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まずは副業ベースで!フリーランスとして安全に独立するための4ステップ

独立の教科書 フリーランスとして安全に独立するための4ステップ
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会社から独立してフリーランスになりたいと考えていても、なるべく余計なリスクは減らしたいもの。

会社員のときからしっかり準備をしておけば、独立したときのリスクを抑えられます。

そこでこの記事では、会社から独立してフリーランスになった私が、会社員が副業ベースで案件獲得し、安全に独立するための4ステップをご紹介します。

小太り
小太り

千葉県のWebベンチャーで2年勤務し、フリーのライターとして独立。独立前は副業で仕事を取りながら、月10万円の収入を得ることができ、独立を決心。現在はインタビュー取材を中心に、ブログ・メディア運営・SNSコンサルなども行っている。(Twitter: @kobutoriniki

ステップ1. 自分の強みとなるスキルを育てよう

まずはお金を稼ぐための、自分の強みとなるスキルを育てていきましょう。

「どんなスキルを身につければいいの?」「なにをすればスキルを習得できるの?」と思うかもしれません。

フリーランスとして独立をするなら、自分の得意な分野でスキルを強化していくのがおすすめです。

たとえば私の場合は、ブログを長年運営しており「ネットで文章を書くこと」が得意だったので、ライターとして独立を選びました。

自分がやっていて苦じゃない仕事や、人から褒められたことのある仕事から探すといいでしょう。

強化するスキルが決まったら、そのスキルをどうやって鍛えるか考えます。

スキルを強化するには、自分より詳しい人に教えてもらうか、自分で実践を繰り返すのが効果的。

プログラミングスキルを育てたいなら、プログラミングスクールに通ったり、自分で簡単なプログラムをイチから作ってみてもいいでしょう。

ステップ2. 営業をして仕事を獲得しよう

自分の中で「武器となるスキルがある程度身についた」と思ったら、次は営業に進みます。

会社の場合は組織の中で決められた仕事がありますが、独立するなら自分で仕事を取らないといけません。

独立して困らないように、まずは会社員として働きながら副業で自分の仕事を取ってみましょう。

私も会社員のときに副業で月10万を稼いで「これならフリーになっても仕事には困らない」と思って、独立しました。

その経緯は以下の記事で詳しく説明しております。

営業のコツは「相手のメリットに貢献」

営業経験がないと、自分で提案して仕事を取るのは難しく感じるかもしれません。

営業のポイントは、相手に「自分に仕事をお願いするメリット」を伝えることです。

たとえばWebライターであれば、クライアントのメディアに対して自分の書く記事がどういうメリットがあるか説明します。

  • 「自分の経験を交えて記事作成するので、読者に寄り添った記事が書けます」
  • 「自分の得意なジャンルなので、より専門的で深い内容の記事を作成できます」

といったメリットを説明して、クライアントから「この人ならお願いする価値がある」と思ってもらいましょう。

もっと詳しく営業術を知りたいという方は、【連載】フリーランスの営業術をご覧ください。

最初は案件紹介サービスがオススメ

自分で仕事を取るときに「どこで仕事を探せばいいのか?」が分からないかもしれません。

オススメはフリーランス向けの案件紹介サービスです。

案件紹介サービスとは、仕事を依頼したい人と仕事を探している人をマッチングさせるものです。

案件紹介サービスの場合は、数ある仕事の中から自分に合う内容を選べばいいので、自分で仕事を開拓する必要もありません。

他の営業方法に比べると、案件紹介サービスはハードルが低いため、営業に自信がない方にもオススメです。

プロフィールを作り込んだり、提案文を改善したりすれば、初心者でも仕事の受注率があがります。

案件紹介サービスを使って仕事を取るなら、以下の記事もぜひご覧ください。

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ステップ3. ”納期厳守”で案件に取り組もう

営業に成功して、仕事を取れても、そこで終わりではありません。依頼内容に対して、しっかりと成果物を作って納品するまでがフリーランスの仕事です。

フリーランスとして仕事をする中で、一番大切なことは納期の厳守です。

納期はフリーランスとクライアントの、もっとも大切な約束。その約束を守れるか、守れないかで信頼が大きく左右されます。

フリーランスにとってクライアントからの信頼は、仕事の継続に大きく関わります。

副業でフリーランスの仕事をやるなら、時間がなく忙しいですが、まずは納期に遅れないことを意識しましょう。

オススメの方法は、1週間の余裕を持って納期設定することです。

たとえば普通なら1週間かかる仕事を受注する場合は、交渉して2週間の納期をもらいましょう。

自分で立てた予定どおり1週間で完成できれば、納期よりも早い前倒しの納品ができます。

もし本業が忙しくて、1週間で納品できなかったとしても、あと1週間の余裕があるため納期までには対応できます。

ステップ4. 仕事の実績を元に新規案件を取ってみよう

最初の仕事が終わったら、その実績を元に新規案件の営業してみましょう。

すでに実績ができている状態なので、最初よりも営業の難易度は下がっています。

依頼する側も完全に未経験の人に頼むより、経験のある人に依頼した方がリスクが低いからです。

「仕事をやって、それを実績にして営業する」というサイクルを回していくことで、自分の実績が積み上がり、報酬金額が高くなる可能性もあります。

また仕事の数をこなす中で自分の得意ジャンルが掴めてくるため、まずは量を意識していろんな仕事を取ってみましょう。

私も自分の得意ジャンルを明確にするために、店舗取材記事・キャリア系の記事など、いろんな仕事に挑戦しました。

数をこなすことで「ビジネス・キャリア系が得意」と分かり、いまではそのジャンルを中心に仕事をしています。

おわりに:副業の収入が本業を超えそうなら独立をする

副業で自分の仕事をやっていると「このまま続けていけば本業の収入を超える」というラインが見えます。

私の場合は本業の収入が20万程度で、副業の収入が月10万を突破したときに「副業の時間を増やせれば本業の収入を超える」と判断して独立しました。

突然独立するのではなく、自分の中で「副業で◯円を突破すれば独立しても大丈夫」というラインを設定しておきましょう。

その金額が目標にもなり、目標を達成した時点で独立すればリスクも少ないです。

(執筆:小太り 編集:内田一良@じきるう アイキャッチ:奥貫あずさ)

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