【社労士解説】ジョブ型雇用時代におけるフリーランスの生存戦略とは?
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こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の泉です。
1週間のニュースからフリーランスに役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。
※2022年1月3日(月)のフリーランスニュースはお正月休みとなります
フリーランス、とくに駆け出しフリーランスの活動において重要なのが「営業」です。どれだけスキルがあっても、仕事が獲れなければお金にも評判にもつながりません。
独立前に勤めていた企業や、人の紹介で仕事を得る方法もありますが、相手方の事情によって仕事が急になくなるケースも。主体的に案件を獲得する方法として、営業ノウハウを持っておくことは安心にもつながります。
しかし多くのフリーランスにとって、営業は本業ではありません。どのように営業すればいいのか分からないという人も多いでしょう。
そこで、Webデザイナーでありながら、積極的に営業活動を行い、独立していきなり30万円分の案件を受注した田村さんにインタビューを実施。「フリーランスの営業手法」について伺いました。
基本的には1人で仕事するフリーランスですが、受ける仕事が増えれば自分の手だけでは追いつかなくなることも。
そんなときにまず思い浮かぶのは、誰かに仕事を「業務委託」すること、次に「雇用」することでしょう。
ただ、人を雇うのは一大決心です。不安を感じる人も多いでしょう。
そこでは、フリーランスが人を雇うときに注意すべき事項について、個人クリエイターへの支援を行っている河野弁護士に伺いました。
クリニックTEN渋谷は、フリーランス/個人事業主を中心に健康診断に関する調査を実施。38%のフリーランスが「健康診断をまったく受診していない」ことが明らかになりました。
主な調査結果は以下をご覧ください。
【健康診断の受診率・受診頻度】
【健康意識】
フリーランスで働くことに対して40%の方が「精神や身体の不安」があると回答。健康診断に行かない理由としては「予約が面倒」「健診費用が高い」などが挙げられました。
続いては、メンタルヘルスに関する調査をお伝えします。株式会社Lboseは、関東在住のフリーランスを対象に「フリーランスの健康に関する調査」を行いました。
主な調査結果のサマリーは以下になります。
- 50%が日々の仕事の中で「孤独を感じる」「メンタルヘルスに課題を感じる」と回答
- 26%が睡眠時間が5時間以下と回答
- 58%が、自分の生活や仕事のスタイルを「不健康」と回答
これら2つの調査から、心身の健康に課題意識を抱えつつも、時間や費用の面から健康診断を受けられていないフリーランスが多いと推定できます。
健康は一度失うと、完全に元に戻すのは難しいもの。今後の行政対応を期待しつつも、必要に応じて民間のサービス利用も検討しましょう。
(執筆:泉 編集:じきるう)