【難易度順】Raspberry Pi (ラズパイ)でできること10選!! スマートホームやウェアラブルデバイスも作れる!!

【難易度順】Raspberry Pi (ラズパイ)でできること10選!! スマートホームやウェアラブルデバイスも作れる!!

昨今では様々なメディアでIoTという言葉を聞くようになりました。IoTデバイス数は2030年に1250億個になると推計されており(出典)、これからますます注目度は高まっていくでしょう。

そのような現在において、IoTを理解するために一度自分で作ってみたい!という人も多いようです。

個人でIoT機器を作る際によく使われるのが「Raspberry Pi」です。今回は、Raspberry Piでどのようなことができるのかまとめました。難易度順にまとめたので、自分のスキルに合わせて挑戦してみてください!

Raspberry Piとは

ホワートボードを持っている人

まず、Raspberry Piについての基礎知識を理解しておきましょう。

Raspberry Piとは、イギリスのラズベリーパイ財団が開発した超小型のシングルボードコンピューター(マイコン)のことです。名刺サイズでありながら、HDMI、USB、有線LANの接続ポートが搭載されているため、拡張性に優れています。

また、元々教育向けとして作られたため、安価で購入できます。最近ではIoTの流行に伴い、IoTを自作する際によく使用されています。日本では「ラズパイ」の愛称で有名です。

Raspberry Piの種類

Raspberry Piにはいくつかの種類があります。それぞれ機能や拡張性が異なるので、用途にあったRaspberry Piを購入しましょう。

現在、以下の3種類が正規総代理店で購入できます。

Raspberry Pi 3

Raspberry Pi 3(転載元:Raspberry Pi公式サイト

Raspberry Pi 3は、ラズパイの中でも最も性能の優れたマイコンです。その中でも、2018年3月14日に発売された最新モデルのRaspberry Pi 3 Model B+は、熱設計が向上されたことにより、より産業領域で使いやすくする想定で作られています。

また、Wi-FiとBluetoothを搭載しており、よりPCとして扱いやすくなっています。とりあえずRaspberry Piを使ってみたいという方にもおすすめな入門モデルです。日本では約およそ4000円で購入できます。

購入はこちら:Raspberry Pi Shop

Raspberry Pi Zero

Raspberry Pi Zero(転載元:Raspberry Pi公式サイト

2018年1月に最新モデルが発売されたRaspberry Pi Zeroですが、1500円程度と非常に安価であることが特徴的です。サイズは非常に小さく、「フリスクサイズ」といわれることもあります。

性能は他のRaspberry Piに劣りますが、消費電力が抑えられるので用途によってはこちらに軍配が上がりそうです。

購入はこちら:Raspberry Pi Shop

Raspberry Pi 2

Raspberry Pi(転載元:Raspberry Pi公式サイト

Raspberry Pi 3より安価で、Raspberry Pi Zeroより性能のいいモデルが、Raspberry Pi 2です。最近では上記の2つのモデルが使われるため、あまり使われることはありません。

しかし、Raspberry Pi 2のModel Bは制作キットが多くIoT自作にはおすすめです。

購入はこちら:Raspberry Pi Shop

Raspberry Pi できること10選

1. 音楽プレイヤー(難易度:★☆☆☆☆)

(転載元:AKIBA PC Hotline!

Raspberry Pi ZeroでMP3ファイルを再生することで簡易的な音楽プレイヤーとして使用できます。作成キットを取り扱っているショップもあり簡単に作成できます。今まで、Raspberry Pi 3しか扱ったことのない方や初めてRaspberry Piを扱う方も楽しく学べるでしょう。

参考:Raspberry Pi Zeroを使った音楽プレイヤー自作キットが登場、“色付けの少ない音”を再生

2. ラジオ(難易度:★☆☆☆☆)

ラズパイ ラジオ

(転載元:SWITCHSCIENCE

「Pirate Radio」は、Raspberry Pi Zeroを使い、小型のインターネットラジオプレーヤーを作れるキットです。また、iPhoneと接続することでスピーカーとしても使用できます。必要なプログラミングの工程が少ないため、プログラミング経験の少ない方でも、簡単に作成できるでしょう。

キット購入はこちら:SWITCHSCIENSE

参考:ラズパイでネットラジオ/AirPlayレシーバを作る

3. 水温センサー(難易度:★★☆☆☆)

ラズパイ 水温センサー(転載元:水槽用にラズベリーパイで水温計を作ってみた♪

Raspberry Piを使えば、水槽の水温を管理もできます。常に水温をモニタリングし、スマホやPCから確認するシステムも作れるので、生き物の温度管理に最適です。

複数の水槽を同時管理することもできるので、市販の製品では対応できないオリジナルの温度管理システムの設計もできるかもしれません。

参考:水槽用にラズベリーパイで水温計を作ってみた♪

4. モバイルルーター(難易度:★★☆☆☆)

ラズパイ ルーター

(転載元:MVNOの格安SIMを使ってRaspberry PiでLTE3Gモバイルルータを作ってみよう!

Raspberry Pi 3と格安SIMを組み合わせることで、モバイルルーターとして使えます。通常のモバイルルーターを購入するより低価格で実装できるので、モバイルルーターを持っていない!という人はラズパイで自作してみるのも面白いかもしれません。

参考記事では説明が丁寧にされているので、初めてRaspberry Piを使う方やIoTの自作に挑戦したい方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

参考:MVNOの格安SIMを使ってRaspberry PiでLTE3Gモバイルルータを作ってみよう!

参考:格安SIM(MVNO)とRaspberry Pi(ラズベリーパイ)でモバイルルータを作った 〜初期設定から完成まで〜

5. 監視カメラ(難易度:★★★☆☆)

ラズパイ 監視カメラ

(転載元:Raspberry Piで猫の定点カメラ(監視カメラ)を作る

Raspberry Pi zeroを使うことで、一定時間おきにカメラで画像を撮影しチャットツールのslackに投稿することも可能です。留守番中のペットが心配な時に使うことができそうです。追加でカメラを購入する必要がありますが、汎用性の高い自作IoTツールとなるでしょう。

ペットを飼っている方にはおすすめのラズパイ活用法です。

参考:Raspberry Piで猫の定点カメラ(監視カメラ)を作る

6. Slackを使った植物の水やり(難易度:★★★☆☆)

ラズパイ 水やり

(転載元:Raspberry Pi と Hubot で観葉植物の水やりを自動化する

チャットツールのslack上から、植物の水やりを自動で行えるようにした開発事例です。インターネットを経由することで、どこからでも水やりができるようになります。旅行などで植物に水をあげられない時などに役立ちます。

参考:Raspberry Pi と Hubot で観葉植物の水やりを自動化する

7. DIYスマートホーム(難易度:★★★☆☆)

ラズパイ スマートホーム

(転載元:テックブログ

これぞIoT!のような開発事例が、このDIYスマートホームではないでしょうか。iPhoneのSiriを通してエアコンやライトの操作が可能です。Raspberry Piと学習リモコンのIRKitを使い、家電の集中管理システムHomeKitを導入することで、音声での家電操作を行います。

参考:テックブログ

8. ウェアラブル端末(難易度:★★★★☆)

ラズパイ ウェアラブル

(転載元:マイナビニュース

近年流行の兆しを見せているウェアラブル端末もRaspberry Piで自作できます。市販されているものに比べ機能は大きく劣りますが、アイデア次第では既製品とは方向性の異なる、独自のウェアラブルデバイスを作り上げられるでしょう。

流行の最新デバイスを自分でイチから開発したい!という方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

参考:Apple Watchに対抗して「Raspberry Watch」を作ってみた(前編)

参考:Apple Watchに対抗して「Raspberry Watch」を作ってみた(後編)

9. 携帯ゲーム機(難易度:★★★★☆)

ラズパイ ゲーム機

(転載元:adfruit

Raspberry Pi Zeroでは携帯ゲーム機も作れます。作成難易度は高いですが、キットが販売されているためIoT機器の自作に慣れてきた方は挑戦してみてはいかがでしょうか。ただし、このキットには携帯ゲーム機のボタンや外装は付属していないため、3Dプリンターなどで自作する必要があります。

キット購入はこちら:adfruit

10. 携帯電話(難易度:★★★★★)

ラズパイ スマホ

(転載元:RaspberryPi公式Blog

Raspberry Pi 3に通話機能を追加し、携帯電話として使用することも可能です。通話機能しか有していませんが、複数の部品が必要なことや、コーディングの量が多いなどの点から難易度は高めと考えられます。ある程度IoT自作に慣れてから挑戦してみましょう。

参考:RaspberryPi公式Blog

おわりに

コード

ここまで、Raspberry Piでできることと題して、Raspberry Piの開発事例をご紹介しました。IoT自作に興味を持った方は、ぜひ自分にあった難易度の開発から挑戦してみてください。

(執筆:Kaoru Kishi)

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