新トレンド！アイソメトリックなイラストを取り入れたWebデザイン事例8選

斜め上から3つの面が見えるように描かれる「アイソメトリックなイラスト」は、Webデザインにおける最新トレンドのひとつです。アーティスティックで、幾何学的なテイストが特徴。

今回は、アイソメトリックなイラストを取り入れた魅力的なWebデザイン事例を8つご紹介します。

1. Psych X86

典型的なヒーローエリアのWebデザイン事例です。セクションが2つに分かれており、左側にはキャッチフレーズやCTAボタン、右側にはイラストが配置されています。

注目すべきは、右側のアイソメトリックなイラストです。左側にあるフレーズの内容を、イラストを用いて表現しています。テック企業らしい雰囲気が魅力的ですね。

Psych X86

2. CAMO

テクノロジー企業らしさとビジネスライクな雰囲気が特徴です。淡い色彩、なめらかな形、そして働いている人びとのイラスト、すべてが洗練されています。

このデザインの魅力はそれだけではありません。実際にアクセスしてみると、イラストに細かなアニメーションがついていることにも気づくはず。こうした丁寧なデザインは、会社に対する顧客の信頼にも繋がります。

CAMO

3. Optima Ninja

人物イラストとアイソメトリックという、2つのトレンドを取り入れたWebデザインが印象的。プロジェクトの哲学を、イラストをとおして伝えています。

またWebサイトにアクセスすると、ヒーローエリアだけでなく他のさまざまなエリアにもイラストを散りばめていることが分かります。統一感があり、閲覧者に親近感を抱かせるようなWebサイトです。

Optima Ninja

4. Code Crew

アイソメトリックなイラストの魅力を最大限に活かしたWebデザイン。カラーリング、ポジショニング、オブジェクト、そしてキャラクターという要素を適切に組み合わせた、きちんと感のある整ったデザインです。

カリスマ性のあるアイソメトリックなイラストと、実際のサービス画面のスクリーンショットなどを組み合わせ、一貫性を保ちつつデザインのレベルを押し上げています。

Code Crew

5. Chronicled

デジタルレンダリングを活用した、ハイレベルなデザインが印象的なWebサイト。UXの一貫性を強化するために、イラストはすべて同じスタイルで制作されています。

人工的な雰囲気でありつつも、ぬるっとした柔らかいテイストのイラストは、ブロックチェーンを扱う同社にぴったり。アイソメトリックなイラストは見た目の良さだけではなく、Webサイトの内容を的確に伝えています。

Chronicled

6. Syscoin Platform

アイソメトリックなイラストは、難しい概念をわかりやすく解説したい際にもおすすめ。人物イラストを取り入れることで、ストーリー性と親近感を持たせています。

Syscoin Platform

7. Laszczuk

Webサイト全体にアイソメトリックなイラストを盛り込んだ、めずらしいWebデザイン。視点が上から下に移動するように、巧妙にデザインされています。グランジテクスチャとラフなグラデーションを組み合わせた、独特なスタイルも魅力的です。

Laszczuk

8. Codex Atlanticus

黒い背景に白いテキストという古典的な手法を採用していますが、決して退屈なデザインではありません。
その魅力の鍵は、アイソメトリックなイラストとアニメーション。シンプルなグラフィックがなめらかなに動く様子によって、訪問者にWebサイトのコンセプトをスタイリッシュに伝えています。

Codex Atlanticus

おわりに

シンプルさと複雑さが同居するアイソメトリックなイラストは、デザインにひねりをを加えたい場合にぴったり。影や光、グラデーションなどを細かく調整しなくても、構成を工夫すれば洗練された3D風のWebデザインを演出できます。

実用性についても申し分ありません。テック風の雰囲気のあるアイソメトリックなイラストは、IT企業のWebサイトにはもちろんのこと、デザインを工夫すればその他のジャンルのWebサイトにも応用可能です。

イラストの構成に工夫が必要なので、イラストレーターにとってもいい訓練になるはず。ぜひアイソメトリックなイラストをWebデザインに取り入れるチャレンジをしてみましょう！

（原文：Nataly Birch　翻訳：Nakajima Asuka）

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