り組む企業や団体のインターンシップを紹介するサイトです。
どのプロジェクトも1ヶ月以上の参加が必須となっており、自分がプロジェクトの中心となってインターンに参加します。
一人ひとりに専属コーディネーターがつき、地方にいてもインターンをサポートしてくれるので安心です。
『大人の武者修行』は中小サービス事業者に向けて、優良企業でのインターン体験を提供するサービスです。
優良企業でのインターンを通じて得たノウハウや技術は、自社の生産性の向上やイノベーションに役立つでしょう。修行先の企業は、サービスや経営を評価された優良企業に限定されています。
『30歳からのインターンシップ』は、働き盛りの30代からシニア層の70代までをターゲットに、就業体験の情報を提供するサイトです。
「人生100年時代」が到来した背景を受けて、現役を引退したシニア世代にもアプローチをかけています。また、シニア世代以外にも、産休・育休で復職を試みる人向けの案件やボランティアも豊富です。
自身の仕事のモチベーションアップや、キャリアを見直すために有効な社会人のインターンシップ。新しい環境での刺激を求めている人におすすめです。
(執筆:おすぎ 編集:Uchida Kazuyoshi)
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