Z世代(1995年〜2010年生まれ)の行動を理解しよう。”SNSネイティブ”は1つの情報を8秒で判断する

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デジタル化が進む昨今。インターネット上のプラットフォームで顧客体験を向上させるには、ターゲットの傾向をきちんと理解することが大切です。

今後はミレニアル世代の次の世代である、1995年〜2010年に生まれた「Z世代(ジェネレーションZ/ポストミレニアル世代)」が、SNSネイティブとして重要な位置を占めるようになります。

2019年の時点で、Z世代は世界人口の30%〜35%を占めるようになりました。インターネットやオンラインでのコミュニケーションに、幼い頃から慣れ親しんでいる世代です。

この記事では、Z世代の行動の傾向を解説していきます。

Z世代の情報消費の傾向

Z世代は、SNSを日常的に使用する世代です。Z世代は他の世代と比べて、素早く手軽に得られる情報を好み、その消費速度も早い傾向にあります。

彼らにブログの投稿やニュース、リサーチ記事を届けたいなら、それらの情報をできる限り彼らがアクセスしやすいように発信しましょう。

またZ世代は、「ひとつの情報に約8秒しか費やさない」という調査報告もあります。これは、他の世代の13秒〜17秒と比べても非常に短い数値です。SNSにより膨大な数のコンテンツにアクセスできる時代を生きるZ世代は、意思決定も素早く行います。8秒の間に、そのコンテンツが自分達にとって役立つかどうかを判断するのです。一方で、ひとつの情報にかける時間は少ないものの「他の世代に比べて情報の吸収率が約13%高い」というデータもあります。

Z世代にリーチしたいならば、コンテンツの正確性と、プロダクトの効率性を重視しましょう。熟練したデザイナーはZ世代の行動傾向を配慮し、8秒間で正確に内容を伝え、興味を持ってもらえるよう、デザインを工夫しています。

Z世代のコミュニケーションの傾向

友達や恋人をオンラインで見つけることが多いのも、Z世代の特徴です。ビジネスにおいても、彼らが人とオンラインで出会う傾向に着目する必要があります。

Z世代のコミュニケーションは、包括的でオープンです。物理的な距離は関係なく、テクノロジーを活用して複数のプラットフォームやコミュニティに並行して関わりをもつ傾向があります。

この世代には、長文よりも一口サイズのコンパクトな記事が好まれます。また電話ではなく、テキストでのコミュニケーションを好むのもこの世代の特徴です。しかしより関係性を深めたい場合には、対面で話すなどのパーソナルな関係性づくりが重要です。

視覚に重きをおいたコミュニケーションも特徴的です。プロダクトや会社とのエンゲージメントを高めるには、視覚的な見せ方も大切になります。

Z世代への実用的なアプローチ

Z世代はデジタルに慣れ親しんだ、デジタルプロフェッショナルな世代です。良い製品/悪い製品に関する情報もSNSから常に取り入れ続けているため、「本当に良い製品のみ」を好む傾向にあります。だからこそ、企業はブランドの成長を分かりやすく示し、サービスの内容を充実させる必要があります。

たとえばInstagramでは、フォロワーからソーシャルな評価を受けつつ、幅広いネットワークを構築できるのが特徴です。そこでZ世代は、ただ単に製品を「所有」するだけでなく、自分が好む製品をフォロワーに紹介して「共同消費」します。動画配信のサブスクリプションや、ユーザーのアクションを促す製品など、パーソナライズされたサービスを好むのはこのためです。

一方で、パーソナライズに必要なパーソナルデータの共有には、大多数が難色を示しています。パーソナライズの方法には気をつけましょう。

おわりに

 

▲Z世代を対象に行った調査によると、ランドからのニュースレターを、31.8%が「1週間に数回受けとりたい」、27.5%が「毎日」 19%が「週に1回」、18.4%が「月に1回」受け取りたいと回答しています。(参照:Campaign monitor)

Inc.comよると、Z世代は2020年までに440億米ドルもの購買力を持つと予想されています。Z世代のユーザー心理を理解しつつ、彼らに響くプロダクトやサービスの開発を目指しましょう。

 

執筆:Pineapple
翻訳:Sugita Mariko
編集:内田一良(じきるう)、はつこ

 

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