エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「指名検索」という言葉をご存知でしょうか。
近年、気になったサービスがあると、まずはSNSでの口コミを確認し、それからGoogleやYahoo!などの検索エンジンで詳細情報を検索する……という情報収拾スタイルの人が増えています。そこで行われるのが「指名検索」です。
本記事では指名検索の意味やメリット、指名検索を増やす方法を解説します。指名検索を増やして、自社ブランドのファンを獲得しましょう!
指名検索とは、サービス名や企業名(ブランドワード)をキーワードとする検索行動です。頭に思い浮かべている特定のサイト / サービス / 実店舗に訪れたい、という意志のある検索を指します。
例えば服を買おうと思ったら、「服 通販」といった一般的なキーワードではなく、「ZOZOタウン」や「ショップリスト」など、馴染みのあるサービスやブランドを検索するはずです。
さらにいうと、「nano universeの服が欲しい!」と思ったら、そのまま「nano universe」と検索するでしょう。
指名検索で得られるメリットは大きく以下の2つです。
一般名詞を使用したキーワードの場合、どんなにSEO対策をしても、検索エンジンのアルゴリズム変化によって検索順位が大きく変動することがあります。
しかし指名検索の場合、「○○のサイトに訪れたい!」という意図が明白であるため、アルゴリズム変化の影響をほぼ受けません。たとえば「Workship MAGAZINE」と検索した場合、当ウェブメディア以外が1位をとることはまずあり得ないでしょう。
指名検索をするユーザーは、自社のサービスをすでに認知し興味を抱いており、購入・契約しようと考えている人が多いです。
そのため、一般検索で流入するユーザーよりもCVR(コンバージョン率)が高い傾向にあります。
指名検索をしてもらうには、ユーザーがサービスを認知し、「気になる」と思ってもらう必要があります。
認知度の向上を目指す上で、ネーミング戦略は欠かせません。例えば『メルカリ』『ヤフオク!』のように、覚えやすく、他と被らない、音声検索で認識されやすいブランド名が理想です。
とはいえ、「今から自社サービスのブランド名は変更できない……」という方も多いでしょう。そこで今回は、既存ブランドの指名検索を増やす方法をご紹介します。
まず自社商品の認知度をあげるために、ターゲティングしたユーザー層への露出を増やしましょう。打ち手として、広告出稿やSNSの企業アカウント運用が挙げられます。
もちろん、いくら現状の知名度があっても、他社の強烈な広告によって印象が塗り替えられてしまうこともしばしば。常にターゲットの印象に残り続けるよう、継続的に広告やプロモーションを更新しましょう。
また企業のSNS運用は、利用するSNSによって発信するコンテンツを工夫しましょう。最近は「中の人」感を出すSNSマーケティングが成功しています。「中の人」の人間味が伝わるアカウント運用でフォロワーに親しみを覚えてもらうと、発信したメッセージが共感を呼びやすくなります。
個人アカウント・企業公式アカウント問わず、SNS上でユーザーと積極的に交流するのも効果的です。自社サイトを口コミしてくれるファンを作れば、指名検索も増えるでしょう。
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UGC(User Generated Contents:口コミやレビューを含む、消費者が生成してSNSに投稿するコンテンツ)を発生させ、シェアされるようなコンテンツを広告やSNSで発信しましょう。シェアを増やすポイントは、ユーザーが共感できるストーリーを伝えることです。
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なおUGCを創出した後に行われる、いいね、検索、購買、拡散までの行動を表したものとして「ULSSAS」と呼ばれる行動プロセスがあります。
UGCを発生させ、指名検索を獲得するまでのストーリーを丁寧に考えることが、指名検索で勝利するための最善策です。
もしあなたのブランドサイトで『Google Search Console』を使用しているのならば、サイトへの指名検索数を確認できます。
調べる方法はいたって簡単。「検索パフォーマンス」からフィルタを設定し、確認したいブランド名(指名検索キーワード)でクエリを絞り込むだけです。ぜひ活用してみてください。
その他、キーワードプランナーでブランド名を検索してみるのもアリでしょう。
指名検索は、サービスのブランディングが成功しているかを確認する指標のひとつです。Googleもまた、指名検索数をWebサイトの評価基準のひとつにしていると言われています。
SEO対策を行うことも大事ですが、いかにファンを増やして指名検索の数を伸ばすかにも注目しましょう。また指名検索したユーザーに、コンテンツのストーリーが伝わるようなランディングページを作成しておくことも大切です。
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