インフラエンジニアが読むべき本15選|体系的に学び、実践で活かす一冊を見つけよう
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「転職を考え始めたものの、自分に合った企業や働き方がわからず、なかなか一歩を踏み出せない」――そんな悩みを抱えていませんか?特にインフラエンジニアの転職は技術領域や働く環境の違いが大きいため、戸惑ってしまう方も少なくありません。
この記事では、インフラエンジニアに特化した転職エージェントの特徴や、自分に合ったエージェントを選ぶポイント、効果的な活用法までを丁寧に解説します。
私自身も現役エンジニアとして複数回の転職を経験し、副業を経て今の働き方にたどり着きました。転職エージェントの選び方ひとつでキャリアの未来が大きく変わる――その実感をもとに、実践的で信頼できる情報をお届けします。
現役エンジニア兼フリーランスライター。PHPで社内開発を行う傍ら、オウンドメディアコンテンツを執筆。得意ジャンルはIT・転職・教育。個人ゲーム開発に興味があり、Unity(C#)×生成AIで「おでんのコンニャクが主役のゲーム」を計画中だが、忙しくて遅々として進まないのが悩みのタネ。(note: @azasaz_a)
目次
専門性の高いポジションや業務内容が多いインフラエンジニアの転職では、転職エージェントの活用が効果的です。ここでは、インフラエンジニアが転職エージェントを利用すべき具体的な理由について詳しく解説します。
インフラエンジニアと一口に言っても、サーバー、ネットワーク、クラウド、セキュリティなど、専門領域は多岐にわたるため、自分のスキルや経験を活かせる職場を見つけるのは決して簡単ではありません。
しかし転職エージェントを活用することで、キャリアアドバイザーがあなたのスキルや希望条件を丁寧にヒアリングし、それにマッチした求人を的確に提案してくれます。
非公開求人や企業の内部事情といった、自分では得にくい情報も共有してもらえるため、見落としていた選択肢に出会えることも。ミスマッチの少ない、納得のいく転職が実現しやすくなるでしょう。
転職活動では、技術力だけでなく、「いかに自分を企業に伝えるか」も非常に重要です。特にインフラエンジニアの場合、専門的な業務内容を言語化し、職務経歴書や面接で効果的にアピールするのは難しいと感じる方も多いでしょう。
その点、転職エージェントを活用すれば、プロのキャリアアドバイザーから職務経歴書の添削や面接対策といった実践的なサポートを受けられるのがメリットです。過去の選考事例や企業ごとの傾向を踏まえた具体的なアドバイスがもらえるため、自己流よりも通過率を高めやすくなります。
転職を成功させるには、「自分がどんな経験を積み、これから何を目指したいのか」を明確にすることが欠かせません。転職エージェントでは、キャリアアドバイザーがこれまでの経歴やスキルを丁寧に整理しながら、将来の方向性を一緒に考えてくれるのも魅力です。
例えば「オンプレからクラウドにシフトしたい」「マネジメントに挑戦したい」といった希望にも具体的な道筋を示してくれるため、転職後のギャップも少なくなります。
私自身、これまでの転職活動を通じて、「自分のキャリアを言語化することの難しさ」を何度も痛感してきました。方向性が定まらないと、何をどう進めればいいのか分からず、つい迷ってしまうんですよね…。そんなとき、誰かと一緒にキャリアを整理できれば、より納得感のある選択ができると強く感じます。
転職活動は内定をもらって終わりではなく、むしろそこがスタート地点。現職での業務引き継ぎや上司への退職交渉など、円満に退職するための対応も重要です。
転職エージェントを利用すれば、内定後のフォローも手厚く、退職までの流れや注意点、タイミングの取り方などについても具体的なアドバイスを受けられます。
特に初めての転職では「いつ、どう切り出すべきか」と悩む場面も多いため、専門家のサポートがあることで、安心して次のステップに進めるようになるでしょう。
転職エージェントは数多くありますが、理想の転職を実現するためには、インフラエンジニア向けに特化したサービスを提供しているところを選ぶことが大切です。ここでは、インフラ領域に強いおすすめの転職エージェントを8社厳選してご紹介します。
それぞれの特徴やサポート内容を比較しやすいように、比較表も用意しました。これを参考に、自分に合ったエージェントを見つけてくださいね!
転職エージェント名 | 対象職種・領域 | 特徴 | こんな人におすすめ |
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レバテックキャリア | IT・Web特化 |
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マイナビIT AGENT | IT・Web特化 |
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ワークポート | 総合型 |
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ビズリーチ | ハイクラス全般 |
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Geekly | IT・Web・ゲーム業界特化 |
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クラウドリンク | IT・エンジニア特化 |
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Green | IT・Web業界特化 |
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TechStars Agent | IT・Web・ゲーム業界特化 |
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出典:レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化した転職エージェントです。登録率・認知度は業界No.1を誇り、インフラエンジニアを含む約59種類、90スキルに対応。スキルを正当に評価してくれる求人紹介には定評があります。
求人数は業界最大級の38,000件以上(2025年5月時点)!自社開発企業やプライムSIerなど商流の高い求人も多く、年収アップを目指す方に最適です。実際、3人に2人が年収70万円UPを実現しており、その実績の高さが伺えます。
職種・企業別に専門アドバイザーが在籍しており、開発環境やキャリアパスに基づいた提案が受けられる点も魅力。年収予測やスキルシミュレーション機能、模擬面接、書類添削など、転職支援も充実しています。
出典:マイナビIT AGENT
マイナビITエージェントは、人材業界大手・株式会社マイナビが運営する、IT・Webエンジニア転職に特化したエージェントサービスです。キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーが連携し、高精度なマッチングを実現しています。
高年収・リモートワーク可・大手企業・外資系など、魅力的な求人を多数保有しており、非公開求人も豊富。書類添削や模擬面接、企業とのやり取り代行など、転職活動をトータルで支援する体制も整っています。
全国対応のネットワークを活かし、都市部はもちろん、地方在住の転職希望者にも柔軟に対応してもらえる点も大きな魅力です。
出典:ワークポート
ワークポートは、全国47都道府県に拠点を展開する総合型転職エージェント。インフラエンジニアをはじめとするIT系職種にも強く、大手企業から地元企業、さらにリモートワーク対応の求人まで幅広く取り扱っているのが特徴です。
各分野に精通した「転職コンシェルジュ」(同社の登録商標)が一人ひとりに専属で対応。丁寧なヒアリングをもとに、あなたのキャリアや希望に寄り添った最適な求人を提案してくれます。
求人数は13万件以上(2025年5月時点)にものぼり、20年にわたる人材紹介のノウハウを活かしたサポート体制も魅力のひとつ。IT未経験者や地方在住者にも門戸が広く、転職活動に不安がある方にも安心です。
出典:ビズリーチ
ビズリーチは即戦力人材向けのハイクラス転職サイトとして知られ、年収1,000万円以上の求人が4割以上を占めるなど、経営幹部や管理職、専門職を対象とした高年収案件を多数取り扱っています。
累計34,700社以上の厳選企業が導入しており、企業や優秀なヘッドハンターと直接やり取りできるのが最大の特長。登録ヘッドハンターは8,400人以上にのぼり、非公開案件やプラチナスカウトなど、一般には出回らない質の高い求人情報が手に入ります。
転職エージェントのような仲介ではなく、企業やヘッドハンターとのダイレクトなやり取りを通じて、主体的かつ効率的に転職活動を進めたい方におすすめです。
出典:Geekly
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントとして13年以上の実績を持つ、専門性の高いサービスです。現在取り扱っている求人は39,000件以上(2025年5月時点)にのぼり、大手上場企業から注目のベンチャー企業まで、幅広いラインナップを誇ります。
100名以上の専門キャリアアドバイザーが在籍し、細分化されたIT職種特有の悩みに寄り添いながら、キャリア相談から選考対策、企業との調整まで一貫して丁寧にサポート。履歴書・職務経歴書の添削や自動作成ツール、テンプレートなども充実しており、転職活動の手間や時間を大幅に削減できる点も魅力です。
IT業界に特化しているからこそ、企業ごとの技術スタックや社風の違いにも精通しており、求職者にとって本当に納得できる転職を実現できるでしょう。
出典:クラウドリンク
クラウドリンクは、定着率98.3%という業界トップクラスの実績を誇る、信頼性の高い転職エージェントです。
コンサルタントが転職希望者一人ひとりに丁寧にヒアリングを行い、履歴書の作成から面接対策まで手厚くサポートしてくれるため、効率的かつ納得のいく転職活動が可能。実際、転職者の約70%が相場以上の年収アップを実現しています。
紹介される求人は、年収・休日数・労働環境などの厳しい審査基準をクリアした非公開求人が中心で、他社では取り扱っていない独自求人も多数取り扱っています。
出典:Green
GreenはIT・Web業界に特化した転職サイトで、15,000件以上の求人を掲載する業界最大級のプラットフォーム。エンジニア職をはじめとするIT系求人が豊富にそろっており、旬なポジションや成長企業の情報を効率的にチェックできます。
企業担当者が直接スカウトを送ってくれる仕組みが特徴で、実際に60%以上のユーザーがスカウトをきっかけに転職を実現しています。掲載企業の多くが写真を多数掲載しており、社内の雰囲気や働き方を事前に確認できる点も魅力です。
「気になる」ボタンで気軽にアプローチでき、マッチすればカジュアル面談からスタートできるなど、柔軟でミスマッチの少ない転職活動が可能。企業と直接やり取りができるため、スピード感を持って動きたい方におすすめです。
TechStars Agentは、IT・Web・ゲーム業界のエンジニアに特化した転職エージェント。元ITエンジニアやゲーム企業の人事経験者、大手人材会社出身のアドバイザーなど、技術に精通したコンサルタントが在籍しており、実務への理解が深い点が大きな強みです。
取引社数は1,300社以上と豊富で、大手からスタートアップ、高待遇案件、キャリアチェンジ希望まで幅広いニーズに対応。非公開求人やフルリモート案件も多数取り扱っており、全国どこからでも支援が受けられます。
丁寧なカウンセリングを通じて志向性に合った提案を行っており、入社後の短期離職率はわずか0.45%と非常に低いのも安心材料。インフラエンジニアとして納得のいく転職を実現したい方におすすめです。
インフラエンジニアの転職には、転職サイトを活用するという方法もおすすめ。こちらでは、インフラエンジニアが利用すべき転職サイトを徹底比較しているので、併せて参考にしてくださいね!
インフラエンジニアの転職サイト比較|安定志向 vs 自由志向、あなたに合った選び方とは
Workship MAGAZINE
転職エージェントは、うまく使えば心強い存在ですが、ただ登録するだけでは十分に活用しきれないこともあります。ここでは、インフラエンジニアとしての転職活動をスムーズに進めるために、エージェントとの付き合い方や意識すべきポイントを解説します。
転職エージェントに登録したら、まずは「自分がこれからどうなりたいか」を明確に伝えることが重要です。漠然と「年収アップしたい」だけでは、ミスマッチが起こってしまう可能性があります。
具体的には、次のような形で希望を整理してみましょう。
理想のキャリアパスを描くのは難しいかもしれませんが、「今の自分に何ができて、何を伸ばしたいのか」を整理しておくだけでも、転職活動の精度がぐっと高まります。
転職エージェントを活用する際には、スキルシートや職務経歴書を事前に準備しておきましょう。事前に整えておくことで、キャリアアドバイザーとの初回面談がより具体的かつ有意義なものになります。
具体的には、次のようなポイントをチェックしておくと良いでしょう。
書類にまとめる過程で、自分の強みや実績、得意な技術領域を整理できるのは大きなメリットです。インフラエンジニアとして「どの環境で、どんな役割を担っていたのか」といった経験を明確にしておくことで、企業へのアピール力が格段に高まります。
転職エージェントに希望条件を伝える際は、「絶対に譲れない条件」と「優先順位付きの希望」に分けて伝えるのもポイントです。条件が曖昧なままだと、マッチ度の低い求人が紹介される可能性があります。
例えば、次のような形でまとめてみるのがおすすめです。
<絶対条件の例>
<優先順位付きの希望の例>
このように条件に強弱をつけることで、「希望を叶えるために何を重視すべきか」をエージェントと共有しやすくなり、転職活動がよりスムーズに進みます。
転職エージェントによって得意分野や保有求人、サポートのスタンスは大きく異なるため、1社だけに絞らず複数に登録し、担当者の対応力や相性を比較するのがおすすめです。
特にインフラエンジニアのような専門職では、担当アドバイザーの業界理解や技術への知見が、転職の成果に直結することも少なくありません。
具体的には、次のようなポイントを意識して比較すると、より自分に合ったエージェントを見極めやすくなります。
実際に話してみると、レスポンスの早さや提案内容、ヒアリングの丁寧さに差があることが分かります。最終的に信頼できる担当者を見極めることが、納得のいく転職への第一歩です。
気になる求人があると、「とりあえず応募してみよう」と動いてしまいがちですが、転職エージェントを活用している場合は、担当アドバイザーと相談しながら進めることも大切です。
エージェントは企業ごとの選考傾向や過去の通過事例などを把握しており、「今の経歴で通過しやすいか」「別の求人の方が合っているか」といった視点でアドバイスをくれます。
的確な判断材料を得られることで、効率的かつ戦略的に選考を進められるもの。応募や面接に迷ったときこそ、プロの意見を頼りにしてみましょう。
転職エージェントを活用することで効率的な転職活動が可能になりますが、すべてをエージェント任せにするのは避けたいところです。ここでは、エージェントのサポートと並行して取り組むべき具体的なアクションをご紹介します。
転職に備えてスキルの幅を広げる手段として、副業は非常に有効です。特にインフラエンジニアは業務範囲が広いため、副業を通じて新しい技術領域やツールに触れることで、実績としてアピールできる強みが増えます。
副業はキャリアの選択肢を増やし、自信を持って転職活動を進めるための土台にもなるもの。私自身もエンジニア業のかたわら副業ライターとして活動する中で、技術のアウトプット力や提案力が磨かれ、本業にも好影響を与えました。無理のない範囲で取り組んでみることで、新たな発見に出会えるかもしれませんよ。
なお副業を始める際は、「Workship」や「クロスネットワーク」といったフリーランスマッチングサービスを活用するのがおすすめです。
「Workship」は、副業向けの案件が豊富で、スキルや希望条件に合わせて柔軟に働ける案件を見つけられます。また、インフラ領域に特化した「クロスネットワーク」では、インフラエンジニアとしての専門性を活かしながら、スキルアップを図ることが可能です。
こうしたサービスを積極的に活用することで、キャリアの可能性を広げながら、転職に向けた準備も着実に進めていきましょう。
なお、エンジニアが副業を始める際におすすめサービスを知りたい方は、こちらもチェックしてみてください!
エンジニアの副業におすすめのサービス11選!メリットや戦略も解説
Workship MAGAZINE
転職活動やキャリア形成は孤独になりがちですが、同じ立場のエンジニア仲間や気軽に相談できる相手がいることで、精神的な支えになるだけでなく、新たな気づきや選択肢にもつながります。
情報交換を通じて、自分では見落としていた視点を得られることもありますし、コミュニティイベントや勉強会、SNS、オンラインサロンなどを活用すれば、人脈を広げるきっかけにもなります。
私も副業を始めた当初は、エンジニア仲間からのアドバイスに何度も助けられました。リアルな声に触れることで、実践的な転職ノウハウや業界の最新情報にもアクセスしやすくなります。
キャリアの選択肢は一つではありません。いま目の前にある選択肢だけで判断せず、日頃から情報収集を行い、視野を広げておくことが大切です。
例えば業界ニュースや技術トレンドをチェックしたり、他のエンジニアがどのようなキャリアパスを歩んでいるのかを知ったりすることで、自分にとっての「理想の働き方」が見えてくることもあります。
私自身は、SNS(特にX)を使って情報収集をしています。技術トレンドに関するキーワードで検索しておくと、自然と関連する投稿がタイムラインに流れてくるようになり、いろんな立場のエンジニアの意見を目にすることができて便利です。自分なりの情報収集ツールを持っておくことで、鮮度の高い情報を入手しやすくなりますよ。
エンジニアの情報収集におすすめのメディアを知りたい方は、こちらもチェックしてみてください。
エンジニアの情報収集に役立つメディア10選【現役エンジニア厳選】
Workship MAGAZINE
インフラエンジニアとして理想のキャリアを築くには、自分に合った転職エージェントを活用することが大きな助けになります。専門性の高い業界だからこそ、適切なサポートを受けることで、より多くの選択肢と出会うことができるでしょう。
ただし、転職活動を成功させるには、エージェント任せにせず、自分自身でも情報収集やスキルアップを並行して行うことも欠かせません。副業やコミュニティへの参加を通じて視野を広げることで、納得のいくキャリア選択につながります。
インフラエンジニアとして副業にも挑戦したい方は、「Workship」や「クロスネットワーク」といったマッチングサービスを活用するのもおすすめ。自分のスキルを活かせる案件に出会いやすく、キャリアの幅を広げるきっかけにもなるでしょう。
(執筆:水無瀬あずさ 編集:猫宮しろ)