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この記事では2020年代のグラフィックデザイントレンドをご紹介します。コロナ禍を経て生活が大きく変化した今だからこそ、グラフィックデザインをとおしてポジティブな感情を喚起しましょう。
目次
鮮やかな色彩やプレイフルなムードは、2020年代のトレンドのひとつになりそうです。
人々が孤立しがちないま、デザインには楽しさや明るさが求められています。グラフィックデザインをとおして、パンデミックによる規制が解除された明るい未来を表現してみましょう。
そんなトレンドを見事にデザインに落とし込んだのが、Virgin Moneyです。リブランディングのデザインにPentagramを迎え、カラフルで遊び心のあるアプローチをブランドアイデンティティに反映させました。
真実や開放感を反映したグラフィックデザインも2020年代のトレンドです。あたたかみのあるレトロなカラーパレットや素朴なキャラクターで、正直さや開放感を表現してみましょう。
2020年は多くの情報に対して懐疑的になり、精神的にも内向きになってしまった年でした。そのため2020年代からは、ありのままの姿や希望を表現することが求められています。
近年は穀物から水に至るまで、あらゆるものをリユース・リサイクルする動きが、さまざまな産業で進んでいます。グラフィックデザインでも、人や環境に配慮したムーブメントへの関心が高まりそうです。
クールで現代的な広告から、自己認識、共感、思いやり、寛容さを表現しているグラフィックデザインが見て取れます。2020年代はこうしたトレンドがさらに広がり、今後数年間で下図のようなポジティブなグラフィックデザインの人気がより高まるでしょう。
コロナ禍では、ただひたすら閉じ込められているような感覚だった人も多いはず。その反動でこれからは、非日常性を感じさせるグラフィックデザインのトレンドが流行すると考えられます。
その代表的な例が「メックバイオパンク」です。Fireart Gamesのコンセプトデザイナーは、アドベンチャーゲーム『Tohu』で新しいビジュアルスタイル「メックバイオパンク(メカニック+バイオパンク)」を発表しました。
Fireart GamesとFireart Studioの創設者兼CEOであるディマ・ヴェングリンスキー氏と、コンセプトデザイナー兼イラストレーターのダン・ガートマン氏は、メックバイオパンクについて以下のように語っています。
生物学とメカニックの融合が特徴でありながら、ポジティブで親しみのあるものを作りました。ゲームの世界には、オリジナルの表現が不足していると感じていて……。新しい世界のビジュアルコンセプトが頭の中にあったので、動物の世界とメカを融合させたキャラクターのデザインに着手しました。
メックバイオパンクの好例が、アドベンチャーゲーム『Tohu』の主人公とその仲間たちです。
2020年代は、サイバーパンクもグラフィックデザインのトレンドになりそうです。サイバーパンクとは、1980年代のSF界におけるサブジャンルを表す言葉のこと。サイバーパンクは、近未来的な風景やサイボーグ、空飛ぶ乗り物、大胆な色、ネオンサイン、ロボットなど、さまざまなモチーフを通じて、想像力をかきたてるような世界へと連れていってくれます。
ロックダウンの期間中、多くの人がゲームに没頭しました。リリースが待望されていたゲーム『Cyberpunk 2077』は、グラフィックデザインの世界でサイバーパンクの影響力を強めています。
(執筆:Dana Kachan 翻訳:Nakajima Asuka 編集:Kimura Yumi 提供元:Muzli)