エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「フリーランスエンジニアの常駐案件って、会社員と変わらないのでは?」
「偽装請負に引っかかる可能性もありそうだけど、大丈夫なのかな……」
と思っている人はいませんか?
「時間の自由がきく」「働く場所にこだわらずに仕事できる」というイメージが強いと、「フリーランスエンジニア+常駐」と聞いてもピンとこない人が多いのではないでしょうか。
また、フリーランスエンジニアとして常駐するメリットやデメリットがよくわからない人も、いるかもしれませんね。そこで今回は、「常駐型フリーランスエンジニアがおすすめの理由」をご紹介します。
他業務形態との違いやメリット/デメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
「そもそも、常駐型フリーランスエンジニアって大丈夫なのかな……」と思っている人もいるのではないでしょうか。
そこでまず、以下3つに分けて解説します。
- 常駐型フリーランスエンジニアがおすすめの理由は?
- 信頼できるクライアントの案件を探す方法
- 初めての常駐案件を探すなら『Workship』がおすすめ!
ひとつずつ詳しく解説しますね。
結論から言うと、「収入を安定させて、フリーランス活動を加速させたい人」にとって、常駐型フリーランスエンジニアはとてもおすすめです。
月単価で契約できるため、収入面での不安が拭えるのはとても大きいですよね。実際に「夫婦ともにフリーランスでありながら鎌倉に家を買ったエンジニアの話」のように、メガベンチャー(サイバーエージェント)と契約している人もいます。
フリーランスとして請負開発や個人でのアプリ開発をするときも、収入が安定しているだけで挑戦しやすくなります。
また、自分の市場価値が正確に把握できず、営業のときにうまく価格交渉ができない人も多いです。そのため自分の市場価値を把握する意味でも、常駐型で案件を探して実務経験を積むことがおすすめなのです。
「でも常駐案件を探すときに、信頼できるクライアントかどうか確認するのが難しそう」と思っている人もいるかもしれませんね。
そんなときは、「案件マッチングサービス」や「フリーランスエージェント」を活用しましょう。
サービス | 特徴 |
---|---|
案件マッチングサービス |
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フリーランスエージェント |
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企業と仕事をする上で何よりも重要なのは、「クライアントが信用できるか」ではないでしょうか。案件マッチングサービスやフリーランスエージェントを活用すれば、その問題を解決できます。
また、案件マッチングサービスの場合は、直接クライアントと条件の確認や交渉ができます。持っているスキルを伝えて自分の市場価値を探るチャンスにもなるので、おすすめです。
ただ、「案件マッチングサービスと言っても、色々あってどれがよいか不安だな……」と思っている人もいるかもしれませんね。
これから案件マッチングサービスを活用するなら、Workshipがおすすめです。理由について、次で詳しく解説しますね。
Workshipをおすすめする理由は、以下の5つです。
- 週1日~3日の案件があり、ニーズに合わせて案件を探せる
- 「気になる!」ボタンを押すだけで、簡単に企業へアプローチできる
- 3分程度でアカウント登録が終わるため、登録の手間がかからない
- 企業とマッチングした後、チャットで直接条件の確認や交渉ができる
- 実績を証明する「Workshipスコア」が、次の案件に繋いでくれる
Workshipは週1日~3日の案件も多いため、初めての常駐案件でも安心です。時間に余裕を持ちつつ仕事ができます。
「フリーランスになったからには、請負開発もやってみたい!」と思っている人には、打って付けの条件ですね。
また、案件をこなすと「Workshipスコア」が成長していきます。Workshipスコアは案件応募時の実績として評価してもらえるため、実績を積めば積むほど案件が獲得しやすくなります。
「将来安定して案件を獲得できるように地盤を固めたい」という人にとってもおすすめです。
3分程度でアカウント登録も終わるので、登録して案件を見てみてはいかがでしょうか。
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詳細
利用料 | 無料 |
登録者数 | 50,000人以上 |
マッチング | 最短即日 |
ここからは、常駐型フリーランスエンジニアの特徴や他の業務形態との違いについて、以下の2つに分けて解説します。
- 在宅型フリーランスエンジニアとの違い
- 他の業務形態との違い
ひとつずつ詳しく解説しますね。
常駐型フリーランスと在宅型フリーランスエンジニアの違いは、以下のとおりです。
■常駐型の特徴
- 案件ごとに企業と契約を結び、契約先に常駐して仕事をするスタイル
- 常駐先に移動する必要はあるが、勤務時間は契約時に相談できるケースが多い
- 契約時に決めた月単価で、収入が決まる
- 一定期間(1ヶ月~3ヶ月など)で契約/更新するケースが多い
■在宅型の特徴
- 案件ごとに企業と契約を結び、在宅で仕事をするスタイル
- 移動時間がないため、作業に集中できる
- 基本的に働く場所は自由で、契約形態によっては時間も自由
- 契約形態は「請負契約」「準委任契約」の2つ
- 基本的に納品ベースでの仕事が多く、収入も納品数によって変化することが多い
常駐型フリーランスエンジニアは常駐先での仕事が必須ですが、勤務時間は契約時に相談できるケースが多いです。そのため、契約によっては自由な時間に働きながら高単価も望めるでしょう。
在宅フリーランスエンジニアの最大の魅力は、「働く場所や時間の自由度が高い点」です。自宅だけでなく、カフェやコワーキングスペースでも仕事ができます。
また、契約形態によって収入に大きく差が出るのも、在宅型フリーランスエンジニアの特徴ですが、契約の違いについては、よくわからない人もいるかもしれませんね。
「請負契約」と「準委任契約」の違いは、以下のとおりです。
契約形態 | 特徴 |
---|---|
請負契約 |
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準委任契約 |
|
在宅型フリーランスエンジニアの場合は、契約内容によって作業量やリスクが決まります。請負開発で契約しているにもかかわらず、改修工数を見積もっていないと納品後に追加対応に追われてしまう可能性もあるでしょう。
「それでも在宅型フリーランスエンジニアに興味がある」という場合は、以下がおすすめです。報酬や必要なスキル、未経験からキャリアをスタートさせる方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
在宅フリーランスエンジニアが案件を獲得するには|事例や必要スキルも説明
Workship MAGAZINE
エンジニアには、在宅型フリーランス以外にも以下の2つの働き方があります。
- 正社員
- 派遣社員
そこで次に、上記2つの働き方と常駐型フリーランスエンジニアを比較して解説します。特徴やメリット/デメリットをまとめたのが、以下の表です。
働き方 | 常駐の有無 | 在宅の有無 | 特徴 |
---|---|---|---|
正社員 | ◎ | △ |
|
派遣社員 | ◎ | △ |
|
常駐型フリーランス | ◎ | × |
|
正社員エンジニアの場合は、会社の方針や上司の意思によって業務内容が決まります。そのため、自分がやりたくない仕事をやることもあるでしょう。
ただ、「個人の目標+会社の目標」を考慮して仕事を振ってもらえるため、成長できる仕事にアサインしてもらえる可能性もあります。
派遣社員の場合は正社員とは異なり、自分で気になる案件を探して仕事を選ぶのが最大の特徴です。また、エンジニア未経験から始められる案件もあり、エンジニアを目指して活動を始めたばかりの人にもおすすめです。
常駐型フリーランスエンジニアは、派遣よりも即戦力を求められることが多いです。ただ実力がある分、勤務時間で融通がきいたり高単価な案件もあります。
ただ、常駐型フリーランスエンジニアは「実務経験2年以上が目安」です。そのため、正社員または派遣エンジニアとして経験を積んでから、仕事を探してみるとよいかもしれませんね。
これまで、常駐型フリーランスエンジニアがおすすめな理由や、他の業務形態との違いについて解説してきました。
ただ、「常駐型フリーランスエンジニアは、何かデメリットがないのかな……」と思った人もいるのではないでしょうか。
そこで次に、以下4つに分けて常駐型フリーランスエンジニアのデメリットを解説します。
- 就業場所と時間が固定される
- 社員よりも結果を求められる
- エンジニアとしてのスキルを上げづらい
- 疎外感を感じることもある
事前に知っているだけで緩和できるデメリットもあるので、対応策とセットで覚えておくのがおすすめです。ひとつずつ、詳しく解説しますね。
1つめは、「就業場所と時間が固定されてしまう」ことです。
契約で決めた時間に常駐勤務する必要があり、自由に使える時間が減ってしまうデメリットがあります。
また、週5日で契約した場合は会社員エンジニアとの違いがわからず、フリーランスエンジニアになった実感がわかない人もいるかもしれませんね。
フリーランスエンジニアは、自分の成長を考えて案件を取っていかねばなりません。そのため、自由に使える時間が減るというデメリットを考慮して、週3日程度の案件を選ぶとよいかもしれませんね。
2つめは、「正社員よりも結果が求められる」ことです。
正社員の場合は、社員の成長目標に基づき、仕事を振ってもらえるケースが多いです。
しかし、フリーランスエンジニアの場合は違います。企業は即戦力を求めて契約をしているため、結果を出せないと契約更新できないケースもあります。
「でも、結果って具体的に何をすればよいの?」と思った人もいるのではないでしょうか。
そんなときは、「高単価を目指すために必要なスキル」から逆算して、自分に必要なスキルを見極めることがおすすめです。以下で言語別/ポジション別の年収目安とあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
フリーランスエンジニアが高単価案件を獲得する方法|会社員より稼げる
Workship MAGAZINE
3つめは、「エンジニアとしてのスキルを上げづらい」ことです。
フリーランスエンジニアは、成長目標を自分で決めなければなりません。
会社員の場合は会社の目標や部の目標、個人の目標に合わせて仕事を振ってもらえます。しかしフリーランスエンジニアは、自分で仕事を取りに行かなければなりません。
そのため、「自分が持っているスキルでできる仕事」だけをずっと続けていると、成長ができなくなってしまいます。
以下のような視点で考え、目標を立てて仕事を進めていくことが重要なのです。
- 将来的に自分がどんな仕事をしたいか?
- スキルを成長させるために、どんな案件を探すべきか?
- 今後生き抜くために、どんなスキルを鍛えていくべきか?
ただ逆に言うと、しっかり成長目標を見据えた上で案件をとっていけば、伸ばしたい方向に突き抜けたスキルを鍛えることも可能です。
「自分で考えて行動すること」がすべてなので、冷静に考え目標に向けて行動することが苦手な人には向いてないかもしれませんね。
4つめは、「疎外感を感じることもある」ことです。
フリーランスエンジニアは契約に沿って仕事を進めるため、疎外感を感じることも多いです。
契約形態によっては直接細かい指示をされないケースも多く、信頼関係を築くまでに時間がかかることもあります。
ただ、常駐先のクライアントやメンバーと無理して仲よくなろうとしなくても、フリーランスが集まるコミュニティはたくさんあります。
仕事はきっちりこなして割り切りつつ、フリーランス仲間を見つけて情報交換をすれば、疎外感も薄れるでしょう。以下でフリーランスにおすすめのコミュニティを紹介しているので、参考に探しておくとよいかもしれませんね。
フリーランスが所属しておくべきコミュニティ11選
Workship MAGAZINE
常駐型フリーランスエンジニアならではのメリットもたくさんあります。そこで次に、以下の4つに分けてメリットを解説します。
- 中長期案件が多く収入が安定しやすい
- 在宅型に比べて単価も高く設定されることが多い
- 開発環境が整っている
- 将来的な見込み客につながることもある
ひとつずつ詳しく解説しますね。
1つめは、「中長期案件が多く収入が安定しやすい」ことです。
フリーランスエンジニアにとってもっとも重要なのは、「なるべく早く収入を安定させ、行動しやすい環境を作ること」です。
新しいことを始めるときも、収入が見込めないと挑戦しづらいですよね。「個人でアプリ開発に挑戦したい! でも、個人アプリの開発中も、生活するには収入が必要……」という場合でも、「生活に必要な、最低限の収入」があるだけで行動しやすくなります。
また、常駐型フリーランスエンジニアは、収入が高いです。たとえば、フリーランスエージェント『レバテックフリーランス』の平均年収は、862万円です。
単価に関しては、平均年収862万円となっています。
※2018年7月実績 週5稼働の場合
▲出典:フリーコンサル.com
安定した収入を得られるのは、嬉しいですね。
2つめは、「在宅型に比べて単価も高く設定されやすい」ことです。
在宅型フリーランスエンジニアの場合は、仕事場所が選べるので仕事しやすいかもしれませんが、収入においては、以下のような差があります。
常駐型案件の例 | 在宅型案件の例 |
---|---|
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求められるスキルや作業範囲によって単価は変わりますが、常駐型案件のほうが単価が高く、収入を安定させやすいのでおすすめです。
3つめは、「開発環境が整っている」ことです。
在宅型フリーランスの場合は、自分が持っているPCで開発をするケースがほとんどでしょう。
ただ、高スペックのPCを用意したり、開発に便利な有料ツールを自分で全部用意するのは難しいですよね。
常駐型フリーランスエンジニア案件の場合は、基本的に会社からPCが支給されます。開発環境の準備に手間がかからないので、すぐに仕事を始められます。
4つめは、「将来的な見込み客につながる可能性もある」ことです。
フリーランスになってすぐの場合は、仕事につながる人脈を持っている人のほうが少ないです。ただ、常駐案件でクライアントから信頼を得られれば、別案件に指名してくれる可能性もあります。
企業と繋がるきっかけづくりとしても最適なので、常駐型フリーランスエンジニアはおすすめです。
常駐型フリーランスエンジニアとして働くときに、いくつか注意すべき点があります。そこで次に、以下の3つに分けて注意点を解説します。
- 契約内容を事前に確認する
- 情報漏えいに気をつける
- 問題が起こったらすぐにエージェントに連絡する
ひとつずつ詳しく解説しますね。
契約内容の確認は、「不安な箇所を徹底的になくすつもりでチェックする」ことが基本です。
契約後に変更することは難しいため、以下のポイントは必ず確認しておきましょう。
- 契約形態
- 契約期間
- 稼働時間
- 報酬単価
- 稼働時間の超過/不足時の報酬計算方法
- 交通費の扱い
- 報酬支払い日
とくに契約形態は、「請負契約」「準委任契約」のどちらになっているか、確認しておくことが重要です。事前に認識合わせをしておかないと、以下のような場合に問題が起こる可能性もあります。
- 納品後にシステムの追加改修が必要になってしまうケース
- 問題が起きたときの責任範囲を問われてしまうケース
気持ちよく仕事が進められるよう、徹底的にチェックしましょう。
フリーランスエンジニアの多くは、TwitterなどのSNSを利用しているのではないでしょうか。
「学んだ知識について発信し、仕事を獲得するスタイル」の人もいるかも知れませんが、情報の取り扱いには細心の注意が必要です。
「このぐらいなら公開してもよいだろう」という主観で発信してしまうと、情報漏えいに繋がる可能性もあります。
また、「自宅で勉強するためにデータを持ち出した場合」も、情報漏えいになるケースはあります。たとえば、以下のようなケースです。
- USBなどでデータをコピーして持ち帰ってしまった場合
- 設計資料を印刷して持ち帰ってしまった場合
信頼を積み上げるのは大変ですが、崩れるときは一瞬です。ちょっとしたミスで信頼を大きく失ってしまわないよう、情報漏えいには細心の注意を払いましょう。
何か問題が起こったら、まずはエージェントに相談しましょう。
常駐型フリーランスエンジニアの強みは、エージェントを挟んで仕事を進められる点にあります。
たとえば準委任契約をしているにもかかわらず、以下のように依頼されるケースはあります。
- 開発に携わったシステムの改修依頼
- 作業の進め方についての細かい指示
準委任契約の場合は、瑕疵担保責任(最終納品後にバグが見つかった場合に、改修をする責任)がありません。そのため、開発したシステムの改修であっても、作業する義務はないのです。
また、クライアント(発注者)が、フリーランスエンジニア(受注者)に細かい指示をする権利もありません。そのため、作業の細かい指示を受けた場合は、エージェントに相談しましょう。
「これを断ったら信用を失ってしまうのでは……」と思ってしまう人が稀にいますが、契約外の仕事を受けてしまうと弱みに付け込まれてしまう可能性もあります。
また、「お願いすればやってくれる人もいる」とクライアントに思われてしまうと、他のフリーランスエンジニアに迷惑をかけてしまいかねません。契約内容に準拠しつつ、困ったときはエージェントに相談する癖をつけるのが、おすすめです。
「常駐型フリーランスエンジニア案件はメリットも多いけど、週5日で常駐案件を受けるのは不安だな……」と思った人もいるのではないでしょうか。
いくら安定した収入が得られるとは言え、収入の柱をひとつに絞ることに不安を感じる人もいるでしょう。また、クライアントとの相性やリスクを考えて、一歩踏み出せない人もいるかもしれませんね。
そんなときは、週2,3日の案件から始めてみるのがおすすめです。
Workshipなら、以下のように週2,3日から受けられる案件もあります。
まずは、自分のスキルに合った案件を探してみてはいかがでしょうか。
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詳細
利用料 | 無料 |
登録者数 | 50,000人以上 |
マッチング | 最短即日 |
執筆:しろ
編集:Workship MAGAZINE編集部
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