小型シングルボードコンピュータおすすめ15選!ラズパイの代替品はある?

Intel Galileo Gen2

Raspberry Pi(ラズベリーパイ、ラズパイ)シリーズは日本のプログラマーに愛されるシングルボードコンピューターですが、似た製品は他にも数多くあります。しかし、細かい機能やスペック、価格などは製品によってさまざまです。

本記事ではラズパイシリーズの強みと現状を解説したのち、ラズパイ以外に小型シングルボードコンピュータを15個選んで比較しました。これからシングルボードコンピューターの利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

※価格は、同じモデルでもメモリ容量の違いや、購入するショップによって変わります。

シングルボードコンピューターとは

シングルボードコンピューターとは、「むき出しの基板の上に、コンピューターを動かす際に必要な、CPUやメモリを搭載した簡易的な小型コンピューター」の総称です。

シングルボードコンピューターには以下の特徴があります。

  • 低価格で購入できる
  • OSが動く(おもにLinux)
  • かんたんなプログラミングができる(PythonやPerlなど)
  • グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が使え、Webブラウザを起動できる
  • GPIOが備わっており、高性能・高機能なワンボードマイコンとして使用できる

低価格で高性能、さらには軽量感による使いやすさが魅力で、日本でも多くのプログラマーやエンジニアがシングルボードコンピューターを使用しています。

シングルボードコンピューターを選ぶポイント

1. 使用目的に適したものか

シングルボードコンピューターは、プログラミング学習から、クラウドと連携したIOT技術を使った高レベルな製品の作成、電子工作(例えばLEDライトの点灯など)の勉強などさまざまな使用用途があります。

まずは自分の使用目的を明確にしましょう。教育用やプログラミング学習用、趣味で使うのであれば、高スペックなシングルボードコンピューターは必要ありません。しかし、本格的なプログラミングをするのであれば、高スペックなシングルボードコンピューターを選びましょう。

2. 価格は適正か

シングルボードコンピューターは、数千円から、数十万円まで幅広い価格帯で販売されています。同じシングルボードコンピューターでも価格によって容量や対応機能が異なります。

自分が必要としている機能や容量を確認して、それに見合う価格の商品を購入しましょう。

3. 開発に必要なプログラミング言語は使用できるか

使用するプログラミング言語はエンジニアの方によって異なり、プログラミング言語によって開発できるものも大きく異なります。

多くのシングルボードコンピューターはPythonやPerlなどの軽量なプログラミング言語に対応していますが、自分の扱える言語が対応しているかを事前に確認しましょう。

シングルボードコンピューターの王者「ラズパイ」

冒頭でも触れたように、シングルボードコンピューターには多くの種類があります。そのなかで、日本だけでなく世界でも一強ともいえる地位を築いているのが、イギリス発の『Raspberry Pi(ラズパイ)』シリーズです。

もともとは教育用のツールとして2012年に発売され、のちに産業用途にも広がりました。2017年の時点で累計出荷台数は1,700万台に達し、現在は累計7,300万台を超えています。

これまで、Raspberry Pi 1〜4、Compute Module、Raspberry Pi Zeroなど、多くのモデルが販売されてきました。

Bシリーズ最新型:Raspberry Pi(ラズパイ)5

ラズパイのBシリーズ最新作は、2023年に発売された『Raspberry Pi(ラズパイ)5』です。前作の『Raspberry Pi(ラズパイ)4 Model B』と比べて、CPUの処理性能が2〜3倍に上がっています。

以下の表で、具体的にスペックを比較してみましょう。

Raspberry Pi 5 Raspberry Pi 4 Model B
CPU Arm Cortex-A76(2.4GHz) Arm Cortex-A72(1.5GHz)
機能
  • メモリ:1GB/2GB/4GB/8GB/16GB
  • USB3.0×2、USB2.0×2
  • microSDカードスロット×1
  • PCIe 2.0×1(M.2 SSDなどを接続可能)
  • Bluetooth:搭載(5.0対応)
  • Wi-Fi:搭載(IEEE802.11 b/g/n/ac)
  • メモリ:1GB~8GB
  • USB3.0×2、USB2.0×2
  • microSDカードスロット×1
  • Bluetooth:搭載(5.0対応)
  • Wi-Fi:搭載(IEEE802.11 b/g/n/ac)
価格 9,900円〜62,590円(税込、スイッチサイエンス) $35〜(発売当時)

PCIeの端子が追加され、SSDを直接つなげるようになりました。シングルボードコンピューターの購入を検討するうえでは、まずラズパイを検討するべきという状況に変わりはありません。

ラズパイの値上げが続いている

2022年ごろは、コロナ禍によるサプライチェーンの混乱や半導体不足で、ラズパイを入手しにくい時期が続きました。現在は品薄が解消され、正規の販売店で購入できます。

一方で、メモリ(DRAM)価格の高騰を理由に、2025年12月以降、複数回の値上げが行われています。値上げ後のRaspberry Pi 5の米国での希望小売価格は、1GBモデルが45ドル、16GBモデルが305ドルです。国内のスイッチサイエンスでは、1GBモデルが9,900円、16GBモデルが62,590円(いずれも税込)で販売されています。

まとめると「ラズパイは手に入るものの、メモリ容量の大きいモデルほど高くなっている」というのが現状です。用途によっては、ここから紹介するボードのほうがコスパがよい場合もあります。

ラズパイの代替になるシングルボードコンピューター15選

ラズパイは優秀なモデルですが、値上げが続いています。冒頭で触れたように、ラズパイのほかにもシングルボードコンピューターはたくさんあり、用途によってはほかのボードのほうが合う場合もあります。

そこで、以下ではラズパイの代替になるシングルボードコンピューターをまとめてみました。

1. Banana PI (バナナパイ)M5

Banana Pi

▲出典 : Banana Pi

オープンソースとして開発され、中国で生産されている『Banana Pi(バナナイパイ)』は、ラズパイよりもひとまわり大きいサイズのシングルボードコンピューター。そのフラッグシップモデルといえるのが、『Banana Pi M5』です。

名前の通り露骨にラズパイを意識したモデルではありますが、高性能クアッドコアCPUを搭載。Android、Lubuntu、RaspbianなどのOSに対応するなど、単なるコピー商品とはいえないクオリティを誇ります。

ただし、Wi-Fi機能を標準で搭載していないなど、ラズパイに劣る部分もあるのは事実です。

開発元 SinoVoip
価格 13,750円(税込)
言語 –
CPU Amlogic S905X3(Cortex-A55×4)
OS
  • Android
  • Lubuntu
  • OpenSuse
  • Debian
機能
  • ストレージ:16GB
  • メモリ:4GB
  • USB 3.0×4
  • microSDカードスロット×1
  • Bluetooth:非搭載
  • 無線LAN:非搭載

Banana Pi M5

2. micro:bit

micro:bit

▲出典 : micro:bit

学校教育のために開発され、イギリスの学校に無料で配布された『micro:bit』は、非営利で活動する機関によって制作されました。

現在はフィンランドからアイスランド、シンガポール、スリランカまで広く世界中の学校で使われています。小中学校の教師向けの素晴らしい活動やレッスンプランも揃えているので、教育に携わる方におすすめのシングルボードコンピューターです。

ARM Cortexをプロセッサーとし、5×5のプログラムが可能なLEDマトリックスを搭載しています。また、複数のボタンと磁力計、加速計も用意されているので、子どもも飽きずにプログラミングができるでしょう。

開発元 Micro:bit Educational Foundation
価格 4,400円(税込)
言語
  • Python
  • JavaScript
  • Scratch
CPU ARM Cortex M4ベース(64 MHz)
OS
  • Windows
  • MacOS
  • ChromeOS
  • iOS
  • Android
機能
  • 25個の表示用LED
  • ボタンスイッチ
  • スピーカー
  • マイク
  • 各種センサー

micro:bit

3. Beaglebone Black Rev.C

▲出典 : Amazon.com

「簡単でシンプル」をモットーにデザインされたデバイスです。キャッチコピーが「Linuxの10秒起動と5分以内の開発開始を1本のUSBケーブルで」とあるように、ストレスない動作を可能にするシングルボードコンピューターです。

プロセッサーはARM Cortex-A8を搭載し、OSはLinixに対応。小型ながらHDMI、S-Videoポートなどを搭載しているほか、オンボードGPUのおかげで、2Dのみならず3Dのレンダリングをすることもできます。

もともとはプログラマー向けに開発されたものなので、プログラミング用途に向いています。

開発元 BeagleBoard.org
価格 販売店により異なる
言語 –
CPU ARM Cortex-A8
OS Linux
機能
  • ストレージ:4GB
  • メモリ:512MB
  • USB:×1
  • microSDカードスロット×1
  • Bluetooth:非搭載
  • Wi-Fi:非搭載

BeagleBone Black Rev.C

4. NanoPi Fire3

NanoPi Fire3

▲出典:NanoPi

『NanoPi Fire3』は、SAMSUNGの高性能オクタコアプロセッサを搭載したシングルボードコンピューターです。

OSはAndroidとDebianに対応。「nano」を冠するだけあって小ささは折り紙付きで、寸法は75x40mmとなっています。スペックに対して価格がやや高騰気味ですが、小型のシングルボードコンピューターをお探しの方にはおすすめです。
国内の販売店では在庫切れになっていることが多く、入手しにくくなっています。

開発元 FriendlyARM
価格 9,900円(税込)
言語
  • Python
  • Scratch
CPU ARM Cortex-A53(1.4GHz)
OS
  • Android
  • Debian
機能
  • メモリ:1GB
  • USB:2.0×1
  • microSDカードスロット×1
  • Bluetooth:非搭載
  • Wi-Fi:非搭載

NanoPi Fire3

5. Orange Pi 5

Orange Pi

▲出典 : Orange Pi

『Orange Pi 5』は、ラズパイに似た形状でありながら、本家以上のスペックを目指したボードです。8コアのRockchip RK3588Sを搭載し、メモリは4GB/8GB/16GBから選べます。

GPUとNPUも搭載していて、8K動画のデコードにも対応しています。Wi-FiとBluetoothは本体に搭載されていないので、使う場合はM.2スロット用の拡張モジュールを追加します。

開発元 Xunlong Software
価格 販売店により異なる
言語 –
CPU ARM Cortex-A76(2.4GHz)、Cortex-A55(1.8GHz)
OS
  • Android
  • Debian
機能
  • メモリー:4GB/8GB/16GB
  • ストレージ:16MB(QSPI NORフラッシュ)、M.2(NVMe)スロット
  • USB:3.1×1、3.0×1、2.0×2
  • microSDカードスロット×1
  • Wi-Fi:非搭載(拡張モジュールで対応)
  • Bluetooth:非搭載(拡張モジュールで対応)

Orange Pi 5

6. pcDuino V2

pcDuino

▲出典:LinkSprite

『pcDuino V2』の特徴は、商品が届いたらすぐに開発環境を構築できる点です。あらかじめUbuntuがストレージ内にインストールされているため、インストール作業が必要ありません。GPUも標準搭載されており、グラフィックが重要な作業も可能です。

国内では千石電商が8,910円(税込)で販売しています。
ただし、2013年に登場した世代のボードで、対応するOSやソフトウェアも古くなっています。これから始めるなら、ほかのボードとあわせて比較してください。

開発元 LinkSprite
価格 8,910円(税込)
言語 –
CPU ARM Cortex-A8(1GHz)
OS
  • Linux
  • Android
機能
  • メモリ:1GB
  • ストレージ:2GB
  • USB:2.0×2
  • microSDカードスロット×1
  • Wi-Fi:非搭載
  • Bluetooth:非搭載

pcDuino V2

7. UDOO BOLT V8

UDOO BOLT V8

▲出典:UDOO

AMDの高性能CPUを搭載しているモデル『UDOO BOLT V8』。モバイルGPUも搭載することで最大4画面同時の画像処理や、3Dレンダリングにも対応しています。性能的に多少のゲームくらいならプレイできてしまうかもしれません。

2018年の発売時の価格は300ドル前後でした。現在の販売元であるSECOの公式ショップでは520ユーロ(税抜)で掲載されていますが、在庫切れの表示です。

開発元 SECO(UDOO)
価格 €520(税抜)
言語 –
CPU AMD Ryzen Embedded V1605B(2.0GHz、最大3.6GHz)
OS
  • Linux
  • Windows 10
機能
  • メモリ:最大32GB(スロット×2)
  • ストレージ:32GB
  • USB:3.0×4
  • SATAポート×1
  • Wi-Fi:非搭載
  • Bluetooth:非搭載

UDOO BOLT V8

8. VoCore2

VoCore

▲出典 : VoCore

『VoCore2』はオープンハードウェアです。すべてがオープンソースのシングルボードコンピューターで、OSはLinuxディストリビューションのOpenWrtで起動します。

機能がたくさんあり、USBポート、Wi-Fi、20以上のGPIOが、2.54cm×2.54cmのとてもコンパクトな本体に搭載されています。

IoTの他にもスマートハウス、ルーターなどに使うことができ、小さいながら多機能なシングルボードコンピューターです。

開発元 VoCore
価格 販売店により異なる
言語 –
CPU MT7628AN(580MHz)
OS Linux
機能
  • メモリ:128MB
  • ストレージ:16MB
  • USB:2.0×1
  • Wi-Fi:搭載(802.11n)
  • Bluetooth:非搭載

VoCore2

9. Tinker Board 2S

Tinker Board 2S

▲出典:ASUS

『Tinker Board 2S』は、PC関連製品の生産で有名なASUSが開発する優れた互換性と性能を備えたシングルボードコンピュータです。

ARMベースのプロセッサであるRockchip RK3399を搭載した6コアCPUのパワーは大きく、以前のモデルに比べてGPUやWi-Fi、Bluetooth性能が強化されました。有名メーカーであるASUS生産という信頼性も魅力の商品です。

開発元 ASUS
価格 販売店により異なる
言語 –
CPU ARM Cortex-A72(2GHz)、Cortex-A53(1.5GHz)
OS
  • Android‎
  • Debian
機能
  • メモリ:2GB/4GB
  • ストレージ:16GB
  • USB:3.2×4
  • microSDカードスロット×1
  • Wi-Fi:搭載(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)
  • Bluetooth:搭載(5.0対応)

Tinker Board 2S

10. RockPro64

rockpro64

▲出典:PINE64

PINE64から2018年にリリースされたシングルボードコンピュータのハイエンドモデル『RockPro64』。

搭載されているSoCはRockchip RK3399で、従来品と比べ約2.2倍の処理性能を誇ります。またシングルボードコンピュータでありながらPCle 4xスロットを搭載しており、PCパーツの使用が可能な点も特徴です。

価格は59.99ドル〜で、その内容から考えるとお手頃な価格と言えるでしょう。公式ストアでは在庫切れになっていることもあります。

開発元 PINE64
価格 $59.99~
言語 –
CPU ARM Cortex-A72、Cortex-A53
OS
  • Android
  • Linux
機能
  • メモリ:2GB,4GB
  • ストレージ:128Mbit(16MB)のSPIフラッシュ
  • USB:2.0×2、3.0×2
  • microSDカードスロット×1
  • Wi-Fi:非搭載
  • Bluetooth:非搭載

RockPro64

11. Arduino UNO Q

Arduino UNO Q

▲出典:Arduino

『Arduino UNO Q』は、Qualcommのプロセッサを搭載したArduinoのボードです。Debian Linuxが動くQRB2210と、リアルタイム制御用マイコンのSTM32U585を1枚の基板に載せています。

カメラ映像の処理はLinux側で、センサーやモーターの制御はマイコン側で行えます。UNOと同じ形状なので、手持ちのArduino用シールドを使いたい場合の選択肢になります。

開発元 Arduino
価格 9,900円〜(税込)
言語
  • Python
  • C++(Arduino)
CPU Qualcomm Dragonwing QRB2210(Cortex-A53×4、2.0GHz)、STM32U585(Cortex-M33、160MHz)
OS Debian Linux
機能
  • メモリ:2GB/4GB
  • ストレージ:16GB/32GB(eMMC)
  • Wi-Fi:搭載
  • Bluetooth:搭載
  • UNOと同じピン配置

Arduino UNO Q

12. Jetson Orin Nano Super 開発者キット

Jetson Orin Nano Super 開発者キット

▲出典:NVIDIA

『Jetson Orin Nano Super 開発者キット』は、NVIDIAがAI処理向けに販売している開発キットです。6コアのCPUと1,024基のCUDAコアを持つGPU、8GBのメモリを搭載し、AI推論の性能は67TOPSです。

カメラ映像からの物体検出や、小型の言語モデルを手元のボードで動かす用途に使えます。価格はラズパイの数倍なので、AI処理を主な目的とする場合に検討するボードです。

開発元 NVIDIA
価格 106,920円(税込)
言語
  • Python
  • C++
CPU Arm Cortex-A78AE×6(1.7GHz)
OS Linux(JetPack)
機能
  • メモリ:8GB(LPDDR5)
  • GPU:NVIDIA Ampere(CUDAコア1,024基)
  • AI性能:67TOPS(INT8)
  • M.2スロット搭載
  • microSDカードスロット×1

Jetson Orin Nano Super 開発者キット

13. Radxa ROCK 5B+

Radxa ROCK 5B+

▲出典:Radxa

『ROCK 5B+』は、中国のRadxaが開発したRockchip RK3588搭載のボードです。8コアのCPUと6TOPSのNPU、最大32GBのメモリを備え、Wi-Fi 6とBluetooth 5.2を本体に搭載しています。

M.2スロットが2基あるため、NVMe SSDを接続してNASや小型サーバーとして使えます。8K動画のデコードにも対応しています。

開発元 Radxa
価格 販売店により異なる(Radxa公式ストアでは12,200円〜)
言語 –
CPU Rockchip RK3588(Cortex-A76×4、2.4GHz+Cortex-A55×4)
OS
  • Debian
  • Ubuntu
  • Android
機能
  • メモリ:最大32GB(LPDDR5)
  • NPU:6TOPS
  • M.2スロット×2
  • 有線LAN:2.5GbE
  • Wi-Fi:搭載(Wi-Fi 6)
  • Bluetooth:搭載(5.2対応)

Radxa ROCK 5B+

14. Radxa X4

Radxa X4

▲出典:Radxa

『Radxa X4』は、Intel N100を搭載したクレジットカードサイズのx86ボードです。WindowsやUbuntuなど、パソコン向けのOSとソフトウェアをそのまま使えます。

40ピンのGPIOは、Raspberry Pi Picoと同じRP2040マイコンが制御するため、電子部品の制御にも使えます。2.5Gbpsの有線LANとM.2スロットを備えており、小型PCとして使うこともできます。

開発元 Radxa
価格 販売店により異なる
言語 –
CPU Intel N100(4コア、最大3.4GHz)
OS
  • Windows
  • Ubuntu
機能
  • メモリ:LPDDR5(容量はモデルにより異なる)
  • RP2040マイコン搭載(40ピンGPIO)
  • M.2スロット(PCIe 3.0 x4)
  • 有線LAN:2.5GbE
  • Wi-Fi:搭載(Wi-Fi 5またはWi-Fi 6)

Radxa X4

15. BeagleY-AI

BeagleY-AI

▲出典:BeagleBoard.org

『BeagleY-AI』は、BeagleBone Blackと同じBeagleBoard.orgが開発した、ラズパイと同じ形状のボードです。TI製のAM67Aプロセッサを搭載し、AI処理用のプロセッサは4TOPSの性能を持ちます。

メモリは4GBで、Wi-Fi 6とBluetooth Low Energyに対応しています。リアルタイム制御用のマイコンも搭載しているので、モーター制御などにも使えます。

開発元 BeagleBoard.org
価格 販売店により異なる
言語 –
CPU TI AM67A(Cortex-A53×4、1.4GHz)
OS Debian
機能
  • メモリ:4GB(LPDDR4)
  • AI処理:4TOPS
  • リアルタイム制御用マイコン搭載
  • 有線LAN:ギガビットEthernet
  • Wi-Fi:搭載(Wi-Fi 6)
  • Bluetooth:搭載(Bluetooth Low Energy)

BeagleY-AI

おわりに

多くの人が、シングルボードコンピューターの入門として、まずはラズパイを買いたいと思っていることでしょう。有名商品なので手を出しやすく、コミュニティも充実しているため、手に入れられれば間違いのない選択です。

一方で、ラズパイは値上げが続いています。今回紹介したボードには、AI処理やストレージの拡張性など、特定の用途でラズパイより優れたものも多いです。極めてハイスペックな製品もあれば、ひとつの機能に特化した製品もありましたね。

(執筆&編集:Workship MAGAZINE編集部)

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