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ロゴデザインの作り方。ブランディングに欠かせない12の考え方とは?

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ブランドやビジネスのロゴで、文字のみのシンプルなものを作成することは多くあります。

ロゴは視覚的でありながらも実質的な側面を持ち、ブランドの訴求したい部分を目立たせて顧客の認識を作り上げる役割があります。

そこで今回はロゴデザインをする際に欠かせない要素(フォントや字間、配色etc…)について解説していきます。

魅力的なブランドロゴの作り方

1. ビジネスとアートのバランスを取る

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ブランドの世界観を伝えたいあまり、ロゴにはアート要素を詰め込みたくなりますよね。しかし、ブランディングに成功したロゴは、ビジネスとアートのバランスを保っています。

サービスのカテゴリーに関わらず、文字だけのロゴが広く親しまれています。シンプルで簡単に見えるので一見物足りなさを感じますが、計算しつくされたロゴは信頼感や好印象を与えられます。

文字のみのロゴを作るなら、ボールどにして安定感をプラスしよう

文字線を太くすると、安定感が生まれます。可読性も高まり、名前を覚えてもらいやすくなるのです。facebookのように「f」と略したロゴを作りやすいのも、ボールドならでは。

ボールドの文字例

 

2. ブランドロゴはブランドを伝えるもの

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ロゴ制作においてタブーはありません。しかし、ビジネスの本質を完全に理解しないデザイナーには企業ブランディングのロゴを作る資格はないでしょう。

ブランドを理解し、顧客と競合他社の両方を意識して、ブランドの価値を伝える必要があります。以下のようなポイントに留意しましょう。

  • ロゴを通してどのようなメッセージを伝えたいのか。
  • 顧客をどう誘導したいのか。
  • どのような感情に訴求するのか。

3. 正しい情報を集めることからはじめる

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ロゴを作るためにはクライアントをもっと知る必要があります。宣伝資料をチェックしてみてください。必要な情報を過不足なく加えます。

4. ユーザーに会う

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ユーザのニーズを叶え、関心を集めるために、ユーザーに接触してみてください。思い描いていたユーザー像と異なり、驚くかもしれません。

ユーザーに問うべき質問は次の通りです。

  1. プロフィール(年齢、国籍、性別、興味、趣味、職業)
  2. どんなところでロゴを目にするか(看板、Webサイト、バナー、Tシャツなど)
  3. メッセージが伝わっているか

5. フォントが印象を大きく変える

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ロゴ制作で、印象に一番大きな影響を与えるのはフォントです。
ロゴの訴求力を高めるには、沢山のフォントの中からふさわしいものを選ぶ必要があります。時間をかけて選んでください。

フォントはいくつかのグループに分類できます。グループごとの特徴はこのようなものです。

  • セリフ:厳格、伝統的、硬い、信頼、信用
  • サンセリフ:かっこいい、客観的、簡単でわかりやすい、現代的、率直
  • スクリプト:個人的、親しみがある、創造的、優雅
  • 装飾:ユニーク、創造的、表現力豊か

各フォントは個性を持っており、訴求ポイントが異なります。どのような感情を与えるかで選ぶべきフォントが変わります。

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必要に応じて遊び心を加えたり、洗練されたイメージを与えることもできますが、自分自身の好みで選択せず、ビジネスの本質や方向性を反映させることを忘れないでください。

また、色とフォントによってメッセージから受ける印象が変わります。フォントの印象が望んだ方向とは異なって作用しないかを確認してください。

6. フォント選びで見直すべきポイント

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シンプルでクリーンなフォントは違うサイズ、違うシチュエーションの使用でも、サイズと形を調整しやすくなり一貫性を保持します。読みにくいフォントも使用するべきではありません。気をつけるポイントは次の通り。

  1. 競合他社の調査を行い真似ではなく経験を尊重する
  2. シンプルでクリーンなフォントを使用する
  3. 読みやすいフォントを使用する

7. 使い回ししやすいフォーマットで作成する

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ロゴを作るときはベクター画像が最適です。

カラーの選択はCMYKやPANTONE、印刷でも同じように表示され、白黒でも同じように認識できるかを考慮する必要があります。

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ビジネスカテゴリーによっては、色のついたロゴが必要な場合もあります。対象となるオーディエンスに適した色を使用します。

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たとえば、化粧品ブランドはパープルやピンク、フィットネスやバイオ食品にはグリーンが使用されることが多いです。訴求したいターゲットへ、訴求したいメッセージを伝えられるように色を選びます。

8. 字間にこだわろう

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文字のカーニングとトラッキングを行います。字間と行間のバランスを取ってください。

文字の調節にはサンセリフを使用すると、わかりやすくなります。

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使用するフォントの数はひとつに絞ります。数が多いと複雑になりメッセージが伝わりにくくなるため、効果的な方法は太さを変えて同じフォントで表現することです。
これにより鮮明で華やかな印象になります。

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フォントの不必要な変形はなるべく避けましょう。

遊び心を取り入れて上下反転させるようなトリッキーなデザインは意図があればこそ効果があります。意図を持たずに、形を変えることはないようにしてください。デザイナーは理由がない限り、文字の変形を行いません。

9. 「&」の活用方法

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ビジネスでも協業やパートナーを表現したロゴに「&」(アンパサンド)を使用することがあります。

「&」のサイズが大きいと、コラボレーションの意味合いを強く打ち出すことができます。

金融や法律のコンサルタント、学術機関など、堅めのサービス分野でよく使用されますが、カジュアルなロゴでも同じように使用できます。

10. 親しみやすいフォント

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ロゴに求められることは、色々ありますが『わかりやすく、親しみやすいこと』は共通の要件です。多くの場合は、陽気なイメージのフォントが使用されます。
また、ノスタルジックやトレンディーな印象をもたせたい場合はレトロな書体を使用します。

最近のトレンドは1950年代のテイストのロゴです。カーブと色あいが美しく多くの人に受け入れられます。あまり立体的にすると野暮なので、フラットに保ちつつも、新鮮さを感じさせる必要があります。

11. 文字のロゴを魅力的にするには

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文字だけのロゴはつまらなく感じるかもしれませんが、サイズや形状の調節でダイナミックで魅力的に見せることもできます。

アイコンや文字を小さくすると記憶に残りらくなります。ロゴの訴求力を高めるには、魅力的な色と印象的なコントラストを取り入れてください。

12. ほかのロゴからインスパイアを受ける

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インスピレーションを得るなら、インターネットでデザイン会社のポートフォリオをチェックしましょう。色や間、タイポグラフィーを参考にするといいかもしれません。

ロゴ制作でやりがちな間違い

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ロゴはの印象で

  1. 誇張しすぎたフォントと色使い:使用するフォントとカラーは、1つに抑えましょう。サブタイトルを含む場合は、2色使用することも可能です。
  2. トレンドに流されてしまう:デザインのトレンドにも終わりは来ます。できるだけクラシックなフォントを適切に選ぶようにしてください。
  3. オリジナリティが足りない:ロゴはビジネスの代理的な表現です。ユニークさがないと覚えてもらうことはできません。

まとめ

ブランディングで成功しているロゴには、このような考え方があります。
ブランディングで成功している企業のロゴと、今回の内容を照らし合わせて参考にしてみてください。

(翻訳:Yuri Tanaka)

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