3つでOK!フリーランスとして長く活躍するための健康管理方法

「フリーランスは体が資本」という言葉をご存じですか? もちろん知っていますよね?

でも、実際に体が資本だと思って、普段から健康を意識している人は意外に少ないものです。

とくに若いと無理が利くのでついついハードモードで仕事をしてしまうもの。駆け出しのフリーランスは無理をして体を壊しやすく、筆者もその一人でした。

体を壊す前にこの記事にたどり着けた人はラッキーです。ぜひ、本記事で紹介している健康法を、今日から実践してみてください。

フリーランスが働けなくなる危険なサイン

露骨に体を壊さなくても、日常生活のなかで感じ取れる危険なサインはたくさんあります。

以下の兆候が出ている人は心身のバランスが取れていない危険性があるので、早急に本記事の健康管理法を実践してみてください。

  • いつも寝不足だ
  • 肌荒れがひどい
  • 部屋やデスク周りが荒れている
  • イライラしやすい

サイン1. いつも寝不足だ

日中眠くなるのが当たり前になっていませんか?

通常、しっかり睡眠を取れていれば、日中の活動時間に眠くなることはほとんどありません。

「眠くなるということは睡眠が足りてない」という認識を持ちましょう

人間は、最低でも6時間~8時間は睡眠を取ったほうがよいとされています。仕事を頑張るあまり、毎日6時間未満の睡眠生活をしていると、少しずつ疲労が溜まり病気になる要因になりかねません。

もし、普通に寝ていても眠いのであれば、睡眠の質が低い可能性もあります。

サイン2. 肌荒れがひどい

肌荒れが目立ってきたら、体が健全な状態じゃないサインといえます。

ストレスなのか、睡眠不足なのか、栄養不足なのか、ホルモンバランスなのか。肌はいろいろな要因で荒れるため、原因を特定するのは難しいですが、だいたい直近で起こっている「普段と違う何か」が原因です。

筆者の場合は、肌が荒れるときは生活習慣が乱れてきているサインだと考えています。

肌が荒れてきたらお酒を減らして間食を減らす。お酒、つい飲んじゃうんですよね。

サイン3. 部屋やデスク周りが荒れている

肌荒れ同様、部屋やデスク周りが荒れてきたら「メンタルバランスが崩れ始めているな」と考えます。

筆者は、部屋の状態はメンタルとリンクしていると考えていて、メンタルが整っている場合は部屋が綺麗ですが、仕事を詰め込みすぎていると部屋が荒れてきます(とくにデスク周り)。

厄介なのはメンタルに余裕がないときは、部屋が汚くても気にならない点です。

気づいたら1週間くらい汚い環境で生活していて、仕事が落ち着くと部屋の汚さに目が行くようになります。

メンタルバランスが取れないと、ひたすら仕事に追われているばかりで仕事もプライベートも雑になりがちなので、気をつけています。

サイン4. 最近なんだかイライラしやすい

これもわかりやすい兆候ですが、イライラしやすくなっている場合も危ない状態です(元からイライラしやすい人は別)。

イライラしていると、クライアントとの付き合いにも悪影響が出ます。ちょっとしたクライアントのミスにも不満を感じたり、クライアントからの指摘に腹を立てたりしやすくなるのです。

本来は長く付き合えるはずのクライアントと、うまくいかなくなるのは本末転倒でしょう。クライアントだけでなく、家族にもイライラが向いてしまうと最悪です。もはやなんのために働いているのかわからなくなります。

フリーランスが長く働くための3大要素

以下は、筆者が7年間の健康オタク活動を通して結論づけた、フリーランスが長く働くための3大要素です。

この3つを実践すれば、ライフワークバランスを取りながら仕事を続けることができるでしょう。

その1. 睡眠はすべてを解決する

極端に思うかもしれませんが、ほとんどの悪循環は、睡眠時間を確保できれば解決します。睡眠不足は、健康のあらゆる面にとって悪影響です。

睡眠不足になるとホルモンバランスが崩れ、ホルモンバランスが崩れると自律神経が乱れます。

やがて血流が悪化して頭痛になったり、食欲がなくなって栄養不足になったり、メンタルバランスが取れずにイライラしたりと、いいことはなにもありません。

まずは睡眠時間をしっかり確保することが、健康的な生活の土台になります。

その2. 栄養が体を作る

栄養は体を動かすための燃料です。

「バランスの取れた食事を〜」なんて話をよく聞きますが、バランス良く栄養を摂るのは難しいもの。

そのため、普段から茶色い食べものを意識的に摂るのがおすすめです。

白米を玄米にしたり、食パンを雑穀パンにしたりなど、白い食べ物を茶色い食べ物に変えると、食物繊維も豊富な栄養価の高い食事になります。

玄米と野菜たっぷりの味噌汁、焼き魚でまあまあバランスの良い食事になります。補えないものはサプリで補いましょう。サプリの選び方は後述します。

その3. 運動は血流を改善し、メンタルを整える

運動不足はフリーランスの天敵といえます。

筆者もフリーランスになって在宅ワークで体重が増えました。通勤って意外に良い運動だったんだな、と独立してから気づいたものです。

早朝からランニングをしましょう! なんて意識の高いことは言いませんので、15〜30分歩くようにすると血流がよくなって気分もすっきりします

人間は血が循環している生き物なので、血の巡りが悪くなると体が調子悪くなって、最悪病気になる可能性が高まります。

運動は血流改善とメンタル改善を同時にしてくれるのでコスパがいい投資です。

私がフリーランス時代から実践している3つの健康管理法

最後に、私がフリーランス時代から実践している健康法を3つご紹介します。

この方法は会社員に戻ったいまでも実践していて、たいへんな仕事でもバリバリ働ける原動力になってくれていると思います。

その1. 睡眠を中心にスケジュールを組み立てる

まずは自分に必要な睡眠時間を把握して、必要な睡眠時間を確保できるスケジュールを立てます。

たとえば、7時間寝れば日中眠くならずに活動できるとしましょう。朝の7時には起きる必要があれば、前日24時には寝ないといけません

朝活で5時に起きたいのなら前日22時です。必要な睡眠時間から就寝時間を逆算します

さらに、22時までに寝るのであれば何時までに仕事を終わらせるのかを考えます。当たり前のことですが、これが結構難しいんです。

筆者は、副業の時間は早朝しか取れないので、22時までには布団に入るようにして5時起きで仕事をしています。

一日活動した夜は頭がまわらないうえにグダグダと遊び出すので、潔く寝てしまいます。

もちろん、毎日同じように回せるわけではありません。家の用事で追い込まれてしまうこともあります。

しかし普段から寝ていれば、単発で6時間未満の睡眠でも体はどうにか動くので、完璧は求めないようにしています。これも継続するコツです。

その2. 本当に必要なサプリを見つける

筆者はもっとも多いときで10種類くらいのサプリを摂っていました。

しかし数が多すぎて面倒ですし、お金もかかります。サプリは継続して飲んでるときは効果をあまり実感できないものです。

本当に必要なサプリかどうかは、飲むのをやめたときにわかります

サプリをやめたときになんか体の調子が悪いなと感じた場合は続ける、変化がない場合はそのままやめてしまうのです。

筆者はこの方法で、飲むサプリを以下の3つまで絞り込みました。おかげでずいぶん飲むのが楽になりました。

  • 全種類摂るのが難しいマルチビタミン(セレン、亜鉛入り)
  • 毎日摂るのが難しいオメガ3オイル
  • アレルギー持ちなのでプロポリス

その3. 運動を習慣づける

習慣を作るのって結構大変なので、気が向いたときにすぐできる運動を決めておくとよいです。

家に引き籠もりがちだと、どうしても思考がマイナス方向に向いてしまうので、リセットも兼ねて散歩するのはおすすめです。

天気のいい日は散歩しながら思考をまとめたり、オーディオブックを聞いたりすると散歩に出るモチベーションになりますよ。

筆者の場合は、散歩+筋トレ+スタンディングデスクがレギュラーです。筋トレはコロナ禍の機会にダンベルなどを買って始めました。

それでも毎日はやっていません。ダンベルを出すのがめんどくさいときもあるので、自重筋トレも取り入れています

スタンディングデスクは自動昇降タイプのやつで、少し値段は張りましたが、座りっぱなしで疲れたときに立って仕事をすると、血が巡って集中力が戻ってきます。そのため、投資する価値はあります。

自分で少しずつできることをストックしておいて、気軽に運動できるようにしておきましょう。

フリーランスとして長く働ける体作りを心がけよう

今回紹介した健康管理法は、筆者があれこれ実践してきて残った方法です。

もちろん、万人受けする健康法なんてものはありません。「こういう方法があるんだなあ」と気軽に試して、自分なりにアレンジしてみるといいと思います。

とくに慢性的な睡眠不足の人は、睡眠時間を確保するだけで劇的にQOLが上がるのでおすすめです。

睡眠、栄養、運動など体が求めているものは、与えてあげるのが長く働ける体作りの基本。ある意味、これも投資ですね。

(執筆:コロスキー 編集:北村有)

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