リモートワークを超快適にする！おすすめツール10選

昨今の新型コロナウイルスの流行や、政府が推進する働き方改革によって一般化しつつある「リモートワーク」。そんななか、リモートワークをする「環境」も重要視されています。

これからは突貫で準備した「とりあえず作業ができるリモート環境」を、「快適に仕事ができるリモート環境」にシフトする必要があります。そのためにも、まずはツール面から見直しをしてみませんか？

この記事では、「リモートワーク」を続けてきたことで見えた課題とともに、おすすめのツールをご紹介します。

おすすめのリモートワークツール【コミュニケーション系】

1. Aipo

▲出典：Aipo

Aipoの最大の特長は、必要な機能を選んで自由に組み合わせて使えること。社内外の調整を一手に行えるカレンダーのほか、チャット、タイムカード、ワークフローといった機能ごとに料金が設定されているので、月額350円～と比較的コストを押さえた利用も可能。最低3ユーザー・1つの機能から利用できます。

2. TAGS

▲出典：suzuONE

AES128bit暗号化による、大手新聞社や銀行にも認められた万全のセキュリティが特徴です。1ユーザー180円／月と、業界最安値クラスで導入でき、ランニングコストが抑えられるのも◎。

3. NotePM

▲出典：NotePM

｢これってどうやるんだっけ？｣｢ここに書いてありますよ｣を減らす社内wikiツールです。気軽に情報発信ができるので、他チームが今どういったプロジェクトを進めているのかや、座席表、日報といった使い方もできます。

おすすめのリモートワークツール【進捗・タスク管理系】

4. Wrike

▲出典：Wrike

業務ステータスや計画の管理や、進捗状況を一元管理することができるツールです。「今日やるべきことの優先度」などを管理してくれるのでわかりやすく、「進捗の問い合わせ・確認」の必要がなくなるのがメリットです。また、導入に当たって専門家やコンサルティングのサポートを受けることもできます。

5. Group Task

▲出典：Groupe Task

タスクの依頼から進捗の管理までを見える化する、余計な機能をそぎ落としたシンプルなタスク管理ツールです。保有できるタスク数に限りはありますが、無料で使用もでき、ある程度のタスク量が増えてきても日額10円で利用できるコスト感もうれしい部分です。

6. Todoist

▲出典：Todoist

付箋で貼っておくようなtodoリストを一か所にまとめ、優先順位や日にちの管理ができるツールです。繰り返し予定の登録やプロジェクト用の大きなスペースの確保ができるほか、PC、スマートフォン、スマートウォッチなどにも対応しています。

おすすめのリモートワークツール【時間・勤怠管理系】

7. freee 人事労務

▲出典：freee 人事労務

給与事務、労務事務、会計処理の効率化を図れるツール。面倒な給与計算は勤怠データや従業員情報から自動で算出し、Webからの給与振込を可能に。手入力による計算ミスや確認の手間をなくすことで、コストや作業にかかる時間を大幅に削減できます。

8. ジョブカン

▲出典：ジョブカン

オフィスから飲食・医療業界まで、それぞれの働き方に合わせて機能設定が可能です。英語対応や新機能追加など日々進化し続けており、出退勤の管理や、就業時間の集計だけではなく、残業や休暇の申請、シフト作成等の勤怠管理に関わるさまざまな業務を手軽に管理できます。

9. kincone

▲出典：kincone

打刻に使用する交通系ICカードをカードリーダーにタッチするだけで打刻・交通費登録ができるツール。また、チャットツールからの打刻やアプリからの打刻も可能なため、リモートワークで働いている社員や外出先からの直行直帰の勤怠管理もできます。

おすすめのリモートワークツール【その他】

10. Gather

▲出典：Gather

ビデオチャットをMMORPGのような見た目で行える基本無料のウェブアプリです。公園などのマップが用意されており、RPGの主人公のような見た目のキャラクターを操作します。相手に近づくと自動的に接続が始まり、画面上部にカメラの映像が映し出され、音声チャットが開始。会社の「ちょっとした雑談スペース」として取り入れるのも面白そうです。

ツールの選び方・選ぶときの注意点

リモートワークで使用するツールを選ぶときは、オフィスでの通常業務に近い形で活用できることが大切です。機能の整備や運用ルールの設定、使い勝手はどうかなど、細かな検証を行うことで現場にも根付かせられます。

多くのサービスが2週間〜1ヶ月程度の無料トライアル期間を設けているため、そういった期間を活用して自社の運用とツールがマッチするか確かめたいですね。

リモートワークにおける課題

リモートワークが長引くにつれ、対面とのギャップが浮き彫りになってきました。主な課題としては、以下の4点が挙げられます。

1. コミュニケーションの減少
2. 進捗やタスク管理の難しさ
3. 仕事時間の管理の難しさ
4. 情報漏洩などセキュリティ面のリスク

課題1. コミュニケーションの減少

コロナ禍以後の調査では、「（リモートワークは）対面よりコミュニケーションが難しい」といった課題に対して、もっとも多くの声が上がっていました。「ちょっとこれ見てくれる？」「××を教えていただきたいのですが……」といった仕事上の疑問解消はもちろん、仕事の合間のちょっとした雑談はなかなかしづらいものになりましたよね。

「本当は同僚ともっと話したいのに……」といったモヤモヤを抱えている方も、少なくないのでは？

参照元：https://www.ryutsuu.biz/strategy/m030651.html

課題2. 進捗やタスク管理の難しさ

全員が出社していれば、ちょっと声をかけることで簡単に確認ができていた進捗やタスクの管理。リモートワークではその「ちょっとした声掛け」ができないことで、進捗・タスク管理がしづらいという課題が浮彫りになってきました。

チームとして仕事をしている会社では、全員で進捗共有ができる仕組みづくりが求められています。

課題3. 仕事時間の管理の難しさ

企業として存在している以上、勤務時間の管理は必ず行わなければなりません。しかしリモートワークが急激に進んだこともあり、リモートでも使用できる勤怠管理ツールの導入が追いついていない企業も多いのではないでしょうか？

時間管理ができていないと、過重労働や時間外労働過多などの要因にもなり得ます。大切な従業員を守るためにも、会社として整えておきたい部分です。

課題4. 情報漏洩などセキュリティ面のリスク

企業における情報漏洩のリスクは常について回るもの。いままではオフィスにいるときだけ繋げられるネットワークを導入しておけば事が足りました。

しかしリモートワークとなるとそうはいきません。導入するツールも、セキュアで情報漏洩のリスクヘッジが万全のものを選ぶことが重要な基準のひとつと言えそうです。

まとめ

リモートワークを快適にするおすすめツールを紹介してきました。

働き方改革も含め、新しい生活様式を受け入れる必要があるこの時代。リモートワークが当たり前になったいまだからこそ、今まで導入していたツールを改めて見直しながら、快適なリモートワーク環境を作っていきたいですね。

（執筆：山口真央　編集：北村有）