14.1%が「隠れワーケーション」実施。無自覚ワーケーションも多数 他

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の齊藤です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

1. 「ワーケーションに関する定量調査」を発表 4人に3人が無自覚にワーケーションを経験

株式会社パーソル総合研究所は、「ワーケーションに関する定量調査」を発表しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 全就業者の17.4%が、「日常生活圏外の場所で仕事と自分の時間を過ごした」経験(=観光庁の定義に基づくワーケーション)を行ったことがあると回答
  • 上記の回答者にワーケーション経験を聞いたところ、「経験あり」と答えた回答者は25.9%。およそ4人に3人が「自分がワーケーションしていること」を自覚していない
  • ワーケーション経験者(無自覚含む)の内、14.1%が他のメンバーに隠れてワーケーション(隠れワーケーション)を行っている
  • ワーケーションを容認している企業(と認知されている割合)はおよそ半数。残りの半数は、ワーケーションの方針が出ていないか、禁止されている中でワーケーションを行っている
  • チームワークの悪い組織や私的コミュニケーションが少ないチームで、隠れワーケーションは特に発生しやすい

ワーケーションへの注目が集まる昨今ですが、ワーケーションのイメージと実態にはギャップが生じていることが明らかになりました。

また、企業方針が不明瞭、もしくは禁止されている環境下で勝手にワーケーションする、隠れてワーケーションするケースもあり、企業が適切なガイドラインを設け、就業者の動きを適切に調整する必要性が指摘されています。

記事を読む(パーソル総合研究所)

2. 「小規模事業者持続化補助金<一般型>」の公募スタート

独立行政法人中小企業基盤整備機構は、中小企業生産性革命推進事業の一環として行う「小規模事業者持続化補助金」の一般型公募を開始しました。

小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者などが持続的な経営に向けた経営計画に基づいて、販路開拓や業務効率化などの取り組みを行う際に、その経費の一部を補助する制度。補助金の上限額は50万円(通常枠)で、補助率は3分の2です。

すでに申請受付は開始しており、申請受付締切は2023年12月12日(火)となっています。補助金の概要はWorkship MAGAZINEの記事でも解説しているため、関心のある方はこちらもご覧ください。

記事を読む(PR TIMES)

3. 【漫画】高田ゲンキ流・独学でスキルを身につける方法

フリーランス歴19年の高田ゲンキさんの漫画連載『高田ゲンキのフリーランス・ファイル』。

今回のテーマは、「フリーランスの独学スキルアップ」について。駆け出しフリーランスだった頃から、現在に至るまでのリアルな独学術を教えてもらいました。

バイト後に24時間営業の書店に行き、イラレの教則本を立ち読みして内容を脳に焼き付ける!という方法。その場でメモを取るわけにもいかないので、何度も読んでは必死に覚えて、明け方に急いで家に帰って、帰宅してすぐに覚えたイラレ技を忘れないように自分のMacで試したものでした。そのスキルの半分以上が今も役立っています。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

4. 労災も労働相談も対象外。フリーランスという自由を得たらすべて自己責任なのか

ジャーナリストの竹信三恵子さんは、女性フリーランスをめぐる厳しい現状を調査しました。

記事では、女性フリーランスライターが受けたセクハラの実態や、シングルマザーのフリーランスが休校補償を受けづらかった現状がリアルに描かれています。

「フリーランスになる=自己責任」という側面は確かにあるものの、「全ては自己責任」と突き放す現状に警鐘がならされています。

政府も「フリーランス新法」の制定などで対策を講じている一方、フリーランス保護が「クライアントの負担を増やす」側面も指摘されており、フリーランス保護をめぐっては難しいかじ取りを迫られそうです。

▲出典:『女性不況サバイバル』

記事を読む(プレジデントオンライン)

5. 厚労省がフリーランスの就業環境の整備に向けた議論開始

上記の記事で見たような、フリーランス相手の「セクハラ・パワハラ」「セーフティネット不足」などが問題になる昨今。

厚生労働省は、フリーランス新法の制定にあたり、育児や介護との両立やハラスメントへの対応などフリーランスの就業環境の整備に向けた議論を始めました。

会議では上記のような「パワハラ」を経験した人は6割、「セクハラ」を経験した人は4割に上っていることなどが報告され、出席した弁護士は「病気で仕事ができなくなった際に発注者から『損害賠償を請求する』などと脅されたとか、妊娠や出産を機に仕事のメンバーから外されたといった相談が相次いでいる」と指摘。

厚生労働省は今後、関係者の意見を集約して報告書をまとめ、具体的な施策を進めていくとしています。

記事を読む(NHK NEWS WEB)

6. 個人事業主の子は保育園に入りにくい?経験者が必要書類や審査のポイントを解説

多忙な家庭の強い味方となる「保育園」。しかし、昨今は保育園への入園競争が激化しており、特にフリーランスは保育園に子どもを入れにくいと言われています。

記事では、実際に子どもたちを保育園に預けた経験のあるライター・吉永さんが、フリーランスと保育園の関係を解説。

フリーランスの子どもが保育園に入りにくい原因や、入園審査通過のためのポイントなどをまとめています。

フリーランス 保育園

記事を読む(Workship MAGAZINE)

今週のお題:iPhone15を買うかどうか

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『Workship LAB』のメンバーに、「iPhone15を買うかどうか」を聞きました。

筆者はそもそもAndroidユーザーなのですが、見劣りする機能もあり、iPhoneへの移行を考える昨今です。

『Workship LAB』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。現在のメンバーは370名以上。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、名前・職種・SNSアカウント・フリーランス歴(副業歴)を添えて、こちらからお問い合わせください。審査通過の場合、運営からご連絡いたします。

(執筆:齊藤颯人 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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