フリーランスのトラブル 3位「追加修正の無償対応」2位「不当な減額交渉」1位は? 他
- 隔週月曜更新!フリーランス・副業ニュース
こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の泉です。
1週間のニュースからフリーランス・副業ワーカーに役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。
「インボイス制度」に登録した個人事業主の名前とその一覧が、国税庁のWebサイトで一括ダウンロードできる状態になっており、フリーランスや弁護士・税理士などから大きな批判を受けていました。
そのような事態を受け、同庁は2022年9月26日にサイトに掲載する情報を変更。個人名が明かされない形になりました。
これまで国税庁は、制度に登録した個人事業主の名前を掲載していた理由について「個人事業主が制度に登録しているか、取引先が確認できるようにするために必要な措置だ」と説明してきました。
今回の変更について、同庁は「サイト内には、登録番号を入力すれば個人事業主の名前が検索できる機能があるため、ファイルから個人名を削除しても制度の運営には問題がない」といいます。
フリーランスを保護する新たな法律が、2022年秋の臨時国会にて制定される見込みです。
新法の内容は、企業に対してたとえば以下のような義務を求めるものとなっています。
これらの義務に違反した企業には、事業者名の公表や、政府からの指導・勧告などが行われます。(詳しくはこちらの記事でも解説しています)
フリーランスを保護するために制定される法律ですが、著作権と契約問題に詳しい福井健策弁護士は、契約書面交付に関わるリスクを以下のように指摘しています。
「契約書に書かれていないことは、民法や著作権法など法律で守られています。一方で、契約書は法律の原則を覆すほど効力が大きいんです。内容をしっかりと確認せずに契約書にサインしてしまうと、逆に法律で守られない不利益な契約になってしまうリスクがあります」
「契約書面を読んだ時にどんな種類の契約が提示されているか、パターンをつかんでほしい。書面を読み、不明点は納得するまで聞いて、どう変えてほしいかを交渉してください」
ランサーズ株式会社は、2023年10月からはじまるインボイス制度について、フリーランスと取引する企業を対象に意識調査を実施しました。
おもな調査結果は以下のとおりです。
「あの経営者がフリーランスになったらどう立ち回るのだろう……?」
そんな疑問から生まれた連載企画「もしも社長がフリーランスになったら」。会社の社長としてご活躍されている方々に「もしも自分がフリーランスになるなら」と仮定して、インタビューを実施しています。
今回お話を伺ったのは、株式会社トライバルメディアハウス代表・池田紀行さん。大手クライアントのソーシャルメディアやデジタルマーケティング戦略を支援する池田さんは、ご自身が29歳のころに一度、フリーランスをされていたと言います。
独立の条件やキャリア形成の考え方、活躍できるフリーランスの特徴など、必見の内容です。
どんな仕事でも何かしらの形で必要になる「提案」。その成功率が高い人を「提案力がある」と表現することがありますが、そもそも提案力とは何なのでしょうか。
今回は、提案力がないことで苦労したという会社員時代から一転、現在は提案力を武器にフリーランスとして活躍される宿木雪樹さんに、おすすめの提案力向上トレーニングや、提案のポイントを解説していただきました。
フリーランスとして活躍できる業種のひとつ「事務代行業」。事務はデザイナーやプログラマーなどと比べて仕事の幅が広いため、具体的にどのような仕事をするのか、どんな報酬体系なのか気になる方も多いでしょう。
今回はフリーランスとして事務代行に携わる嘉晶(Yoshiaki)さんに、フリーランスとしてどんなふうに働いているのか、事務代行業を始めた経緯なども含めてリアルな経験談を聞きました。
Workship運営のフリーランスコミュニティ『フリラボ』のメンバーに、「スキルアップのためにしていること」を聞きました。
フリーランス・副業ワーカーの皆さんに
「スキルアップのためにしていること」
を聞きました!簿記、確かに……🤔#フリラボ #Workship pic.twitter.com/AkjPVc8Xaj
— Workship|フリーランス・副業向け 案件検索プラットフォーム (@goworkship) September 29, 2022
上記以外にも、「NLPという神経言語プログラミングを学んだ」「通信講座で校正フレックスコースを受講した」「北海道大学のサイエンスコミュニケーションの講義をオンラインで受講している」といった回答がありました。
『フリラボ』は、フリーランス・副業の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは250名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。
参加にご興味のある方は「名前」「職種」「SNSアカウント」「フリーランス歴(副業歴)」を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合のみ、運営からご連絡いたします。
(執筆:泉 編集:じきるう)